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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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41.  アラビアのロレンス 完全版 《ネタバレ》 
オリジナル版を14年前に見てから2度目。今回は時代背景を押さえた上で見たので多少理解は深まったように思う。こういう実話モノは人物への歴史的評価(英雄かペテン師か)やその後の歴史的展開(サイクスピコ協定)の影響を受けやすいので純粋に見る事は不可能であるのだが、あえてそういった事を捨象すれば砂漠の映像は確かに素晴らしいし、それにマッチする雄大なテーマ曲等により大作感は十分にある。だたし、主人公の行動の歴史的意義や是非を留保したとしても、ある意味その場の勢いで感情的に豹変する一貫性のない行動原理は共感しがたい部分はあり感動に至らない点ではある。とはいえ、ラストで部族間対立をまとめきれずさっさと逃げ出すところを見ると少なくとも「政治家」ではないし、たまたま活躍の場を与えられ戦いに明け暮れる事により自分の存在意義を確認する武闘派の承認欲求の強い人間だったのかと思う(砂漠ながら水を得た魚というか)。もちろん本人には多少の正義感はあったのだろうが、国際政治の前ではそんなものは一蹴されるわけで、歴史に翻弄されたと言えなくもない。という意味では壮大な砂漠を人生の舞台としたちっぽけなひとりの人間がそのオリジナルな生を全しようとしたドラマと考えれば映画作品としての完成度は高いように思う。その象徴として、冒頭で事故であっけなくその生が終了し、葬式において毀誉褒貶相半ばする人物として表現されている点に人生の儚さと難しさが凝縮されているようにも思える。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-24 23:18:30)(良:1票)
42.  ニコライとアレクサンドラ
政治史というよりも家族史というテイストで、題名にも象徴されるように夫婦関係を中心として息子・娘たちも交えた家族の物語として人物像中心に描かれている。よって、単なる教科書的な歴史モノではない作品に仕上がっており映画作品として評価できる内容。逆に言えば、ロシア崩壊の政治ドラマを期待するとその辺の背景・経緯は結構省かれているので物足りないと感じる人もいるのかもしれない。ラストの処刑前の地下室のロマノフ一家の緊張感ある沈黙はとても印象的。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-21 12:08:56)(良:1票)
43.  スターリンの葬送狂騒曲
実際にあった権力闘争をドタバタ劇風に描いた事を評価できない事もないが、なんだか中途半端。ガチでシリアスに作るか、『帰ってきたヒトラー』のようなもっとファンタジー的にコメディ化した方がよかった。そもそも他国のリアルなある種の負の歴史をこのようにブラックコメディ化する事に疑問がある。226事件が中国によってブラックコメディとして製作されたらと想像してみればいい。まあ、中国が自ら毛沢東のコメディを製作したらたいしたもんだが、自分が生きている間にそういう時代は来るんだろうか?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-07 12:26:34)
44.  ブラック・シー 《ネタバレ》 
てっきり金塊発掘冒険アクションかと思ったら全然違ってた。カネか命か。冷静に考えれば命に決まっているが、大金を目の前にして尚且つ閉鎖空間だとまともな思考能力が働かないのかもしれない。最初はカネを巡って殺し合いが始まるが、最終的には命を巡って殺し合いに。この手の因果応報系の似たような話はこれまでにもあったが、潜水艦という限定された空間というのが特徴的。ラストは綺麗にまとまってしまったようにも思うが、緊張感のある展開が継続する見応えのある作品だった。
[地上波(字幕)] 7点(2020-11-06 12:03:02)
45.  バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 
これだけ異常行動をする兄なら前科的なモノがあるだろうし、警察にもそれなりの情報があってもよさそうなはずだが、この時代では精神異常者でも排除されす、ちょっと変わった人程度の扱いで通常の社会生活が送れる、ある意味寛容な時代であったという事だろうか。とはいえ、兄妹共になんか怪しくて謎解きとしては終盤まではそれなりに楽しめる。ただし、警察はマトモに捜査もしてないし、こういうある種のドンデン返し系でオチの決着をつけるというのは、昔は斬新だったかもしれないが、現代ではサスペンスの脚本としてはもはや手抜きと評価されるようにも思える。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-18 13:08:43)
46.  007/ゴールデンアイ
冷戦終結(ソ連崩壊)、女性の自立(スキルやパワーを持ちボンドと対等化or敵対化する2人のボンドガール)、ネット社会の到来(プログラマーの活躍、サイバーテロ)等、時代の転換を感じさせる。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-10-07 12:13:20)
47.  マダム・フローレンス! 夢見るふたり
