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プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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201.  遊星からの物体X
SFXに特化した潔さが非常に小気味良い快作。20年経っても古びないこの映画の特殊メイクは、まさに金字塔と言って良いでしょう。かなり強烈に好きな作品なのですが、自宅でこのビデオをかけていて犬の顔がぱっくり割れた瞬間に訪れた、当時ちょっと気になっていた同級生は二度と家に遊びに来ることはなかったです。気をつけましょう。
9点(2003-11-30 02:18:13)(笑:1票)
202.  エバー・アフター
たまたまヒマな時にCATVで観たのでそれほど腹も立ちませんでしたが、劇場へ足を運んでいたら口直しに何か別の映画が観たくなっていたかも知れません。普通に笑えるし普通に納得の行くラストなのですが、どうもドリュー・バリモアにもう一つ美貌を感じられないとキツいです。魅力的な女優さんだとは思うのですが、美貌度ではちょっと厳しいです。アンジェリカ・ヒューストンはこういう路線がちょっと板につきすぎてしまってコワイです。もう後戻りは効かないんだろうナ・・・お嬢さまなのに。
5点(2003-12-09 00:03:47)(笑:1票)
203.  アポロ13
世界中が興奮した実在の宇宙ロケットアポロ13の奇跡の生還、これだけのネタがあって監督がロン・ハワードなら、もうちょっと面白く出来たんじゃないのかというのが率直な感想。普通に考えれば十分面白い映画なんだけど、掛かっている期待がケタ外れに違う。ついでに目の幅の涙を流して観客の同情を誘うトム・ハンクスにも私はちょっと飽きている。どう見ても間抜けな三枚目だった若い頃の彼を知っていると、この男に乗員の運命を委ねることが危険にすら思えて来るし。昔の話なので確かにあんないい加減なやり方で帰って来れたとしたら本当の奇跡だ、という納得はあるんだけれども感動がない。特に感動させる狙いはなかったのかも知れないが、もうちょっと面白くする方法はいくらでもあったんじゃないだろうか。特にキャサリン・クインランは本当に必要だったのか、など言いたいことは尽きない。ほどほどに面白いという事実が一層私を腹立たせるのだよ。いつもながらエド・ハリスだけは良い。
6点(2003-11-22 23:16:33)(良:1票)
204.  薔薇の素顔
ただのエロ映画にしては濡れ場が足りない気もする。「カッコーの巣の上で」で美少年役を演じていたブラッド・ダリフの近影を知らずに観たのであまりの驚きに気を失いかけた。これ観るんだったらAV観た方が建設的な気がする。
2点(2003-12-30 15:59:39)(笑:1票)
205.  レインマン
特に言い立てるほどの欠点もなくソツなくまとめた感じだが、あまりにも教科書通りな感じがあって個人的には好きになれない。確かに心暖まることは間違いないのだが、このストーリーで心暖まらないヤツなんているのか?と考えるとわざわざ見るまでもないということになってしまう。「あなた人間でしょ?優しい心を持っているでしょ?」と尋ねられて否応なしに「うん」と言わされた感じ。でもそういう質問ってちょっとずるいと思う。
6点(2004-01-11 12:24:21)(笑:1票)
206.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲
