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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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101.  リトル・ヴォイス
派手で強権的な母親の下で、亡き父親の思い出の中に引き篭もって暮らしていた女性が、真の意味で親離れするまでを描くファンタジック・コメディ。単に歌が上手いのではなく、モノマネという題材は新鮮でした。映画のクライマックスはもちろんマイケル・ケインの「破滅の歌」(命名:私)になりますけど、実質上のクライマックスは、ステージ上から父親の幻影を見たLVが自信に満ち溢れて歌い出す瞬間。従って「エブリバディ・フェイマス!」等とは違って、以降が尻すぼみの印象を与えてしまうのが本作の大きな弱点でしょうか。ところで私には、ジェイン・ホロックスの歌よりも蚊の鳴く様なアニメ声が衝撃的。日本の声優も歌の上手い人が多いから、この手の声の持ち主は基本的に歌が上手いんでしょうね。そんなことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:07:16)
102.  スイミング・プール 《ネタバレ》 
鑑賞後の印象は「ポカ~ン…」って感じ。伏線が張り巡らされてたとも思えないし、ジュリーの母親が最後まで放っとかれるので、本当の所は良く解りませんでした。私の見た所、たぶん殺人直前までは全部現実なんじゃないですかね。殺人シーン「だけ」が回想形式だし、以降の二人の対話は、完全に作家とその著作の登場人物になってる。そしてラスト・カットで明らかになるのは、創作されたジュリーはサラの自己投影だったってこと。そうなると、作家サラ・モートンの個人的で情緒的な新作「スイミング・プール」は、彼女の現在の心情ではなく、イケてなかった青春時代の自分が無理して「スウィンギング・ロンドン」ムーヴメントで浮かれ騒いでたことを、少し美化した自伝的小説ってことになりますか…、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-05-01 00:10:16)
103.  宮廷料理人ヴァテール
これほど見事に私の嗜好と合わなかった映画も珍しい。これはストーリーや出演者、テーマ性等の前に、純粋に私とこの映画が合わなかったんだと思う。エピソードと言えば、厨房の喧騒とアクシデント、そして馬鹿貴族共の理不尽な振る舞いばかり。それに、何の説明も無く3日間(前日と1・2日目)のドタバタを描くだけなので、歴史に不案内な私は時代やヴァテールという人物の背景等が掴み辛く、だから、とにかく退屈で退屈で仕方なかった。英語劇だったのも白けた一因。この饗宴は史実に基づいてるそうですが、細かなエピソードはどこまでが事実なんでしょうか…、2点献上。
[DVD(字幕)] 2点(2005-05-01 00:06:27)
104.  ヘヴン
イタリアで教鞭をとる「一介のイギリス人女教師」が、「たまたま」火薬と起爆装置を手に入れて、社会正義の為に「単独テロ」を行うという荒唐無稽さ。どこぞの巨匠の遺稿か知りませんが、中途半端なサスペンス映画みたいな、こんな設定が必要だったのか? ハリウッドだったら絶対こんな話にはしない筈。全編が寓意に溢れてる様には感じられるものの、それが意味する所が理解できない。だから坊主頭のお遍路さんの様な二人も理解できない。こういう映画だと、何故か「美しい映像」が過度に評価されて、高尚な作品に見えるから得ですよね。ハリウッド映画にだって美しいショットは沢山あるのに、その多くは「くだらない」の一言で済まされてしまう。だから私も、本作の評価は一言で済ませたい。つまらない、3点献上。
[DVD(字幕)] 3点(2005-04-19 00:08:58)
105.  シェフと素顔と、おいしい時間
巻頭で「アメリカ映画の様な恋がしたい」とジュリエット・ビノシュが語ってる通りの、ハリウッド映画を意識して構成された脚本を、二大スターの魅力で見せるフランス製ロマンティック・コメディ(もしかしたら非常に珍しい作品かも?)。「女を追いかけてる男」と「男から逃げ出した女」が「空港」で出会い、「アクシデント」で「呉越同舟」、「好意と反目」を「一夜」で「何度も」繰り返し、やがて「自分の本当の気持ち」を知る。まず無名の俳優では今更成り立たない内容ですけど、そこはスターの芸と存在感、厚化粧と英語訛り(?)等の小ネタで、最後まで充分楽しく見せてくれました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-10 02:17:11)
