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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ベイブ/都会へ行く
ジョージ・ミラーのどこにこの映像センスが隠されていたのかが分かりません。時と場所を特定しない世界観、マンガ的なキャラクター、絵画のようなセット、幻想的な色彩感覚、広角レンズでの怒濤の寄り、臨死体験する身体障害犬、全てがシュール。これはまるでジュネ+キャロ作品。前作と違い本作は全然子供向けじゃない、大人の為の動く童話絵本。前作をお好きな方からはかなり嫌われているようですが、私的には動物達の演技も含めて前作を遙かに越えた傑作。惜しむらくはテレビで観てしまったことです…。そんな訳で、8点献上。
8点(2002-04-13 14:19:06)
2.  ムーラン・ルージュ(2001)
「ウエストサイド物語」や「ジーザス・クライスト・スーパースター」といったミュージカル「映画」の愚作に惑わされることなく、「ワン・フロム・ザ・ハート」で致命的な敗北を喫したフランシス・フォード・コッポラに臆することもなく、断末魔にあったこのジャンルを見事と言う他ない手法で復活させたバズ・ラーマンには畏敬の念さえ憶えます。しかし、まだ若いオーストラリア人がどこで正しいミュージカル映画の作り方を習ったのか? フル・セット(これが大事!)、幻想的な美術・照明・衣装、徹底的な移動カメラ、台詞から歌への移行の仕方、各登場人物の見せ場の作り方、そしてその振付、etc.…と、ほぼ完璧。ユアン・マクレガーの甘い歌声も大収穫。唯一残念なのは、仕方ないことなんですけど、激しくカット割りされる編集がミュージック・ビデオっぽく見えてしまうこと。それと、私的にはテーマに悲恋を持ってきたことが悔やまれます。んなわけで、絢爛豪華な21世紀のミュージカル映画に8点献上。
8点(2001-12-16 00:22:30)(良:1票)
3.  マトリックス
「トロン」に始まった映画でのサイバーパンクの一つの完成形ってとこでしょうか。何より設定がクール、ファッションがクール、アクションもクール。映画の意味的にはネオの頭脳は「あの」巨大コンピュータの計算速度に勝ったってことなんでしょうかねぇ(だとしたら電脳空間ばかりでなく現実世界に於いても超人だぁ!)。あのラストシーンからどうやって2に繋げるのか、期待しつつ8点献上。
[映画館(字幕)] 8点(2001-08-07 19:08:20)
4.  スーパーマン リターンズ
(少し長めで失礼します) 特別「スーパーマン」に思い入れがある訳じゃないんですけど、このテーマ音楽に乗って、クレジットがスリット・スキャンで手前に迫ってくるタイトルバックを見ると、確かに何か込み上げてくるものがありました。エンディングも含めて、構成を「Ⅰ」「Ⅱ」に準じたのは非常に好感度が高い。つまり、名実共に「スーパーマンⅢ/帰還篇」という位置づけな訳です。従って第一・二作の鑑賞は必須(「Ⅰ」は「ディレクターズカット版」をお薦めします)。本作はブライアン・シンガーらしい落ち着いた色調で、スーパーマン・スーツの色合いもシックになり、また、旧シリーズにあったコミカルな描写も影を潜め、全体的に大人の雰囲気にまとまってます(ブランドン・ラウスはスーパーマンにピッタリ。一時期、ニコラス・ケイジが候補に挙がってたなんて信じられませんネ)。子供にアピール出来るかどうかは判りませんし、「なぜ世界はスーパーマンを必要としないのか」という部分への踏み込みも足りなかったと思いますけど、映画としては間違いなくシリーズ一の完成度でしょう。それにしても、今後は「ドラゴンボール」みたいな展開になっていくんでしょうか…、7点献上。
[試写会(字幕)] 7点(2006-08-12 00:05:05)
5.  マジェスティック(2001)
例によって長めの映画でしたけど、私は先のスティーヴン・キングモノ2本より好きですね。アメリカでの公開は同時多発テロ後、アフガニスタン侵攻終結直後のクリスマス・シーズン。劇中同様、米国の右傾化が最高潮に達していた時期です。「対テロ戦争」のお題目の下、アメリカでは「赤狩り」ならぬ「ムスリム狩り・アラブ狩り」の嵐が吹き荒れてました。もちろん製作は9.11よりずっと以前から進んでいたんでしょうけど、恐ろしい程のタイミングです。しかし国中がパラノイア的になっていた為、この映画のメッセージは米国民へ届かずに終わってしまった様です。アメリカがアメリカである所以・「自由」が徐々に、そして確実に侵されていく。イラクでは多くの若者が今も命を散らし、国中の家庭に悲しみが蔓延し始めている。彼らも少しずつ我に返りつつある様ですが、早くローソンの人々に倣って「マジェスティック」を取り戻して欲しいと思います。そういうことで、7点献上。
[地上波(字幕)] 7点(2006-06-02 00:02:17)
6.  ミュリエルの結婚
ブリジット・ジョーンズが可愛く見える程、ミュリエル・ヘスロップのダメっぷりに容赦が無いのが凄い。何しろ、一家揃って痛いんです。そして、レニー・ゼルウィガーがスリムに見える程、トニ・コレットの太りっぷりが凄い。細面ながら元々体格の良い人ですけど、もうパツンパツン。で、映画のテーマはお馴染みの「変身願望」。最初のミュリエルは味噌っかすの芋虫。やがて自分の周りを嘘で塗り固めて、マリエルという名のサナギになる。最後にその殻を破って出てくるのは、華麗な蝶ではないですけど、少なくとも成熟した大人になったミュリエル。この辺が最後まで成長しないブリジットとは違う所。アバの楽曲も抜群のセンスで挿入され、物語を彩ります。これは負け犬予備軍の皆様方に、自信を持ってお薦めします、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-02 00:06:16)
7.  ミスティック・リバー
捜査の中で浮き彫りになっていく、小さく貧しいコミュニティの中に隔離されたそれぞれの過去と現在。「もし…」という形で語られる過去への悔恨。しかし、人の歴史は偶然という名の必然の積み重ね。人は、大河の如く泰然と流れる時に抗うことは不可能な、限りなく弱く小さな存在である。だからこそ合理や善悪を無視し、今を生きることにしがみ付かなければ生きていけない。映画としては、構図が徹底的に計算されていたのに感心したのと同時に、確かに音楽がやや出しゃばる箇所があったのと、主役がラストで一気にローラ・リニーなってしまった様に感じました(ローレンス・フィッシュバーンも良かった)。それにしても、皆さんのレヴューがやけに長い…。本作の鑑賞同様、レヴューを読むのにも非常に疲れました、7点献上。
7点(2004-02-20 01:08:16)
8.  ベイブ
不覚にもこんな子供だましのぬいぐるみ映画に感動してしまいました。努力と可能性を信じさせる内容はすばらしい。実写、アニマトロニクス、CGを自然に組み合わせたVFXもすばらしい。おとぎ話を見事に実写化した製作者に7点献上。
7点(2001-10-03 16:01:03)
9.  ハッピー フィート
「皇帝ペンギン」の公開より随分前から製作に入ってたんでしょうけど、コウテイペンギンのみならず、アデリーペンギンやトウゾクカモメ等の生態が、動物ドキュメンタリー並に再現されてるのが凄い。本当に深く研究されてる。そしてキャラクター・デザインも変にデフォルメしてないのに、喋ったり歌ったり踊ったりを極自然に見せてくれます。80'sを中心とした楽曲やニコール・キッドマンの歌声等もあり、前半は「ムーラン・ルージュ」を髣髴させる楽しさ。しかし、後半へ進むに従いミュージカル・シーンが激減する上、環境保護テーマが前面に出てくるので、個人的には白けてしまいました(何故か全体的に「A.I.」を連想させる仕上がり)。ドキュメンタリーである「皇帝ペンギン」が彼らの生態を「愛の物語」として捉え、余計なメッセージを発することなく自然賛歌を体現していたのに比べると、こちらはスマートさに欠ける。出来ればもっと楽しい冒険物語が観たかったです、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2007-05-22 23:03:35)
10.  もういちど(2000)
燃え尽きる寸前の蝋燭。一瞬明るく燃え上がった灯火は直ぐに消え、後には煙が漂うばかり。自分達を、若しくは周りにいる人達を火傷させようとも、この二人にはその後、後悔したり築き上げたりする未来など残されていない。二人の愛はしがらみや打算とは一切関係の無い所で燃え上がる。そういう意味で“Innocence”というタイトルは、「もういちど」などという邦題よりずっと的を射てる(ま、ずっとありふれてもいますが…)。女の夫にしても、ここまでくれば苦しむ時間も凄く短くて済む(それにしても「熟年離婚」という設定だと、どうしていつも男の方が被害者みたいな扱いなんだ? 逆に婆さんと別れられて、早速若い女を捜しに行く位の豪傑はおらんのか?)。それに自分の人生は、まず自分の為にあるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-13 00:01:24)
11.  革命の子供たち
バリバリの共産主義者であるオーストラリア人女性とスターリンの間に出来た子供が、成長と共にその「資質」を発揮していくという豪州産ポリティカル・コメディ。ジュディ・デイビスのコミュニスト振りも滑稽でしたけど、私は特に制服姿のレイチェル・グリフィスに萌え~。独裁者の子孫と言うと「ブラジルから来た少年」を連想するかもしれませんが、こちらは全然違って、ストーリーの作り方や各キャラクターの造形は、明らかに「ガープの世界」の影響が感じられます。オーストラリアの戦後史に全く疎い私でもそれなりに笑えたので、詳しい方なら大いに楽しめると思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-14 00:08:15)
12.  ズーランダー
こーゆー映画になっちゃえば「あはは、馬鹿だなぁ」ということになりますが、例えば本作のウィル・フェレルみたいな人って、実際に「ファッション通信」とかに出てきません? ズーランダーの「キメ顔」もベン・スティラーがやるから笑えますけど、実際のファッション誌等にも同じ様な「表情」のモデルがごまんと掲載されてます。物語の背景にはベネトンやナイキの問題が使用されてるし、世界一の肥満大国であると同時に世界一の美容大国であるアメリカをちゃんとおちょくってるし(「ガソリンがけ」のシーンは秀逸)、これはこれで結構辛辣なパロディ映画になってると思いました。ところで、本作のミラ・ジョヴォヴィッチ嬢は、絶対「ナチ女収容所/悪魔の生体実験」のダイアン・ソーンをイメージしてると思うゾ。そーゆーことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-03 00:08:22)
13.  アンデッド
たま~に、何処からともなくこーゆー映画って現れるんですよね(前回は「ザ・コンヴェント」辺りかな?)。前半はお約束通りって感じですけど、雰囲気的には一連のゾンビ映画より「トレマーズ」に近い(後半から本格SFに転換する辺りが21世紀流なのかな?)。スプラッタ・シーンも満足できるくらい用意してあるし、終盤には大規模スペクタクル・シーンもある。この映画で一番凄いのは全体のクォリティの高さ。この手の映画に付き物だった安っぽさが全然無い(家のパソコンでここまでのVFXが出来る時代なんですね)。少なくとも「バイオハザードⅡ/アポカリプス」なんかよりは、遥かにレベルの高いゾンビ映画です。唯、町を紹介するオープニングのシーンは音楽共々、絶対「ジョーズ」のパクリだと思う。そういうことで、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-02 00:07:54)
14.  キャットウーマン
巷の評判も散々だし、ゴールデン・ラズベリー賞も独占する始末。でも、私も【ポール婆宝勉】さんに同じく、何か気に入りました。まず、保守傾向の強い最近のハリウッド映画には珍しく、あからさまにウーマン・リヴ的なのが良い(多分、ここがアメリカで嫌われた理由だと思う)。一人暮らしの職業婦人には特にお薦めします。そして、ピトフが良い。ジェラール・ドパルデューみたいなおっさんが相手では冴えなかった彼のセンスが、二人のフォトジェニックと化粧品会社という舞台、そしてビートの効いた音楽を得て、ようやく開花したという感じです。特に、露出の多いハル・ベリーの褐色の肌を、輝く黄金色に撮り上げたのは素晴らしい。キャットウーマンの動きを、もう少し実写スタントにこだわれば更に良かったと思います、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-19 00:09:51)
15.  シャイン
非常に特殊な人物の非常に特殊な半生なので興味深く鑑賞することは出来ますが、個人的には感動したり楽しんだりすることは出来なかった。まず、父親の人物像が良く解らない。最初はプロのレッスンを断り、でも自分の指導に限界を感じて息子を預ける。最初は息子の成功を喜びながら、やっぱり息子を手放そうとしない。多分誰よりも息子を愛してながら、留学後は徹底して拒絶する。父親もかなり精神異常の気がある。あと、現在でもデヴィッド・ヘルフゴットには賛否両論あるようですが、私も彼は猿回しの猿に感じられる。彼の本心はどこにあるんでしょうか…、6点献上。
6点(2005-03-08 00:17:30)(良:1票)
16.  ザ・カップ 夢のアンテナ
インドに亡命しているチベット僧達の現状を、世界中の少年達と同じサッカー狂である少年修行僧の成長を通して描いていく、実話を基にしたハートフル・コメディ(それにしても、この「夢のアンテナ」って副題は、だいぶ映画の趣旨を歪めてる様な気がする)。例え故国で迫害にあった政治難民だとしても、例え御仏に仕える修行僧であったとしても、その前に彼らは極普通の(そして文字通りの)腕白小僧。心の宇宙が広がる前に、彼らの眼前には無限の宇宙が広がっている。やがてその中から、本当に大切な何かを自らが発見していく。生きること、これ即ち修行なのです、6点献上。
6点(2005-01-05 13:34:09)
17.  裸足の1500マイル
例えば外見や文化にほとんど差異の無いドイツ人とユダヤ人、日本人と朝鮮人・中国人の間にも似た様な歴史がある訳で、外見も文化も丸っきり違う民族同士であれば、こういう政策が存在していたとしても不思議はない。人類史上でヒューマニティが叫ばれる様になったのは極々最近のこと。で、比較的低評価なのには少し驚きましたが、私も同様の感想を持ちました。序盤をサラッと流し過ぎの上、残りは決死の逃避行ではなく、何かロードムービーの様になってしまってる。淡々と描くことももちろん悪くありませんが、本作にはもう少し悲壮感が欲しかったと思います、6点献上。
6点(2004-12-15 00:18:54)
18.  ダンシング・ヒーロー
「Shall we ダンス?」を観て、返す刀でこちらも鑑賞。確かに社交ダンスって、キッチュで怪しい雰囲気は世界共通みたいです。でも音楽やダンスをテーマにしたものって、観てて気持ちいいですね。ストーリーは日本の少女漫画みたいですけど、それなりに楽しませてくれました。バズ・ラーマンの出世作に6点献上。
6点(2001-09-17 18:23:56)
19.  ゴーストライダー
またぞろやってきたアメコミ・ダーク・ヒーロー映画。そもそもこれって、ニコラス・ケイジ・クラスのスターがやる役か? 聞く所によると本人が熱望して役を射止めたらしいですけど、単なる暴走族の骸骨じゃん(当然、変身後は誰が演じても判らん)。「ワハハハ!」と笑いながら街を疾走する姿は完全に「黄金バット」。悪魔の手先でありながら悪魔に反旗を翻す展開や、自分で変身を制御できず、悪人が近くにいると勝手に変身してしまうってのは「デビルマン」的。バイクに乗るヒーローはもちろん「仮面ライダー」だし、そこかしこに日本マンガの影響が感じられました。それでも前半は結構面白い。水上やビルの壁面を走るヴィジュアルは馬鹿馬鹿しくて楽しい。敵が決定的に弱かったのが、映画にとっても弱点でしたね、5点献上。
[映画館(字幕)] 5点(2007-05-22 22:53:24)
20.  女と女と井戸の中
父親の死によって男性社会から解放されたと思った中年女性が、何をしても父権主義的世界からは逃れられないことを悟るまでを描いた女性映画(?)。第一印象は私も「青ーっ!」。主人公の住む世界(つまり女性の置かれた状況)自体が「井戸の中」という意味なんでしょうけど、ここぞというシーンだけでなく、頭から終わりまでず~っと青いまんまなので、少し気持ち悪い(知らないで観た人はテレビが壊れたと思うかも)。そして第二印象は「若ーっ!」。ミランダ・オットー、これで当時30歳ですか? 見た目は完全にティーンエージャーですよね。俳優って凄いよなぁ…、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-14 00:08:44)
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