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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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1.  アフタースクール 《ネタバレ》 
これはストーリーと言うよりは、まさかの「人間相関図」が面白い。しかし、探偵に大企業にヤクザに警視庁 (のマル暴) まで介入してきて、実は組織ぐるみで全て用意周到に計画されたものでした、、それがここまでうまくいくかなあ?って気はするけど。思えば、前作「運命じゃない人」は、いい意味で "こじんまり感" がよかった。あれは構成も素晴らしかったけど、基本的に行き当たりばったりな出来事 (の連続) なので、「うんうん、これはありえるかも(笑)」という説得力があった気がする。 それはさておき、内田けんじ監督の映画は、登場人物たちのとぼけたキャラ設定が秀逸なので、そこが観どころと言うか楽しみの一つになっています。個人的には、監督が撮るヤクザがお茶目で憎めなくて好きだな。あと、前作も感じましたが、小道具としての「携帯」の使い方には強いこだわりを感じます。なぜこの携帯がこのタイミングで鳴り出す? → 予期せぬ電話に本人も居合わせた者も困惑する → そしてドラマが大きく動き出す、、とにかくこういう展開が多いんです。 あと、ストーリーと関係ない余談ですが、大泉洋さんと常盤貴子さんは年齢的に一学年違いのようです。これは惜しいですね。なぜって、、せっかく「アフタースクール」という名の映画だし、二人が同い年だったらさらによかったのに、と勝手に思った次第、ただそれだけです。
[DVD(邦画)] 6点(2021-06-23 21:40:44)
2.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 
J・ニコルソンが「普通の中年」になりきっていて、カッコーもシャイニングも、一度だってちらつかせないところはさすが。 (顔も体型も当時の面影ないから当たり前、とは言わないで (笑) ) 映画としては、各人のスピーチがよいアクセントになっています。冒頭にある、後任のクソ面白くないスピーチと友人の白々しいスピーチ。彼らの心がこもっていないスピーチが伏線的にあるからこそ、最後のJ・ニコルソンのスピーチが心に強く響きます。 (個人的には結婚式のスピーチは半分アドリブと思っています) "ドア" や "時計" といった小道具の使い方も効果的でした。会社を去るとき、家に帰るとき。誰かを迎えるとき、誰かに迎えられるとき。それぞれ、ドアが開くことによって目まぐるしく展開 (人生) は変わり、時計の秒針をさり気なく映すことによって、彼の人生に関係なく時は過ぎ行くことを印象付けています。気になった点。娘婿の家族たちのキャラがよくわからないのは仕方ないとしても、娘と旦那の馴れ初めくらいは会話の中でほしいところ。ベッドに横たわるJ・ニコルソンにキャシー・ベイツの姿は、まるでミザリーのようで笑えるが、おっぱいはいらない。最後、多くを失った彼の心を浄化したのは、家族でも同僚でもなく、皮肉にもはるか遠く顔も知らないアフリカの子、そして彼が書いた絵ということ。ここまできてやっと、"About Schmidt" という題名を不意に思い出して、家族とは一体なんだろう? と僕は考えてしまいます。
[DVD(字幕)] 7点(2019-06-25 00:04:51)
3.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
伊坂幸太郎氏の原作を先に読みました。氏の作品の中では特にお気に入りの一冊です。映画化にあたり、本ならではの叙述トリックをどう料理するのか?と楽しみ反面、少々不安でしたが、これはうまいです。素晴らしいとしか言いようがない。基本、映画においては時系列で物語が進むべきで、回想シーンの多用はNGと思っています。でも本作の大半は実は回想ではなく、"ドルジ" を "河崎" と思い込まされた、椎名の解釈 (想像) なんですよね。山形人の存在により彼が事実を知った時、ペット店や動物園等々、彼の解釈はだまし絵に姿を変えドルジの回想 (真実) によって上書きされます。「椎名」の存在を最大限に活かした、映像による叙述トリック。監督の手腕に唸らされました。思えば彼はこの切ない物語の唯一の部外者 (巻き込まれ役) です。映画が初見の方は真実を何一つ知らず、いつの間にか彼と一緒に物語に巻き込まれ、そして一緒に騙される。すなわちこれは視聴者参加型の映画なのだと思う。映画が発信する言葉については言うまでもありません。"風に吹かれて" は、音楽という言葉の壁を越えて理解する普遍的な感動。アヒルと鴨は、見た目や肌の色ほど変わらないその本質。そして河崎とドルジと琴美の関係。そのどれもが、愛や友情に国境はない、といった大きなメッセージだと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2017-09-21 12:02:55)(良:2票)