他にも過去にこういう例はあったのかも知れないが、少なくとも私が映画館で映画のラストに「TO BE CONTINUED」の文字を観たのはこれが初めて。映画というものは原則一話完結、テレビとの決定的な違いはソレである、と信じて疑わなかった私は大いに憤り、地団駄を踏み、腹立ちのあまりパンフレットを破り捨てた。(後日、つなぎあわせた。)こういうものを「二匹目のドジョウ」と言うのだと思うが、呆れたことにこのシリーズは三匹目、四匹目と今だにドジョウすくいを続けている。いちいち振り回されている我々も我々だが、いい加減このシリーズの1作目が単なるコロンブスのタマゴであったことに気づこうよ、みんな。この映画が現れるまで、この世にスター・ウォーズなんかなくたってみんな無事に暮らしていたし映画もちゃんと流行っていたんだ。このシリーズで、1作目以外に、単品として評価できる作品が本当にあったか?ない。全然ない。その証拠に、EP-1公開前夜には最初のスター・ウォーズ三部作がレンタル屋で売れに売れた。シリーズの他の作品なんか1本も観てなくたって、単独で充分鑑賞に値する作品が撮れることは「007」と「男はつらいよ」が証明済みである。シリーズ化というのは、そういうもののことを言うのだ。残念なことに、本作品はそういった致命的な欠点を背負うスター・ウォーズシリーズの中でも最低の最悪だ。物語は暗いし、話は作品内で完結しない。ヒットが約束されている作品にありがちな製作者たちのナメた態度に、今なおこみあげる怒りがおさまらない私である。
1点(2003-12-20 00:08:53)(良:1票)
207.  エド・ウッド
とりあえず現時点ではティム・バートンの最高傑作。今後もまだまだ傑作をモノにする無限の可能性を秘めた監督であるので、あくまでも現時点ではとだけ言っておく。ジョニー・デップは単なるハンサムボーイで売り続けようと思えばそういう道もあるだろうと思うのだが、敢えてこういうクセの強い役で勝負しようという強い意志が伺い知れて頼もしい存在である。おバカなドタバタの中にも、監督自身の映画に対するとてつもない愛情が感じられる、同レベルの熱狂的な映画バカに捧げられた作品として、こればっかりは絶対に譲ることができない。テーマは「人はどこまで映画バカになることができるか」または「映画は人をどこまでバカにならせることができるか」。史上最悪の映画監督は、たぶんティム・バートンが本当になりたい映画監督でもあるのだろう。万歳。
10点(2003-12-09 00:00:09)(良:1票)
208.  フィールド・オブ・ドリームス
あらゆる意味で男性による、男性のための、オトコのロマンを限りなく美しく描いた作品。オトコにとっては羨ましい限りであろうが、女性の立場で言わせてもらえばハタ迷惑この上ない。後先考えずに思いつきで行動する夫にホイホイつきあっている妻も都合良過ぎ。可愛い奥さんだナ、と感心はするけれど、所詮は男性の理想を具現化しただけのファンタジーの一部にすぎない。映画とは夢を与えるモノ、という考えを決して否定するわけではないが、悪いけどこの映画を観た時の感想は「オトコどもよ。現実を見ろ」である。私が妻ならとにかく病院に連れて行きます。夢ならもうちょっとささやかなのを頼む。
3点(2003-11-29 22:59:45)(笑:1票)
209.  21グラム
時系列を再構築して先への興味を繋ぎ続ける手法は映像的には新しいし、つまらない物語が格段に面白くなったのは事実。粒子の粗い、彩度を抑えた画像にシャルロット・ゲーンズブールを加えたところでヨーロッパ映画の風合いが強く出た。ハリウッド映画を見馴れた観客には斬新だろうが、これをハリウッドの新しいスタイルと見るか、反則技と見るかは微妙なところ。演技陣の仕事ぶり、特にナオミ・ワッツの熱演には何故オスカーを逃したかの言い訳は見えない。心臓移植を巡る男女の数奇な運命を扱ったストーリーには99年のイギリス映画「ハート」を思い出さないわけにはおれず、当然のことながら無念の完敗。着眼点として先駆者に利があったことは否めないが、この作品が手法と出演者たちの熱演によって追従者の不利を補いながら好勝負に至った点は評価すべきと言えるだろう。しばらくはハリウッドにおける新しいテキストとなり得る好作品と言えるだろうが、ジャンルとして確立に至れるかどうかは疑問。何度も繰り返し観たい作品ではないが、一見の価値だけは十二分にあるし、この雄弁さなら一度で充分に足りるだろう。ベニシオ・デル・トロよ、自らのスタイルに首を絞められてはいないか。そろそろ新境地を開拓しないと苦しい。ナオミ・ワッツ、滅多なことでは女優の涙で泣かない私を泣かせたあなたは素晴らしい。よくよく考えれば大した話ではない。それだけが非常に心残り。
