41. 海峡
《ネタバレ》 ホント健さんには申し訳ないんですが…本来はとても感動的な話のはずなのに、ナニカトテモ印象?が悪い。なんでかな?ワタシなりにちょっと考えてみました…トンネルさんと呼ばれる健さん?とってつけたような危機?どうやって止めたのか分かんない海水流入?もしかして、とても強烈にドンピシャなタイミングで助けられた吉永小百合さんの存在意義??? 結論的なものは難しいとは思いますが、何かとても切ないものを感じた次第でゴザイマス [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-12-31 23:59:58) |
42. カポーティ
《ネタバレ》 実話ものの重み、フィリップ・シーモア・ホフマンの「葛藤」の表現力の素晴らしさ、まさに数多くの賞受賞も納得の一作。カポーティが5年の歳月をかけて書いた「冷血」。殺人犯が冷血なのか、それとも作家としての虚栄心が冷血だったのか、カポーティの「その後」を考えるととても感慨深いです。とても深く悲しい物語でゴザイマシタ。 [DVD(字幕)] 8点(2014-12-29 11:42:14) |
43. 悲しみが乾くまで
《ネタバレ》 突然、愛する人を失った悲しみは想像するのもつらい。だから悲しみにくれるハル・ベリーがとてもかわいそう。。。そしてのデル・トロさすが。この監督さんの作品は初めて鑑賞しましたが何か独特のものがありますね。実力者たちの共演は見応え十分でゴザイマシタ [DVD(字幕)] 7点(2014-09-18 10:35:10) |
44. がんばれ!ベアーズ
《ネタバレ》 なんか昔はよくテレビでやってたような本作、相当久しぶりに改めて鑑賞すると、、雑味のある乱暴な編集、はしょったストーリー展開にあれ?こんなんだったっけ?という意外感。あとカメラがやたら近い(笑)。 服装や乗り物(車・バイク・自転車)が70年代してる空気感や、いかにもアメリカ人のこどもしてる出演者がいいよねー(金髪でちょっとおチビで生意気な感じとかw)。そこに、の、ティタム・オニールがよい。絶妙な年齢(撮影当時12.3歳?ぐらい)は間違いなくこの年齢にしかだせないものがあるよね。ふと、レオンのナタリー・ポートマンを思いだしてしまった。 作品全体に漂うちょっとぬるい演出もこの作品の風味に適していてとってもいい感じ。あんまりアメリカの野球事情に詳しくないからあれだけど、少年野球?でもヤンキースとかああいうチームあるんだね?とか思ったり。まさに野球映画の元祖的フォーマットはやっぱりいいですね~勝って終わらないところも良かった! ハイとってもいい映画でゴザイマシタ [DVD(字幕)] 8点(2014-08-06 10:16:06) |
45. 顔のないスパイ
《ネタバレ》 やっぱりリチャード・ギア様は甘ーい役のイメージだよねぇ~。だからある意味こういう役(非情なスパイ役)は新しいかも。でもちょっと無理ある設定じゃないのかなこれは。普通に考えたらバレバレな気がしますが(苦笑)。なにかちょっととってつけた感が残念でゴザイマシタ [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-23 07:44:51) |
46. 渇き。(2014)
《ネタバレ》 へー役所さんこんな役やるんだ~、すんごい役を引き受けたもんだわ~~。でも後半ちょっと一本調子になってきて少し飽きてきたかも(カラダも強過ぎるしw)。全般的な構成や時系列のいじり方は面白いけど(ちょっとタラちゃん風?)最後の辺りはなんだかよく分からなくなってきて制作側もうまく消化しきれてない感じ。というか前作の告白は最後のある意味爽快感があったけど、今回の後味の悪さはちょっと苦手かなぁ、、、と久々にカミサンと映画を観に行って重苦しく帰ってきた二人でゴザイマシタ [映画館(邦画)] 5点(2014-07-13 09:44:22)(良:1票) |
47. ガッチャマン
《ネタバレ》 わ~~~~~ほんと面白くない。2013年にもなってよくこんなのつくったね(感心)。正直お金と時間の無駄じゃないのかなこれは。なんかとにかくカッコ悪い、いろいろカッコ悪い、台詞もカッコ悪い。途中の「全員寝てろ!」にはビックリして眠気が飛んだよありがとう。ストーリーも理解不能、結局なんだったんだ? キャスティングもダメダメで名前に桃がつく彼、途中から織田祐二に見えてきたのは俺だけ?w だめだ~こんなのがOKになるなんて、なにかが間違ってるよほんと。とても残念な気持ちがいっぱいでゴザイマス [ブルーレイ(邦画)] 1点(2014-04-10 10:02:23) |
