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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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21.  愛の嵐
小生にとって世評が高いのに見ていない「幻の名作」だったのですが、数年前、リバイバル公開された時にようやく拝見できました。が…何や、これ? こんなママゴトみたいな代物の、どこが「デカダン」だの「頽廃美」だっていうんでしょう?? 映画の「え」の字も分かっちゃいないくせに、野心だけは人並み以上の女性「監督」が、この題材をちょっとムーディな映像で撮ったら、観客(と映画賞)なんかイチコロよ、とばかりにデッチ上げたのが、コレ。ナチの将校の宴会シーンにみなぎる、一種の精神的な汚らしさはどうだ。チンケな道行きに至る後半も、正直ムードだけでまったく意味不明じゃないか。ダーク・ボガードとシャーロット・ランプリングの起用が唯一の”救い”ではあるものの、それすら『地獄に堕ちた勇者ども』への冒涜だとすら思えてくる…。ちょっとこの評価は過酷すぎますか? でも、本当にこれほど失望させられた映画も小生にとては珍しいもんで。好きな皆様、ごめんなさい。やっぱり、「幻の名作」のままにしておけばよかった。トホホ…
2点(2003-10-07 16:29:19)(良:1票)
22.  愛に迷った時
他しかラッセ・ハルストレム監督のアメリカ進出2作目だっけ? やっぱり、ちょっとまだ環境になじんでいないというか…。『やかまし村』シリーズとか、こういう田園風景のなかの群像ドラマは得意なはずなんだが、やはり、子どもたちがメインでないと調子がでないのだろうなあ。豪華配役も今いちパッとせず、でも見捨てきれないのは、この監督ならではのリリシズムがそれでも画面から滲んでいるせいだね。
5点(2003-10-07 14:26:45)
23.  愛と青春の旅だち
「軍隊しか俺の居場所はないんだあーっ!」という男と、「何が何でも士官候補生とくっついて、洗濯女から這い上がってやるわっ!」という女。…”ブルーカラー”の本音を、ここまであからさまにした「ラブストーリー」もなかったのでは? 『アメリカン・ジゴロ』など、この頃のリチャード・ギアはファンクな土くささがあって良かったなあ。全体的に暑苦しい映画だねえと、若かりし当時はバカにしていたけど、今はちょっと評価が上がったかな。
7点(2003-10-07 12:21:46)(笑:1票)
24.  アイズ ワイド シャット
あの~、いくらキューブリックの遺作だからって、この程度のえいがを絶賛するのは、過去のキューブリック作品に対する裏切りというか、冒涜になりませんかねえ…。そう、確かに決してキューブリックを評価する者ではないぼくも、それなりに本作を面白く見たけど、それは彼の映像スタイルが、1950年代の映画のそれに回帰しているってことにだった。ああ、やっぱりこの御仁も50年代作家だったんだという、お里の知れ方こそが興味深かったワケで。ただ、それが一種の『神曲』(ダンテの地獄巡り!)をめざした本作に、古典的というよりは単なる古めかしいという印象を与えてしまったことも事実。たぶん、キューブリック自身がそうなると分かっていたからこそ、トム・クルーズとニコール・キッドマンという現代的なスター夫妻の「肉体」を欲したんじゃないか。が、それでも、ここでキューブリックはあきらかに「失敗」していると思う。たとえそれが魅力的な「失敗」であったとしても、やはりそのことはキチンと表明しておきたい。
6点(2003-10-07 11:52:44)
25.  愛情物語(1956)
正直言って、いわゆる「メロドラマ」は苦手なんですが、これは『グレン・ミラー物語』がそうだったように、何より「音楽映画」として、例外的に好きです。特にタイロン・パワーの華やかな存在感と、意外にも洗練された演技派ぶりに好感度大。ラスト、死を宣告された主人公が、弾いていたピアノから立ち去り、それとともに画面からも去って(消えて)いく一連のモンタージュに、ハリウッド映画の洗練の極致を見る思いです。奥さん役のキム・ノヴァクも美しい。決して「傑作」とかいう作品じゃないのかも知れないけど、忘れ難い1本。
8点(2003-10-07 11:28:29)(良:1票)
26.  愛がこわれるとき
ううむ、そうですか…評判悪かったんだ。後半の単なる凶悪ストーカーと化した元ダンナとジュリア・ロバーツの”攻防戦”はいかにもな展開ではあったけど、前半はそれなりに異常な潔癖性のダンナ、その異変におびえる妻、彼女の新しい恋人の出現…と、それぞれの人物の絡みが手際良く処理されていたのでは。特にジュリアが、次々と衣装を変えていくとってもプリティ・ウーマンなシーンは、はは~ん、この監督ジュリアに惚れて撮ってんなと思わせるに十分でした。そのへんで、才能がなくはないジョセフ・ルーベンの演出を乱させたのかも。…とは、やはり好意的解釈にすぎますかね。
5点(2003-10-07 10:53:20)
27.  アパッチ砦・ブロンクス
うん、これはいい。冒頭、あのパム・グリア姐さんが頭のイカれた娼婦になって警官をいきなりブチ殺すシーンから、しがない制服警官の悲哀や心意気などが点描される中、当時のアメリカ社会の荒みっぷりがひしひしと伝わってきます。80年代以降のポール・ニューマンじゃ、『評決』とかよりもこの作品が最も好きだな。がんばれ、公僕!
