21. ボーン・コレクター
いわゆる安楽椅子探偵が、安楽できずに結構大変な目にあうのは、なんとも可笑しい。猟奇殺人の割りに、猟奇猟奇してないのは、シンドイです。役者陣は、まぁまぁイイ。プチ豪華。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-30 16:16:27) |
22. ゴースト/血のシャワー
《ネタバレ》 あの幽霊船っぽさは、悪い夢でも見たかのようで不気味かつ圧倒的。ナチの行進映像が、途切れず延々と流れてしまうシーンなんかは正しく悪夢です。怖えぇよ!しかし肝心要の「血のシャワー」シーンは、今観てもそんなに怖くない。子供の頃に観た時は「血のシャワー怖えぇよ!」とか言って怯えてたのに、今じゃ「シャワー停めろよ?」と、冷静にツッコミ。大人になるって、悲しいなぁ。しっかし「この船は・・・ナチの拷問船だったんだ!!」ってのは、どうなん?ナチってワザワザ船の上でまで拷問してたのか?ん~・・・だったら拷問船って、怖えぇな! 6点(2005-03-05 23:18:10) |
23. ソウ6
《ネタバレ》 少し趣向を変えた残酷生き残りゲームや、様々に散っていた伏線の回収、6作目にして社会派ニュアンスを加味など、収束に向けての盛り上がりを魅せるものの、やはり「飽き」や「慣れ」が邪魔して素直に楽しめなかった。決して悪くはないが、飛び抜けて面白い訳でも、なかった。 しかし、次回作でこれら「残虐ギミック・マシーン」の悪趣味な品評会ともお別れかと思うと、なんだか寂しい気分になるのだから、不思議だなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2010-10-26 03:28:31) |
24. エイリアンVS. プレデター
岡本喜八の「用心棒対座頭市」でも感じたことだが、映画ってつくづく足し算が利かない。細かいツッコミは野暮なんで省くが、然して期待しなけりゃそこそこ楽しめるかも? 「宇宙トカゲ」呼ばわりだったエイリアンや、とんだフェミっぷりを魅せたプレデターの、次回作での立ち位置が気になるトコロですね。 個人的に「別作品対決モノ」は初めて(用心棒対座頭市を除く)観たのだが、これを機に「ジェイソン対フレディ」や「マジンガーZ対デビルマン」なんかも、観てみようかな、と、思った。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-22 22:16:16) |
25. 悪夢の破片
アンヌ・パリローって、いいなぁ…とポケーっと観てるうちに夢見心地…(寝てないですよ?笑)でした。 ウィリアム・ボールドウィンと夫婦ってのは、何か嫉妬した。そんな言いがかりしか出てきませんね。夢のお話を面白くするって結構難しいし、少しズルイくなるし、この作品にはそういう引力的なものが弱め。5点の内、アンヌに3点かな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-03-04 00:12:44) |
26. バレット モンク
大して期待せずに(ジョン・ウー苦手だし)観てたので、吃驚する程の駄作とまでは言い難く、かと言って痛快娯楽だったか?と、いわれれば、薄口減塩醤油みたいな頼りなさ。細かい所突っ込むなら、「チベット僧がノッケから英語に喋んの?」「スリの端役かと思ったら重要キャラなん?んで、強いん?」「なんでボスの孫は女格闘家なん?」「ヒロインのパパが露マフィアのボスって強引ちゃう?」「記憶引き出しマシーンがヘボいんちゃう?」とか、キリが無いが、まあまあ。アクション映画の及第点って、こんなものなんじゃないかな。個人的にJ.キングの可愛さは、とりあえず今後要チェックでした。 5点(2005-01-28 00:35:16) |
27. U.M.A レイク・プラシッド
作中の「牛」と「熊」。ワニよりも印象的。特に熊登場から退場にかけてが、斬新。かつ爆笑。 5点(2003-04-28 00:33:56)(笑:1票) |
28. ソウ5
この悪趣味なギミック満載の殺人機械たちや残酷シーンに、五作目にして飽きてきた。人間の慣れって、怖いですね。 もう少し脚本をシンプルにしてもらわないと、物語を追うのもいい加減面倒くさい。 次回作を観るころ、この「ソウ5」の内容を覚えていられるという自信が、正直ない。ここいらで脱落しそうですね。私。 でも、次回作に、期待。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-26 00:22:14) |
29. アメリカン・サイコ
アメリカンサイコと言いつつも、さしたる狂気も感じれないのは、観る側に問題あり?作品の目線が主人公の一人称っぽいトコロが、なんか疲れるというか。殺人嗜好も、今や時代遅れなのかなぁ。いっそコメディだと思って観れば面白く観れたのかもなぁ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-10-22 15:11:16) |
30. 裸のランチ
「映像化不可能な世界観」っていう評判の原作、ここまでやって「良し」とするか、この程度で「悪し」とするか。僕は「悪し」寄り。 3点(2003-04-29 11:29:00) |
31. CUBE ZERO<OV>
「CUBE」という世界観を構築する上で決してしてはいけないタブーを、無思慮・無軌道・無造作に、手当たり次第、かつ中途半端にやってしまった感じ。しかも、然したる熱意も美意識も用意せず、にだ。前作の「2」では辛うじて存在していた美術的センスをも、本作では見事なまでに霧散してる感じ。 [DVD(字幕)] 2点(2006-04-22 04:39:48)(良:1票) |