381. ワルツ・オブ・ザ・トレアドールズ
ピーター・セラーズ老将軍の見た目役作りは通常運転で流石ではありますが、艶笑コメディとして色気も無く笑えるところも無く。イギリステイストの悪い面を感じる残念な作品・ [DVD(字幕)] 3点(2022-11-17 02:18:34) |
382. 真夜中の銃声
脚本がお粗末に過ぎます。クリスティン・スコット・トーマスは目を瞠る美しさではありますが、身勝手で浅はかでしょうもない人物像で、絡む男性陣も枕を並べて討ち死にのような魅力皆無の者ばかり。時代背景も思わせぶりなだけ。サスペンスの「サ」の字もありゃしない。画面がパッと華やぐアン・バンクロフトの貫禄十分のお姿に加点。 [DVD(字幕)] 3点(2022-03-08 04:06:44) |
383. シンドバッド虎の目大冒険
《ネタバレ》 ジェーン・シーモア出演以外の知識無く鑑賞。お綺麗ですが他作での神々しいまでの美は感じられず。その他全員揃いも揃っての大根芝居が特撮怪物話の添え物だとしてもお寒い限り。黙々と主人に仕えた挙げ句に使い捨てカイロ扱いされたミナトンの存在感たるや。足下にも及ばない大物二世役者のペラッペラぶりを改めて思わされるところです。 [DVD(字幕)] 3点(2022-02-24 16:10:30) |
384. あの胸にもういちど
お目当てアラン・ドロンは「顔だけ」の存在でガックリ。冒頭から30分間程ずっとバイク疾走シーンで What is this movie ? 何となくストーリーらしきものが見えてきても相変わらずレベッカが疾走しています。多分そうなるのだろうという予感通りでのお開きにやはり What is this movie ? feel disappointed 宮崎あおい似のマリアンヌ・フェイスフル全裸レザーライダースーツが峰不~二子ちゃんのモデルだったという「へぇ」に1点。 劇中ドロンの what is love ? 学生相手の講釈に1点。このシーン以降 Haddaway の what is love が駆け巡ったところに1点。 [DVD(字幕)] 3点(2021-05-09 23:55:17) |
385. アンナ・カレニナ(1948)
1935年版鑑賞済ですが粗方忘れています。グレタ・ガルボとは違ってヴィヴィアン・リーのアンナは華に欠け身勝手にも程がある不倫女のイヤな部分のみ強調されて萎えます。アンナの浅はかさを浮かび上がらせるカレーニンとキティの描写に加点。 [DVD(字幕)] 3点(2021-04-13 04:18:34)(良:1票) |
386. ハイネケン誘拐の代償
《ネタバレ》 詐欺的な広報戦略に引っかかりました。客寄せアンソニー・ホプキンスにガックリ。被害者側&捜査当局側の描写皆無での展開結末に「ああ、そうですか」としか思えません。ハイネケン・グリーンボトルはさっぱりとした美味しさなのですが、本作はサッパリでした。 [DVD(字幕)] 3点(2021-04-05 09:37:17) |
387. 地獄のアパッチ
《ネタバレ》 当たりはずれの落差が大きいフィリップ・ヨーダン脚本で大ハズレ(泣)な本作。「バラのつぼみ」もとい「四月の朝」の謎に迫る物語ですが、筋が追えない(疲)、結末は口アングリ(呆) お目当てリー・ヴァン・クリーフは髭無し、髪有り(カツラ)、パンツ一丁の裸体(結構ムキムキ)、オープニング&エンディングにおけるラップのような歌唱(微妙)、ベッドシーン(ぎこちない)と激レアなお姿で、先住民で北軍大尉という役柄にも哀愁が微塵も感じられなくガックリ(憔) 本サイトの基準にピタリと当てはまる作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2021-01-25 02:38:18) |
388. ゴスフォード・パーク
