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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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41.  ゴッド・アンド・モンスター
そうだ、この雰囲気は「ドレッサー」のような感じなんだ(暫くして思い出した)。舞台の二人芝居を観ているよう。戦争の傷跡と異端な才能、そして自らの性(さが)に苦しむ孤高の老人が、生を具現したような若者に救いを求める。ブレンダン・フレイザーって「ハムナプトラ」の前にこんな映画に出てたんだ。因みに、この映画の主題はゲイではなくって「生」です。派手じゃないけどすごく良くできた映画なので、7点献上。
7点(2001-08-13 00:15:09)
42.  ターミネーター
キャメロン、シュワちゃん共に出世作。ターミネーターの名前通りのしつこさ。ありがちな設定ながら、低予算映画の教科書的完成度だと思います。「Are you Sarah Connor?」の名台詞(?)が忘れられません。7点献上。
7点(2001-08-06 14:23:30)
43.  ハイランダー/悪魔の戦士
ラッセル・マルケイの映像センス爆発。オープニングから鳴り響くクィーンの使い方も「フラッシュ・ゴードン」以上! ある意味、「スター・ウォーズ」を越える剣アクション。クリストファー・ランバートはこういう役やらせたら最高(逆にいえば他の役は出来ない)。思わず7点献上。
7点(2001-08-03 10:23:10)
44.  オーメン(1976)
リチャード・ドナーの出世作。関係者がそれぞれ順番に「衝撃的な不慮の事故死」をしていくのは「ファイナル・デスティネーション」っぽいけど、あちらとは比べものにならない。ラストで警官の発砲した銃から出てくる弾丸を超微速度撮影しているところが衝撃的でした。有無を言わさず7点献上。
7点(2001-08-01 13:29:23)
45.  モーターサイクル・ダイアリーズ
傑作の誉が高かったので期待してましたけど、私的にはそれ程でもありませんでした。【TOSHI】さん同様、私も前半が退屈で退屈で仕方なかった。馬鹿で無軌道な若者の冒険を手ブレと寄りの多い映像で写してる、どっかで見たことある様な低予算青春ロードムービー。しかし後半、「モーターサイクル・ダイアリーズ」じゃなくなってから、ようやくエルネストにチェ・ゲバラの片鱗が見え始める。こうなってくると俄然、映画に興味が湧いてきます。自分の目の前しか見えてなかった少年が、遠くを見通す大人へと成長したかの様にカメラも落ち着き、南米の雄大な風景と厳しい現実を切り取り始める。医者として患者を治すが如く、革命家として社会を正したい。少年よ、大志を抱け。若い人には結構いい映画だと思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-19 01:02:06)
46.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
(ちょい長め) 男臭い肉体派(ショーン・コネリー)→?(ジョージ・レーゼンビー)→キザな二枚目(ロジャー・ムーア)→また男臭い肉体派(ティモシー・ダルトン)→再びキザな二枚目(ピアース・ブロスナン)と来て、ローテーションから言っても、今回再び肉体派としての登用となったダニエル・ボンドの第一作(もの凄くビルド・アップされた文字通りの肉体派ボンドになってます)。何とかダニエル・クレイグを売り出したいという製作サイドの気持ちも、タイトルバックで如実に現れてました(何と女性のシルエットが全く登場せず、格闘とクレイグのアップで野性味を強調)。で、雰囲気的にはやはり肉体派だったティモシー・ボンドの作品に近い仕上がり。唯、序盤のヤマカシ・アクションは確かに凄いんですけど、以降にこれといった見せ場が無いのが辛い。カジノ・シーンも「シンシナティ・キッド」等程には息詰まる感じがせず、2時間24分が結構長く感じられました。脚本も全体的に少し唐突な印象。ま、それでも充分楽しめる娯楽映画にはなってました。ということで、ダニエル・ボンドの今後に期待して、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2006-11-30 00:09:01)
