Menu
 > レビュワー
 > ゴシックヘッド さんの口コミ一覧。3ページ目
ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  ぜんぶ、フィデルのせい 《ネタバレ》 
少女映画という比較的コアなジャンルではよくリストにあげられる作品。  子供の、少女の視点から見た大人の世界が面白い。  当時のフランスの運動や革命に揺れる大人の世界。 それを9歳の少女の目線で見た、とても現実的だけどおかしな世界。  この映画の中の反体制運動だとかウーマンリブ運動だとかは、子供の世界とはあまりにも関係のない不釣合いな世界。 少女映画に特有ぎみの不思議の国のアリスのようなワンダーランドよりも現実味を帯びる物語。 ただその現実味を帯びた中で、大人の世界の不条理さや大人のキャラクターのユニークさを少女の視点で冒険していくところが、現実の中にワンダーランドを見出すみたいで面白いかなぁ。  抗議活動に取り組む大人たちの姿勢が、子供目線では怖くて不気味に感じるが、それでも一人一人が子供に対して接するときの態度はとても優しいおじさんおばさんであるというのが印象的。時に大人はおとぎ話の登場人物みたいだかも。  子供の、少女の視点で見た大人たちはユニークで面白い。  ただこの映画はロリコンの人のために作られた映画だろうか。 9歳の女の子の入浴シーンとトイレシーン、スクール水着シーンなど、そういう性癖に重点を置いたかのようなシーンが多い。 この映画ではミッキーマウスをファシストだといっていたが、 ではこの映画のロリコン表現はなんであるのか。 いやむしろそれが愛好家としては嬉しい。 主演の女の子はムスッとしてて可愛らしい。 ミツバチのささやきからの影響が少し感じられた。 少女達がささやく場面、アルバムをめくる場面など。  様々な活動を通して揺れ動く家族が描かれて、最後には家族の絆の深さが心に残る。 見る前と後とでは家族に対する考え方も見方も変わってしまうかのような作品だった。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-03 20:04:31)
42.  マリー・アントワネット(2006) 《ネタバレ》 
 あまりにも優美な美術。 当時のフランス王家の暮らしぶりを見事なまでに再現してるんだと思う。 まるで自分もその王族の一員であるかのような疑似体験をするほどの 密度の濃い完璧な宮廷美術にたびたび圧倒された。 その雰囲気を助長する優雅な宮廷音楽。 甘い甘い宮廷生活はまるでケーキやお菓子のようだ。 パンクロックが使われるとまるで土屋アンナみたいな世界になってくる。 女性の生き方を描いているかのような、どちらかというと女性向な感じの映画だった。 マリーアントワネットの生きざまは女性として美しい。 民衆の暴動はほとんどが音とシルエットのみで不安に描かれています。 以前に何かのドュメンタリーで観た首飾り事件だの、処刑だのといったところは出てこなかった。 甘い宮廷生活の崩壊した風景はまるでマリーアントワネットたちが食い散らかしたケーキのようだった。   
[DVD(吹替)] 7点(2012-06-25 23:48:49)
43.  ポネット 《ネタバレ》 
母親の死を受け止めきれない少女の姿があまりにも悲しい。 母親に会いたいという思いから孤立してしまう少女をごく自然な感じでとらえる。 そこから死というものや母親がどれほど大きな存在であるかが見えてくる。 幼い子が親を失うことの現実の重みとはどれほどか。 あまりにもひたむきな姿は感動を誘う。 ポネットと母親が楽しそうに遊んでいる姿を見てると涙が出そうになった。 透明感と温かみのある自然風景が美しく残る。 ファンタジーの描写は良かった。 4歳の女の子の視点で描かれた作品であり、 4歳の子供に「現実を見ろ」なんていう大人の意見が無責任だとも思う。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-10 22:43:24)(良:1票)
44.  クリフハンガー 《ネタバレ》 