106.  恋するための3つのルール
確かにラヴ・コメディと言うよりもマフィア・コメディだし、カルチャーの違いを笑いにするパターンも非常にありがち。キャスティングからしても新鮮味に欠けてます。特にジーン・トリプルホーンに魅力が足りない為、前半が全く面白くない。それに事故とは言え、人を撃ち殺した彼女に何のお咎めも無くハッピー・エンド? 荒唐無稽なコメディ映画にしたって、これは気の利いた設定とは思えません。さて、謎が謎を呼ぶ問題の「恋するための3つのルール」ですが、私の解釈は以下の三つ。①“R”は発音しない。②“T”は“D”で発音する。③喋らない。いかがなもんでしょうか? 3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2005-04-10 02:16:13)
107.  ダスト
血生臭い「フライド・グリーン・トマト」って感じでしょうか。とにかく老婆の話す物語が何を伝えたかったのかが、さっぱりと解らない。マケドニア分離独立の歴史? トルコ軍の非道振り? ラスト・カウボーイの生き様? 一人の女を巡る兄弟の確執? そして更に肝心なのは、このホラ話(?)が黒人青年をどう変化させたのかということ。これが解らない。「フライド~」でも、老婆の語った物語自体にはピンと来ませんでしたが、あの映画には、話を聞いた中年主婦の人間性回復という明確なテーマがあった。これでは、いくら派手なガン・ファイトがあっても退屈してしまいます、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2005-04-05 00:09:03)
108.  コーリャ 愛のプラハ
ロシア嫌いのチェコ人の初老の男と、行きがかり上、彼が面倒を見ることになったロシア人の子供の間に、徐々に絆が育まれていく様子を、共産体制末期のプラハを舞台に描くヒューマン・コメディ。悪い映画ではありませんが、テーマ的に珍しくは無いので、この時期のプラハを舞台にしてなかったらこれ程の評価は無かったと思う。本作で特に優れていたと感じた部分は脚本構成。曰く有り気なオヤジの背景を、物語の中で小出しにしながら見事に描いていく。それが共産体制の現実を描くことに繋がっていく。そして忘れちゃならないのが、このオヤジの半端じゃないスケベ振り。「男はスケベである」というのは、政治体制や文化に左右されません。だから我々も、遠く東欧の空の下に生きるこの男に共感できるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-05 00:05:45)
109.  ミリオンダラー・ホテル
考えてみたら、私にとって初のヴィム・ヴェンダース作品。「ベルリン・天使の詩」は一度トライしたことがあるけど、未だ通しで観てない。この映画も大挙して有名どころが出てなかったら観てなかったと思う。で、変わり者の集団の中に敵意むき出しの異端者が入り込み、そこに笑えるドラマを紡ぎ出すってのは良くある手ですが、本作のメル・ギブソンは彼ら以上の変わり者。一体、彼の設定の意味は何だったんでしょう? 同様に、この物語で描きたかったことも良く解らない。人生は一夜の夢ってことかな。ま、美しい映像やハリウッド・スターを眺めて飽きはしなかったので、5点献上。
5点(2005-03-08 00:18:57)
110.  マン・オン・ザ・ムーン
アンディ・カウフマンというコメディアンには全く馴染みが無く、この映画を通じて初めて知りました。活躍(?)したのは70年代中頃から80年代前半とのこと。これは日本で言うと、「8時だヨ!全員集合」すら俗悪番組とされた時代に、たった一人で、本気とも冗談ともつかない「めちゃ×2イケてるッ!」か、悪意を持って素人をコケにする「ロンドンハーツ」的なお笑いを実践してた感じでしょうか。そう考えれば、いくら先進的なアメリカン・ショー・ビジネスでの話としても早すぎる。没後20年近くを経て、ようやく彼の目指したお笑いにコンセンサスが醸成され始めた感じでしょうか。彼が自分の人生そのものをヤラセの冗談にしてしまったのは解りましたが、映画はそこから何を導き出したかったのかが今一つ解りませんでした、5点献上。
