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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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41.  ザ・バンク -堕ちた巨像-
事件の構図そのものは序盤に明らかにされてしまうのでサスペンスとしての謎解き要素はない。印象的なのは資本主義に魂を売った元軍人の側近が改心するシーン。信念を貫く難しさと簡単にダークサイドに落ちる人間の弱さがよく出ていた。それにしても行政が政治に従属しているのは仕方ないとしても、この司法の弱さは何なんだろう?って感じさせる作品だ。これが現実であり、権力分立なんてのは所詮理想でしかないのだろうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-23 18:21:31)
42.  クレオパトラ(1963)
エリザベス・テイラーは当時30ぐらいか。貫禄ありすぎで50ぐらいに見えるが。で、特に美人とも思えずイマイチ説得力が・・・。実際のクレオパトラも美人かどうかは諸説あるようだし、たかが50年程度でも美の基準は変わるという事なのかもしれないが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-12-15 20:16:00)
43.  127時間
コロナによるステイホームで引きこもり生活が続いて過去を思い出す人が増えているらしい。ステイホームで死ぬわけではないが、このままどうなってしまうんだろうという不安感が閉鎖空間では増幅され、これまでの人生を振り返るようになるのかもしれない。また、いずれは経験するであろう余命宣告後の病室での孤独な時間においては必ず過去を振り返り自分の人生についてアレコレ考えるに違いない。ましてや、食料もなく身動きも取れず、ただ数日後の死を待つだけの閉鎖空間での孤独な状況では幻覚等を見てしまうのも当然であろう。本作は確かに映像作品として幻覚等の描写には成功しているようにも思えるが、基本的に主人公というか物語的に進行や動きがなく「内省」が中心なので退屈に感じる人がいるのは理解できるし映像化には不向きな作品ではあるとは思う。また極限状況での「軽い感じ」にも違和感があり、総じて悲壮感が足りないようにも思えた。原作は未読だが、この手の物語は文字による音声なしの独白形式の方が「人生を見つめなおす」という意味で向いているように思える。
[地上波(吹替)] 5点(2020-11-30 22:45:07)
44.  007/スカイフォール
アクション映画というより、峠を過ぎて下り坂に向かう高齢サラリーマンの悲哀映画になってしまったような。忠誠とか信頼とか上司に裏切られたとか、007でそんなチマチマした人間くさい話は勘弁してよって感じ。同境遇の人は自分を重ね合わせてそれなりに感ずる所はあるでしょうけど。冷戦終結というより国民国家そのものが消滅しつつある現代において、サイバー時代における国家公認のスパイアクションの限界というか、結局こういう人間物語にせざるを得ないというか、007は今後どこへ向かうのか?という迷いの表れとも思える。 <追記>5年ぶりに再見。MI6不要論という自虐ネタはシリーズ継続の危機感をストレートに表現しているとも言える。随所に懐古趣味共に「新旧交代」の描写もあり、シリーズ継続への模索も感じられる。同じ長期シリーズでも『男はつらいよ』とは違い、役者を交代させながら継続する事は可能であるとは言え、時代の変化にどう対応するのかという課題は今後も継続するのだろう。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2020-11-25 11:49:39)(良:2票)
45.  アラビアのロレンス 完全版 《ネタバレ》 
