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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2011
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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21.  ブラックブック
まあなんと濃密で疲れる140分であることか。監督の描く“人間そのもの”が生々しいったら。狡さも善良さも愛も嘘も、人間を構成するこれらのものを内側からひっくり返してはらわたまで引きずり出してみせる、この悪趣味なこと!ナチにもレジスタンスにも一般市民にも残虐な者、狡猾な者、良き心を持つ者、判断を誤る愚かな者がそれぞれ一定数存在していて、ナチ=悪、レジスタンス=正という安易な筋立てとは一線を画す。そしてそれこそがリアルな人間社会のような気もする。 「あ、良かった、うまくいった」と安堵したのも束の間、次の瞬間には梯子を外され急落下の繰り返し。すごくたくさん嫌な汗をかく。個人的にはロニーが好き。彼女だって必死に生きていたに違いない。けれどそれを表に出さず、身体を張ってしたたかに生き抜いた軽やかさに惹かれた。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-18 00:49:11)
22.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 《ネタバレ》 
続編の宿命、とでもいいますか、前作よりもパワーアップしなければということで、C・ファースはより一層不器用に、H・グラントはより一層ヒキョー者に。で、レニーは二回りほど太っての登場。ええー、レニーそこですか・・。パターンは一緒なので前作を楽しめた向きには今作もそこそこ楽しいはず。コリンとヒューのキレの悪い取っ組み合い、おじさん同士ハアハア言ってて笑わしてくれます。展開はもう、先がまるっと読めちゃうんだけど、いや秘書の彼女がブリジットに惚れていたとは予想できなかったわ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-22 23:14:16)(良:1票)
23.  ブーリン家の姉妹
映画の感想で、歴史上の人物の悪口を言うのはなんか違う、とはわかっているのだけどヘンリー王ってやっぱどうかしてるわあ。ほいほい貴族の首がとぶ時代とはいえ、6人も王妃を娶ってうち2人の首を斬るって・・ああ猜疑心が渦巻く王宮の凄まじいこと。エリック・バナが肖像画と違いすぎる。あんな気弱なイケメンなんかじゃなかったはずだー絶対。いかにして娘を王に差し出すか、という節操の無さがお話の大勢を占めているのだけど美術は完璧だし、王妃役のアナ・トレントがひとり凛として美しくて私は完全に王妃派でした、はい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-18 17:55:31)
24.  ブリジット・ジョーンズの日記
なんたって配役がパーフェクト。ブリジットには、もうレニーしか考えられないし、H・グラントの不誠実炸裂っぷりもC・ファースの生真面目キャラもぴったりはまる。30女の恋愛コメディとしてエピソード等はベタだけど、役者さんたちののびのびした明るさと、コリンのお料理姿がキュートだったり(個人意見)でなかなかに楽しい作品。ブリジットがやたら出してたお尻よりも、個人的にはどぎつくはっちゃけてたブリジットおかんの方が妙に印象に残ってしまった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-02 17:24:22)(良:1票)
25.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 
どこを切っても狂気の成分でできている戦争という出来事を冷え冷えとしたクールさで描くキューブリック。戦地に赴く前から、徐々に狂ってゆく若い志願兵たち。人格を破壊され、兵器になり損ねたデブが狂気の中で死に、支配者だったはずの教官すらデブの狂気に巻き込まれて死ぬ。“フルメタル・ジャケット”と化した残りの者たちも、まるで無駄撃ちされる弾丸のごとく次々死んでゆく。スローモーション無し、バラード調の音楽も無し。狂気の世界に被ってチョイスされるは阿呆みたいに能天気な音楽、ああこれこそがキューブリックテイスト。痺れた。戦争映画なのに映像も妙に美しい。デブが臨界点に達した真夜中の青いトイレ、廃墟のあちこちでゆれる赤い炎。ラスト、血まみれのミッキー・マウスが凱歌をあげて行進する。きっと奴の黒目は狂気で真っ赤だ。戦争を悲劇とみなしたり、怒りをこめた映画は多い。けれど、闘う人間の業そのものを冷笑してみせるのはキューブリックをおいて他にいない。凄いと思うんだ。
[DVD(字幕)] 9点(2012-12-19 17:18:54)
26.  フル・モンティ 《ネタバレ》 
賢い子供とダメ親父という構図に私は弱い。本作でもガズの息子の愛おしいことったら。“あーオヤジだめだなー しょーがねえなこの人”と半ば達観しながら、でも好きで行動を共にする。「返せるんでしょ?」と言いながら小遣いから手付金を払う。終盤怖気づいたガズをぴしっと叱咤する。ううー、いい子だあ。一晩だけのショー。おそらく養育費を払ったら、明日からまたすかんぴんの生活は続くんだろう。でも下ばかり向いてないで何かやってみたら、けっこういいことあるのかもねと押し付けがましくなく背中を押された気分。いろいろ可笑しいんだけど、防犯カメラの映像見ながらつい振り付けチェックしてしまうとことか冒頭の“友だちの定義”がイギリスっぽくて面白い。男性ストリップに興味は無いですが・・んーガズなら見てみたいかな。あと“ランチボックス”級だという彼のも。
[ビデオ(字幕)] 9点(2012-04-21 18:48:44)
27.  フィフス・エレメント
良さそうだなと思ったのは導入部だけで、あとは完全に振り落とされた。置き去りです。趣味が高じてとうとう独りよがりになってしまったL・ベッソンでした。
[地上波(吹替)] 2点(2012-01-22 16:33:10)(笑:1票)
28.  フォーリング・ダウン
脂ぎってないM・ダグラスが実に斬新。
[映画館(字幕)] 6点(2011-12-20 01:53:00)
29.  ブラス!
