401. ことの終わり
肉欲まみれの不義密通の物語だけならご愛嬌ですが、宗教色の強さに白けました。執拗に「神」を口にする二人ですが、不貞を誰にも見られていなくても神様は見ているのだとはこれっぽっちも考えられないのでしょう。加えて、空爆に見舞われ生死がかかっている時世に「戦争も味方してくれた」とのたまうアホさ加減にドン引きします。 レイフ・ファインズはナルシストの間男ぶりが板についております。 [DVD(字幕)] 3点(2012-09-20 00:12:39) |
402. 神に選ばれし無敵の男
ナチスによるユダヤ迫害の暗雲立ち込める不気味さが漂っていました。ナチスの本質を感じ取っていたハヌッセンのキャラが際立っていたのに対して同じく感じ取っていたジシェは何とも中途半端な存在でいけません。思わせぶりなだけの弟もいけません。盛り上がりのない退屈な作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2012-01-05 03:10:21) |
403. 007/死ぬのは奴らだ
シリーズならではの魅力を何一つ感じない愚作 [地上波(吹替)] 3点(2011-06-04 19:28:14) |
404. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
線が細いながらも、偏執狂的な雰囲気が漂うジョナサン・プライスに3点。彼に揶揄されていたカンフー・お姉ちゃんのミシェル・ヨーは、何一つとして魅力を感じないボンドガールとして記憶に残っています。 [ビデオ(字幕)] 3点(2010-05-02 15:20:26) |
405. イングリッシュ・ペイシェント
《ネタバレ》 ハナの物語によけいなモノがくっついて二兎追うものは一兎も得ず状態となったようです。夫婦や友を死に至らしめ、あまつさえ、Noble obligationに反し国家をも裏切った売国奴の不倫をダラダラダラダラ見せ付けられるのは苦痛でした。アカデミー賞を多数獲得しているようです。他人様の評価に対してとやかく言うのは独り善がりなので「ふ~ん」と言うに止めます。 [DVD(字幕)] 3点(2009-07-19 01:57:13) |
406. 落ちた偶像
妻の性悪さは描かれているものの、愛人の人となりが描かれておらず、不倫モノとして感ずるものがありません。また、どうせ分からないのだからと子供の前で不倫に及び口止めし嘘をつかせる男の不用意さと、やたらと覗き見し盗み聞きするこましゃくれた子供に、嘘が事態を悪化させてゆく展開を経ての結末に至るまでサスペンスモノとしてのハラハラ感も感じません。ただただ、イライラするばかりで期待が大きかっただけにガッカリです。邦題の意味も理解できません。 [DVD(字幕)] 3点(2008-01-18 00:08:15) |
407. えびボクサー
タイトルを見まして、えびボクサーがダメボクサーのトレーナーとなって二人三脚(?)で世界タイトルを奪取するストーリーが思い浮かび、百円でしたので借りてしまいました。こんな企画で作品が出来上がったのはある意味驚嘆します。大昔のウルトラマンシリーズに出てきそうなえびは殆ど動きも無くキモチ悪さしか感じず、「21世紀は何でもありだ」と言うのなら、えびが喋ってくれれば良かったような気がします。中途半端なストーリーで、おじさんがえびに人を愛する事を教えてもらわんでよろしいのです。自分はおなかを抱えて笑い転げたかったのです。ざんね~ん。 3点(2005-02-15 07:01:24) |
408. ブリジット・ジョーンズの日記
《ネタバレ》 コメディとしては笑えず、ラブストーリーとしてはホロリとさせられない作品です。相対した時には自らを必要以上に大きくも小さくも見せる必要はないという部分では「ありのままに」です。しかし、月日が経っても何一つ変えようとせぬままでの「ありのままの私なの」は、ぐうたら女の居直りにしか聞えません。ダイエットひとつをとってみても、彼に美しくなった姿を見てもらいたいの一念が持続の源で恋する喜びなのです。成功しても恋が成就するとは限らない事を思うと本作の結末には馬鹿馬鹿しさに脱力感を覚えました。 [ビデオ(字幕)] 3点(2004-12-16 00:38:49) |
409. ディープ・ブルー(2003)
自分はドキュメンタリー大好き、海が大好きです。「誰も見たことの無い世界を見せてあげよう」に物凄く期待しました。スクリーンに身を委ね、日常の世界を何もかも忘れ、ひと時を神秘の海中をゆらめく気分に浸りたかったので映画館へ出かけたのですが。見た事のある映像がありましたし、ビデオなら音が消せますが、やかまし過ぎる音楽には辟易しました。時間とお金をかけた甲斐がなかったのは無念でした。 3点(2004-09-19 00:23:44) |
410. 恋の闇 愛の光
ロバートの成長を描いているようだけど少しも心に響いてこない作品だった。メグ・ライアンの心境もよく解らなかったし、ヒュー・グラントも気持ち悪い奴にしか見えなかった。 3点(2004-03-06 07:42:29) |
411. トゥームレイダー2