オリジナル版を14年前に見てから2度目。今回は時代背景を押さえた上で見たので多少理解は深まったように思う。こういう実話モノは人物への歴史的評価(英雄かペテン師か)やその後の歴史的展開(サイクスピコ協定)の影響を受けやすいので純粋に見る事は不可能であるのだが、あえてそういった事を捨象すれば砂漠の映像は確かに素晴らしいし、それにマッチする雄大なテーマ曲等により大作感は十分にある。だたし、主人公の行動の歴史的意義や是非を留保したとしても、ある意味その場の勢いで感情的に豹変する一貫性のない行動原理は共感しがたい部分はあり感動に至らない点ではある。とはいえ、ラストで部族間対立をまとめきれずさっさと逃げ出すところを見ると少なくとも「政治家」ではないし、たまたま活躍の場を与えられ戦いに明け暮れる事により自分の存在意義を確認する武闘派の承認欲求の強い人間だったのかと思う(砂漠ながら水を得た魚というか)。もちろん本人には多少の正義感はあったのだろうが、国際政治の前ではそんなものは一蹴されるわけで、歴史に翻弄されたと言えなくもない。という意味では壮大な砂漠を人生の舞台としたちっぽけなひとりの人間がそのオリジナルな生を全しようとしたドラマと考えれば映画作品としての完成度は高いように思う。その象徴として、冒頭で事故であっけなくその生が終了し、葬式において毀誉褒貶相半ばする人物として表現されている点に人生の儚さと難しさが凝縮されているようにも思える。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-25 06:22:49)(良:1票)
46.  ニコライとアレクサンドラ
政治史というよりも家族史というテイストで、題名にも象徴されるように夫婦関係を中心として息子・娘たちも交えた家族の物語として人物像中心に描かれている。よって、単なる教科書的な歴史モノではない作品に仕上がっており映画作品として評価できる内容。逆に言えば、ロシア崩壊の政治ドラマを期待するとその辺の背景・経緯は結構省かれているので物足りないと感じる人もいるのかもしれない。ラストの処刑前の地下室のロマノフ一家の緊張感ある沈黙はとても印象的。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-21 23:36:31)(良:1票)
47.  007/慰めの報酬
ストイック臭漂うダニエル・クレイグは嫌いじゃないんだが、本作はバイオレンス度が高くてスマートさに欠けるのが難点か。これじゃあ、イーサン・ハントと変わらない。悪役は小者感がありすぎで華がない。ボンドガールもイマイチ。もうちょっと配役をどうにかして欲しかった。 <追記>5年ぶりに再見。よくよく見ると配役の問題ではなく物語というか設定に問題があるのだろう。冷戦終結以降はスパイ活動も不要となりつつあり、テロ組織ならまだしも本作は資源開発でカネ儲けがしたい投資家というだけの話で、各国政府も国益を求めて提携しようとする始末。もはやイデオロギー的な善悪などではなくカネ儲けだけの世界。CAIも商売のネタの維持ために国際紛争を黙認するどころかマッチポンプしているだけ。ボンドもボンドガールも正義というより私怨で活動しているだけで職務遂行しているとも思えず、何と戦っているのかがよくわからない。昨今ではGAFAが国家を上回る力を持ちつつあり、巨大企業が国家を脅かす存在となっている。となると今後はMI6の対象とする組織はグローバル企業という事になってしまうだろう。これも時代の流れなのかもしれないが、シリーズとしての継続が困難になりつつあるようにも思える。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2020-11-18 23:00:17)
48.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
対極にある日英の長寿映画の合体?まさに「007/男はつらいよ」 って感じ。いろんな意味で・・・。女にのめり込んで、騙されて、振られるボンドってどーなのよ?これじゃ寅さんが女を仕事の道具にして、騙して、ポイ捨てしてるのと一緒じゃないの?? <追記>13年ぶりに再見。やはり本シリーズにおいて冷戦終結の影響は大きいく、911にヒントを得たのか空売りして飛行機爆破でカネ儲けするというショボイテロリストが敵役で、ポーカーで決着付けるというイマドキどうなんだろうというこっちは変わらずの設定(そういうえば米ソ代理戦争をチェスで決着付けるというボビーフィッシャーの映画があったような)でやはりリメイクとしては展開的なチグハグ感は否めない。ボンドが新米デカのようで、未完成で荒削りなのは賛否があるでしょうけど、まあコレはコレでなんか一生懸命感が憎めない感じでいいような気もする。が、やはりこれまでのボンドらしさはなく、違和感があるのも事実。小道具・大道具を使わずに肉体派として勝負するなら別に007シリーズでなくともよいわけだし。金髪・青い目のボンドはあまり評判がよくないようですけど、それよりもちょっと背が低いのが気になるところ。そんな事言ったらロジャームーアはどうなるんだよ?って話だけど。そもそも、ロジャーボンドは肉体派のアクションじゃないし?
