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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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241.  視線のエロス
結構どこででも評判がよろしい様ですが、どーなんでしょ? 全編一人称の視点が貫かれる実験的作品ながら、そこで描かれるのは単なる下世話な不倫ドラマ。映画は文字通り妻子ある中年男の視点に立ち、若く可愛らしい女をひたすら口説く所から始まる。これがまた笑っちゃう程ストレートに「セックスさせろ」の一点張り。最初から妻子ある身であることを隠さず、セックスしたいだけだという男は正直っちゃぁ正直ですけど、私は常にカメラに捉えられてるこの女が、男共々馬鹿に見えてしょうがなかった。途中、二人とも少し本気モードに入りつつも、結局男は家庭が一番だし、女だっていつまでもこんな不毛の関係に満足できる筈もない。私はこんなありふれた不倫ドラマの主人公にはなりたくないですけどねぇ、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-05-29 00:24:17)
242.  ブラウン・バニー
前半(つーか、ほとんどの部分)の退屈さと、(クロエちゃんが元来「汚れ」好みだったとしても)「わざわざ」映画女優に男根をしゃぶらせた映像を大写しにしたことへの不快感と、最後の最後に経緯が明かされる物語的納得(と言っても、大して面白い話でもない)を秤にかければ、どう考えてもプラスには転じ得ない。固定カメラによるクローズ・アップの連続や、特別美しくもない映像はインディーズAVを思い起こさせる(要するに「ハメ撮り」ってヤツね)。こんな「安易」な出来損ないをアートと評してしまったら、本物の芸術家やアートに申し訳ない。ヴィンセント・ギャロは何故か日本で売れるからか、こんな映画に我が国の金が出資されてるのも気に食わん。そういった訳で、クロエちゃんの舌技(巧い!)に免じて+1点の、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-22 00:04:49)
243.  ゴッド・ディーバ
エンキ・ビラルという人には馴染みがありませんが、そもそも本作の企画意図が解らない。何処かしらサイボーグ化されたキャラクター(と神々)がCGで、純粋有機体が俳優という意図だとは思いましたけど、この設定は技術レベルの低さを露呈させただけで終わってる。世界観を楽しもうにも、イメージ自体は長岡秀星のパクリみたいで全く新鮮味が無い。物語もビラル本人だけが解ってる設定を散りばめて観客は置いてきぼりの上、世界観の割に非常に小さく狭い展開に終始。一体何をしたかったんだろう? ま、観客無視の姿勢は如何にもフランス的ですけどね…、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-09 00:05:09)
244.  Mの物語
物語の基本はホラー以外の何物でもないのに、映画はいつものジャック・リヴェット作品同様(って、そんなにリヴェット作品を知りませんが…)ひたすら淡々とした、普通の愛憎劇みたいになってます。これは彼の解釈による「ゴースト/ニューヨークの幻」か「コープスブライド」って感じ? 愛は生死を越えるってこと? 最後まで我慢して観ても、この設定は理解不能。リヴェットにとっては、そもそも設定自体に意味は無く、二人の関係性だけに意味があるんでしょうけど、だったら最初からこんな設定いらないんじゃ…。演出スタイルと共に、私はとても着いてけませんでした、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-09 00:04:21)
245.  裸のマハ
ゴヤの伝記ものや、スキャンダラスな「裸のマハ」の制作秘話みたいな映画を期待すると肩透かしを食らいます。あくまでも本作は、スペイン宮廷を舞台に繰り広げられる権謀術数を描くサスペンス映画。印象は、「真珠の首飾りの少女」を観るつもりで「危険な関係」を観てしまったみたいな感じ。しかも皆さんお書きの通り、大して面白くありません。基本的な物語は「誰がカイエターナ夫人を殺したのか?」というミステリーの筈なのに、話が解り辛くて全く「謎」に引き込まれて行かない。これは明らかに脚本の未整理が原因です。そんな訳で、唯一の見所の美術と衣装に3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-03-13 00:32:48)