すごく好き。この映画は人生そのもの。こういう作品に出会いたくて、私は映画を見続けている。なにしろ先の生活が見えない現状で、イギリスだから天気もぱっとしなくて。生活のために誇りを犠牲にしなくてはならなくて。八方ふさがりに見えて、尚ユーモアを失わない彼らに感嘆する。英国人の底力、とも思う。ユーモアを持ってしても、ついに心の折れたフィルとその家族に差し出される隣人や同僚の心遣いが、人としての普遍的な優しさに溢れている。ラストでの音楽一辺倒に見られていたダニーの、共同体を代表した政治批判が心に響く。「彼らは素晴らしい音楽を奏でることができる。だがそれが何になる?」音楽は、必ず結実すると思いたい。人の心と尊敬を勝ち得るものだと思いたい。少なくとも私は、隣人のような彼らを尊敬する。威風堂々、まさしく顔を上げて、人生を生きていってもらいたいと願っている。
[ビデオ(字幕)] 10点(2011-11-26 15:37:43)(良:1票)
30.  ファーゴ 《ネタバレ》 
コーエン作品の中では、まだしもとっつきやすい。けど、見たことない料理食わされた気分。変な味だなあ、うまいかまずいかっていったら美味しくはないよなあ、みたいな。口に合うかどうか、がポイント。私にとっちゃ登場人物が一人残らずなんか変。穴だらけの犯罪を画策するディーラーも、身代金を値切る舅も、遺体を見てもミミズを見てもメシが食える妊婦の婦警もああ不気味だ。かどわかされた奥さんもさあ、無理でしょうがもちょっと落ち着け。この生理的な違和感、監督の思うつぼなのかしら。共感できたのはブシェーミのこの台詞のみ。「お前ら馬鹿じゃねーのかっ」犯罪者だけど、彼。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-10 17:56:16)
31.  プライドと偏見 《ネタバレ》 
嫌いから始まって、誤解も生まれてあららでも誤解がとけるのと同時に自分の気持ちに気付いちゃうってあーこれは昔の少女マンガのパターンまんまだよ。100回位読んできたので免疫あり。ウィッカムの爽やかさに絶対裏がある、と珍しく先読みも当たったりと全編意外性もないのですが、にもかかわらずくらっと心が動いたのはK・ナイトレイの首元の美しさと泥臭さを後半誠実な純朴さに見せることに成功したM・マクファディンの演技のせいかしら。18世紀の女性たちの社会的事情も興味深かった。コリンズと超妥協で婚約した親友シャーロットの「27歳、もはや両親のお荷物よ」の台詞がしみじみ切ない。器量が今ひとつなとこがよりリアル。末娘たちのはしゃぎっぷりが偏差値の低い女子高みたいだけど結婚の重みが違うのですね当時は。殿方探しの気合が半端じゃないわけだ・・。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-29 12:23:18)
32.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
キューバ音楽の素敵なこと。出演人物の平均年齢70歳!というじいさんたちの立ち姿のかっこいいこと。声の艶やかなことったら。街角でゲームに興じる「忘れられた過去のひと」然としたじいちゃんたちがステージ上で鮮やかに音楽を紡ぎだす。素敵だあ。貧しそうではあるのだけど、どことなく情緒のあるキューバの街並みも印象的だった。お天気が良くてのんびりしていて、もしかしてこれは豊かさなのかしら、とふと混乱。
[地上波(字幕)] 8点(2011-08-14 14:54:38)(良:1票)
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