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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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241.  デカメロン 《ネタバレ》 
裸体露出や性描写は頻繁で、ちょっとどころか結構エッチである。しかしそこに嫌らしさが微塵にも感じられないところにこの映画の良さがある。 この映画と対比される「ボッカチオ'70」の洗練された美しさと違って、一つ一つのエピソードが短く、実に庶民的だ。うっかりすると次の話に変わったのが気づかなかったりするくらいだ。キャストも数人の俳優女優を除くとほとんどが素人ということである。  
[映画館(字幕)] 6点(2011-08-02 15:46:22)
242.  ナイト・オン・ザ・プラネット 《ネタバレ》 
夜のタクシーって、何となく怖いし寂しい。運転手もやたら煙草ばかり吸う運転手もいれば運転手なのに全くの方向音痴もいる。盲目の人よりも見えない運転手、やたら構わず喋りまくる運転手もいる。乗ってくる人もいろいろ、最後は不幸な乗客と運転手。要するに様々ということだろうが、盲目の美人ベアトリス・ダルが凄いなと思っただけであとはたいくつだった。
[DVD(字幕)] 4点(2011-08-02 12:27:28)
243.  ボッカチオ'70 《ネタバレ》 
ボッカチオが書いた「デカメロン」 デカというのは10であり、デカメロンは10日という意味だそうだ。日本では十日物語として訳されている。(アラビアンナイトには及ばないが) この映画はさまざまな「愛」をモラルと対比させ、4話のオムニバスとして作られている。4話はフェデリコ・フェリーニら4人の監督が担当したが、計200分を要する映画は上映時間の長さのためか名前の薄いモニチェリの第1話は省かれてしまった。 私がスクリーンで見た時も、3話しかなくしかも順番も違っていた。それがようやく10年ほど前に第1話も含めて完全版となり、DVDにも収められた。それで今回見たのはそのDVDである。 4話はそれぞれに監督の特徴が出てどれも素晴らしいと思われるが、私が好きなのは第1話と第2話。いったん省かれた第1話「レンツォとルチアーナ」は、他の作品と比べ変わっている。ヌーヴェルヴァーグというものらしい。結婚式を仕事の合間に行ったり、夫婦が昼と夜後退で寝るというような、切実な生活の中の愛を描いている。実に斬新であり、訴える力がある。 それと第2話「アントニオ博士の誘惑」フェデリコ・フェリーニの脚本監督であるが、巨大広告の中の女が飛び出してきて、博士を誘惑する。この博士と巨大女の対決がまた何とも言えない。 第3話と第4話は前の2話に比べるとやや平凡。
[映画館(字幕)] 7点(2011-08-02 06:15:16)
244.  昨日・今日・明日
妊娠中の女は逮捕できないという第1話はそこそこおもしろかったが・・・。この映画を「昨日・今日・明日」と題名をつけ、オムニバスにしたのはわからないでもないが、何か特別な意味があったのだろうか。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-01 06:46:33)
245.  ああ結婚 《ネタバレ》 
若い頃見て今でもよく覚えている映画。ソフィア・ローレンの演技が大変素晴らしく、忘れることができない。 結婚に縛られたくない浮気男マストロヤンニ、彼を一途に愛するけなげさには心打たれる。彼女が娘くらいの若い女性と結婚しようとした時、必死の行動を起こす。それは仮病だったかもしれないが、周囲の者達は皆協力したし、私だって応援しただろう。 映画のラストで彼女が幸せの涙を流すのが大変いじらしかった。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-31 22:49:34)(良:1票)
246.  男と女(1966)
シンプルながら実に良い映画だ。男と女の感情の違いをまざまざと見せてくれる。 夫を事故でなくした女と妻を自殺でなくした男、男には息子がいて、女には娘がいる。しかも同じ寄宿学校に預けていて仲良しであれば、美男と美女の二人の運命は最初から決まったようなもの。それが確実にその方向に進みながらも一直線といかないところが良い。 ところでこの映画、DVD特典やHPなどを見てみると低予算で作られ、ハンドカメラを使ったり、撮影にも監督自身が携わっている。脚本もよくできているが、細かいところは演技者任せだったりしている。つまり演技が自然なのだ。 だから最初映画館で見た時に気になったA・エーメがしきりに手を髪にやる動作も、おそらく彼女自身の癖なのだろう、それが逆に自然の動作に思えるようになった。 ひとつだけ驚くのは、24時間レースをやった後にさらにモンテカルロからパリそしてドービルと立て続けに運転できるタフさ、さすがレーサー。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-31 07:27:41)
247.  昼顔(1967) 《ネタバレ》 