ずっと見たかった映画です。 いきなり美女の登場で スタローンがやる気満々の肉体美を見せつけるためクライマーアクション。 一転して現金と悪役も登場し、雪山肉弾アクションはさらに盛り上がります。 悪党どもの憎ったらしさと、主人公の傷心が物語の良いスパイスとなってます。   「馬鹿野郎!ふざけ過ぎだぞ!」そりゃお前だろ~!  雄大な自然と山小屋が美しい。 高くそびえる雪山と断崖は男のアクションを熱くします。 映画音楽も壮大なスケール感を演出してます。 アクションの全盛期に作られた感じがして、しっかり王道な展開を踏んでてそれで面白い。 悪党も肉弾アクションも、自然の驚異のイベントも王道ですがそれが良い。 むしろその王道さを楽しむ感じ。  ただ雪山アクションで悪党にハゲが二人もいると、日の出が二つも三つもあるみたいで雪の白さと相まって画面が眩しいです。 映画館で見ると、この壮大な雪山が良い感じなんでしょうね。  
[地上波(吹替)] 7点(2012-05-24 01:23:36)
45.  トランスポーター2 《ネタバレ》 
あいかわらずカッコいいですね、このシリーズは。 前作同様に楽しめました。 あいかわらずカッコいい奴です。 ありえね~アクションの連続がカッコよく、 強すぎます。 テロとか犯人の行動にあまり政治的なものが見えません。 そういうのを必要としない映画です。 車の爆弾をクレーンのフックで外す場面が一番ありえなくてカッコいかったです。 カーアクションもいいですが、人間じゃねぇ超人アクションが楽しいです。 普通の映画だと車に轢かれそうになると「どこ見てんだー!あぶねぇじゃねぇか!」などといったイベントが起こるものですが、 この映画だともう主人公が轢かれそうになってもドヤ顔でドライバーに「大丈夫か?」と声をかけるくらいです。 
[地上波(吹替)] 7点(2012-04-16 02:00:21)
46.  トランスポーター 《ネタバレ》 
トランスポーター!カッコイイけど、うどんつくってた。 カッコいい男はうどんを作るときでさえもカッコイイのだ。 カーアクションあり、カンフーアクションあり、面白アクションあり、 何だか盛りだくさんなのに一貫して面白かったです。 これは当たりでした。 主人公がカッコよすぎる。強すぎる。 最初は仕事はルールを完璧に遂行する冷徹な男だと思っていたけど、 それはそれでカッコイイなと思ったけど、 徐々にそのキャラが崩れてゆくところが面白い。 ヒロインは上戸彩に見えてきた。アジア系の美人さんだった。 刑事さんも緩くていい感じ。 結構良いアクションエンターテイメントでした。 
[DVD(吹替)] 7点(2012-03-08 23:35:38)
47.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 
「すべてが前作を超えた!」などと、誇大広告っぽいことがされていますが、否定はしませんよ。 大まかに面白かったです。 前作の方は隔離された巨大地下施設だったので、スケールも程よく、脱出系としてもなかなかいい感じでした。 今回はどちらかというとオーヴァーグラウンド(?)な感じなんで、閉鎖感とかなくて、その分、スケール感はやたら広がった印象です。 でも友達がいうには、この作品の嬉しいところは「追跡者」がいるところ、だそうです。 たしかに追跡者の忠実さは素晴らしいです。 なんたって嬉しいのは、ゲームとの類似点です。 武器屋に入る場面、警察署に入ってゆく場面、追跡者のジル追跡、ハンドガンを落としてスタイリッシュアクション、などなどいろいろありました。ゲームの2作目と3作目を足したような感じですか、、、? 身体能力が凄くなってしまいましたね、、、あらら、、「エイリアン4」のはこびだこりゃ、、、 ニコライ出てきましたね!登場して名乗った直後にやられるので爆笑しちゃいました。 でもやっぱ、リメイクとか映画化の作品だと、「自分たちのほうが技術は上だ」的な何かが顔をのぞかせるような気がしてそれが少しアレです。 「最新技術を駆使した」的な。