8点(2003-10-06 15:44:29)
28.  アリゲーター(1980)
当時流行した「巨大生物パニックもの」の1本。とは言え、そんな中でもピカイチの面白さでしょう。捨てられたペットのワニが下水道で巨大化した…とは代表的な”都市伝説”のひとつ。それを、一見ストレートに見えて、小技の効いたウィットとユーモアで「現代の大ボラ話」にしたジョン・セイルズの脚本と、ルイス・ティーグ監督のセンスの良さが光ります。『ジャッキー・ブラウン』に通じる、ロバート・フォスターのオフビート感もナイス! …ただ、巨大ワニの造型には、あまり期待しないように(笑)
8点(2003-10-06 13:57:09)
29.  赤い河 《ネタバレ》 
フランスのインテリどもに神格化され、今や映画史上の偉大な巨匠に祭り上げられたハワード・ホークスだけど、そんな者どもの小賢しい贅言など、この映画の問答無用の痛快さ・面白さ・素晴らしさの前にどーでもいいやい! クライマックスのジョン・ウェインとモンゴメリー・クリフトの殴り合い直前、ウェインがカウボーイのどてっ腹にいきなりズドンとぶちかますのにも(あれってジョン・アイアランドだっけ?)ビックリ。それが、あんな小娘の一喝で急に仲直りするいきなりな展開に、「映画はこうでなくっちゃ!」と、これまた理由もなく感激したぼくなのだった。
10点(2003-09-30 11:12:40)
30.  あひるのうたがきこえてくるよ。
ええっと、とりたてて椎名氏のファンというわけじゃないのですが、この映画に関しては、そんなに悪くないんじゃないか…と思いますですよ。何より、シネマスコープで撮られた風景が正しく日本の田舎していて、登場人物たちの奇妙なズレ加減も、氏の小説よりもエッセイに通じるものがあるし。次の『白い馬』は意あまって力足らずという結果だったけど、この、等身大の気軽さで撮った本作は、良質のプログラムピクチャーという感じで、実はちょっと気に入ってます。
7点(2003-09-16 14:21:29)
31.  嵐が丘(1992)
はっり言って、この程度の代物にレイフ・ファインズと坂本龍一は勿体なさすぎる。ほとんどテレビの水準の安い演出で、原作の香気もなにもない、単なる絵解き芝居じゃん。ジュリエット・ビノシュは…この程度の作品で十分なイモ姉ちゃんぶりでございます。ガッカリ…。
4点(2003-07-16 17:26:26)
32.  アビス(1989)
キャメロンの映画って、いつも男は女の尻に敷かれてますなあ。特に本作のメアリー・エリザベス・マスラントニオは、とにかく”男前”なヒロインぶりで大好き。なんだけど、作品そのものは、キャメロンにしちゃユルイかなあ。まだキャメロン組だったマイケル・ビーンのパラノイアぶりは、なかなかのものだったと思います。合掌。
6点(2003-07-16 17:18:05)
33.  青いパパイヤの香り
いいムードだし、映像もキレイなんだけど、やはりあまりに何もかもが美化され過ぎている感も…。つまり、男から見た女性像とフランスから見たアジア像という2つの「オリエンタリズム」が、どうにもちらついてしまうんだな。決して嫌いな作品じゃないんですけどね、素直になれないや。主人公は、少女時代も大人になってからも、最高。ベトナム女性は魅力的だなあ…って、こういう見方がそもそもこの映画と同レベルか。
6点(2003-07-16 16:43:17)(良:1票)
34.  アウトロー(1976)
家族を殺された主人公が、いつしかはぐれ者たちによる「疑似家族」を作って一緒に旅をしていく。このあたりにイーストウッドらしい屈折した家父長制としてのヒロイズムを見る思い…なんちゃって。とにかく、カッコイイ、深い、面白い、の三拍子揃った大傑作!! ソンドラ・ロックも(この映画の時は)メチャ可愛いぞ!