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[地上波(字幕)] 6点(2020-09-27 13:01:26)(良:1票)
48.  ファイナル・スコア
『ダイ・ハード』系だがブルース・ウィルスに比べると、確かに主人公には華がなく面白みもなし、ジョークっぽい台詞もスベってるというか似合ってない印象。が、生真面目で無骨な感じは悪くはない。他方、案内係のファイザルがコミカルでいい味出していた(「テロリストジョーク」は皮肉が効いていてよかった)ので、配役のバランスは取れている。娘がもうちょっとバカで緊張感をさらに煽るとよかったかも。尚、ピアース・ブロスナンが出ていた事には気がつかず。007しか知らないし、老け過ぎててこれじゃあわからないよ~
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-24 17:31:06)
49.  スナッチ
欧米のおバカ映画なんだろうが、こういうのが面白いと思える人とは生きてる世界が違うんだろうな。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2020-09-15 11:45:14)
50.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 
当時のイギリスの状態がどのようなものだったのか知らないので、どの程度事実に迫っているのかわからないが、訴えたい事は理解できる。ただし、この種の告発系の映画はドキュメンタリーを乗り越える必要があるのだが、映画らしい見せ場はスプレー缶ぐらいしかなくて、物足りなさは残る。全体的には単調なのでもうちょっとドラマ性が欲しかった。他方、フードバンクで食べちゃう場面は過剰演出に思えるし、ラストで主人公を殺してしまうのもちょっとヤリスギな気もしてバランスの悪さも感じる。申し立ての場で本人が堂々と訴える方が、伝わるものが大きかったのではないだろうか。
[地上波(字幕)] 6点(2020-09-03 12:18:59)
51.  炎のランナー
子供の頃に走るのが好きだったので、題名も漫画っぽいしスポ根系の「かけっこの映画」だろうぐらいの軽い気持ちで、海外で話題になっている事も影響して劇場に見に行ったらチンプンカンプンで、それ以来自分の中では難解な映画としてずっと避け続けてきた本作。今思えば、おそらく人生で最も背伸びした出来事だったように思う。 で、38年ぶりに再見したわけだが、第一次大戦後のベルサイユ体制発足という微妙な時期における国家とスポーツ、民族と宗教といった複合的なテーマを重厚に描いた歴史観や教養が問われる作品で、子供に理解できるはずがないし大人になった今でも理解できるのかどうかも怪しい。そもそも、オリンピックは民族の祭典とか平和の祭典などと言われてきたが、国威発揚を目的とする極めて政治的なイベントである事には今も昔も変わりはない。違いと言えば、商業主義的になった事と、スポーツなんてのは上流社会のやるものだったのが身分制が解体して平民でもレジャーとしてやるようになった事だろう。 また、国家と宗教(神)の問題もどちらが上下かというのは答えのない問題であり、我が国ではこの時期から一体化が強くなっていった事は周知の通りである。国家と民族の問題もある意味「単一民族」とされてきた我が国ではあまり問題にはならなかったが、昨今では名前にカタカナがあったり肌の色が違う有名選手が活躍し、時には差別や偏見も入り混じながら話題になるような時代にようやくなった所でもある。 作品としては実話がベースなのでやや淡白に話が展開していく所はあるものの、欧州の没落と新興国アメリカの台頭という雰囲気も感じられる中、青年たちの苦悩に想いをよせつつ、近代以降これまで歩んできた上記のような様々な問題を考えながら見ると、頭がパンクしそうなぐらい盛り沢山である事がわかる。 我が国は戦争でオリンピックを返上し、東西冷戦でボイコット(この時期に公開されたのも話題になった要因の1つだったのかもしれない)した国でもある。そして感染病で延期されたこのタイミングで再度鑑賞できたのも何かの縁かなと思ったり、38年の時を経て、この程度には作品が理解できるようになった自分の成長も感じる事ができる作品でもある。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-08-14 16:14:48)
52.  アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》 
人生には「タラレバ」というものがあり、それをタイムリープを駆使して修正できるなら、という古典的な願望を映像化。前半はイギリスジョークは合わないなあと思いつつもどういうオチに持っていくのだろうと思ったが、後半以降で「家族の絆」というベタベタな説教臭い展開に。タイムリープの矛盾も他作に比べると大きくて、マジメに鑑賞したらツッコミ所満載すぎて設定が破綻している。 ただし、本作はタイムリープを用いつつも、それを否定する形で「今が大事」という逆説を示唆しているとも言える。とは言え、<今>とは何か?とか、時間論における記憶をどう扱うべきなのか?といった事は完全に無視されており、そういう事が気にならない人は楽しめるのかもしれない。生命の誕生と死に家族の絆を絡ませて綺麗な展開とも言えなくもないが、見方によっては全体的なバランスは悪い。 最終的に主人公は<今>を生きる事を未来からタイムリープした事とし、タイムリープする事を止める。つまり<今>を生きる事はやりなおしの人生を生きている事と解釈変更する。このスライド的な解釈が、かけがえのない<今>を浮き彫りにする。この辺の描き方には唸らされるものがある。と、ゴチャゴチャ書いてしまったが、結局は「今日は残りの人生の最初の日」という事を肝に銘じて生きていくしかないという事なのかもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-31 23:02:36)