そもそも銃アクションなのに格闘アクションが目立ち、「こっちの方が動きがあって面白いぜ!」的な。「やっぱライターよりもマッチだろ」的な。 「やっぱ追跡者にはグレネードランチャーよりもガトリングガン装着だろ」的な。 「ジルよりもやっぱり呼び名はバレンタイン!」的な、 「やっぱジルよりも、映画のオリジナルキャラクターであるアリスのほうが強いだろ」的な。 なんでこう認めないんでしょうね?そのままやるのはイヤだから、ちょっと反抗してみる的な、ちょっと自分風に面白く味付けしたい的な、、、、やっぱ呑み込まれちゃう感じですか?  ジルも忠実に再現されています。 でもちょっと印象違って、コワイ、、、パンク系ゴス系でパンパン頭撃っちゃうので結構クールな女性ですね。男は近づかないでしょう? 二丁拳銃のスタイリッシュアクションって、、、デビルメイクライの映画化かって思っちゃいますけどね。 最後はアリスさん!パラサイトイヴのアヤ・ブレアのミトコンドリア攻撃みたいになっちゃってます!どうなってるんすか!? アンブレラ企業が全世界を呑み込む的な脅威はさすがです。 
[DVD(吹替)] 7点(2011-01-31 00:43:06)(笑:1票) (良:1票)
48.  リュミエールと仲間たち 《ネタバレ》 
なかなか面白かったです。 沢山の映画監督が見れて良かったです。 僕の知らない監督も大勢でしたが、皆さんはかなりのベテラン監督のようです。 最も古いカメラを使い1分くらいの映画を撮影するというものですが、 それぞれの監督が自分の個性や表現方法を貫いています。 楽しそうにやっている人もいれば、強い想いを秘めている人もいます。 たとえ1分の粗いモノクロでも、その監督の個性が色濃く表れます。 とくにリンチの個性は群を抜いていた! 彼らの撮影風景や仕事との向き合い方、映画に対する捉え方などをみることが出来ます。 「なぜ映画を撮るのですが?」「映画は死にますか?」 さすが一流の映画監督だけあって捉え方が面白くて個性的な人ばかり。 彼らにとって原点であり聖なるアイテムでもあろう貴重なキャメラを前に目をキラキラ輝かせる様が伝わってくるようです。 また最も原始的なカメラなので、彼らのセンスや個性が正直にそのまま自然な形で表れるのだと思います。 大変興味深いプロジェクトです。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-17 04:06:48)(良:1票)
49.  ファウスト(1994) 《ネタバレ》 
非常に難解な映画でした。 寓意的なものが多くて意味不明な点が多かったです。 ただヤンシュワンクマイエルのアニメーションの面白さは楽しめました。 基本的にシュワンクマイエルの作品はダークなのかもしれませんが、その中でも かなり暗い作品だったと思います。 悪魔や錬金術が題材だったのもあるかもしれません。 現実から幻想へ、あるいは現実から人形劇の世界へと迷い込みますがそれがとても深いです。 なぜか以前はレンタルのホラーコーナーにあったのですが、 一般のホラーとは異なりつつも、悪魔の表現は恐ろしく迫力があって、これはホラー以外の何物でもないとも思います。 シュワンクマイエルの作品は食べ物が印象的ですが、この作品も 奇妙な食べ物がおいしそうでありながらも半分はグロテスクでした。 天使と悪魔の描かれ方がユニークです。 木でできた顔がゴロゴロと転がってくるシーンは忘れがたいです。 美しい庭園はなにか不気味さを覚えました。 ストリートオブクロコダイルとも似たダークな美しいシーンがあります。 社会的に見てはいけないものをもろに見てしまった感じはどなたかが言っておられたようにデビッドリンチの映画のようでもあります。 
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-16 03:44:13)
50.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