246.  恋の骨折り損
こりゃ酷い…。色々なことに挑戦する現代随一のシェークスピア役者も限界を露呈したって感じ。大体、50年代ミュージカルの再現ってのが無謀すぎる。編集構成やセット、比較的長回しのカメラワーク等を真似てみても、肝心要の役者のパフォーマンスがどーしょーもないじゃん。こんな一夜漬けの「かくし芸大会」レベルの歌と踊りを、「長回し」で見せられても困る。こんなのは「ムーラン・ルージュ」風に出来るだけカットを割って誤魔化すか、本物のミュージカル役者を連れてこなければ土台無理。私好みのジャンルではありましたが、正に鑑賞自体が骨折り損でした、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-02-21 00:04:05)
247.  ソフィー・マルソーの三銃士
邦題の「三銃士」や原題である「ダルタニアンの娘」から、ソフィー・マルソーが男勝りの大活躍をする痛快アクション大作を期待してたら、ま、そこそこの剣劇はありましたけど、実は緩々でお寒いだけのフレンチ・コメディでした。確かにこれは戴けない。何が戴けないって、本作に登場するのはボケばっかりで、ツッコミが一人もいないじゃん。「オースティン・パワーズ」みたいな映画ならそれでも良いですけど、一応、話の筋は陰謀にまつわるシビアなものなんですから、どっかにシリアスなキャラを置いても良かったんじゃないの? という訳で、いつまでも年齢不詳のソフィー嬢に3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-01-02 00:01:31)
248.  ケイナ
宮崎駿的世界観の中で、ララ・クロフトの妹みたいなヒロインとH.R.ギーガー・デザイン風のクリーチャーが戦う話。「ヨーロッパ初のフルCGアニメ」という謳い文句とは裏腹に、ヨーロッパの香りどころか、オリジナリティの欠片も無い仕上がり。ゲームと同時進行で製作されたメディア・ミックス作品でもありますが、その所為かどうか、ストーリーも安っぽいゲーム的なら、肝心要のCG技術も精々ゲームのムービー・レベルで止まってる(本国ではゲームの宣材扱いなんじゃないか?)。何と言うか、「とりあえず作ってみました」みたいな感じです。この分野ではハリウッドはもちろん、本場である我が国にも到底及ばない品質です。それにしても、本作がリチャード・ハリスの遺作になってしまったんですね。ご冥福をお祈りしつつ、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-12-24 00:04:13)
249.  クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
聖書絡みの猟奇連続殺人事件が、いつの間にやら「インディ・ジョーンズ」になってしまうという呆れた展開。リュック・ベッソンが関わったことでストーリーや事件自体が無茶苦茶になってしまい、全く話の辻褄が合ってない。とにかくハリウッドで流行ったものを全部ブチ込んじゃおうという馬鹿馬鹿しさ。しかし、盛り沢山の内容だったので飽きずに観れたことは確かです。ヤマカシ・アクションは良かったですけど、高いビルから飛び降りて無傷ってのはいくら何でもやり過ぎ(これは「ペンタグラム/悪魔の烙印」を思い出したゾ)。ブノワ・マジメルの追跡能力も超人並でしたね、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-11-26 00:05:39)
250.  ジャンヌ/愛と自由の天使
「美しき諍い女」に途中挫折した経験を持つ私にとって、初のジャック・リヴェット作品。前・後編を合わせれば「美しき~」と同じ位の長さになりますが、2本に分かれたことでだいぶ心理的負担は軽減されてます。もちろんこの長尺好きの監督に、リュック・ベッソンの様なテンションの高さは最初から求めていませんが、それにしても本作は、「戦い」と題されてる割には地味すぎ。発色を抑えた陰鬱な映像にBGMもほとんどなく、とにかく淡々と話が進んでいく。エキストラの数が多い訳でもないのに、戦闘シーンも引きの長回しばかりで、ホントに閑散とした印象(当時の合戦はこんな感じだったのかな?)。私には今一つリヴェット監督の趣旨が計りかねます。ということで、少し低すぎる様な気もしますが自身の正直な点数、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-11-26 00:02:45)
