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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2673
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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181.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 
密入国者の少年を助けようと奮闘するマルセル。考えると義は密告者にあるのですが、奥さん、ベトナム人、パン屋さん、八百屋さん、パブの主人、犬のライカといった損得抜きの思いやりに満ちた面々との関わり合いを見ると、密告者の何とも寂しい姿が強烈な印象を残します。警視の胸中にも同じような寂しさがあったのかと想像します。結末はお伽噺のようでした。毎年季節が来れば桜は咲き、毎年二人で眺めるのでしょう。心地良いラストショットです。
[映画館(字幕)] 7点(2012-05-13 23:03:09)
182.  ゴーストライター 《ネタバレ》 
職分をわきまえない行動はハートを重視する所以か。勝ち目のない組織に対する優男の孤独な戦いを魅せるのはポランスキー監督の十八番。真綿で首を絞めるが如きの全編を覆う不穏な空気を堪能し、マカラのゴーストであってそもそもこの世に存在しなかったゴーストであったのかと思わせる無情なラストに痺れます。加えて「米国以外で引き渡し協定が無いのはイラク・リビア・北朝鮮・・・」との眼差しに御大の健在ぶりを見ました。いただけなかったググるシーンを差し引いても十分満足出来た作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-13 17:50:11)
183.  ビッグ・ガン
月並みなストーリーなのですが、アラン・ドロンの面持やカーチェイスが醸し出す張り詰めた緊張感に魅入りました。最期の眼差しに余韻が残ります。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-03 01:24:20)
184.  荒野の1ドル銀貨
マカロニウエスタンといえば思い浮かぶ本作。よ~く練られた脚本、哀愁に満ちたジュリアーノ・ジェンマ。子供時分の記憶が鮮明に残っている作品です。
[地上波(吹替)] 7点(2010-04-10 04:10:02)
185.  望郷(1937) 《ネタバレ》 
ペペが破滅へと至る過程に、因果応報であるという思いと、損得を抜きにした感情の迸りに対する強い羨望が入り混じります。ジャン・ギャバンといえばあの場面が真っ先に思い浮かぶ名演出が見事です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-06 02:16:59)
186.  ブーメランのように
監督が殊更に強調する、父性愛、更生者の苦渋、警察権力の非情は「暗黒街の二人」とは異なる独り善がりなもの。ラストシーンに、題名の絶妙さと短気を起こしてしまった父の悪あがきの浅はかさを見ました。監督は父子をどう捉えているのでしょうか?役にピタ-ッとはまっていたドロンには満足しました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-06 01:45:57)
187.  ボルサリーノ2 《ネタバレ》 
摑まってアルコール漬けにされてヨレヨレになるところに悲しみ、3年(2年だったか?)後に復活して舞い戻る「ボルサリーノ号」に大喜びし、大暴れに喝采し・・言う事なしの作品です。
[地上波(吹替)] 7点(2009-11-19 03:30:41)
188.  華麗なる女銀行家
階級社会かつ男性社会である当時のフランス金融界を、一介のユダヤ人帽子店の娘、エンマ・エケールがのし上がって行く。見応えあるドラマでした。多様な人間模様の中で彼女の気位の高さに終始圧倒されます。バニステールの最後の手段は彼女への敗北宣言にも見えました。演じる、お目当てトランティニャンの観る者を凍りつかせる酷薄さを堪能出来満足です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-10-23 17:27:26)
189.  花咲ける騎士道(1952)
起承転結、良く練られたストーリーがテンポ良く展開し、大団円(ちょっぴり強引ではありますが)で幕を閉じる。理屈抜きに面白く、小粋な会話も楽しめた活劇に満足しました。 お父さんに飛び乗られてグラついた馬は「あ痛たた~、もぅ・・」と思った事でしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-28 14:12:10)
190.  リスボン特急
小学生の頃に観たいと思ってからウン十年、念願の初鑑賞となりました。犯行時に犯人達は一言も語らず非常ベルや列車の音のみが響いています。丹念な描写とあいまって見入ってしまいました。 そして全編を通じて登場人物全てが必要最小限しか語りません。しかし、その胸の内の溢れ出そうな想いは分かるのです。犯人一味のリストラされた重役とその妻、頬を黒い涙が伝っているゲイの情報屋、スコッチを空けるコールマン、シモン、カティのスリーショット等々。監督の力量と言えるのでしょう。 「刑事が人間に抱く感情は疑いと嘲りだ」と言い放つのとは裏腹さで現実を受け入れているラストシーンのコールマン。「因果な商売だが、これが私の仕事」との胸の内が想像されました。子供時分に抱いた憧れは薄れていますが、本作のドロンは素敵でした。
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-19 15:07:50)(良:1票)
191.  イブラヒムおじさんとコーランの花たち