7点(2004-06-06 17:31:44)(良:1票)
210.  テルマ&ルイーズ 《ネタバレ》 
20世紀の「俺たちに明日はない」として語り継がれるにふさわしい作品。アメリカン・ニューシネマの心意気を今なお持ち続ける最後の1人がイギリス出身のリドリー・スコットだというのは実に不思議なところだが、「青春をモチーフとしたアンハッピー・エンドのロードムービー」をニューシネマの定義付けと見るならば彼ほどその流れの中心に居続ける作家は珍しいであろう。「エイリアン」など一見してそれとわかりにくい作品も多い中、これはベタベタに真正面からニューシネマの再現を目指した異質な作品。加えて女に本当の友情はあるか、という人類永遠の命題にも取り組み、いくらかファンタジックすぎるきらいはあれど女性にとってはある種のカタルシスを感じられる仕上がりとなっている。男に依存して生きることしかして来なかったテルマが、逃避行の中で女を取り戻し、やがては予想外の方向に羽ばたいて行く様子など、絶望的な負のベクトルに突き進みながらもネガティブな「解放」を描いて小気味良い。ハーヴェイ・カイテルの報われない善良さ、心に傷を負いながらもひたむきに生きていたはずのルイーズの失墜ぶり、実にドラマティックに、不条理そのものを正攻法で描いた作品として、長く心に残る映画である。おそらく映画史上どこを見回しても、オンナがカッコよく死んで行く映画はなかった。だから私はこの映画を、永遠に支持する。
10点(2003-11-29 14:14:03)(良:1票)
211.  I love ペッカー
真剣にいつものジョン・ウォータース作品を期待してしまったため食い足りなさが残った。なんか普通にほのぼのとしてしまっていたが、普通のハートウォーミングコメディを期待しちゃった人には辛そうなシーンもあり中途半端な感じ。どっちつかずは良くないと思う。 【補足】>ミーハーおばちゃん様へ。ご覧になってるかどうかわかりませんが、残念ながら「ペッカー」は男性自身を表すスラングです。夢を壊しちゃってゴメンナサイネー。
4点(2003-12-30 12:14:01)(笑:1票)
212.  フォーチュン・クッキー 《ネタバレ》 
やっぱりジェイミー・リー・カーティスってこのまま埋もれさせるには惜しい逸材だと思うので、この作品は久々に「キタキター」という感じでうまくハマりましたね。娘役のリンゼイ・ローハン可愛いです。何故今ごろロック・ムービー?という大疑問も、ラスト近くでジェイミー・リー・カーティスがエレキギター持つシーン見て非常に納得しました。なんというか、異常に似合ってますし。リンゼイ・ローハンのギターさばきもかなり玄人っぽくて良い感じです。心配したロックバンドが予想をはるかに超えて素晴らしかったのと、楽曲のクォリティが高かったので不当に評価が甘くなったという自覚はありますが、それなりに見て損はない爽やかなファミリー映画という印象を受けました。まあディズニーですからそんなにヒドいことはないという保証つきですが。ディズニー映画にアレルギーのある方以外は、そこそこ楽しめるんじゃないかと思います。
7点(2004-05-10 02:31:35)(良:1票)
213.  エボリューション