251.  神風
当時は「ベルリン忠臣蔵」と双璧を成す「勘違い映画」として、80年代ビデオ・バブルの一翼を担ってましたっけ。もちろんリュック・ベッソンもロマーヌ・ボーランジェ(当時13歳! 可愛い!)もまだメジャーではなく、単なるZ級映画という位置づけでした。で、中身の方は【エスねこ】さんのお書きの通り、もの凄くシリアスな馬鹿映画。何でこんなに馬鹿馬鹿しい話をシリアスに展開するんだろう? この犯人は何で歌舞伎風白塗りメイクに特攻鉢巻なんだろう? そもそも、本作の何処が“KAMIKAZE”なんだろう? 雰囲気的には「世界で一番醜い女」に近いかもしれません、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-11-26 00:02:09)
252.  ル・ブレ
そう、「TAXi」シリーズとほとんど同じ作りで同じノリ。これじゃフランス人も「同じ様な映画を大量生産する」と言って、アメリカ人のことを馬鹿に出来ないゾ。凸凹コンビが周りの物を破壊しながらエキゾチックな場所で珍道中を繰り広げるコメディってのは、それこそ30年以上昔のアメリカ映画的。しかし破壊は序盤で終了。後は砂漠の中で繰り広げられるのんびりとした追いかけっこと寒いギャグだけ。それに忍者のパルチザン(?)ってゆーセンスは、B級の帝王リュック・ベッソンと全く同じ。やっぱり笑いの要素として本作に最も欠けているものは「新鮮さ」ではないでしょうか、3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2005-09-09 00:07:55)
253.  フェリックスとローラ
女性の抱く子供染みた憧れ(変身願望?)に振り回される男の姿を、何故か徹底してシリアスに描いたミステリアス・ラヴ・ストーリー。こんな馬鹿馬鹿しい話を大真面目に作る、パトリス・ルコントという人のセンスが時々良く解らなくなる。こんなの、どー考えたってコメディの題材ですよ(つーか、コメディにもならんか?)。で、散々引っ張っておきながらこれで終わり? 「そりゃ無いんじゃないの?」ってのが本作を観た多くの人の感想だと思う。それに、本作当時で30歳を迎えようというシャルロット・ゲンズブールに、私は余り魅力も感じないので、本当に見所が無かったです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-09-09 00:07:02)
254.  逢いたくて(2002)
邦題に「逢」の字が使われてる場合、ほぼその映画は「めぐり逢い」をモチーフとしてるのかな?(原題は「もっと楽園に近づく」って感じ?) 本作も例外じゃありません。遥か昔の恋人が忘れられず、足繁く映画館に通っては「めぐり逢い」を観て、映画の様な再会を夢見てる初老(と言っても差し支えないですよね)のご婦人が、仕事先のニューヨークで遊び人風(「マディソン郡の橋」風?)のカメラマンと出逢う話。その恋人の存在が最後まで曖昧なままなので、これこそ「まぼろし」というタイトルが相応しい気がします。恋人の存在同様、主人公のディティールも曖昧なままなので、なぜ彼女が他の男を毛嫌いし、昔の恋人に執着するのかも解らない。もっと言えば、このカメラマンは何が良くって主人公に惹かれたんでしょう? 3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-08-16 00:09:33)
255.  天使の肌
ヨーロッパの官能系作品に良くある思わせ振りな邦題かと思ってたら、このタイトルは直訳だったんですね。タイトルが意味する所は解りませんが、内容も官能とは程遠く、純愛と、それによって救われる魂を描いている。しかし、エロを期待した所為では決してなく、私はこの映画を楽しめませんでした。それぞれのエピソードが唐突で納得し難く、また、男の方にも女の方にも魅力を感じません。如何にも作られた古臭い物語(貧農の口減らしの為に奉公に出される娘って、一体いつの話なの?)に、登場人物達が戸惑ってる様な印象すら受けました。申し訳ありませんが、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-01 00:08:33)
