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TMさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1492
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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1.  カビリアの夜 《ネタバレ》 
もう、ジュリエッタ・マシーナの演技が最高です。「人生を変えたい、幸せな生活を送りたい」と願いながらも、裏切られていく女性の姿を見事に演じています。非常に悲惨で切ないストーリーではあるのですが、ラストシーンで見せる彼女の笑顔によって、非常に希望を感じさせてくれるから不思議です。 
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-16 21:54:26)
2.  かぞくのくに 《ネタバレ》 
 「ディア・ピョンヤン」を観た時にも思ったのですが、我々は同じ国に生きている「彼ら」を知っているようで、実はそれほど知っていない。この作品は、そのことを気づかせてくれ、そして等身大の「彼ら」を我々に伝えてくれます。キャスティングも素晴らしく、特に井浦新が演じる主人公の兄の激しい内面の葛藤を力づくで抑えこんだ静かな振る舞いは心に響くものがありました。     ヤン・ヨンヒ監督の今後の作品にも期待したいです。 
[DVD(邦画)] 9点(2013-07-22 23:53:23)
3.  家族(1970) 《ネタバレ》 
高度成長期の日本の姿を、ある家族の長崎から北海道への旅を通じて描いた素晴らしいロードムービーです。大阪万博の熱気や、東京・大阪の当時の町並み等非常に貴重な映像が多く出てきておりとても興味深かったです。  また、俳優陣が非常に素晴らしく、特に笠智衆は本当に味のある演技を見せてくれます。シリアスな作品ですが、何か一緒に日本列島を旅している感覚で見ることができ、あっという間にエンディングを迎えてました。  1970年当時の貴重な記録映像として、後世に遺したい作品です。
[ビデオ(邦画)] 9点(2006-08-08 11:20:01)
4.  家族を想うとき 《ネタバレ》 
 労働者の権利向上に伴い、経営者は労働者のためにいろいろな手間やお金をかける必要が出てきました。「こんなの面倒くさいし、コストもかかるしなんとかならないかな」と経営者は考えに考え、ある日、あるアイデアがひらめきました。そのアイデアとは「そうだ、皆経営者にしてしまい、対等な立場という体にしてしまえばいいんだ!」というものでした。これが今作のテーマです。   本当に、毎回毎回引退をしようとするケン・ローチを引き留めようとしてるのかどうかはわかりませんが、面倒くさいことを省いて稼ぎたいと考える経営者の思考は、ほとんど犯罪者の思考と変わらないですね。   残念ではありますが、ケン・ローチには死ぬまで、人間から人間性を奪おうとする社会の歪みをどんどん映像化して我々に問題提起していただきたいと本当に思いました。   絶望しかない物語なのですが、その中で主人公の家族だけは崩壊させずに終わらせたところに、ケン・ローチが持つ「あきらめない」姿勢を感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-22 23:46:26)
5.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
まず、まだ見てない人は、余計な情報は入れずにまず見てください。そして、どんなに自分に合わないと思っても、途中で止めずに我慢して観てください。   (以下ネタバレありの感想) まあ、最初は「なんじゃこりゃ」としか思えなかったのですが、後半からはまさに映画業界版「下町ロケット」もしくはジョン・ウォーターズ「セシルB」日本版のような展開で、映画製作に関わる人たちの情熱を感じることができ、本当に面白かったです。  あと、この作品の秀逸なところは、構成ですね。だから、ネタバレをちょっとでも見てしまうと面白さや感動が半減してしまいます。
[DVD(邦画)] 8点(2019-02-09 23:05:04)
6.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
女子プロレス版『ロッキー』という印象を受けました。華やかな女子プロレスの世界の陰にある様々な悲哀が泥臭く描かれていますが、観た後は爽快感が残ります。リングシーンも迫力がありました。
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-11 10:13:13)
7.  監督失格 《ネタバレ》 
これまでほぼフィクションでしか描けなかった「愛と死」のリアルが奇跡的に映像化されている作品。人間は絶対1日でも長く生きる努力をしなければならないなと思わせる作品でした。  
[DVD(邦画)] 8点(2013-02-02 09:52:59)
8.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 
 主人公と同世代の若者だけでなく、大人が見ても心が温まるファンタジー映画ですね。   中学3年生という、心身共に成長期を迎え、しかも義務教育最終年で進路を自分で決めなければならない難しい時代の感情の動きを見事に描ききっている作品でしたね。   大人の世界に足を踏み入れながらも、子供の純粋さを捨てきれず不安定な感情に翻弄されてしまう中学生たちの姿は恐らく誰もが共感できるものではないでしょうか(忘れてしまっている人もいるでしょうけど)。   何十もの異なる色を一つにしようとしてもそこには暗黒しか残りません・・・・ 
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-05 23:14:12)
9.  隠された記憶 《ネタバレ》 
 すべてが綿密に計算されており、全く以って隙が無い映像を我々に提供(というか挑発)してくれるハネケ監督には感服するしかありませんね。そして、誰しもが抱えている問題(秘密や嘘そして罪)をサスペンスという緊張感に満ちた形式をとりながら突いてくるその嫌らしさは、まるで悪夢を見ているかのようでした(でも面白いからついつい見てしまうんですよね)。    何というか、何回も見返して、その緻密さを確認したくなるような映画でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-28 23:40:58)
10.  蒲田行進曲 《ネタバレ》 
ちょっと、強烈に辛辣でネチっこい「格差」の描き方にはちょっと「もうわかりましたから・・・」といいたくなりましたけど、それでもやっぱり面白い映画であることは間違いありません。   風間杜夫・平田満・松坂慶子のキャスティングも見事にはまっていて、非常に見ごたえがありました。   しかし、封切当時はこの作品をみて「芸能界って凄い世界だな・・・」と他人事のように思っていたのが、今見ると「世の中ってやっぱこうなんだよな・・・・。負け組は勝ち組のおこぼれを預かって、なおかつ階段落ちみたいな一世一代の大ばくちを打たなきゃ這い上がれないんだよな・・・。」という感想に変わってしまったのですが、これって不幸なことなんですかね? 
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-08-04 20:00:06)
11.  輝ける青春 《ネタバレ》 
 6時間強の長い作品ですが、ストーリーの面白さとイタリアの60年代から21世紀初頭までの社会の動きが見事に絡み合っていて全く飽きることなく一気に鑑賞することができました。基本的には、普遍的な家族の物語ですので、予備知識がなくても楽しめると思います(当然、あった方が楽しめますが)。   イタリア社会そして主人公たち家族の影の部分も映し出されてはいるのですが、全体的に「人生は美しい!」と前向きなトーンで貫かれているのがラテン系らしくて良いなと思いました(日本人の視点から言えば、マッテオに一番共感できましたね)。 
[地上波(字幕)] 8点(2009-05-16 14:17:29)
12.  がんばれ、リアム 《ネタバレ》 
 良い映画であることは間違いないのですが、この邦題はちょっとどうなんでしょうか・・・・。何か、タイトルから思い描いていた内容と全然違っていてちょっと騙された気分です。   ただ、ストーリーとしては、第2次世界大戦前になぜ欧州にファシズムが台頭していったのか、今も残る移民問題は何故起こるのかということを加害者側(実は被害者でもあるのですが・・・)の視点から描いていていろいろと考えさせられました。   「弱い者がさらに弱い者を叩く」という人間社会の負の連鎖は見ていて本当に哀しくなってきます。日本も他人事ではありません・・・・
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-01-17 19:19:49)
13.  ガンジー 《ネタバレ》 
 もう、この作品は人類必見と言っても良いでしょう。本当に、「偉人」と呼ぶに相応しい一人の人間を描いた作品です。    よく引き合いに出される「非暴力・不服従」の精神についても、決して弱腰な姿勢ではなくある意味非常に強烈な思想であることが良くわかります。   ただし、この精神を実践するには自ら死に臨むくらいの覚悟が必要ですから、よほど強大な敵でないと難しいでしょうね。だから強大な大英帝国に対しては出来ても、国内の異なる宗教間の争いでは出来なかったんだと思います。   つくづく宗教対立というものの恐ろしさを感じました。  
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-11-18 14:52:54)
14.  風花(2000) 《ネタバレ》 
 私自身お酒が大好きで飲みすぎる事もしばしばあるので、この作品の浅野忠信の姿が他人事とは思えず、ついつい感情移入して観てしまいました。浅野忠信の酔っ払いっぷりは中々リアルで良かったですね。   内容的には、小泉今日子と浅野忠信の微妙な距離感のある関係が、コメディチックな面も見せてくれていて、回想シーンのヘヴィさを中和しています。   桜や雪山等の背景も素晴らしく、ラストも清清しい感じで派手さはないけど良い作品だと思いました。 