[DVD(吹替)] 6点(2020-11-12 01:21:45)
49.  スターリンの葬送狂騒曲
実際にあった権力闘争をドタバタ劇風に描いた事を評価できない事もないが、なんだか中途半端。ガチでシリアスに作るか、『帰ってきたヒトラー』のようなもっとファンタジー的にコメディ化した方がよかった。そもそも他国のリアルなある種の負の歴史をこのようにブラックコメディ化する事に疑問がある。226事件が中国によってブラックコメディとして製作されたらと想像してみればいい。まあ、中国が自ら毛沢東のコメディを製作したらたいしたもんだが、自分が生きている間にそういう時代は来るんだろうか?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-07 14:31:21)
50.  ブラック・シー 《ネタバレ》 
てっきり金塊発掘冒険アクションかと思ったら全然違ってた。カネか命か。冷静に考えれば命に決まっているが、大金を目の前にして尚且つ閉鎖空間だとまともな思考能力が働かないのかもしれない。最初はカネを巡って殺し合いが始まるが、最終的には命を巡って殺し合いに。この手の因果応報系の似たような話はこれまでにもあったが、潜水艦という限定された空間というのが特徴的。ラストは綺麗にまとまってしまったようにも思うが、緊張感のある展開が継続する見応えのある作品だった。
[地上波(字幕)] 7点(2020-11-06 12:03:02)
51.  007/ダイ・アナザー・デイ 《ネタバレ》 
いきなりボンドが捕虜になっちゃってオイオイなんだけど、オープニング曲・映像はかなりいいですね。007だー!って感じで。結構厳しい意見が多いですが、過去シリーズ作品へのオマージュも散見されて、節目の集大成作品としてはまあまあなのでは? <追記>14年ぶりに再見。黒人のボンドガールでエージェント(ちなみに、前々回はアジア人のボンドガールでエージェント)、敵は北朝鮮。ブロスナンボンドは冷戦終結により「敵」が見えなくなった事(敵は北朝鮮しか残ってない?)、香港返還を契機とする中国の台頭、民族の多様化(アジア人・黒人の起用)や女性活躍(ボンドガールのエージェント化及びアクション増)等々の平等化の進展といった時代の変化の中でシリーズ化されたと言える。振り返って見ると、そういう時代背景を反映した歴史を感じる点で興味深いものがある。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-11-05 17:19:21)
52.  バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 
これだけ異常行動をする兄なら前科的なモノがあるだろうし、警察にもそれなりの情報があってもよさそうなはずだが、この時代では精神異常者でも排除されす、ちょっと変わった人程度の扱いで通常の社会生活が送れる、ある意味寛容な時代であったという事だろうか。とはいえ、兄妹共になんか怪しくて謎解きとしては終盤まではそれなりに楽しめる。ただし、警察はマトモに捜査もしてないし、こういうある種のドンデン返し系でオチの決着をつけるというのは、昔は斬新だったかもしれないが、現代ではサスペンスの脚本としてはもはや手抜きと評価されるようにも思える。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-18 20:25:44)
53.  007/トゥモロー・ネバー・ダイ 《ネタバレ》 
それなりに楽しめましたが。昔に比べると銃撃戦が激しくなりましたねえ。 <追記>16年ぶりに再見。「メディア王」というのも今となっては死語になりつつあり、時代を感じさせる。過去の歴史を振り返れば、日清・日露戦争を起点として戦争によってメディアが利益を拡大してきたのは紛れもない事実。よってメディアが事件や戦争を創作する(戦争美談の捏造や戦果の誇大報道等)というのも無きにしも非ずだが、実際に戦争起こしちゃうというのはちょっと荒唐無稽かな。逆に言えば007シリーズらしいとも言えるが。昨今はSNSを主体としたフェイクニュース流行りで時代の変化を感じるが、ボンドの「メディアは信用しない」という台詞は印象的。ミシェル・ヨーの活躍は中々よくて、浜美枝から比べると、アジアの台頭や女性の台頭を感じさせる作品でもある。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-10-14 16:38:41)
54.  007/ゴールデンアイ
冷戦終結(ソ連崩壊)、女性の自立(スキルやパワーを持ちボンドと対等化or敵対化する2人のボンドガール)、ネット社会の到来(プログラマーの活躍、サイバーテロ)等、時代の転換を感じさせる。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-10-07 12:29:15)
55.  マダム・フローレンス! 夢見るふたり
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[地上波(字幕)] 6点(2020-09-27 13:25:57)(良:1票)
56.  ファイナル・スコア