4.  愛してる、愛してない...(2002) 《ネタバレ》 
オドレイ・トトゥが、たくさんのバラの中からたった一本だけを選ぶ。"アメリ"の彼女を知っていれば、この美しく心弾むオープニングまで観た段階ではその再現かと期待してしまう。でも騙されました。同じ妄想でもこちらは危険な妄想、かわいい顔が次第に恐ろしい顔に見えてくる、ストーカー女のお話でした。でもこれは一本のバラが一人の女を狂わせた話。女性にバラの花を贈る、ということはたぶん我ら男が想像している以上に、女性にとって"特別"なことなのだ。そして、目に見えること、知っていること、世の中は全てが自分の解釈している通りとは限らない。一歩遠くから、そして目線を変えて見たならば世界は全く違った姿に見えてくるのだ。例えばこの物語も見方によっては、アンジェリクは"バラ"の美しさに狂わされその棘に刺された被害者である、とも言える。いや、あえてそう言いたい。たとえ彼女の愛が異常だとしても。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-20 14:42:22)
5.  明日の記憶 《ネタバレ》 
荻原浩氏の原作は既読です。原作の設定を大きく変えることなく、内容をほぼ忠実に映画化していると思います。渡辺謙さん、樋口可南子さんは言うまでもなく抜群の安定感、その他の配役も適格なキャスティングだったように思います。自分も一介の会社員ゆえに、物語の中でも特に憤りを感じたのは会社側の佐伯の扱いである。どうやら会社は時として、社員の長年の功労を都合よく忘れるアルツハイマー病を患うようだ。その反面、妻枝実子の献身や同僚たちとの別れの場面の何と温かいことか。彼が今までに注いだ愛情や築いた信頼はいつまでも皆の心にある。結局は常日頃の生き方こそが未来への記憶であり、明日の記憶になるのだ。若年性アルツハイマー病。もし自分がなったら?あなたの家族がなったら?大切な社員がなったら?誰もがこの物語の"誰か"になる可能性はあると思う。映画や本のお話とは言え、決して遠い世界の絵空事ではない。明日の記憶というよりはまさに"明日は我が身"を感じる映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2014-10-19 19:39:45)
6.  アンダーワールド(2003) 《ネタバレ》 
雨が降り注ぐ暗い近未来、狼男と吸血鬼の抗争、そのダークな世界観はなかなか見応えがあるのだが、肝心の内容が。。ケイト・ベッキンセールは恐ろしいくらいにこの世界にピッタリとはまっていました。
[映画館(字幕)] 4点(2013-08-16 20:51:49)
7.  阿弥陀堂だより
変わりゆく四季折々の美しい風景に、人間の栄枯盛衰や生と死を重ね合わせていて、生きるということを色々と考えさせられる映画でした。 しかし、この村自体がまるで天国のように平穏すぎて、あまり人々の生活感が感じられなかったのは残念。例えば、村人や子供たちに問題児が一人くらいはいないのだろうか? この地形では大雨や大雪になれば生活も交通も苦労するだろうが、そういった描写も皆無でした。理想郷としての田舎暮らしという良い側面ばかりを見せていて、その厳しさにはほとんど目を向けていない気がします。 (そう、まるで田舎暮らしの案内ビデオのよう) とは言え、やはり風景や子供たちの素朴さに心が癒されたのは確か。もしかしたらこの映画って、こういう感想だけでいいような気もします。 そして何より、おうめさん家から望む眺望が素晴らしかった。正しい人生を送ってきた彼女に相応しい、まさに "人生の特等席" ではないでしょうか。
[映画館(邦画)] 6点(2013-08-12 21:34:37)
8.  アトランティスのこころ 《ネタバレ》 
主演は名優アンソニー・ホプキンス。原作S・キングで監督は「シャイン」のS・ヒックス。期待をするな、という方が無理なほど盤石な布陣です。ストーリーもSF(心を読む能力)に少年少女の淡い青春を織り交ぜながら、謎めいた追跡者たちの存在も何か面白そうだ、と期待させます。こんな感じで名作になる要素は充分そろっていたのに、この出来栄えは少し残念。泣けそうな映画なのに泣けない、おまけに観終えた後に、ここが感動した!と強く印象に残る場面もない。アンソニー・ホプキンスが演技に戸惑っている、といったご意見がありますが、それ以前に監督ご自身が演出を迷走しているような印象を受けました。・・とここまで散々酷評ですが、ノスタルジックな雰囲気は好みだし、観覧車のキスとか結構キュンとしました。(僕は少年少女のロマンスには弱いんです笑) 贔屓なジャンルということで・・7点。
[映画館(字幕)] 7点(2013-08-11 15:36:47)
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