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-05-02 16:35:11)
15.  かもめ食堂
見終わった後、何かむしょうにおにぎりが食べたくなって、コンビニに買いに行ってしまいました。派手さはありませんが、ゆったりとした清潔感あふれる雰囲気にどっぷり浸ることがありました。 舞台は北欧フィンランドなんですが、非常に「日本」を感じさせる作品でしたね。日本の食文化、言葉の素晴らしさを感じました。  しかし、小林聡美・もたいまさこと来てるんだから、どうせなら室井滋も出して欲しかったですねw 
[DVD(邦画)] 8点(2006-10-10 21:42:54)
16.  カサブランカ 《ネタバレ》 
まず、この作品が第二次世界大戦の真っ只中に作られたことに驚きました。そう思うと、途中で出てくるフランス国歌の合唱シーンが非常に生々しく響いてきますね。    しかしながら、ハンフリー・ボガードがやっぱり良かったですね。ダンディーでクールに振舞っているけど、昔の彼女に受けた仕打ちを引きずってるような人間くさい部分もあり、それでいて人情味に溢れている・・・・・。こういう男になりたいですね。   あとは、やはり最後の空港でのシーンですね。もうこのシーンだけビデオを巻き戻して何度も繰り返し見てしまいました(エミール・クストリッツァの「黒猫・白猫」でマフィアのゴッドファーザーが同じ事してます。)。「Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship」のセリフにはシビレますね。   本当、私も酒場でサムに「As times go by」をリクエストしたいと思いました。名作です。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-03 21:19:10)
17.  亀は意外と速く泳ぐ
 この映画本当に面白いです。まだ1回見ただけなんですがすぐにもう一度見たくなる、中毒性のある作品ですね。   日常何気なく見過ごしてる事も、よく見てみると意外な裏側があったりしますが、この作品はある町の様々な日常の裏側を見せてくれて、とても楽しかったです。まあ、平凡に生きるっていうのも実は結構難しかったりするんですよね。   しかし、実際のスパイもやはり地味な生活をおくってるんでしょうね(どうしてもスパイというと007とか映画に出てくるようなイメージがありますけどね。)。 
[DVD(邦画)] 8点(2006-05-06 01:30:16)
18.  華氏911 《ネタバレ》 
我々が知っているようで実はあんまりわかっていない、アメリカ社会の現実を教えてくれる作品でした。まあ、ブッシュ批判に偏っているとは思いますが、そういう視点から今のアメリカを見ることがあまりない私にとっては非常に貴重な作品でした。もし、あの時ゴアが大統領になっていたらあのイラク戦争はあったんだろうか・・・・。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 22:55:01)
19.  カイロの紫のバラ 《ネタバレ》 
フレッド・アステアの「チーク・トゥ・チーク」が今も耳から離れません。本当に映画って素晴らしい!と思わせてくれる作品です。  映画という夢の世界と、現実の世界がつながるという設定で、映画の登場人物がスクリーンから飛び出してきたり、逆にスクリーンの中に主人公が入っていったりして非常に面白かったです。(スクリーンに取り残された映画の登場人物たちの様子は笑えます。)  ただ、現実があるから夢があるわけで、夢の世界の住人にとって見ればその世界は夢では無く現実な訳で、むしろスクリーンから飛び出してきた登場人物にとっては、現実世界こそが夢の世界だったりするんですよね。そして、やっぱりいつかは夢から覚める瞬間というのがやってきて、それぞれの現実世界に戻っていかなくてはならない・・・・非常に切ない気持ちになりました。  でも、やはり夢を見ることが出来るというのは素晴らしいことなんですよね。どんなに厳しい現実でも夢があるから生きていける。そう強く思いました。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 21:44:38)
20.  ガール・ネクスト・ドア
まあ、アホな話ではありますが面白い作品でした。しかし、高校生っていうのは根本的には日本もアメリカも大差ないですね。(最後までどういう展開になるのかわからないので、予備知識は無しで見たほうが楽しめます。)  QUEENとデビッド・ボウイの「アンダープレッシャー」やVERVE、WHOなどバックに流れる音楽が良かったですね。一番、「おっ」と思ったのはエコバニのキリング・ムーンでしたけど・・・・懐かしい・・・・。  
[DVD(吹替)] 8点(2006-04-16 21:05:12)
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