48. 合衆国最後の日
《ネタバレ》 ちょっと乗りきれなかったかな~、全般的に古臭さも強いし。まずあんな「ぬるい」やり方でミサイルサイトを占領できるのが疑問。おまけに仲間をいきなり撃ち殺す!…かなり意味不明。 メンバーの目的が統一されてない急造チームだからな~んか緊迫感がない。バート・ヤングは何にでててもこの人らしい(笑)ちょっと(かなり)大根でこの作風にあってない気が。ミサイルの制御機材のなかにサリンがあるのもかなり謎。後半爆弾(小さな原子爆弾っておいおい)を仕掛ける工作員がコケて警報なるってあんましっしょ。そしてラスト。大統領が撃たれ倒れるが①凄腕スナイパーのくせになにやってんだ②防弾チョッキ着せるでしょ普通は!この当時は無かったのか??。そして最大の謎は大統領にタメ口きいてたあの人は何者なんだ!? いろいろ書いてしまいましたが面白かったしこのテのものの草分け的本作品に敬意を表して6点 [DVD(字幕)] 6点(2014-04-02 08:23:28) |
49. 狩人の夜
《ネタバレ》 ロバート・ミッチャムはいい人なイメージがある(個人的に)ので、こんな悪いやつを演じてることにまず意外。詰めが甘い部分がありつつも結構ドキドキする展開は面白い、でも最後はちょっとあららな感じでもったいないかな。独特のカメラワークや構図が印象に残る良作でございマシタ [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-05 09:01:19) |
50. カラスの親指
《ネタバレ》 観る側(我々)は詐欺で生計を立てているタケとテツに既に期待しているにも関わらずそういうシーンは最初だけ(アレレ?)。5人の「家族のような他人」にスポットを当てたいのは分からなくもない(指の話しは興味深い、思わずやってみたヨ)、が、観る側の期待と制作側の狙いがすれ違ってる印象。肝となるやくざを騙すシーンに面白みがない(盗聴?何かイマイチピンとこない)制作側の演出力不足が露呈。出演の皆様も適切なキャスティングだし、ショージさんもとっても良かった。最後の大オチもなかなか(かなり無理あるけどw)ですが、そこに至るまでがまどろっこしい。。。良い素材だっただけに何か残念な印象。確かに長いけど別に内容があるなら構わないんだけどね、長いな~と思わせちゃう何かがあるように思います。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-16 11:47:10)(良:1票) |
51. カリートの道
《ネタバレ》 もぉ最初にあんなシーンがあるもんだから、常に不安感があり店がうまくいって元カノともうまくいっててもなにかどこか緊張感がある。デパルマ監督特有のグルグルまわるカメラが今作は斜めの絵も多くさらに不安をあおる。新興勢力のチンピラも絡みだしいよいよ意を決したときに…という秘かな盛り上げ方がうまいよなぁ(感心)。そして出演の皆様も素晴らしい、アル・パチーノはさすが、文句なし!、ショーン・ペンはヤク中のいかれた弁護士をまさに怪演、最初誰か分からんかった髪型変だし(笑)。まぁしかし駅での最後のシーンはすごかった。夕日をバックに踊る彼女と子どもはカリートがみた夢だったのでしょうか [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-01-10 08:41:49)(良:1票) |
52. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 やっぱ「絵」は美しいわ~。さすがジブリ、さすが宮崎駿、圧倒的だ。主人公の棒読みも最初はかなり気になったが、後半は超エリート街道まっしぐらの変わり者(たぶんきっと)天才エンジニアはきっとこうだろう的自己補正(笑)が働いて気にならなくなりましたね。声で出演の方々もお見事な仕事っぷりで、2時間越えの時間を全く飽きさせない感動的で上手い構成は、酸いも甘いも経験したジブリの底力を実感しました。もぅけなげな菜穂子との結婚の儀はつつましくも大変美しく日本を感じさせてもらいました。エンディングも「ひこうき雲」の奇跡的なマッチングが大変感動的で素晴らしい!このての展開はベタだなぁと思いつつも今考えてもウルウルしちゃうよね(苦笑)。。。。