81. 理想の結婚
会話によって物語が成り立っているので、俳優の魅力が面白いかどうかにかなり左右される構成であります。主要な5人の俳優はそれぞれが魅力的で、適材適所であります。ルパート・エヴェレットの映画はあまり見たことがなかったんですが、この役は本当にピッタリと思いました。この映画を支えているのは彼です。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-25 18:55:41)(良:1票) |
82. ラブ・アクチュアリー
究極の"愛"の物語です。愛情にもいろいろあって、恋愛や夫婦・親子のの愛情、また友情なんてのもあります。片想いも一つの愛情です。その全てがこの作品には詰まっています。結末も様々。恋が実ることもあれば、実らないこともある。理由も人それぞれ。いろんな愛の形がたくさんの役者に演じられて、嬉しくなったり切なくなったり、時には応援したくなります。悲しい結末になる"愛のお話"も、暗くならず前向きに生きていこう、というメッセージが込められているかのようです。"愛のお話"がいくつあったか数えてませんが、普通の恋愛映画5本見るよりも得した気分になれます。 [映画館(字幕)] 10点(2004-03-09 00:25:40)(良:1票) |
83. フィクサー(2007)
主人公を悩ますいろいろな出来事がありますが、そのどれをとっても、主題に関係する事柄がないように思えました。あくまで主人公が苦労してるよと言いたかっただけのように感じます。そんな余計なことをせずに、メインの事件だけを追ってくれていれば、面白いミステリーになったと思います。 [映画館(字幕)] 4点(2008-04-14 22:12:44)(良:1票) |
84. ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション
《ネタバレ》 本シリーズ最大の魅力であるサバイバル・シーンが2作目まででなくなり、前作から政治的な話が多くなりました。本作でもその点については同様です。見ていて不満なのは、きっと主人公カットニスと同じ理由だと思います。守りたい人を守りに行けない、倒したい奴を倒しに行けない。このジレンマがイライラの元です。カットニスは政治家ではないのです。多くの人を助けたいとは思っていても、家族をもっと大切にしたいでしょうし、許せない悪者を倒したいのです。なのに、政治家や軍人にストップをかけられています。これじゃあスカッとしませんよね。こういったことが本作の弱点になってしまいました。 [映画館(字幕)] 5点(2015-11-30 17:11:35)(良:1票) |
85. マジック・イン・ムーンライト
すごくシンプルな物語で、時間も短く、とても見やすい映画でした。ウッディ・アレンの映画はあまり相性が良くないのですが、この映画は楽しめました。エマ・ストーンのファンにはありがたい映画です。 [映画館(字幕)] 6点(2015-04-24 22:46:36)(良:1票) |
86. スーパー!
《ネタバレ》 時間を忘れるほど見入ってしまいましたが、切っ掛けが宗教的であることと、あまりにも極端すぎる罰の与え方に、共感できる部分がありません。あのような内容ならば、主人公は最後に罰を受けなければなりません。そういった自然の摂理に反したストーリーであります。ただ、目が惹きつけられることに違いはありません。E・ペイジの存在が強烈でした。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-20 16:53:49)(良:1票) |
87. ワイルド・スピード
《ネタバレ》 自動車に興味があったとしても、この映画は楽しく見られないのではないか。そう思えてしまいます。レース・シーンには迫力がなく、トレーラー泥棒は何の根拠もなく決めつけているのに、本当にそのとおりだったり、アクションもストーリーも面白くない。お色気での攻め具合は中途半端で、スター候補もいない。スタントだけはすごいんですけど。普通、シリーズものの1作目は、面白いはずなんですけどね。 [DVD(字幕)] 3点(2009-04-25 18:07:19)(良:1票) |
88. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 アメリカという名の多民族国家には、実に様々な人種や民族が暮らしています。物語の舞台となるロサンゼルスには、特に多くの人々が共存しています。しかし、共生ではないのです。白人、黒人、アジア系、アラブ系、スパニッシュ系、数えたらキリがない程です。そんな街で起こる、様々な差別と偏見の物語をつづった映画です。映画は絶望感に満ちあふれており、様々な悲劇を引き起こします。その理由が、外見の偏見だったり、人種間のトラブルだったり、身分の差だったりと、多種多様です。これらがアメリカでは、日常的に起きている事実を考えると、いかに映画が悲劇的な内容でも、目をそらすことは出来ません。私にとってあまり得意でないジャンルですが、深く印象に残る作品になりました。出演者にはそれぞれ役名がついていますが、字幕では殆ど出てきませんでした。実際の台詞でもあまり強調されていないようです。ストーリーも画面に出ている人物主体の進め方になっています。これは一個人に起こる特殊な出来事ではなく、いつ誰にでも起こり得る話として、印象づけたかったからではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 9点(2006-06-05 21:27:46)(良:1票) |
89. バリー・シール/アメリカをはめた男
映画の基となった出来事自体は驚きの事実ではありますが、映画になってしまうと、淡々とした語りになってしまい、ワクワク感があまりありませんでした。見どころが少ないと言えばいいでしょうか。後からこの映画のことを思い出したとき、このシーンが印象に残った、と言えそうなシーンがないのです。主人公の人柄があまり上手に表現されていないのも、映画にのめりこめなかった要因の1つではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 5点(2017-11-17 23:44:15)(良:1票) |
90. インクレディブル・ハルク(2008)
細かい説明を省いたシンプルなストーリー展開が、こういう映画には合っていると思います。細かい心理描写をした映画もいいですが、単純に見ているだけでびっくりしたり、意外な展開にワクワクする映画も必要です。この映画はまさに後者だと思います。驚いたのは、俳優達の演技の良さです。特にしばらくぶりに見たL・タイラーは良かったと思います。意外な驚きでした。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-29 20:30:18)(良:1票) |
91. ビリーブ 未来への大逆転
映画館で予告編を見て、興味が湧いたので見ました。主人公が根っからのリーダーではなく、割と普通の人であることに驚き、いかにして裁判で主張していくか、その過程が楽しめました。主役格の若い俳優も良かったのですが、脇を固めるベテランの俳優陣の存在感が素晴らしかったです。 [映画館(字幕)] 7点(2019-03-29 22:48:45)(良:1票) |
92. アイ・アム・レジェンド
状況説明が長すぎて、それだけで飽きてしまった。ウィル・スミスの一人演技をいかにして見せようか、という感じがして、特にファンでない私には辛いものがあった。最後の4分の1ぐらいは、リズムと変化があって、とても良かったと思う。起承転結の配分を間違えた映画ではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 4点(2007-12-28 23:24:11)(良:1票) |
93. アバウト・タイム 愛おしい時間について
リチャード・カーティスが描くロマンティックなコメディがとっても好きです。私と笑いのツボが合ってるのでしょう。タイムトラベルができるだなんて、下手するとキワモノ映画になりそうなところを、うまくそちら側へ行かないような作りにしてます。過去のカーティス作品を気に入っていれば、安心して見られると思います。ハリウッド式のコメディが1番好きって人には向かないかも。 [映画館(字幕)] 8点(2014-10-20 17:43:07)(良:1票) |
94. 欲望(1966)
このような映画を芸術作品というのでしょうか。私には楽しめませんでした。世間一般での評価は高いようですが、楽しめる人を選ぶと思います。60年代のヨーロッパ映画に多いタイプですね。 [DVD(字幕)] 3点(2008-05-06 00:03:32)(良:1票) |