なるほど冒頭とラストの馬車は妄想だったのだ。途中恐ろしく退屈になって、映画館に入ったのを後悔したけど、昼顔とアンリ(ヘンリーはフランス語ではアンリ)が出くわしたあたりから急におもしろくなった。 昔見た時は、セヴリーヌがどうして娼婦になったのか理解に苦しんだものだったが、改めてDVDで見て納得。それにしても金歯の男は嫌な存在だった。
[映画館(字幕)] 5点(2011-07-30 15:45:23)
248.  新・個人教授
前作の純愛ラブロマンスから一転して、ナタリーが恋の手ほどきをする年上の女性を演じる映画となる。裸体シーンが増え、表現も官能的でストレートになっていて、その点前作とは対照的でもある。(私は断然前作が好き) 「脱ぐの?」「やめて息ができない」「痛い、優しくして」とさも意味深長に聞こえて、洋服のサイズを寸法を測るシーンには笑えた。  
[映画館(字幕)] 4点(2011-07-30 07:38:16)
249.  個人教授 《ネタバレ》 
ナタリーがたまらなく美しく、魅力的だった。ルノー・ヴェルレーとほぼ同じ歳の私は、彼と同じようにナタリーを好きになり夢中になった。 彼がナタリーと幸せなときを過ごせば私もたまらなく幸せになり、ナタリーとうまくいかなると私の心も痛んだ。 ラストが何と言ってもすばらしい。フォンタナの心を知ると電話番号を教え去っていく。私は泣けて泣けて仕方なかった。見終わった後フランシス・レイのサントラを探し求めレコードを聴き、感傷にふけった。 40年ぶりにDVDを購入し、改めて鑑賞、青春の想い出が痛く蘇る。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-29 22:32:27)
250.  ベティ・ブルー/インテグラル<完全版>
久しぶりに強烈な映画を見た。もはや理屈の世界ではないだろう。こういう映画はおそらく10点に近いのか、0点に近いのかどちらかだろう。その判断はできかねるので、忘れることができないくらい強烈に印象に残ったということだけで、点数を付ける。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-29 16:11:15)
251.  エリザベス:ゴールデン・エイジ
前作の「エリザベス」と比べたら数段落ちるのではなかろうか。前作は歴史ドラマとして見ることができたが、これはもう歴史ドラマではない。歴史に沿っているのは、メアリー女王を処刑したことと無敵艦隊を破ったことくらい。エリザベス1世の内面を捕らえたものかもしれないが、英国万歳だけを叫んでいるようにすら思える。ケイト・ブランシェットの健闘には悪いが・・・。 
[DVD(字幕)] 4点(2011-07-27 15:49:41)
252.  バーバレラ
昔々若かりし頃、悪友からジェーン・フォンダの○○○が拝めるというので一緒に見た映画。友人はとてもはしゃいでいたが、私はがっかりだった。よくまたくだらない映画ができたものと感心した。
[映画館(字幕)] 3点(2011-07-26 15:36:18)
253.  続・エマニエル夫人
性をタブー視する傾向は今でもあるが昔はことさらひどかった。下品なもの、猥褻なものと考えられ、3本立て成人映画と同レベルに扱われたこともあった。この「エマニエル夫人」のシリーズはまさにそういう意識の変革と性の解放(特に女性向けの)だったと思う。 この続編は、前作のあの有名なポスター写真を撮ったフランシス・ジャコベッティによるもので、エマニエルは磨きがかかっていっそう美しくなっている。場面の変わりが早くうっかりすると筋を見失ってしまいそうになるが、センセーショナルだった前作に比べ落ち着いて見ることができる。   
[映画館(字幕)] 5点(2011-07-26 10:07:01)
254.  エマニエル夫人
自由奔放なSEXを描いているということで、当時大変な話題になった映画。しかし私を初め興味本位で見た多くの人は、満足できなかっただろうと思う。 ストーリー自体もバラバラでまとまりがない上に、映画が何を言いたいのかもわかりづらかった。おそらくは「性の解放」をめざしたものと思われるが、もっとわかりやすく描くべきではなかったろうか。主演のシルビア・クリステルも洗練されてなく、引きつける魅力に欠けていたと思う。
[映画館(字幕)] 5点(2011-07-25 19:04:33)
255.  チャタレイ夫人の恋人(1982)
英国で問題となり日本でも裁判沙汰になった「チャタレイ夫人の恋人」しかし取りざたされたのは原作の小説であり、日本語の訳文である。日本ではすでに英国で解禁になっていた小説が、猥褻だということでカットされ訳者は有罪となった。今では到底考えられないが・・・。 映画の方はというと、主演のシルヴィア・クリステルらがすでに「エマニエル夫人」などの映画に出演し、70年代さかんに上映されていたので問題はなかったと思う。 ただしその頃は問題の箇所には、ぼかしが入っていた。今DVDで見るとぼかしも入っていない。昔と今とではヘアーが解禁になったりするなど、ずいぶん違うものだ。 ストーリーはどうかというと、純文学らしくはっきりしていると思う。 この映画はエロティック云々というより、身分や階級に縛られた慣習を打破することの方が意味があるように思う。女性を子どもを産む機械のように考える人は、最近の日本の政治家の中にもいたようだがとんでもないことだと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2011-07-25 17:36:54)