はっきり言って、これは傑作ではないでしょうか。おバカさ加減でもう一つ突き抜けた感じはしないのですが、未知なる物と向かい合った人間の姿としてはシリアスなSF映画よりよっぽどリアルだと思いました。人類って意外とこの程度じゃないかという気が私はするんですよね。いつもながら無表情なデビッド・ドゥカヴニーが能面のような顔のままジュリアン・ムーアを口説きまくるところとか、対象的に表情豊かなオーランド・ジョーンズが目線一つで笑わせてくれるところとか、頑張ってスラップスティックに挑戦してるのにちっともおかしくないジュリアン・ムーアとか、とにかく配役のバランスにお腹をかかえて笑いました。アイヴァン・ライトマンって役者に対してはある意味ムゴいですが、自分で演技をしないだけあって目線がすごくクール。主観的な面白さより、お客を楽しませる工夫に力を入れてくれる稀有な存在だと思います。全体的に、スケールアップした「ゴーストバスターズ」という印象は否めませんが、ちゃんとスケールアップしてるからOK。進化を続ける宇宙生物はなかなか愛嬌もありますし、彼らの動きだけで吹き出してしまったシーンも多々ありました。真剣に語ってしまう私も私ですが、スケール感もあり派手な仕掛けもあり、シリアスでも充分通用するだけのネタとキャストでここまでバカがやれてしまったことに対する驚嘆はデカいです。実はお正月用に山ほどDVDを借りて来てしまったのですが、これしか観ないことになりそうで怖いです。ブラボー。
[DVD(字幕)] 10点(2003-12-30 10:11:38)(良:1票)
214.  虚栄のかがり火
腹黒い映画ではあるが、一見ごった煮風のメインキャストがそれぞれの持ち味に特化しているところに素直に乗れてしまった私は大笑いすることが出来た。特にメラニー・グリフィスのアホっぷりやブルース・ウィリスのダメ男ぶり、トム・ハンクスの弱チンぶりには目まいがするほど爆笑させて戴いた。全体的に全てを後ろ向きなスタンスでしか捉えていないが、その方向に徹底しているので妙な甘さや倫理観に流れるよりは良かったのではないかと思う。こういう性悪説に立った作品の毒気自体が、受け入れられるかどうかは別として、人間ってこの程度の生き物なんじゃないの?と常日頃から思っている腹黒い私は正直大好きである。特に裁判のシーンでトム・ハンクスが浮かべる悪魔の微笑み、ちょっとたまらないものがありました。デ・パルマならではの映像の凝り方が、チープな話とちょっぴりズレていたためにぶっ叩かれるのはやむを得ないと感じますが。内容の割りに映像キレイ過ぎますよね。もっと絵的に安っぽければそれなりにB系の味が出たようにも思うんですが。なので微妙に減点。 キルスティン・ダンストがとても小さいです。
8点(2004-01-22 23:17:19)(良:1票)
215.  双生児
徹底して俗世間を排し、閉じた世界を作り上げた塚本晋也の才能に脱帽。その独特の世界に違和感なく馴染んだ本木雅弘も大物ぶりに磨きをかけている。こういう映画を作れる才能が、日本からも出て来るようになったんだなあ、とある種の感銘を受けた作品。こういう作品は、少しでも売らんかな精神がこぼれ出ると何もかもブチコワシになってしまいがちだが、揺るがぬテンションで最後まで突っ走り抜いた気合いが見事。ウソっぽさも、徹底して貫けば芸術になる。この監督が出て来て初めて、日本映画もここまで来たかという感じがした。完璧。
10点(2003-12-06 02:19:35)(良:1票)
216.  潮風のいたずら
ロマンチック・コメディとしては、これを超える作品には滅多にお目にかかれていない。いくら記憶を失くしたからって、あれほどの高慢ちきがあそこまで劇的にイイ人になってしまうなんてちょっとあり得ないとは思うけど、そこはファンタジー。ゴールディ・ホーンが大きな目をギョロつかせながら、悪ガキたちを相手に悪戦苦闘する様は楽しい。最悪な性格だった彼女の中にも、密かに眠っていた母性があって、いつの間にか子供たちを守るスーパーお母さんに成長して行くという設定も楽しい。対するカート・ラッセルの無骨で無教養な大工も、実は人間味溢れる優しくてタフな男だったりする価値観の逆転ぶりが面白い。コミカルにハートウォーミングに笑いを取りながらも、さりげな~く「人間ってお金や学歴じゃないんだよ」という深遠なメッセージを混ぜ込んでいて全然押しつけがましくないところにも好感が持てる。四の五の理屈をこねるような作品ではないのだろうが、こういう楽しくて心も暖まり、なおかつこっそり良いメッセージの隠された作品って私は大好き。だってやっぱり映画って楽しい方がいいでしょ。