冒頭の辺はなんか車の宣伝みたいだった。 このシリーズの好きなところは、 スーツを着たアクションと、 ちょっとハゲていてもカッコいいところです。  ヒロインの肌はソバカスだらけですがそれが逆にいいっていうか、 彼女の瞳の綺麗さがさらに際立ったと思う。 映画によくある”影のある謎の女”っていうのはなんかセクシーだ。  悪のリーダーは頭良さそうでキレてる感じなんだけど、 自分の部下の頭をすぐに撃つリーダーって見切りが早いようでいて実は頭悪いんじゃないかと思う。  ドライバーのフランクは理性的であり、ヒロインの酒や薬はそれとは対照的だったのが印象的だ。 シリーズを通してだと思いますが、 フランクの理性は美女によって少し崩れていくのが面白かったと思います。 痛快なアクションシーンが多くてエンターテイメント映画としてそんなに失敗はしてなかったと思う。 さらにパンキーなソバカス美人が素敵だった。
[地上波(吹替)] 6点(2013-08-27 21:58:43)(良:1票)
51.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
世界は荒廃した。まるでマッドマックスのような世界観です! 水も食料もないので悪党がはびこり、弱者は救世主の存在を求めています。 もう世界中の人々が七つの傷の男の存在を待ちわびている、そんな雰囲気です。  コンボイを率いるクレア・レッドフィールド女隊長は、 まるで北斗の拳2で皆を率いて戦う成人リンの姿と被るかもしれません。 そうなると、カルロスが成人バットです。 救世主は現れますた!そうです。エスパー・アリスです。 ローブをまとい、不思議な妖術を使ってザコを蹴散らします。 「私の周りでは人が死ぬの、、、」と、 少し不吉めいたキャラを出しているところが、またちょっとだけケンシロウしてます。 北斗バイオ拳でカラスの群れなど瞬殺です。 アリスの両鉈アクションが南斗水鳥拳に見えなくもありません。 高いところに立ってピュ~と口笛吹くのはちょっとキザっぽい。 出しゃばり度の高さではケンシロウにも負けません。  かと思えば、アリスは綾波レイのようでもありました。 フィギアのようなヒロイン大量生産的なアレで、オタク文化的で日本の現代アートのテーマにもなりそうな感じ。  地下研究所でボスと対戦するのは、映画シリーズの中では一番バイオっぽいかもしれません。 それでこの作品では人工知能(娘)が可愛いです。理想の少女像です(バーチャルなだけに)。 シリーズを通して少女が出てきましたが、この少女が一番可愛いです。  東京メトロの看板はふざけてますが、全体的に結構面白かったです。 
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-16 01:23:13)
52.  ハイテンション 《ネタバレ》 
よくもここまで不快なことやってくれます。 超サイコなレズ・ホラーでやんす。 マジキチでスゲー怖い。 ただオチを作ってしまったことで、猟奇ホラーとしての魅力は減ったかも。 ビニールハウスの場面で終わっても良かった。 オチが想像できてきた辺で怖さは減ってく。 犯人像がなかなか良い。 棚で首をチョンパする場面はホラーというジャンルにおいて名場面(他ジャンルでは道徳的にダメ)。  個人的に、前半の家の場面にある暗い残忍さが猟奇ホラーとして絶頂。 ビニールハウスで犯人の男をブッ叩きまくる場面ではタイトルのごとくハイテンションを体感できた。 タイトルのハイテンションという言葉が示すのは違うことかも知んないけど。 後半まで観て、殺人鬼のモデルは殺人ピエロジョン・ゲイシーか?とも思った。 ”悪魔のいけにえ”のチェーンソーに対抗する武器を持ち出して、悪魔のいけにえの鬼ごっこの場面を再現した場面は良い。 緑の深い森が女の鮮血を際立たせているのがホラー画として美しい。 主人公女性のレズっぽい姿からして半分ネタバレだけど。 有名レンタル店では直球ホラーって紹介されてたけど、変化球オチじゃないのこれ? この変化球オチが直球だっていうんだったらそうなのかもしれないけど。 ヤンデレ好きで百合好きな、三次元(洋物)も断然イケるって人なら観なきゃ損損!(?) 