体力の衰えを痛感する自分にとって天下無敵のララ・クロフトを見てため息が出ました。あんなに人を殴れれば気持ち良いでしょうね。鮫まで殴って。自分にはあの鮫が色んな人の顔に見えました。 3点(2003-12-29 22:48:09) |
412. ファーゴ
《ネタバレ》 ウィリアム・H・メイシーが印象深い。小心者で小ずるく事態が最悪の方向へ向かうのに戸惑う様子がよーく表現されていた。それゆえにあっさりと何の台詞も無く捕まった脚本はお粗末に過ぎてとてもとても腹立たしい。映画って映像だけではないと思う。それと二人とも初めて見たけれど、フランシス・マクドーマンドの演技の何処をどう見てオスカーが与えられたのか理解できない。彼女が獲れてメイシーが獲れなかったのは信じられない。間違ってる。腹立たし過ぎる。コーエン兄弟って偉大らしいから他の作品に期待しよう。 3点(2003-12-14 01:56:36) |
413. 荒野の千鳥足
ドナルド・プレザンス目当ての鑑賞。 全編を覆う飲んだくれの小汚いザマが観てられない。 今は撮影不可なカンガルー狩りも酷い。 プレザンス? 同様な小汚さにガックリ。 40年ぶりにフィルムが発見されての上映だとか。 見つかって良かった・・・とは思えない作品でした。 あぁ、残念 [DVD(字幕)] 2点(2023-10-23 16:48:04) |
414. 聖なる狂気
ブレンダン・フレイザー、ヴィゴ・モーテンセン、アシュレイ・ジャッド共演というのに食いついて期待してしまった。 アシュレイ・ジャッドの役柄の下劣さに吐き気がする。観るに堪えないキャラに舌打ち。 ブレンダン・フレイザーは生真面目に狂気を演じておりましたが、脚本演出がお粗末なだけに痛々しい仕事ぶりに萎える。 ヴィゴ・モーテンセンも見どころ無く。 ポカーンと眺めていた結末の大立ち回りでの「愛してる」に血圧計が振り切れる「アホか!」 とどめの象さんとお靴にハズレ感を嫌と言う程味わう事に。 [DVD(字幕)] 2点(2023-06-18 20:22:54) |
415. 若妻物語
ロドニー&サビーナのバカップルが全編に亘ってキャンキャン吠え立てているだけ。コメディなのですが、癇にさわるばかり。特にサビーナのアホっぽい顔と語り口でのしょ~~~~~もない言動には胸糞の極み。ヘプバーン登場してました、ほんのチョットだけ。どうでもいいキャラクターでした。彼女がいたからこそ詐欺邦題として後々まで名を残す作品 [DVD(字幕)] 2点(2022-03-24 01:28:38) |
416. インドへの道
私的に当たり外れが大きい巨匠作品でガックリなハズレ作品。初体験ジュディ・デイビスの演技なのか地なのか(ゴメンナサイ)目つきの悪さのムカムカに堪え、何時も閉口させられる不倫モノですらない意味不明な人間模様のポカーン感に堪え、「いつまでやってるの・・・もう、ダメ」2時間経過時点で撃沈となり翌日リトライ。「ここから面白くなってくる」事無くお開き。植民地模様にもとってつけた感しか無く、巨匠売りの一つである雄大な風景も「ライアンの娘」の足下にも及ばない。 アレック・ギネス出てたのですね。確認しても分からない流石の役作りでありました。 [DVD(字幕)] 2点(2022-02-14 12:16:02) |
417. 歩兵の前進
リチャード・アッテンボロー目当ての鑑賞。要領よくしたたかに立ち回るところに加えてシャープな顔立ち男前にまずまず満足。以外は抑揚無い展開の笑えないコメディで、期待外れ度合いが年に一度あるかないかの甚だしさ。デニス・プライス、イアン・バネンとクリストファー・リー(驚)の出演場面を一応再確認。軍隊・公務員への皮肉な視線はタイトルロールだけだったという思わせぶりが呆れる愚作です。 [DVD(字幕)] 2点(2021-07-01 16:29:59) |
418. ダイヤモンドの犬たち
《ネタバレ》 中盤からピーター・フォンダが善人か悪人か分からなくなり混乱したままお開きとなりました。締めの台詞が「地球は狭い」とは。何をふざけた事言うとるんじゃ・・・・以下自粛。 [インターネット(字幕)] 2点(2021-04-28 01:48:14) |
419. バッドガイズ!!(2016)
ステラン・スカルスガルドの長男アレクサンダー目当ての鑑賞。マイケル・ペーニャとのはみ出し刑事コンビは、はみ出し具合が常軌を逸しており反吐が出る思い。ストーリーをあらかた忘れてしまったので再見。悪党との対決模様は目くそ鼻くそで盛り上がりも無く、やはり明後日くらいには忘れているでしょう。 [DVD(字幕)] 2点(2020-09-08 01:09:12) |
420. スリー・ビルボード
《ネタバレ》 ミルドレッド、ディクソン共に怒りにまかせての常軌を逸した行為に及ぶ姿にハリウッド製西部劇、ギャングもの、対中東に於ける米国のやり口も思い浮かびます。「力だけが正しい」事への問いかけ、オスカー受賞も納得のサム・ロックウェルに1点ずつ。 鑑賞歴中三本の指に入りそうな糞女ミルドレッドが堪りません。仕返し(相手が間違っていたという)にしでかした事に頬被りして罪償わず、傷ついた面して、挙げ句の果てのディクソンに「あれ私がやったの」 テヘペロ! に一時停止して罵詈雑言を浴びせまくる。ここまで腸煮えくり返ったのも久々であります。 [DVD(字幕)] 2点(2020-01-31 16:49:48) |