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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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81.  ベッカムに恋して
“Bend It Like Beckham”という原題に対して「ベッカムに恋して」という邦題は、そんなに悪くないと思います。実際、主人公の女の子はベッカム・ファンだったし、イギリスでベッカムはサッカーと同義語な訳ですから、この邦題も主人公のサッカーへの一途な思いを表現したものと解釈できます。しかし映画としては、想像してたよりもかなり予定調和の展開だったので、インド映画に馴染みの無い人はいいとしても(特に欧米でのヒットは凄く納得できた)、私には少し期待外れでした。本作で一番驚いたのは、「このパキスタン野郎!」(意訳)というのがインド人を侮辱する最悪の言葉だったということ。例えば「この北朝鮮人!」と罵られて傷つく日本人も余りいないと思うので、印パ間の関係が少し垣間見えた気がしました、6点献上。
6点(2005-01-05 13:36:13)
82.  戦争のはじめかた
アメリカの対テロ戦争の煽りを受けて全米公開が何度も延期になったという、冷戦終結直前のドイツ駐留米軍を舞台としたブラック・コメディ(やっぱり配給はミラマックスだったそうです)。平和な時代に於いては、軍隊は何処にも採用されない様な輩の吹溜りと化し、また平和故に、暇を持て余したそういう連中のやることはロクなことじゃない。これは現在戦時下にあるイラクに於いてさえも、何ら変わることがないのは報道の通り。本作も「M★A★S★H」等と同じ軍隊風刺コメディなんですが、こちらは少し生真面目な印象。物語には毒が含まれてるのでそれなりに面白くは観れましたが、笑いも弱めで演出も平板に感じました。終盤の落下シーンは「太陽を盗んだ男」を意識したんでしょうか? ということで、私的には惜しくも6点献上。
6点(2004-12-15 00:19:20)
83.  トロイ(2004)
私は、本作のタイトルはストレートに「アキレス(2004)」で良かったような気がします。完全にアキレスが主役なので、コトの発端となる、もの凄く重大事である筈のパリスとヘレンの不倫、そして二人のエピソードはほとんど描かれない。また、男優にギャラを使い果たしてしまったのか、女優が余りにも小粒でバランスが悪い(特にヘレンには美の説得力が欠けてる)。大艦隊・大軍勢の映像に、既に驚きを感じなくなってしまった自分にも怖い気がします(つまり、もうそんなモノはハリウッド映画の売りにはならない)。そんな中で一番燃えたのは、やっぱりアキレスとヘクトルの一騎打ち。それぞれの戦闘スタイルに個性を持たせた殺陣の演出、迫力あるカメラワークと、ここは久々に「見せる戦い」のシーンでした。という訳で6点献上。
6点(2004-11-26 00:13:51)
84.  ぼくのバラ色の人生
日本に入ってきてなかっただけかもしれませんけど、まず典型的なサバーブを舞台にしたヨーロッパ映画ということが珍しかった。そのライフ・スタイルはほとんどアメリカのそれと一緒、そして住人が極端に保守的であるという点も同じ(舞台はベルギーなんでしょうか、フランスなんでしょうか、若しくはパロディなんでしょうか?)。性同一性障害だろうが、女装趣味だろうが、ゲイだろうが、息子をそのまま受け入れてあげたい気持ちと、社会常識を振りかざす世間の目との間で苦悩する家族。映画としてはラストに救いをもたらした感もありますが、基本的にはある共同体から排除される異端者家族を描いている。しかし、まるでリカちゃんハウスの様な女性化への幼い憧れは、物語の主題を不明確にしてしまったと思います、6点献上。
6点(2004-10-13 23:14:38)
85.  真珠の耳飾りの少女