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-21 23:59:50)
53.  バベル 《ネタバレ》 
ちょっと重い感じです。いや、かなり。人間の見たくないところ、どうしようもないところ、痛いところなどが出てきます。歯痒い。やるせねー。 それにしてもジャパニーズJKですよ。やっぱそこにいっちゃいます(アホ)。 けっこう生々しいんですね。 政治的な問題や手続きの問題はこの際ほんとにどうでもよく感じられて歯痒い。 人間であることの罪や苦悩が見えてくるようで、宗教映画なんですかね。 様々な問題が浮き彫りになります。 また悪とはなんであるのでしょう。 あまりに辛くて重いですが、音楽が美しく空しく響いてます。 なんだか観客に託す感じで終わっちゃって、ちょっと残されちゃった感じもしますが、まあそれも良かったかもしれません。 幾つかの国が出てくるので多面的な見方が少し出来て良かったです。 それでなかなかリアルな感じだったと思います。 日本はまたリアルにただ映してる感じなんですが、少し異様な感じでした。 
[DVD(吹替)] 6点(2011-12-31 10:32:12)
54.  ランド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
ゾンビに人格を与えてはいけません。 ゾンビが意志を持ってはいけません。 それをやってしまうとゾンビでなくなります。 ゾンビとは人を呑み込む「空虚」や「無」のようなもの、それが「死」を連想させるのかもしれません。 ゾンビが学習能力や集団行動をとるとそれは「生」に属することです。 それが「生」であるがゆえにゾンビの怖さは皆無です。 先に書いたことと矛盾しますが、 ゾンビは「生」と「死」のどちらにも属さない存在であり、 そのバランスを欠くとゾンビじゃないゾンビ映画になります。 そこを操作してユニークなゾンビ映画を作ることもできるのですが、 このランドオブザデッドはユニークとはいいがたい内容です。 ありきたりな展開をたどりながら先に書いたバランスを欠いています。 お金をかけた分、空虚さや荒廃感がありませんでした。 ロメロ自身の傑作「ゾンビ」では神がかっていた世紀末感や地獄感がありません。 しかし富裕層と貧困層で構成される世界観はカイジみたいで面白かったです。 黒人ゾンビがアホらしくて好きになってきました。
[DVD(字幕)] 5点(2015-04-01 23:20:08)
55.  ツーリスト 《ネタバレ》 
なんか古いサスペンス映画を見てる感覚をしばしば味わう。 美しいベニスを旅行しているような気分を味わえる。 ジョニーもジョリーもセクシーだった。 とくにジョニーの落ち着いたカッコ良さはベニスという土地にあっている。 程よいサスペンスな感じもあるがそれよりもロマンスな部分に惹かれた。 列車旅で美女との遭遇など、どこかの映画で観たような場面だが良いなと思った。
[地上波(吹替)] 5点(2013-04-10 01:17:53)
56.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 
臨場感はすごくありましたが、よく分からなかったです。 ボーンは楽しめたのに、あまり楽しめなかったです。 現場にいるような慌ただしさがあるのかもしれませんが。
[DVD(吹替)] 5点(2012-05-09 02:00:52)
57.  ユートピア(2003) 《ネタバレ》 
映像は非常にスタイリッシュでカッコイイです。それ以外ではあまり心を打たれなかった、、、ような気がします。てか、あまり印象に残らなかっただけです。アドリアンは、まぁ良かったですが、、、。 ただ、こういったクールな落ち着いた映像はメチャ好きです。 これはホラー棚にあったか、これホラーか?
[DVD(字幕)] 5点(2009-12-30 04:57:59)
58.  サイレントヒル:リベレーション3D 《ネタバレ》 
ゲーム版初期3部作の信者です。 ゲームの映画化ということで内容はアトラクション映画になってしまっている。 あまりにも筋書通りの展開をたどることが映画としての面白みを損ねてると思う。  やっぱ映画はテンポよく自由度が感じられた方が面白く見れるが この映画は観客に自由度を全く与えていないので観客は辛いと思う。  主人公の視点でしか物語が作られていない事が自由度の狭さにつながってると思う。 物語の背景の設定がもっとしっかりとされていれば物語はもっと広く、自由度もあったことと思う。  モデルとなったゲームのヘザーは処女だったが、 映画版ではモーテルに泊まったので「やっちまったか!」と思ったが、 その辺は大丈夫らしい。 