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no oneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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41.  柔らかい肌
シンプルでシャープな脚本が冴えている。(おそらく題名のもとになったのであろう)主人公が眼を閉じたフランソワーズ・ドルレアックの足をさするシーンは静謐で美しく、それでいて危険な空気を孕んでいる。”柔らかい肌”に魅せられる主人公の姿が、恋に溺れて我を見失っている状態を巧みに表現していた。普段は知的な人間なのに、目つきがいっちゃってる(笑)。たとえ安穏な生活を送っていても、いつ心のバランスを崩してしまうようなきっかけが訪れるとも限らない。そして一度バランスを崩したら、一気に転がり落ちてしまうということも――。  恋愛もののはずなのに完全にサスペンス風の音楽が新鮮。ドルレアックもきれいで、出演作が少ないのを残念に思った。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-03 02:34:11)
42.  ルナティック・ラブ/禁断の姉弟
荒涼とした光景が忘れられない作品。大切な時間を噛みしめるようにお互いを抱く二人が幸せそうなだけに、安穏な生活の終わりを暗示する結末が切ない。ジュリーの「…わたしたちは正しいよね?」の言葉には胸を打たれた。真実はセメントで塗り固められ覆い隠されたかのように思えたのに、やがてひび割れ、あっけなく崩壊する。堅牢に見えた庭は実はとてももろくて、それがどんなに楽しかったとしてもけっして長続きしない。喪失の痛みをごまかすために築かれた生活が、結局はその痛みをより大きなものにしてしまうやるせなさ。 シャルロット・ゲンズブールの瑞々しい魅力も印象に残る。そりゃ弟も惚れるって。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-25 18:41:19)(良:1票)
43.  ドリーマーズ 《ネタバレ》 
コクトーの『恐るべき子供たち』現代版といった印象。 ただしこの物語の双子は夢から覚める気配がない。しまいには社会運動に巻き込まれて否応なく現実に戻されたように見えたが、それもどうも怪しい。というのは双子はそれがどういう目的なのかさえも知らずに運動に参加するし、現実的なマシューの制止を振り払って当然のように暴力の道を選ぶからだ。姉弟は結局、デモを現実から目をそらす新たな手段として選んだだけという気がする。 彼らはとても楽しそうでうらやましい限りだが、いつまでも夢を見続けることなんて可能なんだろうか? そして何より、彼らは本当に幸せなんだろうか? ちょっとした現実の壁に突き当たっただけで自殺を図るような脆さを隠し持ちながら、ただただ夢の中に生きることでそれをごまかし、ぎりぎりのところで心のバランスを保つ。運がよければ一生夢見ていられるかもしれない。だけどその幸福はとても空虚で、しかも心の底ではいつも怯えている。うらやましいと思う反面、可哀そうだとも思った。
7点(2005-02-28 01:55:22)
44.  ミクロコスモス
普段は気にも留めないちっぽけな虫の世界が、想像をはるかに超えて美しい。もちろんグロテスクなところはあるけど(とくに毛虫の群れとか、忘れたい)、アブラムシを取り巻くアリたちとテントウムシの動きや、闘うクワガタ、雨に戸惑うミズスマシ、濡れたクモの巣、奮闘するフンコロガシに、巣から覗くハチの幼虫など、透明感のあるきれいな映像のオンパレード。虫が地面を踏みしめる音まで聞こえてくるのが臨場感があってまたいい。小さな虫たちの生活がこんなにもドラマチックなものだったなんて。そして画面の虫たちの足元にときおりさらに小さな虫が通ることに気づいて、この世界の巨大さ、繊細さを実感。溜息が出ました。
7点(2005-02-19 02:23:00)(良:1票)
45.  ノー・マンズ・ランド(2001)
善玉も悪玉もなく、自己中心的な正義と盲目的な憎悪が相乗して悲劇にいたる。場を収めようとしていた人間がもっとも悲惨な末路をたどる。これは戦争と、あらゆる争いの縮図。個人的には、戦争映画とはこうあるべきだと思う。