絵の具が乾く前にモデルになった女を孕ませてしまうという風評の、そして現に四六時中妻を孕ませているフェルメールが、何故グリートには手を付けなかったのか。彼女の芸術に対する才能の部分と共に、その辺をもう少し明確にして欲しかった気もします。しかし本作はストーリー以前に、絵画の様に官能的な画作りと、中世ヨーロッパ女性のイメージ通りのルックスを持つスカーレット・ヨハンソンを、正に「鑑賞」する為の作品なのでしょう(この辺の出来は「フリーダ」等よりも遥かに優れてる)。ところで、私はラスト・カットの「真珠の耳飾りの少女」とこの物語はどうにも結びつかなかった。グリートは常に哀しみに憂いている様な目をしてましたけど、絵の中の少女は、もっと明るく無邪気な目をしている様に見えました、6点献上。
6点(2004-10-05 00:18:13)
86.  愛人/ラマン
(↓)【やましんの巻】さん、ホント日本人ってこーゆーの好きですよね。ま、世界で一番エロに寛容な上、小児性愛傾向丸出しの国民性ですから、モロに日本人の資質にマッチしたのでしょう。(過去を美しく飾るのは本人の勝手ですけど)本作は紛れもない援交女子高生と淫行男の物語。それ以上でも以下でもない。こんな話、当時のフランス人男とベトナム人少女の間には掃いて捨てる程あった筈。そもそもフランス語の原作で、フランス人監督で、フランス人少女を描くフランス映画(資本はイギリスとベトナムも出した様ですけど)なのに、何で英語劇なの? これが最も気に食わない。でも、細部まで手を抜かない大作感と、主演の子の口元と身体付きの卑猥さに参ってしまったので(うわっ、小児性愛傾向丸出し!)、6点献上。
6点(2004-10-05 00:17:25)
87.  堕天使のパスポート
西欧先進国の最下層で生きる不法移民達の、残酷すぎる現実を描く社会派サスペンス映画。ロンドンが舞台のイギリス映画ながら、登場人物は皆「ガイジン」(因みにオドレイ・トトゥは主人公ではありません)。確かに途中までは社会派っぽいんですけど、最後は中途半端に勧善懲悪ハッピー・エンドって感じになってしまって、個人的には残念です。あと、解説にはシェナイはクルド人らしいと書かれてますけど、劇中には一切その事が出てこないので、彼女が何故そうまでしてアメリカに行きたいのかが私には伝わってきませんでした。でも、中々の良作だとは思いますよ、6点献上。
6点(2004-09-03 00:06:32)
88.  ウィッカーマン(1973) 《ネタバレ》 
男女の性の営みを赤裸々に詠い上げた牧歌的なフォーク・ソングが全編を彩るシュールなホラー・ミュージカル(?)。島民の信仰するカルト宗教を文明から批判するのではなく、キリスト教から批判させることで宗教の矛盾を突いた辛辣な内容(更には、60年代の行き過ぎた若者風俗への皮肉も感じる)。「生贄を捧げることで豊作が約束されるなんて迷信だ」と切り捨てる男が、キリストの奇跡という「迷信」にすがる滑稽さ。そして丘にそびえる「ウィッカーマン」のヴィジュアル以上に、生贄の周りで朗らかに歌い踊るクリストファー・リーのインパクトが凄い(宿屋の娘の全裸ダンスも凄かった)。キリスト教が敗北してしまう結末といい、全編に於いて結構衝撃的なので、一回ぐらい観てみても損はしないでしょう、6点献上。
6点(2004-08-19 19:38:49)
89.  サラーム・ボンベイ! 《ネタバレ》 
ボンベイの路上で這いつくばる様に生きるストリート・チルドレンの日常を淡々と描いた、ミーラー・ナイールがカンヌでカメラ・ドール(新人賞)を受賞した出世作。幼い少年が途方に暮れた時、諦めて野垂れ死んだり何かに頼ったりするのではなく、自分の力で生きていくことを選択するのが凄い。しかし、路上は少年に僅かな希望を持つことさえ許さない。彼の周りには売春、麻薬、盗み、死等が蔓延り、公的機関も破滅しかもたらさない。登場人物が全て離散し、少年が再び独りぼっちになってしまう救いの無いラストがインドの現実を表しているのでしょうか…、6点献上。
6点(2004-07-22 17:37:25)
90.  ひかりのまち