これは別に処女厨とかいう話ではなくて、 ヘザーが処女でないとどうも話が成り立たないからだ。 映画でもゲームでも内容は神話の色合いが強く、ヘザーはいってみれば処女的な役割を担うからだ。 まあ結局そういう話なんだけど。 病的なまでに処女厨な俺としてはキスしただけで聖女としての地位はガタ下がりなのだけど。  ヒロインヘザーの「よく暮らせるわね」って、よく訊いてくれたと思う。 三角頭は精神病院を徘徊したりメリーゴーランド回したり守護したりって忙しい奴だ。 こいつは一人じゃないのか。 主人公の視点でしか練られていない物語は全く主人公に至れり尽くせりな世界になる。  この映画はよくも前作のファンやゲームのファンを裏切ってくれる。 監督はそもそもゲームのファンなのか? ゲームのファンに作らせた方が面白い映画ができたのに。 なんか違うんだよなー。 ゲームの方はもっと質素だ。 マネキンの部屋の雰囲気とか映画だと最悪。ソウかよ。 人肉調理みたいな直接的な白昼夢はゲームにはなかったと思うし。 地下の教会が重要なのに素通りしてるし。何より闇の世界が明るすぎ。 ゲーム版にあった静寂感とか幻想性とか皆無で、前作の肝だったメランコリーもない。 アメリカらしくグロが先行してる。クリーチャー映画としてなら面白いけど。モンスター対決はフレディ―vsジェイソンレベル。 恒例のナースだけは相変わらず神がかってたけど。 まあゲームの方も最近は外人が作るようになってから糞化したけど。コナミはサイレントヒルファンを蔑ろにしてるんだ。 映画の1は好きだけど、 やっぱ外人が作るサイレントヒルはいらないや。
[DVD(字幕)] 4点(2013-12-07 21:00:51)
59.  フューチャー・ゲーム 《ネタバレ》 
なんだ、ただゲームが好きなだけじゃないか。 そう思って見たいたら、面白くなってきて、 なんとなく最後まで観れました。  ゲーム好きのならず者が、無理やり仲間の力を借りてゲーム製作に成功して億万長者になるという、だいたいそんな内容です。 でも途中で悪女にゲームの案を盗まれてしまいます。 ゲームショーでの発表を目指し、荒れた中でも楽しそうにゲーム制作をし、そこで仲間との連帯感が生まれる感じが良いです。 ゲームショーで悪女を見返すところが見所です。 美女は出てこないのですが、セクシーな女の人は多いです。 この映画では仲間の力を借りるためにけっこう糞な手段を使います。 主人公が結構糞です。顔が気に入りません。でも才能はあり過ぎるのは認めます。 そんな成功者に糞なヤツらがまたまとわり尽きます。 足を引っ張ったと思ったら恩着せてくるとか糞です。 そういう奴が何処にでも顔を出すウザさ。 そんないろいろ力や権力への依存度が強く表れていると思います。  この映画を見ると日本のゲームってスゲーなぁと、 フューチャーゲームというタイトルなのに懐ゲーばかりで面白かったです。 ゲーム風に見せる演出は理解不能ですが、見方によっては面白いかも。 とてつもない架空のゲームシーンを見ると、どうやってキャラクターを操作してんだ? って思っちゃいます。 
[DVD(吹替)] 4点(2012-05-12 02:00:23)
60.  悪魔の呼ぶ海へ 《ネタバレ》 
ちょっとおB級でありながらも良質っぽい感じのするファンタジック・サスペンス映画。 ちょっと面白くないです。 しかしタイトルが非常に素晴らしいです。 タイトルから哀愁が漂ってきそうで儚い感じです。 2つの時代が描かれて、そこがファンタジーっぽくて良いです。 しかしホラーとして借りた気がするが、ホラー要素はかなり少なめだと思います。 タイトルから連想したとおり、メランコリックな雰囲気が少しだけ漂っていて良かったです。でもそれが「すごく良い雰囲気」という程でもないのは残念です。 恐らくは、どこのB級ホラー映画にでも出てきそうなバカップルのグループがその雰囲気をぶち壊しているのかもしれません。 いや、それでも彼らは詩などを朗読してインテリぶり、良質なサスペンスに適用しようと勤めていました。 でも海に面した舞台の、潮風が漂ってきそうな雰囲気は良かったです。 しかし「メランコリックな風景」と、「綺麗な女性」との組み合わせは絵になるなと思います。 昔の北欧系の民族衣装と舞台セットが非常に美しい雰囲気を作り出していました。 美人が、すました顔して物凄いことをされると、ちょっと引いてしまう(あるいは惹かれるところもある)なあ。 しかし自分の罪を無実の他人に擦り付けるような糞人間は、たとえ美人であろうが怒りを覚える。 しかしこの作品で一番良かったのはちょっと妖しく異端なエロスか? 
[DVD(字幕)] 4点(2010-02-16 03:16:07)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS