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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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61.  エヴァンジェリスタ 《ネタバレ》 
サスペンスのように物語は進んで行き、最後だけホラー、、、みたいな? “ローズマリーの赤ちゃん”をいやでも彷彿とさせますが、女主人公が不信になりかけるあたりはやっぱ似ているかな。 最後は少しショッキングでしたよ。 
[DVD(字幕)] 3点(2010-12-22 03:43:54)
62.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機 《ネタバレ》 
あまり面白くなかったです。だけれども決して嫌いなワケではない! 実は1作目だと思ってみてしまった(←アホ)。だから1作目は未見なのだ。 何が嫌いじゃないって、この個性豊かなキャラだ。 アメコミにしか出来ないこのキャラの(ナン)センスはなかなか楽しい。 全世界規模で起こる危機ですが、それがほぼ自分中心的なスケール感でしか起こっていない感じがするのは、流石だ。 しかしこういう作品を観ると、自分はなかなかアメリカンB級ヒーロー物が好きなのだと実感した(ホントだってばよ!)。 このコーラとポテチを飲み食いしながら楽しむ感じ? この日現実感がたまらない。 映画は非日常を楽しむものであるから、「リアルじゃ無いほど良い」というのも大いにあり得る。  そしてこの作品は、いかにもアメリカ・ヒーロー物ではあるが、日本で始まり日本で終わるという感じが少し嬉しい。 最後の結婚式の場面では、日本的美意識が強調されている反面、ちょっとバカにされている感じもありますよね。 しかし、こんな慌ただしい結婚がありますか。  
[地上波(吹替)] 5点(2010-08-13 02:29:04)
63.  ドラキュラvsヴァン・ヘルシング<TVM> 《ネタバレ》 
ご登録いただき、ありがとうございます。 、、、 B級なタイトルな割にはごく普通な印象で、 これまたどこにでもありそうな感じのドラキュラ映画といった感じ。 ジョナサンハーカーにミナ夫人、ルーシー、アーサー、それにヘルシングが出て来る、どこにでもありそうな普通のドラキュラ映画だと思う。 雰囲気もこれまた「普通」に良い感じです。 ドラキュラ城はちょっと不潔な感じでしたね、とくにこの作品では。 どうやら今回のドラキュラ様は、人の首の骨を折るのが得意なようで、、、いやはや恐ろしや。 ところどころでアレンジされているものの、普通のドラキュラ映画として、普通に楽しめるかもしれません。 
[DVD(字幕)] 4点(2010-06-22 02:33:53)
64.  トレインスポッティング 《ネタバレ》 
は~、、、なかなか面白かった。こういう映画(どういう映画だよ?)ってあんま見ないんで良いコメントはできませんが、、、 若い内に見たほうがいい感じですかね、これって? 10代の多感で繊細な感性でもって見るべきなんでしょうか。 僕は見るのが遅すぎた感じですかね?この映画で刺激される年齢ってあるかもしれません。 それでも自分はなかなか刺激受けたと思います。 レントンが良かったです。スパッドも良い感じです。 ベグビーはキレ過ぎで、あれは駄目でしょう。それでも彼は面白いけど。 トミーは気の毒ですが、子猫が可愛くて淋しそうでした。 視点が子猫から離れてゆくときに、非常に絶妙なタイミングで鳴くんです、猫が。 この作品では、悪い友人をもつとズルズルいっちゃう感じですかね。 いくら仲が良くても、自分を堕落させるような友人とは縁を切ったほうが良い感じでしょうか。 最後はレントンの気持ちが非常にポジティヴな方向に切り替わったという印象があります。 それを受け入れることにより、前進するのだと思いました。 そこが良いと思いました。何か感じる所がありました。 逆に僕的には、(道端で早死にしようと)受け入れないで貫き通すっていう展開もアリですがね。 ま、ドラッグはやらないほうが良さそうですね。 
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-14 04:19:47)
65.  ナイン・ライブス 《ネタバレ》 
館ホラーとして、ちょっとだけ面白い。 ちょっと妖しい館の雰囲気で、窓の外では雪も降っているし、なかなか良い感じ、、、ってシャイニングからの影響か~? 「ヘルハウス」「ホーンティング」等の館ホラーが好きなら見ても良いかも、、、。 セクシーな金髪女性も出てきたし。 最初の音楽はエクソシスト風? 