モモの父親とイブラヒムおじさんから、思春期の娘と息子を持つ者として、親としての自身を省みて、足りない所を気づかされる作品でした。「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」と常々思っており、苦しさの先に楽しさがあるとの考えで接してきました。今日からは、それに「幸せだから笑うのではなく笑うと幸せになれる」をプラスしていく事を、軽快な音楽と淡々とした展開の本作のように肩肘張らずサラリと実行していきたいです。ところで、私はあの女優がアジャーニとは気づきませんでした。出演に感謝です。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-31 11:11:10)
192.  ポゼッション(1981)
ポーランド人監督によるベルリンが舞台であろう1980年に製作された本作。尋常ならざる情念をぶつけ合う男女は、変革していこうとする国家の体制であるように感じました。私もアンナと保母さんが一人二役である事になかなか気づきませんでした。何時もの「恋に破れた果て」ではないアジャーニの完全に常軌を逸した様の凄まじさ。彼女の役者魂にただただ脱帽です。不明な点が多々ありましたので、また観てみたい作品です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-11 15:54:31)
193.  アデルの恋の物語
イザベル・アジャーニの原点であり、物語の展開は手に取るように分かりました。燃える様な想いもお互い何時変わるかも分からなく、人の心とはそういうものであり、理屈ではないその事を責めたり責められたりしても何も得るものがありません。愛されなくても愛するという一途な想いも、その想いの振りかざし方が肝心で、愛する気持ちが人を美しく、賢く、強く、優しくしてくれるはずなのに、醜く朽ちてしまったアデルは無残です。本屋さん、下宿のおばさんといった暖かい心の持ち主と接していただけに残念です。
7点(2005-02-09 16:01:24)
194.  タンゴ(1993)
寝取られ男、逃げられ男、独身主義男の会話には苦笑させられどおしだった。フランス女性というのは、そんなアホなーっと言うくらい、とてつもなくしなやかというのか、したたかというのか口がアングリ状態になってしまう。こんなの相手にするフランス男性も自然と鍛えられるのかしらん。ゲームを楽しむような恋愛を夫婦で出来るっていうのもいいものやなぁと、ちょっぴり憧れてしまう。いやぁ、面白い作品だったー。
7点(2004-06-11 00:11:36)
195.  永遠のマリア・カラス
全盛期が偉大であればある程衰える事は辛い。昔に戻れないと分かっているであろうに夢を見てしまったカラスとラリー。夢の部分である「カルメン」。オペラの知識が無い自分には、理屈ぬきで胸に響いた。このまま突っ走るのか、どこで夢から覚めるのかと観ていたのでラストの二人は切なかった。早くに逝ってしまったカラスは、第二の人生の舞台は自身考えられなかったのかと思うと悲しい。威厳に満ちた姿、美しさ、痛々しさ。ファニー・アルダンの演技は圧巻。
7点(2004-04-26 08:20:16)
196.  レオン/完全版 《ネタバレ》 
他の職業とは違いミスをすると命が無くなる可能性が大きい殺し屋というのは、体力や技術と共に無感情でなければ勤まりませんね。超一流のレオンがマチルダに抱いた感情は、唯一愛した弟を失い殺し屋になりたいという彼女を見て、自分が唯一愛した女性を失い殺し屋になった過去が蘇り、殺し屋になるまでの人を愛する気持ちを思い出した事によるものなのでしょうね。マチルダのためにという感情を抱いて散っていった最期は切ないです。一緒に散ったスタン。モーツァルトだベートーベンだブラームスだとのたまいつつ、人の感情が抜け落ちた野獣のような所業と人間離れした表情は、悪役好きの自分にはたまらないキャラクターでした。【追伸】自分はモーツァルトファンですが、ベートーベンファンにもなりました。最近初めて聴きましたブラームスにはシビレました。ゾッコンです。スタンに感謝です。
7点(2004-03-12 20:56:20)
197.  夜霧の恋人たち
アントワーヌの危なっかしいのだけど飄々としている所が微笑ましかったです。若い時はこういう試行錯誤があっていいと思います。鏡に向かって「ファビエンヌ・タバール、クリスティーヌ・ダルボン、アントワーヌ・ドワネル」と延々と連呼しているシーンに、会いたいのに会えなくて、家で何気なく鏡を見た時に、思わず相手と自分の名を連呼していた事を懐かしく思い出しました。
7点(2004-02-20 21:11:29)
198.  終電車 《ネタバレ》 
ナチス占領下という時代に芝居を愛し芝居を続けようとする者たちの心意気を感じた。マリオンとルカとベルナール、三人の心模様が絶妙に描かれていた。悲しい結末を予感していたので、あのラストは嬉しい驚きだった。カーテンコールに応える三人を見て、これからこの人たちはどう過ごしていくのだろう、続編を作って欲しいと思った。監督が亡くなられているのが残念だ。
7点(2004-02-05 16:22:45)
199.  隣の女
ラストのマダムジューヴの台詞がベルナールとマチルドをスバリ言い表しています。空家で体を重ねる二人。何時までも苦しむ恋を続けるのだろうと思った矢先の結末に、側に居て欲しいと切望するときに限って居てもらえない、道ならぬ恋の現実、道ならぬ恋の寂しさを腹に呑み込めない者の行き着く果てを見るようでした。自分はマダムの台詞の逆が幸せなカップル、夫婦、不倫の二人だと思います。
7点(2004-02-02 00:32:39)(良:4票)
200.  鬼火(1963) 《ネタバレ》 
アランが自殺するまで印象的な音楽とともに淡々と描かれていて、アランの心情が訥々と語られていた。「誰からも愛されなかった、誰も愛せなかった」昔の自分を思い出し、見ていて悲しくなった映画。
7点(2003-12-09 01:05:44)
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