7点(2005-01-15 18:13:32)
46.  焼け石に水
話自体は地味で、狭い人間関係の範囲で終わるし、短い。だけど、すごく面白い。ずば抜けたセンスが光る、コンパクトでシャープな切れ味の佳品。サニエの裸に目が釘付けなのは皆さんと同じです。登場人物全員がお尻を振るダンスシーンのインパクトも絶対忘れられそうにない。
7点(2004-07-30 19:22:57)
47.  ヴィドック
摩訶不思議な映像世界が好き。錬金術師の鏡の仮面、炎の上がる溶鉱炉での戦い、落雷による殺人事件などなど、観てよかったと思えた。物語はすかすかなので、きっと映像感覚がツボにはまるかどうかで評価が決まってしまうんじゃないだろうか。まったく期待せずに観れば、ラストも読めずに案外楽しめるかもしれない。錬金術師がアホみたいによく動くのにはちょっと笑った。お前は体操選手かと。
[ビデオ(字幕)] 7点(2004-02-28 05:31:18)
48.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
世界中を飛び回る相変わらずの展開は楽しいけれど、ちょっと飽きた。スピード感あふれる展開はいいんだけど、前作までですでにやったアクションの焼き直しが多く、新味のある見せ場が少ない。雑踏のなかを素人を守りながら逃走する下りなんかは最高だったけれど、車に乗り込む辺りでまたかよと思う。というか冷静に考えるとあんな乗り方していたら数分でプスプスいって止まると思う。ジェイソン・ボーンが最強過ぎるので、どうせ今回もなんとかするんだろうなーと悪い意味で安心して鑑賞(結末もボーンの不死身っぷりを見せつけるのが最大の狙いであって、必ずしも続編を暗示しているわけじゃないと思う)。まあそれでも、取ってつけたような人間ドラマの部分に目をつむればそこそこ楽しめるレベルだった。でも平均8点というのはちょっと驚きかも。
[DVD(字幕)] 6点(2008-04-12 22:13:42)(良:1票)
49.  イル・ポスティーノ 《ネタバレ》 
唐突な結末に引いてしまったけれども、この映画に漂う空気は好きです。陽光きらめく海沿いを自転車で走る姿にあの音楽――ほんの少し、ジブリっぽいなと感じました。
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-16 18:06:07)
50.  イザベル・アジャーニの惑い
ウザすぎるこの二人……と思いつつも最後まで鑑賞。  映像や演出に関しては全然文句のつけようがなく、美しい映画だと思う。そういった面に関しては好きといってもいいくらいだ。でも話としては、二人ともマジうぜえ、しかなかった。「何やってんだよ」「嘘ばっかり…」「そりゃそーだ」「え、え~?」などなど、ぶつくさ突っ込みながら観た。  インタビューではエレノールは情熱的な女性として演じたみたいな話だったけど、自分の事情だけで動いてるから周囲と軋轢を起こしているだけじゃないだろうか。たまに思い切った決断――端的にいえばバカをやるだけで、「情熱的」というのとはちょっと違う。アドルフに関してはもう、理解不能。捨てるなら捨てるではっきりしろよ、もう。  勝手にやってろ、と思った。「エゴとエゴのシーソーゲーム」ってのはミスチルの歌の詞だったっけか。
[DVD(字幕)] 6点(2007-11-18 01:50:44)
51.  マダムと奇人と殺人と
見た目のままに変てこな映画。鬱陶しい変人たち、ややブラックなユーモア、とんでもなくカラフルなのに不思議と調和している色彩感。外国のレトロなおもちゃ屋さんに迷い込んだかのような心もちになった。珍しい小道具とかしょうもない細かい演出とかにこだわっているので楽しく、飽きはしない。しかしミステリー仕立てのストーリーはあってないようなもので、ストーリーに期待してはいけない。レオン警視とうざいけれど憎めない仲間たちはなかなか魅力的で、こういうドラマシリーズがあったらたぶんチェックしてしまうと思う。完成度が高いとは到底いえないけれども、たまにつまむ分にはいい珍作です。  (ところでベルギーではダサい服しか売っていないという噂を聞いたんですが、本当なのでしょうか?)