5点(2005-03-08 00:18:35)
111.  ザ・コア
いや、確かにこれが50年代SFや60年代の東宝特撮映画なら、出来の悪い子供に頬を緩める親の気持ちで鑑賞することも可能でしょう。娯楽SF映画に「こんなコト有り得ない」と、いちゃもんを付けるのがおとな気ないことも重々承知しています。それにしたって、こりゃいくら何でもありえねー。砂漠の真ん中で、大学にも研究機関にも属してないおじさんが、信じ難い発明をしてるのがありえねー。こんな簡単に地球の核に到達するのがありえねー。7,000℃以上と言われる地核で平気な乗り物がありえねー。マグマに乗って簡単に地表に帰還するのがありえねー。そもそもが、地中に潜ったら「景色」なんて無い訳だから、殺風景でつまらない映画にしかならないってことに気づかなかったことがありえねー。という訳で、3点献上。
3点(2005-02-15 02:32:28)(笑:1票) (良:1票)
112.  バイオハザードII アポカリプス
前作と違い、のっけからゾンビがワラワラ登場してくれるのはありがたかったんですけど、前作同様ホラー色やサスペンス色は希薄なので、面白さの点では今回も今一つでした。これだけゾンビに囲まれる恐怖感の無い「ゾンビ映画」も、ある意味凄い。正にゲーム感覚。それに皆さんご指摘の通り、「エイリアン2」と「4」を足した様なストーリー設定は丸っきり新鮮味に欠ける。物理的時間が短いのもあって、流石に退屈する間も無く終わってしまいますが、印象に残るのはミラ・ジョヴォヴィッチ嬢の変わらぬ脱ぎっぷりだけというのでは寂し過ぎます…。よって、ミラ嬢にだけ5点献上。
5点(2005-02-15 02:24:18)
113.  EX エックス(2002)
これを観て真っ先に連想したのは「ブルークラッシュ」。お話は二の次、とにかくエクストリーム・スポーツの生の迫力を体験してよ、って感じでしょうか。確かに前半は細かいカット割りが迫力を殺いでましたけど、後半に入ってロングの長回しとスローモーションが増えて、かなり「クリフハンガー」を彷彿とさせるものの、だいぶ盛り返したとは思います。それにしたって、お話しの方はグダグダ過ぎるし、それ以上にテロリストが馬鹿すぎ。話にサスペンスがないから、アクションにもスリルを感じられません。「トリプルX」は伊達に「エックス」が三つも付いてないってことですか…、4点献上。
4点(2005-02-15 02:23:14)
114.  ネバーランド
テーマ的には「ビッグ・フィッシュ」と同じだと思いますけど、こちらは全く感動できなかった。「ビッグ~」のエドワードの嘘(つーか、彼のは「誇張」ですよね)は、彼に関わる人々をみんな幸せにする。しかし本作のバリの嘘(彼のは「夢想」ですか)は、彼自身の現実逃避にしか見えない。あの親子に肩入れして家に寄り付かないのも、明らかに現実逃避。そういうことも含めてバリは才能を授かっていたのだと思いますけど、凡人には共感できない資質です。また、一つの舞台が出来上がっていくカタルシスが欠けていたのも、ダスティン・ホフマンの役柄同様、拍子抜けでした、5点献上。
5点(2005-02-03 23:37:23)
115.  オペラ座の怪人(2004)
舞台版「オペラ座の怪人」は、音楽や歌以上に「装置」の戯曲です。オペラ座の舞台に見立てたステージが、物語の進行に従ってどんどんと姿を変えていきます。目の前で「現実に」繰り広げられるそのスペクタクルには、内容以上の感銘を受けたもんです。そんな戯曲ですから、表現媒体としては映画の方が合っていると私も思います。しかし、出来上がった映画は丸っきり舞台をなぞっただけで、映画ならでは空間的広がりが全く感じられない仕上がり。しかも、舞台装置のダイナミズムは当然消失しています。クライマックスも、実際に観客の頭上を巨大なシャンデリアが滑り落ちていくスリルに比べれば、どーってことありません。元が元ですからつまらない映画ではありませんし、数々の名曲も楽しめますが、何か平凡な作品になってしまって少し残念に思いました。戸田奈津子の字幕が「ロード・オブ・ザ・リング」並に出来が良くなかったのもマイナスです、6点献上。
6点(2005-02-03 23:36:01)(良:2票)
