1. 或る夜の出来事
主演のピーターは本物の紳士でカッコいいですね。ヒロインのお嬢さんは本当にわがままでどうしようもない子だったが、ピーターとの旅路でどんどん魅力的な女性へと変貌していく。結婚式の場面は父親の娘への想いも含めて感動したし、ラストは本当に粋な作りで素晴らしいハッピーエンドだった。この作品に出会えて私もハッピーだ。 [DVD(字幕)] 10点(2019-06-28 01:57:12)(良:1票) |
2. 穴(1960)
人間関係、リアルな穴掘り、主人公の人間描写、そして最後の苦悩と結末。文句無く面白いです。超オススメ。 [DVD(字幕)] 10点(2016-12-27 18:46:25) |
3. アポロ13
《ネタバレ》 アポロ13号の話は知らなかったので、今更ながら見れて幸せ。発射2日前のパイロット変更はマジか?延期しないの?て思ったけど。何度シュミレートしても機械トラブルは何個かあるよね。それが重大か否かで命運が決まってしまうとか。私は怖くてとてもこんな体験出来ないです。発射の迫力ある映像も良かったが、生還のやりとりは目頭が熱くなりました。 [DVD(字幕)] 9点(2019-03-03 17:25:53) |
4. ある日どこかで
《ネタバレ》 過去の舞台女優さんの写真に恋してしまい、時空を超えて、70年前にタイムスリップ。そこで、恋を実らせるが。実は夢の中。夢が覚めた後は・・・。 エンディングは何とも言えない泥臭さですが、それまでは美しい話でした。オススメの隠れた名作です。 [DVD(字幕)] 9点(2016-04-17 01:10:17) |
5. アルカトラズからの脱出
クリント・イーストウッドが好きで、脱獄ものも好きなので当然及第点かな。ここの刑務所は点呼が多く厳しいが、囚人がみな協力的で優しい。ストーリー的には後半の脱獄準備がスムーズに行き過ぎで早送り感がある。あの3人は無事脱獄できたのだろうか?また、逃げ遅れた1人はどうなってしまったのだろうか?多分、地獄が待ってるのかな。。 [DVD(字幕)] 8点(2019-01-02 01:52:39) |
6. 赤ひげ
あっという間の3時間でした。赤ひげ先生の生き様に弟子たちが尊敬して共感してついていく。心洗われる快作です。 [DVD(邦画)] 8点(2018-12-23 18:26:27) |
7. 明日に向って撃て!
20年ぶりくらいの鑑賞。この2人は何さしてもカッコいいですよね。女もどっちでもいい感があって、ある意味納得してしまって笑える。エッタ役のキャサリンロスもこの2人に入って、馬にまたがってるとこなんかカッコいいです。この作品は内容はどうであれ、とにかくカッコいいシーンが多いのでファンにはオススメ。 [DVD(字幕)] 8点(2018-04-28 11:53:30) |
8. アフタースクール
大泉洋と佐々木蔵之介の2人が上手い。怪しい探偵に訳も聞かされずいいように使われる先生。友達が事件に巻き込まれたので仕方がないのかと思って観てたが、実は全然違いました。ラスト10分で次々と明らかになっていく人間関係で、それまでのよくわからない線が繋がります。なかなか良くできてましたね。 [DVD(邦画)] 8点(2017-07-22 18:38:35) |
9. アマデウス ディレクターズカット
モーツァルトの波瀾万丈の生涯を、努力の人サリエリの視点から見事に描いている。いくら努力しても才能ある者には敵わない作曲家の世界。少し長いですがさすがに面白い。 [DVD(字幕)] 8点(2016-12-30 11:40:02) |
10. あの日の声を探して
《ネタバレ》 チェチェ情勢の生々しい状況を攻められてる側、攻めてる側でストーリー立てされている。両親が撃たれて孤児として生きようとする様は痛々しいが、感動を覚えた。子供がとにかく上手い。攻める側の兵士の成長も並行してストーリー立てされているのだが、ただ規律もないメチャクチャな印象しか持たなかった。人を殺していくと、人でなしになっていくのだなと、改めて認識した。 [DVD(字幕)] 8点(2016-12-11 22:35:32) |
11. 歩いても 歩いても
《ネタバレ》 話は、一晩実家に帰省するだけなのだが、何とも濃度の濃い2時間だった。身内同士の会話や距離感、義理の嫁と母の掛け合い等、とにかく上手い。ツッコミどころがないというか、最後まで落ち着いて観れる。樹木希林と夏川結衣の演技は圧巻。阿部寛は何言ってるか聞き取れないことが、何度かあったのはマイナス。音楽も心地よい。 [DVD(邦画)] 8点(2016-07-15 22:14:56) |
12. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 迫力あるシーンが最初から続いて、あっという間に終わっちゃいました。主演エドワード・ノートン、ムショ前の狂気とムショ後の柔らかいナイスガイ、メチャカッコいい俳優です。しかし、アメリカのムショは相変わらず恐い。 [DVD(字幕)] 8点(2016-05-03 22:21:58) |
13. アメリカン・ビューティー
共演者全員が異常である。人生、成功・失敗はちょっとしたきっかけで左右する。毎日の生活が怠惰なものとなると、こんな感じになる可能性は誰にでもあるのかなと思わせる作品。 [DVD(字幕)] 8点(2016-04-16 08:27:54) |
14. 愛と死をみつめて
若くして病と闘うミコと恋人達の切ない物語。不治の病で顔の半分を失ってしまうが、若くてあまりにも美しい顔半分が眩しくて観ていて辛い。必死に恋人マコや家族、同じ病院の患者さんにも心配をかけない様に強がって生きる様は思わず泣けてきます。実話だそうですが、若い命に何故こんな辛い試練を与えるのでしょうか。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-01-21 22:36:06) |
15. あるスキャンダルの覚え書き
なかなか見応えのある作品でした。ケイトは寂しかったんですね。15歳の生徒に手を出すのはさすがにどうかと思うが、まーある話なんじゃないかな。それよりお婆さんの怖いこと。。おくびにも顔に出さず知らないを貫き、近寄ってきましたね。お節介婆ちゃんかと思ってたら実は興味があったなんて。おー怖い。ラストがまた怖い。 [DVD(字幕)] 7点(2019-06-27 18:24:58) |
16. アパートメント(1996)
《ネタバレ》 なんとも不可思議な作品、というか私には完全に理解出来なかったんで、何度かみかえしました。リザが主役かと思いきや実はアリスが主役。この女がいい女なのかと思いきや実は自己中のとんでもない女。男は女どもに振り回される。でも最後は婚約者の元に収まるという、結局ワケがわからん話でしたね。まーでも、映画の雰囲気良いし、女優さん達は皆美人で謎も多いがスリリングな展開が最後まで続いていて、よかったんじゃないかな。本当に評価に困る不思議な作品。 [DVD(字幕)] 7点(2018-07-28 01:56:32) |
17. 秋日和
晩春と本作、配役もそうだけど、展開からコトバの言い回しまでそっくりですね。私は小津作品は序盤はどれもつまらないのですが、終盤の核心となるシーンが必ず用意されていて、それを観て、あーこの作品も良かったといつも思わされるんですが、本作もそれに漏れることなく。母の原節子、娘の司葉子の嫁入り前の最後の夜は笠智衆と原節子に似てましたが、これもまた良かったです。あとはおじさん3人衆は相変わらずの冗談と愚痴とお節介で話題に事欠かないですよね(笑) [DVD(邦画)] 7点(2018-05-28 23:42:53) |
18. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 この時代も現代もバカな男、女の考えることは同じなんですよね。今観てもネタ的には全く古めかしいとは思わない。上司に次々と部屋を貸して、その間は外でぼーっとしてるのは笑えますが、実際にありそうで。出世を匂わせたり、女性がトラブルを起こしたり、全く持って現代そのままです。非常にコメディーとして面白かった。最後に男気をみせて退社してしまったのは、まー良かったのかな?男にとっては難しい選択肢です。 [DVD(字幕)] 7点(2017-04-28 08:51:30) |
19. あん
名優樹木希林と永瀬の物語。「あん」とは何ぞや?と思って観たのですが、そのままの題目ですね(笑)前半は微笑ましい内容でしたが、後半は急に重い内容になりました。可哀想であり、考えさせられる作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2017-03-15 22:51:04) |
20. 天城越え(1983)
《ネタバレ》 前半はあの少年が上手い。奇想天外な旅人たちとの行脚は、少年の表現力で非常に面白く仕上がっている。後半は田中裕子の独壇場だ。あの図太くて妖艶な表情はとにかく虜になってしまう。少年も当然の如く虜となってしまい、以降の事件へと繋がっていく。現代の渡瀬恒彦は観終わった後は殆ど記憶にのこらなかった。誤認逮捕ということだが、そんな結末はどうでもよくなるくらい、過去のシナリオは良かった。現代など最後だけで良かったと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2016-10-02 01:44:02) |