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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2011
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  EMMA エマ(2020) 《ネタバレ》 
96年のグウィネス版エマを観たときは、なんでこんなやな女がヒロインなのかと18世紀英国文学に相容れないものを感じました。そして最新のアニャ・テイラー・ジョイ版を観ましたら、やっぱりエマは高慢どころかゴーマンな女でした。 当時の堅固な身分制度社会というのはこんなんなのかあと勉強にはなるけれど。あのピクニックなんか地獄じゃん。行きたくねえ。 でも今作のアニャ・エマはグウィネスよりももっと現代の解釈に寄せている感がありました。「思いやりの無さ」を叱られて、半べそで反省して階級が下の者に謝罪しに行くエマは、おそらく原作よりずっと今の世に受け入れられる造形になっているのではなかろうか。 200年経って自作のヒロイン(それも貴族階級の)がプロポーズされて鼻血を出す描き方をされるなんて、オースティンも思ってもみなかっただろうなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-01-30 23:41:16)
2.  エディット・ピアフ~愛の讃歌~ 《ネタバレ》 
伝記モノのパターンであるところの「出来事の羅列」な感は否めませんが、かなりの見応えがあるのはエディット・ピアフその人の人生が真に波乱万丈だからでしょうか。特に幼少期から下積み時代の物語は貧しく厳しく、当時のフランスの社会背景にも思いを馳せずにいられません。 スターになって以降は物語の勢いも落ちてしまうのが残念ですが、マリオンのピアフっぷりが脚本を補って余りあります。ピアフは幼い時の栄養不良のせいなのでしょうか、線が細くて小柄です。本人が憑依したかのようなマリオンは、‶若い時”から猫背で摺り足気味(特にステージ上で)を一貫して通しています。年を取ってからは(といってもまだ40代!)さらに首が前に落ちて小さくなり、ステージで立っているのも気迫でどうにか、という鬼気迫る感。 歌を通してのみ自己の存在を確認している晩年のピアフは切ないほど哀しい。稀代の歌姫を見事に再現してみせたマリオン・コティヤール、オスカーに値する演技でありました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-25 23:39:44)
3.  エクスカリバー(1981)
「昔々~」で始まりそうなイングランド昔話、もといアーサー王伝説。外国人のわたしにとっては良い入門編になりました。その名を耳にしたことのある魔法使いや騎士らがちゃんと体系立って頭に入りました。 伝説のおはなしの多分に漏れず出来事が箇条書きになっている印象で、映画作品としては物足りなさを感じます。美術も学芸会の演目を見ているようだし。 ‶映画作品”にしようと思ったら、やはり「グラディエーター」のような画が必要になりますよね。それこそリドリー・スコットが手掛けたら、アーサー王もどんな出来になるでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-24 23:40:00)
4.  エクス・マキナ(2015) 《ネタバレ》 
天才頭脳が二つ。その中に放り込まれて破滅してしまった男。無理もないですよね。迎える天才側はあらかじめ準備万端なんだもの。それにやっぱり生身の人間はAIに勝てっこないですよ。これ観るとつくづく思う。だって”感情”があるんだもの人間には。AIには情操てものが無い。でも”あるフリ”はできる。蓄積された膨大なデータをもとに。おそらくネイサンはそれを知っているから支配下にあるキョウコには声を与えなかったのでしょう。心をぐらつかせるような言葉を言われるのが怖いから。 だからねえ、せめてケイレブがいみじくも言ったようにAIが「四角い箱」だったら、視覚に惑わされることが無くなる分、互角に戦えたのかもよ?美女なんかにしたらあかんよ。AIじゃなくたって、男性は現実の女にだって騙されちゃうんだから。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-01 14:37:35)
5.  エイリアン
79年当時でこの映像技術・・、凄いなあ。初見の時「あ、宇宙船の中ってこんな風なんだ」と素朴に信じたくらい凄い。パイプが何本も交錯する機関室や船体爆破装置の重厚感に心奪われる。無駄を一切廃したスリリングな展開のシャープなこと。S・ウィーバーの男らしさに惚れ惚れ。猫の目を通して凄惨な場面を想像させたり、遠隔地のビーコンで恐怖を煽る手法も未だに新鮮で粋(?)。グロすら芸術の高みに昇華した、唯一無二の正に名作。
[映画館(字幕)] 10点(2019-01-18 12:33:14)(良:1票)
6.  エイリアン2
エイリアンの一作目は私にとって別格だ。何度観たか分からない。そして二作目も好きだ。エイリアンの全体像が良く見えるから、という理由ではない。前作を上回るべく、物量作戦でいこう、という潔さが成功しているからだ。ヤツらの数もねばねばの粘着度も性質のひつこさも増している。一作目は ああどうしよう、と手に汗握りながらきょろきょろしつつ逃げる。二作目は半泣き絶叫で猛ダッシュだ。素晴らしく良くできた続編だ。 庭でせっせと雑草を取る。狭い範囲の視野からふと頭を上げて周りを見回すと、それはもうおびただしいスギナやらハコベやらに取り囲まれていることに気付く。こんな時いつも脳内でシンクロするのは、2のクライマックスにて巨大巣に入り込んだことに気がつくリプリー、あの場面。しゅんしゅんしゅんと効果音が静かーに響き、ワタシもゆっくりと首を回しておもむろに火炎放射器をぶっ放す、というわけにもいかず、またこつこつと作業を再開するわけだが。つまんないこと言ってすいません。
[DVD(字幕)] 8点(2015-06-25 00:04:00)(笑:1票)
7.  英国万歳!
フランスではエライことになる前年に英国では狂った王様の取り扱いにてんやわんやだったのですねえ。どこも大変だ。ヨーロッパ史のお勉強にはなったものの、人間ドラマとしての広がりは乏しい。ので、あまり面白くはない。映像は美しいけれど。(もっとも、女性陣にはもう少し着飾ってほしかった。) やたらと脈を取りたがったり、病人を叱り付けたりと現代から見ると奇妙キテレツな当時の医療技術を見られるのも一興ではあります。 そしてアナ・カン時のルパート・エヴェレットファンにはこの映画はまさしく悲報となるでありましょう。もうほんと誰だか分からなかったわい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-28 23:58:32)
8.  エリックを探して 《ネタバレ》 
悩める中年男エリックの、抱えてる問題はそこそこ重たいけれど監督は随分彼を生暖かく処遇するのでした。エリック、大丈夫だよ。だって友達があんなにたくさんいるんだもん。別れた奥さんだって懐深く聞く耳持ってくれるし、息子二人もややグレているけれど更正の余地あり。あとはハッパで妄想のヒーローに力づけてもらえれば、一歩踏み出す勇気も出るぞ、と。シリアスに展開するのかと思ったら、逆にユルさは加速してギャングのボス家での騒ぎはほとんどコメディ。なんかなんでも上手くいくなあと思わないでもないけど、主人公が元気を取り戻す話は楽しいし、サッカーに詳しければ倍、詳しくなくてもほのぼのできます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-17 00:18:15)
9.  永遠のマリア・カラス
カラス役はファニー・アルダン。なんかこう大きくて、ざくざくっと男っぽいんだけども、そのぶんフェロモンも奥ゆかしさ無く全開で迫ってくるものがある。好きです。劇中劇のカルメン、赤と黒の衣装が強烈に似合って、まさに“スター”といった風格。すごい存在感だ。カラスなのかアルダンなのかどっちに魅かれてるのか分かんなくなったりする。どこまで実話に沿ってるのかは分からない。アーティストである以上、カラスが偽りの興行に同意するとは思えないけども、自らを静かに見切ったラストのアルダンの表情は哀しいけど美しかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-13 23:57:06)
10.  エリザベス
エリザベス一世、この方の治世ならもっとたくさんドラマがあるのになあと彼女の前半生のお話で終わったのが個人的には残念。あ、続編があるのですか。楽しみ。肖像画そっくりのケイトが熱演していて、真紅のドレスを堂々と着こなす女王っぷりが冷たい顔立ちに映えます。J・ラッシュが今昔問わず英国王室に絡んでおります・・出た~ 今回悪そうだったなー。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-11 11:39:16)
11.  Emma/エマ(1996) 《ネタバレ》 
美しい19世紀イギリスの風俗に心惹かれるままに入っていったら、上流階級の井戸端話に放り込まれた気分。ヒロイン、エマのやってることったら完全にとんちんかんなのに、コメディの愛嬌も無く常に上から目線なんですわ。この高慢ぶり、観客を味方につけようって気はないんだな。美術さんたちの健闘ぶりは素晴らしいです。往時の風景、家屋、衣装何もかも。こんな話になっちゃうなんて勿体無い。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-11-27 16:35:52)
12.  エンゼル・ハート
落とし方がやや反則気味だし、魔王様のデ・ニーロがちょっと苦しいけども映像が甘美で秀麗。そしてデ・ニーロを向こうに回してのM・ロークの健闘ぶりたるや、感涙ものです。可愛いし健気だし、彼独特のちゃらっとした軽さが大好きだ。ああお話はどうでもいいやこの映画。今は亡き(半分うそ)美しいM・ロークを拝んでいるだけでしみじみ幸せだ。
[映画館(字幕)] 6点(2012-08-31 16:34:31)
13.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
“王”たる者にとって周囲の人間とは「臣民」・「臣下」それに「家族」の三通りしかいないのではなかろうか。「友人」は存在し得ない。神から遣わされた絶対君主に、対等な相手など認められないのだから。しかし時は20世紀、キングであっても平民のドクターに力を借りなければならない時代なのだった。「友人」という前例の無い関係を築くにあたって、それはそれは骨の折れる精神作業だったことでしょうなあ。王にとってもローグにとっても。王族の生まれとはいえ、そこは人間、けっこうなかんしゃく持ちだったり、突如迫ってきた王座のプレッシャーに耐えられなかったり、コリン・ファース演じるジョージ6世はしごく生々しい人間くささをあらわして、畏れ多くも共感できる。妻を相手に「重大な間違いだ。私は王なんかじゃない。」と弱音をぼろぼろこぼすジョージ6世。ああ、弱いところを見せられる相手がいて良かったなあ、と思った。その王妃を演じるヘレナがまた上手い。背中まわりの肉付きのよさにトシを感じてしまうけれど、それがまた王妃たる貫禄になってもいる。ラストのスピーチにはまんまとほろりとさせられた。一言一言、王様が単語を発するたび、次を促すべくローグとともにリズムをとる自分がいた。それにしても、これから戦争だという緊張のほかに、王のスピーチのつつがなきことをも祈らなきゃならなかった関係者各位の気苦労を思うと・・大変だったろうなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-12 00:05:12)(良:1票)
14.  英国式庭園殺人事件
最初から最後まで意味がわからなかったことは確か。でも妙に記憶に残る映像美ではありました。時間を潰してもよい、という奇特な方向け。
[ビデオ(字幕)] 5点(2011-09-21 18:17:18)
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