そこは不完全な人間達がひしめき合い、いがみ合い、孤独を愛憎しながら暮らすまち。そこは“Wonderland”と呼ぶには程遠い世界。だから互いに、余りにも脆弱な絆を手繰り寄せ、それに頼らないと生きていけない。しかし、時としてその脆弱な絆が小さな奇跡を呼ぶこともある。そして「アリス」の誕生した場所は、例えそこがどんな所であろうとも、希望のひかり溢れる“Wonderland”になるのです。「マイ・ハート、マイ・ラブ」風の設定(仕上がりは更に地味)の上、私の嫌いなインディ臭もプンプンでしたけど、決して幸せには見えない一家の何にもない四晩が、不思議と心地良い気持ちにさせてくれました。私も孤独を愛憎する都会人だからか、または皆さんがお書きの通りマイケル・ナイマンの音楽のなせる業なのか…、6点献上。
6点(2004-05-25 23:06:51)
91.  マグダレンの祈り
修道院という名の罪無き者達の収容所。宗教の名の下で行われる人権蹂躙は、その理不尽さに於いて、医療という名の下でそれが行われていた精神病院や、法律や裁判による収監者に行われていたそれを遥かに凌ぐ。そこは神から最も見放された場所、即ち地獄であり、そこを護る修道女達は正に鬼畜である。本作は中世の話等ではなく、1960年代(!)の話であり、また、こんな修道院がほんの8年程前まで残っていたというのだから驚く。映画の作りは一般的な刑務所ものを更に地味にした感じで、【ダージン】さんご指摘の様に「告発」に重点が置かれている様に見えるので、ドラマとしては弱い(当時の「壁の外」の様子を対比させてみたら、もっと面白かったと思う)。しかし、観客の胸に届く告発としては成功している、6点献上。
6点(2004-02-20 01:06:39)
92.  ターミネーター3
一作目は面白いB級映画、二作目は多少間延びしたA級アクション映画と、前作を特に神聖視していない私にとっては、確かに前二作には劣るものの、それなりに面白いアクション映画でした。特に「実写」の迫力が十二分に感じられるオープニングの(お約束の)大型車アクションには大満足です。ヘリコプターに押し潰される人(って、人じゃないですけど…)という映像も初めてだった様な気がします。それにしても皆さんご指摘の、コリン・ファレルを潰した様な顔のジョン・コナーには少しカリスマ性が足りない様な気は私もしました。そしてラストの展開には私も吃驚仰天です。まさかこうなるとは…。こりゃ完璧に「4」がありますね(宣伝コピーはこれに決定→「今度は戦争だ!」)、6点献上。
6点(2003-08-14 06:35:10)(良:1票)
93.  トゥームレイダー2
極寒の地に於いてさえも薄着を貫き通すとゆー、ひたすらアンジーのボヨヨンにおんぶに抱っこだったバカ映画の続編とは思えない出来の良さ。監督がヤン・デ・ボンになった所為でしょうか、前作とは別物です。オープニングとクライマックスはやっぱり「レイダース」風ながら、中盤はどっちかと言うと「007」風になってます。空撮の俯瞰からの寄りが多用されてるのも私的にポイント高し。もちろん手垢の付いた手法ですけど、物語を語り且つスケール感を演出するには持って来いの手法なんです。何ヶ所かゾクゾクっとしてしまうカットも観せて貰えました。これが「スピード」以来不発を続けていたデ・ボンの実力なんでしょうか?(本作にスピルバーグは絡んでないんですか?) 6点献上。
6点(2003-08-14 06:33:35)(良:1票)
94.  アイリス(米英合作映画)
痴呆の進行に伴ってエキセントリックになっていく妻。それが妻の若い頃の奔放さを思い出させる。これは、相手を理解することが出来ない苦しみと深い愛情に葛藤した一人の夫の物語。相手の総てを赦せることが本当の愛情であり、夫であれ妻であれ、こんなパートナーに恵まれれば本当に幸せです。そして本作で特筆すべきは、アカデミー賞のジム・ブロードベントを筆頭にした、主人公夫妻の過去と現在を演じた四人の役者の巧さです。とにかく、この違和感の無さは凄い! 本作こそ、正に役者を観る映画です。もう少し尺を長くして、じっくり観せてくれた方が良かったかもしれません、6点献上。
6点(2003-03-12 06:41:53)
95.  シンプル・プラン
サム・ライミ版「ファーゴ」。全くと言っていいほど作風、風景、テーマが「ファーゴ」と一緒。サム・ライミはどーゆーつもりでこれを撮ったのでしょうか? 彼の作る意味が見出せない上に、新鮮味がまるで無い。もう少し違うやりようがあったと思うけど…。しかし、駄作ということではありません。普通の人が壊れていく様を、確かな技術に裏打ちされた演出と、俳優の確かな演技で最後まで一気に観せては貰えます。その点では「ファーゴ」より観やすい。それにしたって腑に落ちない…、6点献上。
