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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2005
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 《ネタバレ》 
猫がいるから歌を聴いてもらえて、雑誌が売れて手記の依頼も来る。猫がいたから映画化にもなる。猫って偉大だなあ。 主人公が感謝すべきなのはボブと、労を執ってくれたソーシャルワーカーの彼女ですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-11-11 23:29:37)
2.  僕たちのラストステージ 《ネタバレ》 
キャリアの頂点を過ぎるというのは残酷な扱いを受けるものです。「あの人は今」なんて言われ方をされますし。 一世を風靡したローレル&ハーディでさえ、娯楽の座が映画館からテレビへと映る時代の変化に取り残されてしまい、今でいうなら「大物」なのにドサ回りのような巡業に甘んじることに。自ら何度も映画プロデューサーに電話をするスタンの姿は切なくはあるのだけど、喜劇役者としての矜持でいつもピン、としていてその尊さが胸を打ちました。もう泣けました。 なんといってもこの映画、ローレル&ハーディに対して敬意があふれています。お二方を完コピしたジョン・C・ライリー(なんて凄い特殊メイクだろう)とスティーヴ・クーガンの仕事が素晴らしい。この、泣けてしょうがない胸のざわめきが‶スタンとオリー”になのか‶ジョンとスティーヴ”に対してなのか、自分でもわからなくなっちゃった。 それに戦前のお笑いってやっぱり素朴で良いなと思いました。毒気が少なくて絶妙にとぼけていて、あの時代に生きていたらお腹を抱えて爆笑できたのになあ。今ではくすくす笑いでの鑑賞ですけど、十分幸せな気持ちになりました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-03-26 09:47:54)
3.  ホテル・ムンバイ 《ネタバレ》 
ホテル・ムンバイの中に連れて行かれたような凄まじい臨場感でした。回廊の中を逃げ惑い、非常階段を駆け下り、背後からあるいは頭上から雨あられと銃弾を浴びせられるような。実話だということで恐ろしさは五割増し、ダイ・ハードを観ていた時の‶ハラハラを楽しむ”心の余裕はゼロです。 そう、マクレーンのような絶対的ヒーローが実話にはいないのです。アーミー・ハマーが手縄をこっそりほどくことに成功しても活躍には至らない。「元」プロ軍人のロシア人ですら丸腰では戦えない。地元警官二人も犯人狙撃に成功しない。この ‶上手くいかなさ”が痛いほどに現実的なのです。 それなりの存在感を与えられていた人物が容赦なく死んでゆく。誰が生き残るか全く読めない。テロのリアルな恐ろしさがここにあります。 犯人らの余りに非道な行いには震えるほどの怒りを感じるけど、こんな凶行に及んだ彼らの目線も織り込んであって考えさせられます。絶望的な格差社会の底辺で貧困にあえぐ彼らの家族。希望したレストランが満席なくらいで機嫌を損ねる金持ちがいる一方で、水洗トイレすら知らずに育つ若者がいる。そしてそんな貧者の心に宗教をもって入り込んで人殺しの駒に使う指導者。悪いのは誰なのか。単純に答の出せない今世紀の大問題をも提起した作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-16 23:17:26)(良:2票)
4.  ホテル・アルテミス 犯罪者専門闇病院 《ネタバレ》 
治安悪な近未来を背景に、犯罪者お助けホスピタルを舞台としてその女医に名女優ジョディ・フォスターを配したわけですが。ジョディをこれでもかと老けさせて老練さを演出し、擬似ブレードランナーな映像をこしらえてはみたものの、お話がつまんないんだよな。 女医の亡き息子の過去と関係のある女性警官のくだりはエピソードとしての掘り下げが甚だ浅い。ラスボス登場なるもボス感が弱く、周辺をうろうろするチンピラな登場人物らの存在感も軽い。この要所要所での情感の乏しさは、バラエティ等の再現ドラマを見ているのと同じ感覚です。実に薄味な映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-04-25 23:19:43)
5.  ホテル・ニューハンプシャー 《ネタバレ》 