116.  GO!GO!L.A.
カウリスマキ兄弟には馴染みが無く、勝手に北欧の芸術映画監督というイメージを持ってましたが、本作は芸術とは程遠く、また、娯楽とも非常に程遠い良く判らない映画でした。世間ではこういうのが「クール」なんですかね。たぶん主題はハリウッドに対するアンチテーゼだったんだと思う。だから主人公を導くのもハリウッド・スター・ジョニー・デップではなく、インディーズの星・ジム・ジャームッシュの「デッドマン」(未見)と、同じくインディ系のヴィンセント・ギャロなのです。ところで、「地図のないロサンゼルス」が「行け行け!ロサンゼルス」になってしまうのが不思議…、3点献上。
3点(2005-02-03 00:11:53)
117.  タイタス
この一種のSF的設定は、舞台ではよく目にする演出手法なので(特にオフ・ブロードウェイ辺りで)、それ自体に新味は感じません。オリジナルの仰々しい台詞をそのまま使うというのも珍しくはない。タイトル・バックみたいな様式美が延々と続くのかと思ったら、そうもならない。そうなると、残虐シーン以外のどこを見ればいいのか解らない。古代でもない、現代でもない、舞台でもない、映画でもないという演出意図が、そのまま中途半端感として伝わってきたので(もしかして製作者側にも「これだ」というコンセプトが欠けてたんじゃないでしょうか)、もっとCG等を駆使して、全体を幻想的に装飾してしまっても良かったかもしれません。それにしてもアンソニー・ホプキンス、いつまで経ってもレクター演技が抜けませんなぁ…、5点献上。
5点(2005-02-03 00:06:35)
118.  トプシー・ターヴィー
万国博覧会が開催されて日本ブームに沸いていた、「スチームボーイ」と同じ19世紀後半のイギリスを舞台に、著名な劇作家ウィリアム・ギルバートと音楽家アーサー・サリヴァンのコンビが、オペラ「ミカド」を完成させるまでの大騒動。作家であり演出家であり劇場主であるギルバートと音楽家サリヴァンの軋轢、家庭でのいざこざ、劇団員達の諸問題等が、正に「トプシー・ターヴィー」(混乱)に描かれていきます。珍妙な日本文化も我々日本人にとっては見所かもしれません。しかし、これが意外に面白くない。どうにも話の筋が、タイトル同様にまとめきれていない様に感じました。しかも160分の長さ。本国での評価や名匠マイク・リーの名前をもってしても、日本でのお蔵入りには納得できる仕上がりでした。という訳で、5点献上。
5点(2005-02-03 00:05:38)
119.  ライフ・イズ・コメディ ! ピーター・セラーズの愛し方
ジェフリー・ラッシュの、ジェフリー・ラッシュによる、ジェフリー・ラッシュの為の「ピーター・セラーズ、その生と死」(本作の邦題は、多分本年度ワースト1に君臨するぞ)。きっと俳優なら一度はセラーズの様に、千変万化のキャラクターを演じてみたいと思う筈。ラッシュは本作でその夢を果たした。彼はセラーズ本人のみならず、セラーズの演じた映画の登場人物達、そして主要関係者(例えばセラーズの両親やスタンリー・キューブリック等)まで演じ分けてみせる。様々なキャラクターに成りきったことで自己喪失に苦しんだ俳優の内面的物語を、ドキュメンタリー・タッチで演出してるのが個人的に少し不満でしたけど、映画自体は凄く楽しめました。ところで、私にはタイトル・バックのアニメが横山やすしに見えたんですけど…、7点献上。
7点(2005-01-28 00:14:38)(良:1票)
120.  トゥルーナイト
「原作とは別物」という意見にも大いに頷けるものの、ストーリーの基本線は伝説通り。しかしそのアーサー王伝説を、何故かわざわざ遊び人の不倫メロドラマ風に演出した意味が良く解らない。とにかく登場人物全員が、もの凄く軽く見える(って、ジェリー・ザッカーって軽い映画しか撮れない人じゃないの!)。これなら、従来の伝説から大きく逸脱した解釈の「キング・アーサー」の方がずっとアーサー王伝説らしかったです、4点献上。
4点(2005-01-28 00:10:07)
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