[DVD(字幕)] 3点(2010-01-14 23:48:43)
66.  ロミオとジュリエット(1968) 《ネタバレ》 
素晴らしいです。神秘的に美しいです。こんなに美しい物語だとは思ってもいませんでした。 音楽も素晴らしいです。心に残ります。 ヒロインはとても美しいです。黒髪がとても美しかったです。 こんなに激しく愛し合うなんて、僕も激しい愛に死んでみたいものです。 この作品を観た後、まさに放心状態です。 
[DVD(字幕)] 9点(2010-01-14 23:13:51)
67.  ドルフ・ラングレン in レトログレイド2204 《ネタバレ》 
超おB級なSFで笑えます。 いや、つまらなすぎてとても笑えません。 しかしセットがダサすぎます。 最後はちょっとよかったかもしれません。 しかし、意味は分かりませんでしたが。 ラストシーンが、どっかで見たことのある画だな、と思った。 
[DVD(字幕)] 2点(2010-01-13 02:59:49)
68.  リーサルドーズ 《ネタバレ》 
糞映画。糞映画。 まず、オープニングの動物実験だか虐待の画像集でヘコんで、それからバカなティーンエイジャーの大活躍! バカの一人が調子に乗ってみんなの足を引っ張るが、そんな奴は切り捨てて「自業自得だ」「ルール破ったお前の責任だろ」と言って一発殴ってでもやれば良かったのにと思った。 ああいう状況で調子に乗って皆の足を引っ張るような奴は、死刑にでもすればいいと思う。 そいつもそういう状況になった場合、「助けてくれ」「一人にしないでくれ」なんて泣き言を言ってみんなを困らせちゃいけない。 しかもその役立たずを助けようと結束した仲間なんて「お前らどんだけ御人好しなんだよ」って感じ。 だってそういう他人の足を引っ張るような奴は、他人の人生も巻き込むからね、、、(一部除いて、助けに行った方みんな死んじゃいます(爆)) まぁ、足を引っ張るのは良いですが、「調子に乗って失敗」というところが糞ですね。 いや、実をいうとですね、僕自らにそういう苦い経験があるので、余計にそういったことが腹立たしく感じてしまうのです。 しかしこの映画は長く感じたなぁ。。。 イライラして、上手く物語の内容を把握できなかった。 この糞映画は、なんだか最後まで引っ張りすぎ。 たいしたものも出てこないんだから、そんな最後まで勿体ぶるなって!そう感じてしまいます。 マンソンみたいのが出てきました。軍人さん狂ってる。 「ヨガの瞑想」を取り入れていたが、こんな低レベルの映画にヨガの瞑想かよ!精神性高めてどうすんの?こんな糞映画で。 だったらそのヨガの精神を作品に取り入れて、もっと精神性の高い作品を作れよ~ 、、、ってどうでもいい所に突っ込んじゃった。 あ~、、また精神性の低い劣悪レビューを書いちゃった自分。
[DVD(字幕)] 3点(2009-12-26 20:05:47)
69.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 《ネタバレ》 
恥ずかしながら、なんだか登場人物が多くて、ちょっと頭の中が混雑してしまいました。 どうせ僕なんかにはこの作品の魅力なんてとうてい理解できないのでしょう。 しかしこれだけは分かります。それは無償にカッコイイという事です。 なぜだか知らないが、憧れてしまうほどカッコイイのです。 これは男の憧れる世界だと思います。 物語の最後にいくにしたがって、いろいろな人間が入り乱れてくる感じが非常に素晴らしいと感じたのを覚えています。 映像全体がセピア色で統一されていてとても美しいです。スタイリッシュというのでしょうか? あまりこの作品について分からなかったんですが、そんな状態で評価させていただくのも失礼な話です。すみません。 あと3回観たらもっと高得点を付けられるかもしれません。 また、恥ずかしいことに、未だにタイトルを覚え切れていません。 「ロックストック、、なんとかアレ」とか言って誤魔化しています。 、、、、それから、、、 カッコイイですが、盗品を売ったり、金儲けのつもりが借金メチャクチャ膨らんで怖いオッサンに脅されたり、アパートの隣人がヤバかったり、メチャめちゃ怖い黒人さんがいたり、、、僕にはこんな恐ろしい世界ではとてもとても生きていけまへん。。。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-25 01:50:09)