10点(2003-12-20 02:41:16)(良:1票)
217.  Ray/レイ
個人的に好きな歌手の伝記映画なので当然楽しめましたけど、これレイ・チャールズを知らない人が見て何か意味あるのかな?というところで映画としては微妙なところかも。ジェイミー・フォックス、本当によく研究してますね。普段の喋り口調とか、声色とか笑っちゃうほどそっくりでした。歌は口パクだと思いますけど全然違和感ないですし。リアルなレイ・チャールズを神格化せずに良い面も悪い面もきちんと描いた点は好感が持てました。ただ個人的にはもっとブラック・ムービーっぽいものを期待してたので、ジェイミー・フォックス以外ほとんど全員無名の役者ばかりなのが何だかなあ、というところです。なんでテイラー・ハックフォードだったのか、なんで黒人スター総出演じゃなかったのか、普通にわかりやすくちゃんと見せる映画にはなってますけど、ブルースとソウルの映画なんだ、っていう匂いがあんまりしません。伝記映画である以上、彼を知らない人に訴えかけて始めて合格だという観点からこれは可もなく不可もなくというところです。オスカーも無難なところに流れたという感じがしてちょっと残念ですね。決め手に欠けるというか。
7点(2005-03-14 03:27:18)(良:1票)
218.  ぼくの美しい人だから
大好きな映画なんだけど、これはもうスーザン・サランドンなしでは成立できない作品ですね。何しろ「アメリカで一番セクシーな女優」をあれだけ長い間やってた人ですし。マックス役にジェームス・スペイダーを持って来たのも絶妙でした。原作となった小説はグレン・サヴァンのベストセラーなのですが、小説の雰囲気ともまったく違和感なく、納得のキャスティングだったと思います。普通の女優さんでは、あの赤裸々感はちょっと出せないでしょう。若い頃から、スーザン・サランドンの脱ぎっぷりには潔さというか、妙に清潔感溢れる不潔さがあって良かったです。おばちゃんさんがスーザン・サランドンの年齢について触れていますが、彼女は1946年生まれなので撮影当時は44歳、主人公のノラより2歳年上です。最近ではすっかりお母さん役者になってしまいましたが、やっぱりばんばん脱いでた頃のちょっとふしだらな彼女が一番いいですね。主演作の中では、これと「さよならゲーム」が一番好きかも。 【おばちゃん】さん、最近はパンフレットを含めてメディアがウソを書くことが多くて嘆かわしいですね。これも偏差値偏重主義のシワ寄せか?という気もしますが。女性にとって夢も希望も失いがちな42歳で28歳のピカピカのハンサムに追い回されるというのはある意味究極のファンタジーですので、そういう意味ではこの映画って女の花道的な色合いが濃いですネ。素直にノラ羨ましいっ!と思ってしまう私もシンプルだと思いますが(笑)ジェームス・スペーダーはこの映画で圧倒的にオトコを上げたと思います。
10点(2003-12-11 01:35:54)(良:1票)
219.  シンプル・プラン
着想が素晴らしかっただけに実に惜しい出来だったが、ところどころでブラックな笑いが効果を発していたので個人的にはけっこう気に入りました。もうちょっと突出したものを期待していたのですが、あとちょっとのところでこじんまりとまとまってしまいましたね。でも乳飲み子を抱えてブキミな冷徹ぶりを発揮するブリジット・フォンダとか、腹黒い見どころはけっこうありました。あまりシリアスなものを期待せず、ハズしたブラックコメディだと思って観た方が楽しめると思います。でもハズし方が微妙にズレてたんですよね・・・本当に惜しい。つーかサム・ライミさん、アナタがコーエン兄弟の焼き直しをやってどうする。
6点(2003-12-29 13:31:58)(良:1票)

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