ほんと、何映画と紹介していいのか甚だ悩むへんてこな本作品、初めて鑑賞したのははるか昔。あの頃は若さゆえ、作品の意味を探すことも放棄したけどこの度再トライ。そしてやっぱり分かんなかった。 「開いた窓は見過ごして(飛び降りぬよう)」「前を向いて生きる」。テーマとしては優秀だしたしかにこの家族全員前向きではあるんですけどね。とにかく降りかかるトラブルの数々がシャレにならない、もちろんコメディにもしづらい深刻な案件ばかり。なのに全然重たくならないの。むしろコミカルな描写もあるのね近親相姦の場面だったりするのに。 分かんないなあ。視力を失ったり末娘が自死したり、それひとつで映画一本になりそうな大変な出来事を「どうやって」乗り越えるのか、心の説明が一切無いんだもん。名女優J・フォスターすらこの脚本では役の掘り下げが難しかったのではないかな。つん、と上を向いた強気一点張りの演技で押すのみ。 鑑賞中、唯一心躍ったのは我が愛しのナスターシャ・キンスキーの輝ける美貌。もう途中からは彼女を画面に見つけることにのみ集中しましたね。変な熊の着ぐるみさせられて、でもモサモサの胴体部分すら気にならなくなるほどの麗しいご尊顔。なのにどうして世界一の美女を「不細工な女」の役に充てるの?そういや冒頭も熊だった。熊って何。ああわからないこの映画。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-27 23:12:31)
6.  僕が星になるまえに 《ネタバレ》 
私は闘病モノが大変苦手でして、かなりの確率で避けてきているのですが、現時点でのマイ・ベストな役者であるB・カンバーバッチの仕事であるならば、と意を決して観賞しました。 余命わずかな人間の諦念、未練、慟哭、そういった感情を推し量ることはとても不可能だし辛いけれど、ベネディクトは感服するほどの役者魂で丁寧にジェームス像を立ち上げていたように感じました。 お話もまた、お涙頂戴で盛り上げようとするような下品さが無く、むしろ淡々としています。中年にさしかかる友人たちの叶わなかった夢だとか、現実と折り合って生活を優先することへの諦めに似た安住感など、それぞれの人生模様が旅の所々で語られます。英国の決して華美でない荒涼で凛としている自然も、ビターな物語に背景としてぴったりマッチしました。 ラストは賛否両論呼びそうですね。ちょっと予想もしなかったので驚きました。個人的にはジェームズの意思を尊重したいとは思う。しかし友人としてあの場にいたら、簡単に割り切れるものではないよなあ・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-23 18:34:27)
7.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
いかにもイギリス映画な笑わせ方、にやりというかくすっというか。こういうの大好き。大真面目に白鳥探して、殺人事件が起こったつーのにご近所トラブル仲裁しに行かなくちゃなんだからね。いやあ・・ばかばかしー・・(脱力)。フザケた話ながら登場人物のキャラが、スーパーの店員に至るまで個性的で粒揃いで、これまたイギリスを感じたのでした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-18 14:17:00)
8.  炎のランナー 《ネタバレ》 
音楽が素敵だし、ケンブリッジの重厚感も堪能できるしで上品この上ないのですが、畏れながら申し上げますとお話がつまんないっす。個人のドラマはあるにはあるのだけど。ユダヤ人の彼は学長から「プロに堕ちるな」と説教されて方向性の違いにいちいち民族差別を感じて大変そうだし、宣教師の彼はトレーニングと布教活動の両立が困難で。・・でも心に響くような描写でもなく淡々としてるんだなこれが。安息日には走らないってくだりが一番驚いた。
[ビデオ(字幕)] 5点(2012-06-06 01:24:50)
9.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
ルワンダで何が起こったのか、ドキュメンタリーで知ってはいたけれどもやはり異様な迫力だった。何度でも衝撃を受ける。繰り広げられる理不尽な暴力に、「やめろぉー!」と画面に叫びたくなる。人間に対して絶望しそうになるけれども、一方で一個人の良心のみを信条に大量の難民を匿ったホテル支配人や、蛮勇を奮って戦い続けた国連大佐、身を危険にさらして孤児を助けた赤十字の職員のような人間もいたわけで、手を合わせたくなる気持ちにもなる。舞台は違うけれども以前TVでコソボでの民族浄化の実態を国際的に知らしめようとしていたかの国の代表が、アメリカ人記者に「なぜ我々の税金を使ってあなたたちを助けなければならないのか」と問われていたのを思い出した。彼の返答は「なぜならそれが人間として正しいことだからだ」だったと思う。D・チードルも言っていた。「外の友人に知らせよう。彼らが恥じて手を差し伸べてくれるよう。」“正しいこと”をせずに見て見ぬふりをするのは恥ずかしいことなのだ。渾身のメッセージというのはどすん、と重みをもって伝わるもので、剛速球で飛び込んできたこの映画を私もぎりぎり踏ん張ってなんとか正面から受け止めた。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-03-09 18:35:50)
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