70.  アポロ13 《ネタバレ》 
人命はこんなにも貴いものかと思いました。 この作品では、そういう「命の貴さ」について描いていると思います。 話は違いますが、その日は図書館に行って適当に手にとって開いた本のページに「人ひとりの命は地球よりも重い」と書いてあるのが目に入ったんですが、ちょうどそれです。 この作品では人命がとても重いんです。 地球と宇宙船とではとても距離があって、その距離感というか隔たりみたいなものがとてもよく描かれていたかと思います。、、、 宇宙ってとても神秘的な感じがするなぁと思いました。とても巨大なんです。 そういう宇宙の大きさが素晴らしいです。 (この作品を子供のころに観てしまったが、それはあまりにも大きくて過酷で、宇宙は怖いという印象を、この作品によって強く植え付けられた気がします) この作品では宇宙も素晴らしいですし、宇宙船や機械、スイッチ、ボタンなどの装置も素晴らしいですが、やはり「人間」が見事に描かれている(僕はそう感じた)ので、とても面白いです。 あんなにも過酷な状況だったのに、船を切り離すときに「いい船だった」と言ったのです。そこになんだか自分は感じるものがありました。 ワガママでボケたようなお婆ちゃんでしたが、孫が泣いてしまったときに「大丈夫よ(日本語吹き替え)」って優しく語りかけるところになんだか少し感動しました。  でもでも!僕は言いたいのですが、「諸君 君らは最高のクルーだ」(字幕)と「諸君 一緒に飛べてよかった」(吹き替え)と、この差をどうにかして欲しいんですケド! それに大変失礼なのですが、フレッドさんの(ウ●コみたいな)ゲロに1点を減点させて頂きたいのです(個人的に汚物描写は1点減点)。 あと、ジャックニコスソンに似ている人がいるような、いないような、、、(禿げ方が似ているんです!)。 なんだかこの作品は、観ていてちょっと疲れるので、休日にちょうどいいかもしれません。 ちょっと信じてもらえないかもしれませんが、「命の大切さ」みたいなものを少し感じるかもしれません。 、、、宇宙なんて絶対行かねぇ!俺は行かねぇ!  
[DVD(吹替)] 9点(2009-12-21 00:12:20)
71.  ミネハハ 秘密の森の少女たち 《ネタバレ》 
俗物です。エコールの神秘性が70%カットされています。エコールの関連作品とすれば本作は4点です。時間がとても長く感じた、、、疲れた~。 僕はイレーネに恋をしました。イレーネが美しかったから最後まで見れました。 しかし、まず僕はこの作品の主演女優たちを「少女」とは認めません。ですからこの作品は少女映画ではありません。だから少女映画の名作エコールとはまったくの別物として良いでしょう。 13から15歳くらいの少女でやらないと、この作品は良いものにならないと思います。と、ロリコンの僕は思う訳です(もちろんエコールを好きな人が絶対にロリコンという訳ではない)。 オープニングではバレエダンスの足元が映されています。これは非常にドロドロとしていて生々しく痛々しくて、物語中の様々な物が込められているのでしょうか、、、とても直視できません。ゲロ吐きそうです。気分が悪くなりました。 それに残念なのが、エコールでは「子どもの目線」(純真な目線?)で描かれていたのに、このミネハハでは「大人の目線」(現実に染まった目線)で描かれているところだ。 エコールの学校はとても神秘的な雰囲気で、この世のものとは思えない感じがあったが、ミネハハではとても普通の学校といった感じで、「なぜ少女達がそこで学んでいるのか?」「それがどういう場所にある学校なのか」という不思議さも感じられない。。 エコールでは「謎の権力者」という存在がなかなか見えなくて、とても不思議な感じであったが、ミネハハではあまり不思議という感じがしないし見え見えな感じだと思う。 滝を「ミネハハ」と名づける、おそらくは名場面らしきシーンですら糞です。 エコールよりも暴力的で残酷、猥褻卑猥、下品、安直、重い、苦しい、暗い、グロい、短絡的、即物的、、、、。 もちろんエコールと別物とすれば素晴らしいです。 映像も音楽も並以上のものです。情景的に美しい場面が多々ありました。 この物語は悲劇というしかありません。 イレーネに関しては、、、。多分この作品は「純真」「無垢」というところからは程遠いでしょう。少女が純真でも、制作側の心が映ってしまうからです。 エコールとは別物と考えるべきでしょうが、「原作が同じ」「パッケージが酷似」「関連付けられている」などなどありますので、なかなかそう考え難いです。 