高貴なのは生まれた家柄で中身はゲスな貴族達と人の悪口しか話題の無いゲスな使用人達のくだらないハナシを延々と聞かされて、グッタリ。「いつまでやっとんじゃい!」降ってわいたような殺人事件も何のインパクトも感じず。豪華俳優陣でありながらの体たらくの責任は誰にあるのだろうか。再見してみたいとは露ほども思えない愚作。 [DVD(字幕)] 3点(2021-01-02 02:25:24) |
389. 地底王国
地底探査機操縦室にそぐわない服装の2人にいや~な予感が漂い、最初の着ぐるみ怪獣登場に「これは、アカンわ」その後も似た様なヤツが定期的にお出ましに。これを怖がるのは今時は2歳児までと思われます。突っ込みどころしかない中での極めつけが英語を喋る人間達が生活している事。名優ピーター・カッシングは「私も一度はこのような人物を演じてみたかったのだよ」いわんばかりのおとぼけキャラ。その希少価値のみに3点。メイキング映像での真面目な仕事ぶりに、フクザツな心境になります。 [DVD(字幕)] 3点(2019-09-29 00:45:04) |
390. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》 監督十八番の映像表現によるダンケルクの戦いを描いた本作。立っているだけのケネス・プラナーを始めとして33万人救出の感動が何一つとして湧き上がらなかった。凝った絵柄(+1点)のニュース映像であって映画としての面白味が皆無の作品。 [DVD(字幕)] 3点(2019-05-16 16:15:26) |
391. アガサ・クリスティー ねじれた家
魅力のカケラも無い一族の罵り合いがひたすら続くだけ。謎解きの妙が無い。居ても居なくても良いキャラだったお目当てテレンス・スタンプ。父親ジェレミーには遠く及ばない青臭いマックス・アイアンズ。極めつけが犯人及び犯行動機及びエンディングで「はぁ? 何なんそれ?」アガサ・クリスティが語る「自身の最高傑作」に「本当にそう思ってるのか」問い詰めたい気分。広報戦略にひっかかった感満載の作品。 [映画館(字幕)] 3点(2019-04-28 02:18:43)(良:1票) |
392. 007/カジノ・ロワイヤル(1967)
007作品でのシャルル・ボワイエに期待を寄せたのですが。「まだか、まだか」と思っているうちに終了して愕然。速攻観直して確認出来ました。眼鏡のせいもあるし、オーラが感じられなく残念。「ジョージ・ラフトはどこに出てた?」で更に再見でやっとこさ発見。泥沼に咲いた一輪の蓮の花を思わされたコイントスの姿・崩れ落ちる姿に往年の名シーンが甦ります。イメージが覆りそうな弾けっぷりのデボラ・カー、針で突いたら弾け飛んで行きそうな存在感満点な巨体オーソン・ウエルズ、イメージにドンピシャだったネズミ男っぷりの大嫌いなウディ・アレンが印象に残ります。他にもスターがズラリと居並び、馬鹿丸出しのコメディで共演している事に感心します。超絶駄作にしてある意味貴重な珍作。 [DVD(字幕)] 3点(2019-01-27 23:30:40) |
393. ジンギス・カン(1965)
《ネタバレ》 欧米人が演じる違和感はまだしも、モンゴル史に疎い私でも直ぐに分かる史実無視の物語に唖然となります。お目当てジェームズ・メイソンは始終浮かべていた薄ら笑いの表情、台詞回し、更にあろう事か惹かれて止まないベルベット・ボイスにも気色悪さを感じてしまった。自分に正直なレビューを心掛けているものの、これはショックな出来事。見せ場も無く、亡骸の顔はやはり笑ってたのか、気になって以降の展開は上の空でした。「ローマ帝国の滅亡」の翌年「ロード・ジム」と同じ年に作られた本作、スケールは同じくらいでも中身は空っぽの駄作に出演した理由を知りたいところです。 [インターネット(字幕)] 3点(2019-01-06 01:07:59) |
394. 最後の突撃(1944)
喜怒哀楽の感情が何一つ湧く事が無かった初めての戦争映画。監督は戦意高揚作品を撮ったのか撮らされたのか? 腕の振るいようが無かったのかやる気が無かったのか? 本サイト3点の基準がそのまま当てはまる期待外れ感が大きい作品。 [DVD(字幕)] 3点(2018-07-29 14:16:09) |
395. 戦争のはらわた
血まみれサムの異名通りの戦闘描写を観ているうちにどうした訳か眠くなってしまいそのままリタイアする事4回。ジェームズ・メイソン出演作なのでこのままじゃアカンという事で私的禁じ手のネタバレ起承転結を読んでから鑑賞し5日目にしてようやく完走できました。あ~、しんどい。シュトランスキー大尉のキャラやシュタイナーが「全ての将校が嫌いだ」と大佐に言い放つのに監督の私怨が重なって見えました。ストーリーは戦況も作戦も戦術もなく「攻めてきたぞ~」「迎え撃て~」(インディアンの襲撃のよう)の繰り返しであり、これでもかのスローモーション映像が退屈。ジェームズ・メイソン演ずるブラント大佐の人物像も何の魅力も感じず。かなり面白くない作品でした。シュトランスキーがトリービックに「彼(ブラント)の声の調子が嫌だ」と吐き捨てるのに、何ちゅうこと言うんや(怒)、もしかして監督もそう思ってるのかなぁ(笑)すごく印象に残るシーンでした。 [DVD(字幕)] 3点(2018-06-20 14:20:20) |
396. オックスフォード連続殺人
《ネタバレ》 高邁な数学・哲学理論で彩られていながら事件の真相は数学に何の関係も無い下々の人間臭い動機であるのに白けてしまい、お粗末な結末に「何じゃこりゃ」 天才数学者役のジョン・ハートは見せ場は無く客寄せパンダのようでガックリ。暇つぶしにもならない駄作。 [DVD(字幕)] 3点(2018-03-11 21:40:43) |
397. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 ゲイリー・オールドマンが何かのインタビューで自分の出演作を子供に見せられないと言っていたのを思い出す。さもありなん。レクターにそそのかされたコーデルがあっさり裏切る姿がベストシーン。あとは気色悪いだけの駄作。ジュリアン・ムーアは前作から20年後の設定なら納得。 [DVD(字幕)] 3点(2018-02-25 22:18:51) |
398. 月下の恋
霊の存在を否定する男が数々の心霊現象を目にするありがちな物語。ボディダブルのベッドシーンはトンチンカンな邦題に相応しい失笑モノ。昔あったCM「きれいなだけでは叱られます」があてはまる何も心に残らない凡作。 [DVD(字幕)] 3点(2017-11-15 14:12:50) |
399. マラヴィータ
《ネタバレ》 マーティン・スコセッシ、リュック・ベッソン、デニーロの組み合わせでのお決まりの暴力シーンが満載なのはまだしも、嫁・娘・息子までもが暴れて鬱憤晴らしをしているのに嫌気がさす。ラストのドンパチではトミー・リー・ジョーンズの見せ場が無いわ、敵方がアッサリとやられてしまうわ、ご近所さんを始め多くの人が巻き添えになるわで後味の悪さこの上ない。去り行く車を「お前等だけ幸せに暮らせると思うなよ」と思いながら眺めてた。こんな犬畜生にも劣る一家を保護するFBIジョーンズさんの心中お察し致します。 [DVD(字幕)] 3点(2017-04-16 15:01:35) |
400. マダム・フローレンス! 夢見るふたり
金に物を言わせて道楽に興ずる夫人。金にひれ伏して真実を伝えない人々。その最たるはシンクレアであり若い愛人をキープしており、善人ぶるヒュー・グラントの持ち味が相まって愛しているのは夫人の資産で、女主人に忠勤な執事にしか見えません。ジャイアンのように原っぱの土管の上ではなく世界の檜舞台での姿にはうすら寒さが募り、こんな話に何一つとして共感できるものがありませんでした。 [映画館(字幕)] 3点(2016-12-01 22:08:05) |