256.  ヘヴン
イタリアで教鞭をとる「一介のイギリス人女教師」が、「たまたま」火薬と起爆装置を手に入れて、社会正義の為に「単独テロ」を行うという荒唐無稽さ。どこぞの巨匠の遺稿か知りませんが、中途半端なサスペンス映画みたいな、こんな設定が必要だったのか? ハリウッドだったら絶対こんな話にはしない筈。全編が寓意に溢れてる様には感じられるものの、それが意味する所が理解できない。だから坊主頭のお遍路さんの様な二人も理解できない。こういう映画だと、何故か「美しい映像」が過度に評価されて、高尚な作品に見えるから得ですよね。ハリウッド映画にだって美しいショットは沢山あるのに、その多くは「くだらない」の一言で済まされてしまう。だから私も、本作の評価は一言で済ませたい。つまらない、3点献上。
[DVD(字幕)] 3点(2005-04-19 00:08:58)
257.  2046
前作では大人の女の色香を、無数のチャイナドレスを着こなすマギー・チャン唯一人で担ってましたけど、今作では入れ代わり立ち代わり登場する豪華女優陣が、チャイナドレスに加えてアンドロイド・コスプレまでして表現。今度こそは女優の数だけ面白さもパワー・アップしてるかと期待もしましたが、全然楽しめなかった前作に輪をかけて今回も面白くなかった。前作で「真実を穴に埋めた」主人公も相変わらずウジウジしたまま。話にも一貫性が無く、脚本を用意しない王家衛の弱点がそのまま出てしまった様な仕上がりです。「花様年華」を観せたら、キムタクで釣ったアート系映画に慣れない一般客が離れることを恐れたんでしょうけど、それにしても、続編ということをひた隠しにしたPR展開はやっぱアンフェアです、3点献上。
3点(2005-03-16 00:08:50)
258.  GO!GO!L.A.
カウリスマキ兄弟には馴染みが無く、勝手に北欧の芸術映画監督というイメージを持ってましたが、本作は芸術とは程遠く、また、娯楽とも非常に程遠い良く判らない映画でした。世間ではこういうのが「クール」なんですかね。たぶん主題はハリウッドに対するアンチテーゼだったんだと思う。だから主人公を導くのもハリウッド・スター・ジョニー・デップではなく、インディーズの星・ジム・ジャームッシュの「デッドマン」(未見)と、同じくインディ系のヴィンセント・ギャロなのです。ところで、「地図のないロサンゼルス」が「行け行け!ロサンゼルス」になってしまうのが不思議…、3点献上。
3点(2005-02-03 00:05:17)
259.  ドーベルマン(1997)
ストーリーなんて破綻しまくりで、もちろんそんなものを楽しむ映画ではない。キャラクターは「キレてる」と言うよりは、文字通りの馬鹿にしか見えない。アクションと言える様なアクションも無い。カー・チェイスもほとんど無い。銃撃戦はただ撃ち合ってるだけ。じゃ、一体何を楽しむの? これはどー考えたって馬鹿映画なんだから、突き抜けた何かが欲しい。本作を形容すれば、弾けない、うるさい、カッコ悪い、そしてつまらない。3点献上。
3点(2004-12-24 00:11:11)
260.  白と黒の恋人たち
フィリップ・ガレルという人は、常に私小説の様な映画を作っているのだそうです(とすると、「夜風の匂い」は彼にとって少し毛色の変わった映画ですね)。麻薬で死んだ昔の恋人をモチーフにした映画を製作する監督が、資金獲得の為に少し危ない橋を渡る。そして今の恋人にヒロインを演じさせる。その恋人は演じている内に、徐々に監督の昔の恋人に感化されていく…。このプロットでハリウッドが作れば、犯罪サスペンスと愛憎サイコ・スリラーを絡めた映画が出来上がりそうですけど、本作は全くもってそんなことのない、正に私小説的映画となってます。しかも、ダラダラと長い白黒映画。ラストは未完成みたいな終わり方で観客をほっぽり出してしまいます。私は余り人に観せる様な作品だとは思えませんでした、3点献上。
3点(2004-10-13 23:15:50)
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