『ダイ・ハード』系だがブルース・ウィルスに比べると、確かに主人公には華がなく面白みもなし、ジョークっぽい台詞もスベってるというか似合ってない印象。が、生真面目で無骨な感じは悪くはない。他方、案内係のファイザルがコミカルでいい味出していた(「テロリストジョーク」は皮肉が効いていてよかった)ので、配役のバランスは取れている。娘がもうちょっとバカで緊張感をさらに煽るとよかったかも。尚、ピアース・ブロスナンが出ていた事には気がつかず。007しか知らないし、老け過ぎててこれじゃあわからないよ~
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-25 01:24:37)
57.  スナッチ
欧米のおバカ映画なんだろうが、こういうのが面白いと思える人とは生きてる世界が違うんだろうな。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2020-09-15 11:45:14)
58.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 
当時のイギリスの状態がどのようなものだったのか知らないので、どの程度事実に迫っているのかわからないが、訴えたい事は理解できる。ただし、この種の告発系の映画はドキュメンタリーを乗り越える必要があるのだが、映画らしい見せ場はスプレー缶ぐらいしかなくて、物足りなさは残る。全体的には単調なのでもうちょっとドラマ性が欲しかった。他方、フードバンクで食べちゃう場面は過剰演出に思えるし、ラストで主人公を殺してしまうのもちょっとヤリスギな気もしてバランスの悪さも感じる。申し立ての場で本人が堂々と訴える方が、伝わるものが大きかったのではないだろうか。
[地上波(字幕)] 6点(2020-09-03 13:46:23)
59.  炎のランナー
子供の頃に走るのが好きだったので、題名も漫画っぽいしスポ根系の「かけっこの映画」だろうぐらいの軽い気持ちで、海外で話題になっている事も影響して劇場に見に行ったらチンプンカンプンで、それ以来自分の中では難解な映画としてずっと避け続けてきた本作。今思えば、おそらく人生で最も背伸びした出来事だったように思う。 で、38年ぶりに再見したわけだが、第一次大戦後のベルサイユ体制発足という微妙な時期における国家とスポーツ、民族と宗教といった複合的なテーマを重厚に描いた歴史観や教養が問われる作品で、子供に理解できるはずがないし大人になった今でも理解できるのかどうかも怪しい。そもそも、オリンピックは民族の祭典とか平和の祭典などと言われてきたが、国威発揚を目的とする極めて政治的なイベントである事には今も昔も変わりはない。違いと言えば、商業主義的になった事と、スポーツなんてのは上流社会のやるものだったのが身分制が解体して平民でもレジャーとしてやるようになった事だろう。 また、国家と宗教(神)の問題もどちらが上下かというのは答えのない問題であり、我が国ではこの時期から一体化が強くなっていった事は周知の通りである。国家と民族の問題もある意味「単一民族」とされてきた我が国ではあまり問題にはならなかったが、昨今では名前にカタカナがあったり肌の色が違う有名選手が活躍し、時には差別や偏見も入り混じながら話題になるような時代にようやくなった所でもある。 作品としては実話がベースなのでやや淡白に話が展開していく所はあるものの、欧州の没落と新興国アメリカの台頭という雰囲気も感じられる中、青年たちの苦悩に想いをよせつつ、近代以降これまで歩んできた上記のような様々な問題を考えながら見ると、頭がパンクしそうなぐらい盛り沢山である事がわかる。 我が国は戦争でオリンピックを返上し、東西冷戦でボイコット(この時期に公開されたのも話題になった要因の1つだったのかもしれない)した国でもある。そして感染病で延期されたこのタイミングで再度鑑賞できたのも何かの縁かなと思ったり、38年の時を経て、この程度には作品が理解できるようになった自分の成長も感じる事ができる作品でもある。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-08-14 21:05:45)
60.  キリング・フィールド
一寸先の生死もわからぬ抑圧された生活が、どんなに過酷なものかは私には判らないが、見ているだけでも辛い。人権に対する考え方はその国・政権それぞれだと思うし、何が善で何が悪かのレベルもローカルルールで異なる。ただし、極端なルールを持つ国や政権に対して、他の国家が何をなすべきかというのは非常に難しく、微妙な問題であるとも思う。 <追記>16年ぶりに再見。あらためて見直すと政治色が薄いというか弱く、記者の友情物語の比重が高いように感じた。どちらに期待するかによって見方は変わるだろう。多少オリエンタリズム的なテイストもあって、これが政治と友情の2つのテーマの共通基盤であり、両者をブリッジしていると言えなくもない。 基本的には文化相対主義でありたいとは思うが、やはり基本的人権や生存権ってのは最低限保障されなければならないし、そこだけは譲ってはならないと再認識した次第。年とって少々保守化したのかもしれないが、時には他国への介入も必要なのかと。ただし、WHOも最近ちょっとアレだし、国際機関への信頼性が低下しているので、介入の枠組は少々難しくなりつつあるようにも思えるが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-06 08:34:41)
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