10点(2003-07-16 16:33:03)
35.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
うーん、オープニングは「おおっ!」と期待させられたんだがなあ…。一匹の猿が媒介となって伝染病がまん延していくあたりの展開も、その後の町全体が隔離されてのパニック描写も、十分説得力あり。が、ダスティン・ホフマンの主人公がヒーロー然としてくる後半の薄っぺらなご都合主義には、どなたかもおっしゃっていたが、最も安易なハリウッド調を見た思い。だいたい、あんなに早くワクチンなんて出来るものなのか? …にしても、ケビン・スペイシーって助演の頃から目立ってやがんの。
5点(2003-07-16 16:25:35)
36.  愛すれど心さびしく
カーソン・マッカラーズというアメリカ南部出身の女性作家による長篇小説『心は孤独な狩人』を映画化したもの。聾唖の男が小さな町にやって来て、周囲の人々は彼の優しさや温かさに心を癒されていく。が、聾唖の男は唯一の友人が死んだことでことで自殺。その時、彼に救われた人々は、ようやく誰も彼の孤独を理解してあげようとしなかったことに気づく…。という、救いのないストーリーではあるんだけど、映画は全編ナイーブな叙情と感傷に包まれていて、全編涙なくしては見られない。原作に比べて甘過ぎるという感じは否めないけれど、こんなにも繊細で美しい語り口の映画も、そうはないでしょう。主演のアラン・アーキンが素晴らしく、本作でデビューしたソンドラ・ロックも、ボーイッシュで傷つき易い美少女を好演しています。
10点(2003-06-30 18:28:29)(良:1票)
37.  アデルの恋の物語
これより完成度の高いトリュフォ-作品もあるだろうし、もっと「面白い」ものもあるかもしれない。けれど、ぼくにとってこれが最高のトリュフォ-映画。イザベル・アジャーニの鬼気迫るヒロインぶりを、突き放すんじゃなく、そっといたわるような眼差しで包み込む演出のデリカシー。しかしそれでもどんどんと堕ちていくアデル・ユゴーの愛の凄まじさに圧倒されてしまう。ここまでくると、その盲目的な狂気の愛は、一種崇高ですらある。それを「ストーカー」みたいな一語で斬られちゃ、困りますよ!
10点(2003-06-30 14:59:43)(良:1票)
38.  穴(1960)
こういう作品を見せられると、映画って実はなんの進歩もないばかりか、退歩してんじゃないか…と思わざるを得ない。いかにもジョゼ・ジョバンニらしい男の意気と意地に貫かれた”やくざもの”のドラマを、ベッケル監督が、まるでブレッソンの『抵抗』への対抗意識でもあるかのごとくストイックかつシンプルな大胆さで、圧倒的な「脱獄もの」に仕立てあげている。囚人たちが壁をガンガンと大きな音を建てて掘るシークェンスなんぞ、こっちが「聞こえるんじゃないの…」と心臓が縮みあがった。ラストの裏切り者に対する圧倒的な軽蔑の眼差しも、あんな眼で見られるような男にだけはなるまい、と妙に感じいったり。完全無欠な傑作であります。
10点(2003-06-30 14:49:18)
39.  悪の花園
西部劇というより、冒険ロマンてな感じ。スケールの大きな画づくりだし、物語なんだけど、今見ると(たぶん当時としても)展開ノロノロしすぎで退屈なんじゃないかな。もっとも、↓の方もおっしゃってますが役者たち、特にリチャード・ウィドマークの魅力全開で、かっちょいいキザな台詞の数々も実に決まってます。バーバード・ハーマンの、ヒッチコック作品の時には絶対ありえないような正調ハリウッド大作風音楽も面白いし。
7点(2003-06-30 14:17:17)
40.  アクシデンタル・スパイ
アメリカ映画界での成功後、「しかし俺はあくまで”ジャッキ-映画”を撮る!」とばかりに情熱を注ぎ込んだジャッキー・チェン近来の快作。『ラッシュアワー』も悪くないけど、やっぱりジャッキーには、自作自演で彼らしいスペクタクルの創造に励んでいただきたい。幾つになっても…。
8点(2003-06-30 14:02:21)
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