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-01 16:29:01)
52.  サテリコン
わかんなかった。とくに難解という訳ではないけど、最初から脚本を定型にはめる気がないのだろう、全体的にだらだらと展開していくので面白くはなかった。ただ寺山修司のような強烈な美術、映像はカルチャーショック。あのこの世の終わりみたいな空の映像はどこから持ってきたんだろう? 舞台が古代ローマという時点で内容が想像できなかったけれど、まさかここまで強烈な異世界が広がっているとは…。まとまりのない脚本も、最後(堕ちるところまで堕ちる)まで観るとまったく楽しめなかったわけではない気もする。少なくとも普通の意味では面白くないのだが、一口に切り捨てることのできない奇妙な味わい。不思議な作品だった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-07 21:51:59)
53.  タンゴ(1993) 《ネタバレ》 
爽やかな映像に『紅の豚』でも始まったかと思いきや、その後のブラック過ぎる展開に口があんぐり。それ以降は笑いっぱなしだった。ただし、途中までは文句なく面白かったのが、最後で少々拍子抜けする。終盤は気の利いたギャグがなく、ついつい悪乗りを期待していた自分には物足りなかった。ブラックコメディとして中途半端な終わり方なので、殺人犯と殺人未遂犯たちが仲良くハッピーエンドという流れには抵抗を覚えた。よくできた脚本だが、個人的には最後までテンションを下げない方が好きかもしれない。   ところで、ルコント監督作品では他に『仕立て屋の恋』を観たが、やっぱりこの人の恋愛ものって変態なんだなと思う。女性に対する憧れと崇敬と恐怖の念が強くて、同じ人間というよりは一種の女神様みたいに見做している。偏執的な愛は、一歩間違えばストーカーを扱ったサイコホラーになりかねない。しかしホラーというのはさらに一歩間違えばコメディになるわけで、本作はその絶妙な路線を狙って成功している。   ルコントの精神の中核に偏執的なものがあるのは間違いないが、こうしてコメディにまで活かせるところを見ると、恐ろしいほど客観性の強い人なんだろう。変態には違いないが、変態である自分をはっきりと自覚しているのでまともな人間でいられる。本当に危険な人間は自分を冗談にして笑い飛ばしたりできない。『仕立て屋の恋』が嫌悪感ではなく憐れみと共感を持って迎えられたのは、この優れた現実感覚のおかげなのだろう。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-24 14:52:52)
54.  暗殺の森 《ネタバレ》 
映像はともかく、脚本に不満が残る。   後になって全体のあらすじを思い描いてみるとそれなりに面白い気がするのだが、なぜかいまいちだった。この笑わない主人公との距離を縮めることができなかったのと、台詞が味気ないのが要因だろうか? どうも表層的で実感の伴わない台詞が多かったような気がする。   しかし終盤での主人公の精神的な崩落の過程についてはすごく面白かった。とくに題名にもなっているあの容赦のない暗殺の場面は、恐慌状態の夫妻とはコントラストをなすファシストたちの冷静さが恐ろしい。不自然なほど垂直に伸びた木々が並ぶ騙し絵のような森の風景は独特の美しさで、そこで進行している行為の残虐さを浮き上がらせていた。   ラストのどんでん返しも秀逸。後半の筋書きがよかっただけに、それ以前の脚本をもう少し煮詰めてほしかった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-13 22:18:01)
55.  人生は、時々晴れ
悪くはないけど、『秘密と嘘』を観た後ではいささか新鮮味に欠ける。最初は喧嘩ばかりしていた家族がトラブルを境に再生のきっかけをつかむ、という大まかな流れは同じ。しかしどうも中途半端な感が否めない。近所の他の家族の話はあれでおしまい? ストーカーはなんだったんだ? 娘が妊娠してしまう話もあれでお終いとは……。挿話にきっちりと結末が付けられていないのはリアリティを追求した結果なんだろうか。どうせ途中で投げ出すのなら、もっとさらっと流すだけにしておけばよかったのに。もっとタイトな構成にできたはずだ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-17 19:56:32)
56.  エトワール(2000)
親戚にダンサーの女性がいるのだが、彼女は温泉の電気風呂にはほとんど入っていることができないそうだ。体脂肪率の低い全身筋肉みたいな体だから、身体が過剰に痙攣してしまい、まともに動くこともできない(!)のだという。その話を聞いたときは冗談だろと笑ったけれど、この映画を見て改めて慄然とした。針金のように細い身体が、精密機械のように完全に統制された動きをする。かといって機械的な訳ではなく、しなやかさと力強さを併せ持った、間違いなく生き物にしかできない動きだ。とにかく、すごい。人間にしかできない動きを人間業ではない領域まで昇華する。それに必要とされる気の遠くなるような努力。バレエのために他の何もかもを捨ててしまうだけの情熱は、一体どこから出てくるんだろうか? 想像するに、ダンスの快感は音楽や絵画といった芸術表現の快楽と、スポーツの身体を動かす快楽が一体となったものだ。自己表現の気持ちよさと、身体を動かす気持ちよさが同時になされる――それらの快楽の一端しか味わったことのない自分にも、なんとなくその凄まじさは理解できる。精神と肉体の快楽の頂点。それはきっと、性的快感をも凌駕しているだろう。だが、間違ってもバレエダンサーになりたいとは思わない。アーティストの苦しみとアスリートの苦しみを一身に背負うこと、精神も肉体も極限まで研ぎ澄ませることの苦しさを、いやというほど観せられたからだ。変な話だが、観終えた今は彼らを羨ましいと思う気持ちと、死んでもああはなりたくないという気持ちの両方が混在している。