6点(2003-01-12 18:46:16)(良:1票)
96.  穴(2001)
一部「羅生門」的であったりするものの、物語は想像通りあっさり進行するので、ミステリーやサスペンスを期待すると肩透かしを食らいます。しかしこの映画は、「愛」と呼ばれるものに内包された独善性、嫉妬心、幼稚性、そして恐怖を描いたなかなかのサイコ・スリラー。また、もう一つの側面で「ブスのひがみ」の恐ろしさも読みとれる(これはソーラ・バーチだからでしょうか?)。愛の前では理性は無力になる。人間の持つ感情の中で、「愛」は最も恐ろしい感情なのかもしれません。正に、無限に落ち込む「穴」と言った所でしょうか…、6点献上。
6点(2002-12-22 00:26:20)
97.  スパイ・ゲーム(2001)
拘束されたスパイを救出するミッションを描く手に汗握るアクション映画…ではなく、敏腕CIAエージェントと彼が発掘・教育した若い工作員との20年に渡る活動の歴史を描くスパイ映画…の総集編のような感じ。レッドフォードがブラピを救出する唐突さもさることながら、ブラピが暴走してテロ女を救出するのもどうかと思う。また、救出作戦も戦略を無視した正面突破とは無理矢理過ぎないかい? 映像は渋めで時刻を表示する手法等もカッコ良く、なんとシャーロット・ランプリングまで出てましたけど、私的に面白さは今一だったので6点献上。
6点(2002-09-29 17:10:44)
98.  インティマシー/親密
行きずりの関係から定期的な関係に移行すると、男女は肉体関係以上のものを相手に求めるようになる。人間は不倫関係にさえ「安定」した方向を求めようとする。不倫の主従関係は男女共、常にパートナーのいる側が主である。そして、愛に於いて肉体関係は重要でも、肉体関係に於いて愛は邪魔である、という2000年度ベルリン映画祭金熊賞受賞作品(因みに、この期に及んで「千と千尋の神隠し」は未見)。果たしてこの映画のどこが傑出しているのか私には解りませんでした。映画は起承転結の「承転」だけが提示され、数回登場する中年男女の濡れ場は、リアルと言うよりも醜い交尾として描かれています。これが人間の本質に迫った芸術作品というものなのでしょうか? 6点献上。
6点(2002-05-29 19:55:09)
99.  恋はハッケヨイ!
確かに女性版「フル・モンティ」か「Shall we ダンス?」って感じ(しかし、イギリスには失業者しかいないのか?)。でも私は本家よりこちらの方が圧倒的に好み。「同級生」でも輝いてたシャーロット・ブリテンの可愛いこと、綺麗なこと。女性の魅力は肉の付き具合じゃないって事がものすごく良く解ります。結構相撲を研究して作られているとは思いましたが、アマチュア相撲なのに四股名を付けたり大会まで「大相撲」を再現している所に大笑い。完璧にキワモノ扱いの邦題から想像するより遙かに面白かったです。また、(太めの)女性にとっては「オール・アバウト・マイ・マザー」より遙かに勇気づけられる映画なのではないでしょうか(?)。重さは強さ、強さは美しさ!に納得の6点献上。
6点(2002-03-12 21:56:48)
100.  ことの終わり
戦争を背景にレイフ・ファインズが人妻を寝取るシリーズ(?)としては、私にとって「イングリッシュ・ペイシェイント」より遙かにいい。何より「ことの終わり」を受け入れ、嫉妬と憎しみと愛情を押さえ込み(このやせ我慢こそ男の証)、また、最終的にはその感情を決して隠さない主人公の気持ちと行動が非常に理解できる。ニール・ジョーダンとしては、ヒロインが主人公への愛をより大きなものへと昇華させていく展開が好みの題材だったのでしょう。しかしジョーダン作品の常連スティーブン・レイは、今回はミス・キャスト。どう見ても労働者階級の顔にしか見えない…。ということで6点献上。
6点(2001-11-03 18:06:36)
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