47.  トゥモロー・ワールド
カメラは主人公から決して離れず、ワンシーン・ワンカットを貫く。観客は主人公の見る世界と同じ世界を見ながら「トゥモロー・ワールド」を進んで行く。大規模なアクション・シークェンスも緻密な計算と、それとは判らないデジタル処理で恐ろしくリアルに作りこんである。また、切り返しのシーン等ではドグマみたいにカメラを振る様な愚かなことはせず、きっちりとカットを割り、観客にカメラの存在を意識させない。本作はアルフォンソ・キュアロンのこだわりとセンスが遺憾なく発揮された仕上がりです。しかし「主人公の見る世界」しか描かれない為、肝心の「ヒューマン・プロジェクト」の実態や不妊への対応、そしてキーの秘密等、物語の設定が掘り下げられていないことには不満が残りました。それでもSF映画のスタイルとしては非常に新しく、一見の価値ある作品だと思います。それに、子孫を残せなくなる人類というのは、かなり現実感のある題材じゃないでしょうか、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-11-30 00:08:27)(良:1票)
48.  ザ・ビーチ(2000)
果たして「自由」とは何か? 自由を求めて集まった者達のコロニーではあっても、人間が二人以上集えば、それは社会になり、社会には「ルール」が生まれる。ルールに従って生活するのは余り自由とは言えないものの、「自由の幻想」を抱いてる未熟者達は、生活が楽しい内は全くそのことに気づかない。しかし一たび問題が生じると、自分達の暮らしは自由ではなく、厳然たる(しかも理不尽な)「ルール」に縛られていることを嫌でも思い知らされる。これは古臭いヒッピー・コミューンの現代版。「自由」と「無責任」は相容れず、自由は責任の上に築かれるものなのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-12 00:01:58)
49.  イン・ディス・ワールド
パキスタン内の難民キャンプから、遥かイギリスへと向かうアフガニスタン人少年を追った、モキュメンタリー風ロード・ムービー。演出は完全にドキュメンタリーのそれで、頭に難民の実情を説明するナレーションが入ったりもしたので、最初、私は本当のドキュメンタリーだと思ってました。所々で「カットバック」が使われたりして、途中からは「フィクション」という認識を持ちましたけど、この手法には何とも言えない居心地の悪さを感じます。また、これが「実情」と言われればそれまでですが、特にドラマらしいドラマも起こらない。どうせフィクションなら、もう少し「ストーリー」を組み立てても良かったと思います。各「中継地」で、いかにも胡散臭そうな手配師に身を委ねなければならない所が、この旅で最大の「恐怖」でしたね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-14 00:03:22)
50.  エンド・オブ・オール・ウォーズ
日本軍の残虐行為ばかりが強調された「反日映画」という評も見かけますが、全くそんなことはない。実際、当時の日本軍は劇中で描かれた通り残虐だったんだから仕方ない(日本の捕虜収容所での死亡率は、ドイツのそれの3倍だったとか…)。むしろ、「なぜ日本軍は残虐なのか?」という部分が描かれていて、非常に興味深い作品になってます。天皇陛下の御為に簡単に使い捨てられる当時の日本人の命は、それはそれは軽いもの。同胞の命でさえ、そんな軽々しいものと考えてる日本軍が、敵軍兵士の命に寸分たりとも価値を見出すことなどあり得ない。その上、武士道に生きる本物の帝国軍人は、自らの命にすら重きを置かないのです。生きて恥を晒すより、死して護国の鬼たらむ。…黙祷を捧げつつ、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-14 00:02:26)
51.  モンテ・クリスト伯(2002)
まず、少しサクサク進み過ぎなのが勿体ない。伯爵のお披露目パーティーなんか、もっともっと豪華絢爛に、そしてじっくりと見せて欲しかったし、フェルナンも真綿で首を絞められる様に没落して欲しいのに、あっと言う間に破産。終盤の登場人物達の台詞が説明的になってるのも、かなり白ける。嫌味な男を好演したガイ・ピアーズに対し、ジム・カヴィーゼル(「髭面で鞭打たれる」という「当たり役」に開眼した作品?)から復讐に取り憑かれた男の迫力や怨念も感じられなかった。と、色々と不満を並べましたが、それでも話自体は楽しめたので(原作未読だからかな?)、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-23 00:03:02)
52.  INTO THE ARMS OF STRANGERS ホロコースト:救出された子供たち
ユダヤ人迫害が拡大する第二次大戦下のヨーロッパに於いて、せめてユダヤ人の子供達だけでもイギリスに疎開させようとしたプロジェクト“Kindertransport”を追った、2000年度アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作品(ホロコーストを扱えば簡単にアカデミー賞が獲れるって説は信憑性がありそうです)。私は本作を観て、初めてこういう試みのあったことを知りました。しかし映画で観る限り、各国とも余り積極的に推進した訳ではなさそうです。また、事情を飲み込めなかった当時の子供達にとっても、原題にある「他人の手に委ねられる」のは苦痛だった模様。預けられる家によって待遇が違ってくるのも疎開の常。ドキュメンタリーとしては取材源が少ない様にも感じましたが、勉強にはなったので、取りあえず6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-02 00:01:53)
53.  シャンプー台のむこうに
とことんイギリス映画らしい、冴えない人達の人生再生コメディ(意外にも結構な豪華キャスト)。恋人と「駆け落ち」した元妻が、何でわざわざ元夫の床屋の向かいで美容院を営んでるのかが良く解りませんが(駆け落ちてねーじゃん!)、例によって非常にオーソドックスなストーリーを、陳腐と感じさせずに展開してるのは流石。そして本筋は結構シリアスながら、個性豊かなカリスマ美容師達がコメディ・リリーフとして脇を彩り、地味な大会を盛り立ててます。特に、最初は裁判官みたいな雰囲気だった市長が、徐々にトム・ジョーンズみたいになっていくのが私にもツボでした(エンドロールは物語に全く関係なく、文字通りの独り舞台!)。それにしても、あんな極彩色にカラーリングした羊毛は売り物になるんだろうか? 6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-08 00:02:51)
54.  Vフォー・ヴェンデッタ
原作の背景はサッチャー時代のイギリスをモデルにしてるらしいんですけど、映画は明らかに現在のアメリカをモデルにしてる。議長の演説や弾圧の指針はジョージ・W・ブッシュその人のもの。となると、差し詰め「V」はマイケル・ムーアかウサマ・ビン・ラーディンって所か。「人民が政府を恐れるのではない、政府が人民を恐れるのだ」というスローガンももっともですが、民主国家で有権者を恐れてない政治家も余り見当たらないと思うので(少なくとも選挙前は)、これも北朝鮮の頭が爆発した眼鏡デブ位にしか通用しない。そしてヴィジュアル・イメージはお定まりのナチス(&「1984」)。要するに、物語やイメージに新味が無い上、私にはしっくりこないのです。「問題作」としても底が浅い。もっと「V」の個人的な復讐寄りで物語が組み立ててあれば、もう少し楽しめたかもしれません。あと、脚本構成がまんま「マトリックス・リローデッド」と同じだったことも気になりました、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2006-04-22 00:05:21)
55.  クイーン・コング
面白い。単に「キング・コング」のパロディの為だけに「クイーン」を名乗ってる訳では決してなく、映画の中に於ける女性の扱い、そして現実世界での当時の女性の地位にこそ本作の皮肉の本丸がある。コングの保護が「環境保護」ではなく、「女性解放」に繋がっていく展開は見事。ラストは少し感動しちゃいました。また、こんな規模の映画なのに、出てくるお姉様達が全員スーパーモデル並のルックスの持ち主ばかりってのも凄い。女性はウーマン・リブ的パロディを、男性は登場するお姉様方の怪しいダンスを眺めてるだけでも楽しい筈。もちろんピーター・ジャクソン版「キング・コング」の100万分の1以下のショボさですけど、そのチープさや吹替も含めて、個人的にはジャクソン版より少なくとも3倍位は楽しめました、6点献上。
[地上波(吹替)] 6点(2006-03-13 00:31:24)
56.  家族のかたち
うらぶれた町にならず者が帰ってくる。しかしその男の妻と子は、既に別の男と幸せな家庭を築いている。昔の男の登場で日常に広がる僅かな波紋。やがて、二人の男の対決の時が迫る…という、例によって下層階級を舞台にしたイギリス製ホームドラマ。ストーリーも演出も原題通り西部劇のパロディになってますが、そこはイギリス。話はマッチョにはならず、シニカルに、そしてペーソス一杯に展開していきます。生みの親より育ての親。単に子供を作ったからって、そう簡単に親になれるもんじゃありません。人は子供を育てることによって、親へと育てられるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 00:04:32)
57.  フェリシアの旅
望まない妊娠をしてしまった少女が自分探しをするタイトル通りの物語として始まりながら、見終わってみれば、実はサイコ・スリラーだったという作品。見慣れたサイコ・スリラーとは全く違って、主人公のフェリシアと、普通の社会人として暮らす殺人鬼の行動と心の情景を、淡々と美しく描いていく不思議な映画になってます。孤独を知り尽くした天涯孤独の中年男は、孤独な少女達の心へ巧みに入り込むことが出来る。男と少女の偽りの関係の終わる時が犯行の時。しかしこの殺人鬼は、フェリシアの心の中に真実を見る。この時、彼の長い旅は終わりを告げるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 00:03:09)
58.  ウェールズの山 《ネタバレ》 
のんびりとした村のどーでもいい出来事を、唯々のんびりと描くだけなので、これはもう「良い悪い」ではなく、完全に「好き嫌い」の世界。私は好き、かも。本作撮影を機に「山」を測量し直した所、再び「丘」に戻ってたというのが、これまたのんびりしてて良い。そこで現代の村人達が再び盛り土を始める。革ジャン刺青の兄ちゃんもケバイ化粧の姉ちゃんも、祖先と同じ様に「丘」に登る。村に脈々と受け継がれていたウェールズ魂。映画と現実がリンクするこのラストシーンは、映画本編よりも感動的でした。彼らもまた丘に登り、やがて山から下りてくるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 00:01:01)
59.  レ・ミゼラブル(1998)
デンマーク人監督ビレ・アウグストの文芸大作第二弾(?)。話が有名な分、「愛と精霊の家」よりは面白く鑑賞できましたけど、物語に特別な新解釈も見当たらず、とにかく駆け足でストーリーを語っていく。3時間とは言いませんが、もう少し長くしても良かったんじゃないでしょうか。ところで、私にはジャベールが余り嫌な奴に映りません。彼は他人に対して非情ながら、清廉潔白の上、自分にも他人同様に厳しい男。正に法の無情さを体現すると共に、執行官として理想的だと思います。また、リーアム・ニーソンが空を見上げて浮かべるラストの笑みは私には良かったです、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-02 00:02:15)
60.  10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス
アキ・カウリスマキ作品はいつもこの人達が主演なのかと疑問を持ち、ヴィクトル・エリセの余りのさりげなさにテーマを見失いつつ、ヴェルナー・ヘルツォーク作品がリアルかフェイクか凄く気になり、ジム・ジャームッシュとクロエ・セヴィニーが同じ倦怠感を共有してることを発見し、ヴィム・ヴェンダースの真っ当な短編作品に好感を受けつつ、スパイク・リーがこれをここで発表する意図を量りかねる。そして、変容する北京へと誘う陳凱歌のファンタジーに夢を見て終わる。頭でっかちの「イデアの森」とは対照的に、こちらは物語を伝える見事なアンサンブルになってます、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-15 00:09:33)(良:2票)
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