[DVD(字幕)] 6点(2006-01-10 10:28:33)(良:1票)
57.  リュミエールと仲間たち
百年前の技術で撮影された映像は繊細な光と影が美しく、詩的だ。もしかして大して力のない人間が適当に撮っても、それなりに深いように見えるんじゃないかと少し疑ってしまった(いや、やっぱり差は出るだろうけど)。四十人の作品の合間に入るインタビューや撮影風景は余計に思えた。作品の撮影開始の瞬間、撮影終了の瞬間を作品に直接つなげるのは感心しない。冷めてしまうし、作品の味を殺している。曲の順番も考えない、数秒の間も置かないアルバムみたいなずさんな編集だ。一分間の異世界の余韻に浸る暇すら与えてくれない。監督への質問も、意味深長にみえて実は中身がない。  映画誕生時の撮影で、たとえ一分以下の時間でも素敵な映画が撮れるのはわかった。しかし総監督のサラ・ムーンのやり方には疑問が残る。贅肉を極限まで削ぎ落とした映画の結晶のような繊細な作品を乱暴に扱い、わざわざ蛇足を継ぎ足している。一時間足らずに収めるべきだったろう。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-27 15:46:26)(良:1票)
58.  美しき諍い女
優れた芸術作品が生まれる過程が実際にこの映画のような流れだとは思わない。リアリティを感じない。  まず、画家の人物造型に胡散臭さを感じてしまった。例えば「銀河が始まる前の混沌、それを君に見たいんだ!」という言葉には失笑してしまう。芝居がかったことを言い、大げさに苦悩するのだが、こんなことを言うのは理屈ばかり先行する三文画家だと思う。コメディ作品の画家を風刺する場面ならこんな台詞があってもよいが、大真面目に才能ある画家を描きたかったのだとしたら、類型的で安直なイメージだという他ない。  そして予想通り、四時間かけたあげく完成した作品は見せてくれない。あれほど期待を煽ってしまえば、本当に絵画史に残るような傑作を見せないと観客は納得してくれないだろうから当然だ。マンガの中に登場する「素晴らしい絵画」がしょぼくて読者に嘲笑されるのと同じで、仕方のない流れである。だが仕方ないとわかっていても、やはりこの映画は絵空ごとだったと白けずにはいられなかった。私は絵が好きで、よく美術館にも行くが、この映画に出てきたような被写体の内面を露にして、モデルを苦悩させるような絵が実在するとはどうしても思えないのだ。絵が登場しなかったことについて何かしら深い意味を読み取ることもできるのだろうが、ただ単にそんな絵を見せる自体が不可能だったのだと思う。  もしも創造の過程を描きたいのなら、実際の画家に密着してドキュメンタリーを撮ればいい。沈黙の中に絵筆の滑る音だけが響く場面は確かに心地よかった。でもこれは安っぽい嘘っぱちだ。いくら映像や演出でリアリティを求めたとしても、現実には遠く及ばない。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-15 15:53:20)
59.  王妃マルゴ
血なまぐさい宗教戦争と権謀術数飛び交う王宮のドラマを、カラヴァッジョの絵画を思わせる暗く陰惨な映像で雰囲気たっぷりに描いている。全編に渡って暗闇が多く、ラストシーンでようやく美しい日の光が差してほっとさせられた。それぞれの思惑が絡み、もつれた末に、思わぬ結末に至る運命的な物語が面白かった。  しかしマルゴを含めたすべての登場人物に距離を感じてしまい、入り込むことが出来なかった。マルゴの丁寧な心情描写がないので、彼女がどんな人物なのかをつかみにくい。アンリが一番共感しやすかったが、彼よりもマルゴとラ・モールに感情移入させる作りにしなくては話にならないのでは?   映像に凝っているようでいて、とりたてて美しいと思える場面が少ないのも残念。いちばん印象的なのは、暗闇に白く浮かび上がるカトリーヌ・ド・メディチの顔。どう見ても吸血鬼ノスフェラトゥ(笑)。歴史に残る悪女とはいえ、あんまりな扱いだ。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-15 16:57:27)
60.  ベルヴィル・ランデブー
あまりにデフォルメが効いて、もはや人間以外の領域に……! 自転車選手の孫のふくらはぎがあまりにもむきむきで笑った。触ってみたいな~と思っていたらおばあちゃんがいろいろな道具で揉む揉む。笑った。 でもストーリーは地味で子供向け。絵柄はともかく、脚本は退屈だった。おばあちゃんと男しか出てこず、若い女性が出てきても可愛さのかけらもないので、色気ゼロ。地味な印象。 高い塔が並んだ都市の映像も面白かったが、「美しい」映像とはちょっと違っていて、あんまり好みでもなかった。悪くはないが、いま一歩満足がいかない。
[DVD(字幕)] 6点(2005-10-06 00:53:45)
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