53.  マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙
認知症により自分がやった事もよくわからなくなるサッチャー。偉大な政治家とされる人物であっても、所詮は一時的な国家の部品でしかないという事を思い知らされる。描写からは家族には恵まれていたという事にはなるのだろうが。政治家サッチャーについて知るというよりも、人生とは何か?生きるとは何か?について考えさせられる。 印象的なシーンはフォークランド紛争で、これは子供の頃のリアルな戦争としての最初の記憶なのだが、裏ではかなり強気のイケイケだったんだなあと。これが戦争を利用して人気回復しようとする政治家の姿なのだろうか?現代においては日中韓が小さな島の領有で揉めているが、歴史は繰り返すのだろうか?という思いにもさせられる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-31 17:10:19)
54.  ナイロビの蜂
ストーリーは雑でイマイチだが、コロナ禍での新薬開発競争の真っ只中だと、それなりのリアリティーを持って観る事はできる。最近はカミュの『ペスト』が流行っているそうだが、作品に触れる際にどういう時代状況なのかによって、評価が変わる典型なのかもしれない。
[地上波(字幕)] 5点(2020-07-28 04:05:06)
55.  戦争と冒険
脱走してから議員になる所までなので、半生と言えば半生なのかもしれないが、まだままだ序の口で物語は終わってしまうので、拍子抜けする。チャーチルは父親へのコンプレックスがあったように言われている(先日見た番組ではそのような説明だった)が、本作では母親が中心でちょっとマザコン的に描かれている。チャーチルはここから浮き沈みを繰り返し、ヒトラーと対決しつつ、米ソとの攻防繰り広げる大政治家となるわけだが、本作ではその片鱗は全く感じられず、チャーチルの人生としてはこの先が肝になっていくんだろうと感じられた。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-02-06 00:02:59)
56.  ラストエンペラー
期待しすぎたか。エピソード省きまくりだし、所詮エンタメ的な仕上げになっており、落胆が大きかった。これなら竹之内豊と常盤貴子の溥傑と浩のドラマの方が面白いような。溥儀の生涯には非常に興味があるので大河ドラマで1年かけてしっくりと描いて欲しいが(無理か?)
[CS・衛星(吹替)] 4点(2019-01-03 21:15:56)
57.  真珠の耳飾りの少女
妄想系作品として楽しめればよいのだろうが、ちょっと度が過ぎるような気も。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-08 18:21:44)
58.  ブラザー・サン シスター・ムーン 《ネタバレ》 
思ったよりも軽かった。戦争で病んじゃって回心したという事なのだろうが、信徒が集まる過程は説明不足。で、教皇は役者か否かが問題。そんなキレイな話でもないような。
[DVD(吹替)] 5点(2017-07-27 10:27:37)
59.  ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
インタビューと過去映像の編集をしただけなので、これは映画なのか?という疑問はあるのだがそれはさておき。いくら「DIG YOURSELF」と言ったところで人前で歌を歌うという事にはいろんな賞賛・批判やそれへの対応をしなきゃならんのだあなあと思い知った。このころはインタビュアーに「あんたみたいのがウザイ」と言い放つ気概もあったようだが、10年以上経過し、ノーベル賞は受賞はするけど、式には出ない。という折衷案を選択したディランも大人になったのだなあと思うと感慨深い。(会見嫌いは相変わらずで、更に進んでるとか?)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-14 13:02:20)
60.  ダイアナ
まず吹き替えで見てしまったのがよくなかった。米倉は全くダメ。品がない。ナオミ・ワッツは見始めは違和感あったが、だんだん慣れてきた。でもダイアナ程の気品というかオーラは感じなかったな。ちょっと軽いというか、その辺のネーチャン風情が(これはナオミ・ワッツじゃなくて米倉のせいかもしれない)。この話は謎も多いので、原作がどの程度のモノかわからないが、映像化の端折り感が大きくて、背景・経緯を知らない人には意味不明なんじゃないだろうか。ドキュメンタリー番組に負けてるという時点で失敗だと思う。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2016-12-07 17:00:59)
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