256.  ラムの大通り 《ネタバレ》 
タイトルは「サンセット大通り」をもじったものであり、登場人物はまさに美女と野獣。10人の荒くれ男が弾丸1発500ドルで、暗闇の中でぶっ放すゲームからして乱暴そのもの。「恋する女豹」の題名に誘われ、映画館に入るとフィルムが燃えだし火事騒ぎになるという具合。かの有名な淀川長治さんは、「お遊び」のおもしろさと評していた。 これが延々と続くだけであれば、それこそ低レベルの「お遊び」かと思いきや、ラストの締め括りが実に良い。(他の方々が書かれているとおり) 
[映画館(字幕)] 6点(2011-07-17 16:44:28)
257.  イル・ポスティーノ 《ネタバレ》 
韓国映画「永遠の片思い」の中で、この映画を知った。それほど好きという映画ではないが、チリ国内の状況や実在の人物パブロ・ネルーダについて知ることができる。 後にノーベル賞の文学賞も受賞し大統領候補にも挙げられた人だが、1948年に始まった共産党弾圧によって国外退去を命じられ、イタリアに亡命していた。映画では隠喩に長けた詩人として紹介されている。 それゆえ映画の中では、私たちは主人公マリオとともに詩のすばらしさを学ぶことができる。この主人公マッシモ・トロイージは、心臓が悪く手術が必要な状態であったにもかかわらず撮影を続け、終了後に亡くなったという。映画の中で集会デモの中で死んだことになったはそのためかもしれない。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-06 16:12:21)(良:1票)
258.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
広大に続くひまわり畑の美しさとヘンリー・マンシーニの哀愁を帯びた美しいメロディー、美しい風景と美しい音楽の映画と言えば、私の記憶の中では真っ先にこの「ひまわり」が浮かぶ。それほど強烈な印象を持つ映画であり、名作中の名作と言ってよい。 それと「自分の夫は必ず生きている」と信じて、遠く離れたウクライナの地まで夫を捜し求める妻のいじらしさに思わず涙が出てくる。やっとの思いで探し出した時、夫は雪原で倒れていたところを助けてもらったロシア女性と暮らしていた。 甲斐甲斐しく尽くす若きロシア女性マーシャ、戦争という長い年月で疲れ切ったジョバンナ、二人は言葉を交わさずとも、瞬時に相手が何者かを知る。 何かメロドラマにもあるようなストーリーは日本人の共感を呼びやすく、それでいて、はるかにスケールの大きいドラマである。 蛇足ながら、ソフィア・ローレンにとってこの映画は2年ぶりの映画出演になった。それは、この映画の制作者であるカルロ・ポンティの愛児を出産したからで、映画の中の赤ん坊は何とその実の子である。
[映画館(字幕)] 9点(2011-06-26 23:01:31)(良:2票)
259.  オープン・ユア・アイズ
今回で3回目か4回目目の鑑賞だが、いまだにどこまでが現実でどこが夢かあるいは謀略かわからない映画である。少しずつ謎が解けていっているようで、またそれを覆すような謎のできごとが起こりすっきりしない。しかしその何かわからないところにたまらない魅力を感じるし、スピルバークらに絶賛されたという話にも頷ける気がする。ところでペネロペ・クルスの美しさは秀逸である。彼女の映画はこれが初めてだったが、一瞬お人形さんかと思ったくらい、それで映画の点数も大甘である。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-18 22:18:53)
260.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 
以前見たときは評判通りの良さを感じ取れなかった映画だが、改めて見ると今は逆に評判以上の良さを感じる。10年の歳月はこうも変わるものか。 映画の中の二人も結婚して10年、変わらぬようで天井のヒビが二人の愛の行方を暗示していた。いつかは老い、いつかは消えてしまうだろうと・・・。 突如の夕立に、妻は「あなたが先に死んだり、私に飽いてしまう前に・・・」と書き残し、身を投げてしまう。これが10年前の私にはまったく受け入れられないことだったのだが、今はそういう愛の表現もあるのかと・・・。 ところで、髪結いの亭主なる言葉、日本にも西洋にもあるのだと改めて痛感。ただ違うのは、こちらではまったくのヒモみたいな意味だが、この映画ではそういう低俗なものではなく、文字通りの理髪師の旦那。 理髪師夫婦は日夜生活を共にできるうらやましい職業、仕事はもっぱら妻任せと思ったら、亭主にもちゃんとした役割があった。あの奇妙なるダンスで和ませ、むずかる子どもさえ魔法にかけるという仕事。 この映画の奇妙なダンスを支える音楽がまたすばらしい。すばらしいはず、マイケル・ナイマンだ。 
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-18 09:31:25)(良:1票)
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