[DVD(字幕)] 5点(2009-10-07 02:37:46)
72.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 
僕はあまり映画館で観ないのですが、今回は空き時間がかなりあったので観ました。 たまたまやっていたので見たという感じです。 しかし、非常に面白くて驚きました。 実は「X-メン」シリーズ自体ほとんど見たことが無いし(1作目は見たことあるが忘れた)、 僕はアメコミも読まない。それでもなかなか面白かったです。  アクション映画ですが、非常にクールなアクション映画ですね。 ヒーロー物といってバカにはできません。 ウルヴァリンってカッコイイですね。 ワイルドでありながらクールで、優しさも持っているところに惹かれてしまいます。 この作品はアクションシーンが非常にカッコ良かったですね。 映画館ならではの迫力の映像で息も呑みます。 それにそれぞれのキャラの個性が引き立っていました。 、、、僕は思ったのですが「X-メン」のミュータントはそれぞれが個性的ですが、物凄い特技を持っています。それこそ「個性」であって、「個性的であっても良いんだぞ」「個性を大事にしようぜ」「他人と一緒でなくて良い」といったメッセージも含まれているかと思いました。 しかし個性が強くて物凄い特技を持っていると、それで不器用な一面もあり、社会から廃絶されやすい傾向もあるかもしれません。生きて行きにくいのです。政府や巨大企業は自分たちの都合でそういった存在を利用しようとしたり消そうとします。個性的な能力を持つ人にとって「巨大組織」は敵なのです。 個性が強ければ強いほど辛いし、絶望が待っているし、孤独だし、他人を災難に巻き込むし、戦いが待っている、そういうハンディもありますが、しかし「個性的であっても良い」といわれているようで勇気も出ます。  登場人物が魅力です。 ウルヴァリンの兄がまたカッコイイのです。 サイクロップスは非常にアホ丸出しでしたね。暴発したところで笑ってしまいました。 老夫婦は優しかったです。 ヘリからハゲが降りてきてあの笑顔を見たときは仏様かと思いましたよ。 何よりウルヴァリンが男らしくてカッコイイです。  僕もウルヴァリンの爪のように硬くて強い意志を持ちたいと思います。 
[映画館(吹替)] 8点(2009-10-07 02:19:40)(良:2票)
73.  肉体の悪魔(1971) 《ネタバレ》 
ずいぶん前ですが専門学校時代に観ました!記憶が曖昧ですが、、、 これはキモかった!グロかった! 人間の濃い部分です。ドロドロしてました。 シスターたちが凄かった。異様です。舌と目をグルグルやってる場面が凄かった!キモかった。 おかっぱの牧師さんがキモかった。拷問です!「熱湯浣腸」みたいのが強烈に印象に残っています。 美術、衣装も素晴らしい!宗教的な雰囲気も素晴らしいです。狂気の沙汰です。 でもある種の美しさはあると思います。超カルト作です!ケンちゃんスゲェや! こういう暗黒的な、ドロドロとした雰囲気が好きです。 僕はこういう強烈で過激な作品が好きなんです。一瞬だけ日常を忘れてしまうような。 また観たいのでDVD化してください。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-14 03:43:10)
74.  ハイジ(2005) 《ネタバレ》 
僕的に「やっぱハイジはアニメでしょ!」なんですが、コレはなかなかイイ感じだと僕は思います。 当時のアルプスの雰囲気も良く再現されていたかと思います(無責任)。 画面の薄暗い感じがとても効果的に寒々しい静寂的な雰囲気を演出していました。この薄暗さが好きです。 フランクフルトの貿易商・ゼーゼマン家の家に連れて行かれる可哀想なハイジ。 (あぁ、なんて可哀想なハイジ!) そのゼーゼマン家の陰鬱で厳粛な重苦しい雰囲気も「薄暗さ」によって効果的に表れていました(こういう雰囲気に憧れてしまいます)。 ロッテンマイヤーさん本当にクソなんです。チネッテもいましたねぇ!懐かしい! でもハイジが都会に来てホームシックになるまでがとてもあっけなく描かれている感じがしたのは僕だけでしょうか? 夜になるとハイジが夢遊病みたいになって入り口に立っていて「アルプスに帰りたい」と言うんです。僕はアニメではその場面がとても怖くて深刻に感じたんです。 でもこの作品はその場面で「怖さ」「異様さ」みたいなものが無くてアッサリしてました。 ハイジは可愛いと思うのですが、ペーターはダメですね。 でもアニメのハイジに親しんでいる僕たちはやっぱこの作品は観たくないですねぇ。 (え、そんなことない?)いつか原作小説も読んでみたいです。 やっぱりハイジは僕の永遠のロリータです!(←アホ)
[DVD(字幕)] 6点(2009-01-14 03:20:28)(良:1票)
75.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 
まず、「ミッドナイトエクスプレス」この一度聞いたら忘れられないようなタイトルが秀逸ではないでしょうか。  最初から最後までとても集中できました。もう眼が離せません(鼻息)!! もう、画面に釘付けでした。    なんかよく分んないけどさぁ、刑期が釈放直前になって延びちゃうなんてホント許せないよ!    でも映画の獄中生活って、見ていてなんだか面白いです。 隔離された中での人間模様とかそういうのが見れて面白いです。 全く関係ないですが、冒頭の麻薬をアルミで丁寧に梱包する場面が何故か印象に残っています(たぶん僕だけですね、、、)。  獄中生活を描いた作品は独特の雰囲気があって好きです。  最初からフザケている主人公はウザくて嫌いなのですが、 いやぁ~、よく頑張りましたよ!  父親が息子を案じている姿に好感が持てたのをなんとなく覚えています。 それにしても息子はアホですが、まぁ自業自得なんですが。   主人公には友もいますが、、、でもそれにしても本当に人間って信用できないと思いました。    主人公途中でキレるじゃないですか? 彼の本気のキレっぷり、暴れっぷりは見事でした! 水盤を打っ壊し、相手に殴りかかり、そして怯える相手、そしてその○○を、、、!  その場面はとても見応えがあって気持ちイイ!!たぶん一番アドレナリンが放出されたかも。。。  後半は本当に病んでました。観ていて怖かったです。とても観られません。 本当に人間の極限状態を描き出しています。   あのデブのブタさんホント最低ね!ザマぁみろ!    そして最後の最後は、、、良かったですねぇ。  
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-15 03:22:46)
76.  赤死病の仮面(1964) 《ネタバレ》 
全体に漂う悪魔的な雰囲気が好き。 こういう時代背景は惹かれる(ベルセルクみたい)。 曇り空で真っ暗だったり病気が蔓延したりとても重い感じがします。 人々の不安が色濃く表れているようでとても好きだ。 お城の中はまるで快楽の沙汰でした。 小道具などもこだわっていて、とても怪しげな雰囲気が出ていた。 ヒロインが美しいのもこの作品の雰囲気を高めていた。 ビンセントプライスがカッコいいなぁ。 お城の中に、一色に統一された小部屋があって(たとえば真っ黄色の小部屋とか)、それがなんか気違いじみたものを感じた。 奇妙な形の窓から真っ赤な灯りが差し込むのがとても印象的で、この作品は「真っ赤」が印象に残ります。 最後の死の舞踏の毒々しさも良かった、気に入っちゃった。 赤いローブの男の異様さ、低い声で淡々と話す感じがとても素晴らしいと思う。 終わり方も退廃的な感じで良かった。崇高な余韻を残します。 ポオの原作が読んでみたい! 最後のタロットカードの場面は迫力があって凄かった。 DVDジャケットも凄いし、これはジャケ買いですよ! (「シアターオブトラジェディ」というバンドが好きな方はこの映画は必見ですよ! あるアルバムを聴いた人は、この作品を観て頂ければハッとするでしょう)  コーマン映画、初めてにして気に入ってしまいましたよ! カルトということで高得点です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-18 01:35:31)
77.  ドラキュラ(1992) 《ネタバレ》 
うっとりとするくらいに美しい作品。こういう雰囲気好きよ。 室内の装飾品や衣装など、雰囲気作りが結構巧みだと思う。 この美しさは「(古典の)ドラキュラ」よりも、 「ヴァンパイアハンターD」や「悪魔城ドラキュラX」のような「現代的ゴシック」の(過剰なまでの装飾美の)美しさを感じました。 音楽がとても重く荘厳で美しい(サントラ欲しい)。 冒頭の毒々しい「赤い鎧」のデザインは毒々しくてかっこ良かった。 空が「真っ赤」なのが何故か印象に残っている。 この作品の「赤」は印象的だ。 ドラキュラが神を呪い、十字架に剣を突き刺す。十字架からは血がドクドクと流れる。 この場面はとても邪悪で、彼が神に背いて「呪い」を受けたという感じがとても美しく絶望的に描かれていて良い。 彼の深い悲しみや怒りがひしひしと伝わってくるようだ。  お城にいる老いたドラキュラ伯爵はダサいと思ったけど、でも怪しくて良いかも。 ジョナサンが先祖を笑ったときの、ドラキュラ伯爵の怒りようが物凄くてカッコイイ! あと、ジョナサンに群がった「鬼女三人」を、ドラキュラ伯爵が追い払う時の呪文と仕草がカッコ良い! ドラキュラ城のデザインは、鉄筋とかコンクリートみたいな印象を受けて、ちょっとダサいかなとも思ったけど、でも何度も観ると、いろいろな美術品やらがゴチャゴチャとしていて良かった。 若返ったドラキュラ伯爵の風貌が凄く美しい!超紳士だ!  本作ではドラキュラ伯爵の悲しい恋愛もテーマになっている。(それがダメなのかな?) ドラキュラは「愛」を知らなかったと思うけど、最後の場面で「悪」から解放され、偉大な「愛」に包まれたんだと思う。 ミナが伯爵夫人の生まれ変わりで、(無意識に)お互いの「魂」が400年の時を超えて愛し続けたり、とても壮大でロマンチックだと思った。 (報われぬ「悲しい恋」ほどロマンチックなものは無いです)  終盤の場面で天井に描かれた壁画が「二人の悲しい恋は伝説になったんだなあ」と、 時を越えたスピリチュアル的な感動を受けた。 ひたすら美しいなあ。。。(僕って変態?) 終盤のアクションみたいのはダレるけど、、、  暗さに、「ゴッドファーザー」のような「重み」「深み」が出ていれば、もっと荘厳な感じになってもっと良かったのかも。  
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-24 02:48:14)
78.  続・光る眼/宇宙空間の恐怖 《ネタバレ》 
淡々としていたけど雰囲気は良かったと思う。 少年を映したオープニング場面はとてもシリアスで寒々しい感じがしてなかなか秀逸だと思う。その場面での少年は「オーメン」を感じさせる。 その少年の無表情はとても凄みがあるように感じる(その目で何を見ているの?)。 感情の無い怖さ、冷たさが伝わってくる。 そしてその少年達の正体は、、、ちょっとビックリした。 うん、SFだね。 オーメンほどの厳粛さ、迫力は無いにしても、オーメン的な寒々しい雰囲気はあったと思う。 目が光るのが超怖い!あれ凄いね。あの場面を見ると、一部の方はそのおぞましさにゾッとするでしょう。 東洋系の少女が一人いて、それがとても独特の雰囲気を出していた。彼女不気味! 少年達の最後に選んだ道はとても無機質で、それでいてすごく悲しく感じた。 「人間達は生きればいい」という言葉に「希望」は無くて、「諦め」みたいなものが込められているように感じられて、その「悲しい」と感じたのが少年達側にあるのではなく、むしろ人間側にあるような気もした。 最後に「マイナスドライバー」が映って終わるのもとても虚しく、なんだか愚かさを象徴しているようにも思える。 この作品は前作ほどの緊張感もなく、酷評されているようですが、SFホラーという好きなジャンルなので、7点を入れさせていただきます。 《このシリーズは「光る眼」というタイトルがなんだか素晴らしいと思う。リメイクされたりして、SFホラーの古典的名作とも言われるが、全作品の平均点が低い》
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-12 02:08:17)(良:1票)
79.  未知空間の恐怖 光る眼 《ネタバレ》 
平穏な村が突如として怪奇現象にみまわれる。 平和な日常の生活が徐々に不安に支配されていく。 それをとても冷静に、とてもリアルに描いた作品だと思う。 それは徐々に淡々とやってくる。  村全体が眠りにおちたり、村の女性全員が妊娠してしまったりと、そういう得体の知れない「怪現象」の雰囲気が好きだ。 だから冒頭の、道の傍らでバスが停まっていたり、軍隊が調査したり、不可解に人がバタバタ倒れてゆくのもとても普通に(リアルに)描かれていて面白い。 子供たち全員が統率のとれた同じ動きをする、感情の無い子供達はとても冷たくて、変で、それは「怖い」というよりもなんだか普通と「違う」のだ。  愛情も感情も何も無い無表情な息子に(まったく別の生物に)、敬語で「お父様」「お母様」と言われるのはどんな気持ちであろうか?とても冷たくは無いだろうか。 そういった主人公ゴードンの精神的葛藤を見事に描いていると思った。 村の人々が精神的に追いつめられて行く、「外見的には何も変わらないのに、何かが確実に起こっている怖さ」みたいなものを描いていると思う。 生物の正体も明かされないが、それが「未知の恐怖」を演出しているのかもしれない。  この作品は心理描写が見事だ。 淡々としているが、ちゃんと描いている。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-09 01:52:04)(良:1票)
80.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
悪の威厳に満ちた素晴らしい作品だ。 全体的に流れる「秋」のようなメランコリックな雰囲気が良い。 悪魔的なおどろおどろしい音楽も素晴らしいが、平和なときに流れる静かな曲もとても美しい。 川の辺でダミアンがいなくなったと思ったら、ひょっこりと彼が現れる場面が好き。 子守ホリーが自殺する場面はとても素晴らしく、自分の中のホラー映画の名場面だ。 あの迫力!日常の平和を壊してしまうあの破壊力! 自殺する直前のホリーの笑顔にはとても怖いものがある。 黒犬もとても不吉な存在感だ。なんだか影になっている。 ダミアンの目つきは悪の眼光だ。あの目はなんだか冷たく鋭くて怖い。 カメラマンを演じている役者はとても良い雰囲気をだしている。 (カメラマンが死ぬ場面も名場面、、、)  ブレナン神父の何かに怯えるような、鬼気迫る表情が良い。彼はとても病んでいる。 神父の説得には威圧するような迫力があってとてもリアルだ。 神父の目からは涙まで流れて、彼の本気な感じが伝わってくる。 乳母のベイロックはとても嫌な感じ! でもかなりの熱演で、そのために嫌な感じがするのかもしれない。 彼女はホントに勝手で押し付けがましくヒステリックな、不気味な笑みを浮かべるベイロックさん、嫌い。 グレゴリーペックは良いですね。この作品をきっかけに好きになりました。 奥さんのキャシーが家の中で「落ちる」場面では、とくに金魚鉢が落ちるシーンが何故か印象に残った。 「子守」「神父」「妻」「カメラマン」がそれぞれ死ぬ場面はホラー映画の名場面だと思う。 それは主人公ロバートにふりかかり、その彼の苦悩が伝わってくる。  フロジノーネ修道院の鐘の音、高台から見下ろした修道院はとても静かで厳粛な雰囲気で素晴らしかった。 後味は悪いです。 でも、この重い厳粛な雰囲気は素晴らし過ぎる。 僕はホラー映画を「スプラッターホラー」か「ゴシックホラー」かに区別する癖があるが、 そうするとこの作品は厳粛な「ゴシックホラー」だと思う。 悪魔がとても崇高なものとして厳粛に描かれている。 悪魔という存在とちゃんと向き合い、悪魔を圧倒的なスケール感とリアリズムで描いているオカルト映画の傑作です。 ホラー映画でここまで崇高で厳粛な作品はなかなか稀かもしれない。 
[DVD(吹替)] 9点(2008-03-09 01:16:53)(良:2票)
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