とここまでは良かった点だが、、、実在の人物である堀越二郎を描いている「はず」なのに、堀辰雄の小説の内容とミックスしているという…何とも変なお話。あとで調べてみておおいに感動に水を差されてしまった気分なんです(調べなきゃ良かった)。なーんだ、宮崎駿監督のいわば勝手にいいとこどり脚本なの?というのが正直な今の気持ちです。でもなぁ、なんだかんだ言って日本のアニメを強力に引っ張ってきた第一人者であることは間違いありませんし、日本の、いや、世界のアニメ界に多大な影響と功労がある人だもんなぁ、やっぱすごい人だよ。本作での引退は残念ですが、長い間お疲れ様でございました。でも復活したくなったらいつでもいいですよ、私たちは待っていますから。 [映画館(邦画)] 8点(2013-10-16 13:29:57) |
53. カプリコン・1
《ネタバレ》 期待度が高すぎたか、ちょっとイマイチだったなぁ。前半はまだしも 後半の3人が逃亡するあたりは、退屈で眠くなってきた(でも寝てませんよ!)。なーんか小さいけど重要(と思われる)シーンの詰めが甘くて、醒めてしまうというか古臭いというかね…。カレン・ブラックが出ていて「おおっ!」となったけど思ったほどはストーリーに絡んでこずに残念。おまけに微妙なラスト、、、えぇっ?ここで終わっちゃうの??的な(苦笑) しかし、そういいつつ当時とても話題になったアポロ計画と東西冷戦時代を伺える内容でゴザイマシタ [DVD(字幕)] 5点(2013-09-05 10:15:02) |
54. カサノバ(2005)
《ネタバレ》 豪華絢爛なムードはあるんですが、どうも中身があまりない様な…。まぁ、あまり毒気もないので無難ではありますがね。ちょっと考えてみると主役2人にいまいち「華」がないのがもしかして要因かも?まぁそこらへんは好みの問題でしょうけど。。。全般的に地味な印象のものでゴザイマシタ [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-06-19 15:31:21) |
55. 髪結いの亭主
《ネタバレ》 まぁ独特の雰囲気は理解したけど、どーにも全てにおいて唐突だよなぁ。いきなり結婚してくれだし(苦笑)。というか仕事場で何してんだかまったく。おまけにオーデコロン飲んじゃうし(苦笑)ちょーっとここら辺は理解に苦しむとこですなぁ。まぁいろいろな愛のかたちがあるという事なのでショウネ [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-04-11 08:29:23) |
56. カンパニー・メン
《ネタバレ》 創業者の副社長までもが、あっさりクビになってしまうなんてねぇ、アメリカしてんなぁ、、日本じゃ考えられない様な…、、いやいや今時ならわかんねぇなぁ、と、いろいろ考えて観てしまった(苦笑)うーむ、何か身につまされる映画ですね。でもしかし、ベン・アフレック演じる主人公の奥様のけなげで、献身的で、まぁかわいいコト!あんないい奥様がいたらきっと頑張れると思うよホント。さりげなく出演者が豪華で、ケビン・コスナーの大工さん、ものすごーく似合っていてカッコイイよね。でも考えてみれば、ベン・アフレックってあんまり敏腕サラリーマンに見えない気が;;…ちょっと安易的なラストも含め、何かもったいない感の残る作品でゴザイマシタ [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-05 08:43:31) |
57. カリフォルニア・ドールス
《ネタバレ》 ハイ、キました当たり作品!もうとにかくこの設定がドツボ。後半ずーっと涙目。こういうのに弱いんだよなぁ、俺(苦笑) 売れないドサ回りの女レスラー二人組とわびしい中年マネージャー、あ~もーこれだけで泣けてくる。。。泣きわめきながらも必死に戦う二人を、励まし、したたかに、時には感情を爆発させ、時には乱暴な(笑)マネージャーをピーター・フォークが好演。この人の持っているものが全てプラスに働いた素晴らしい役どころで、お見事なキャスティング!いやーーーマジでいい。。。レヴュー数の少なさからもこれは誰も知られてない隠れた名作だよ、、、とーってもいい映画に出会えて幸せデス [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-03-12 13:35:44) |
58. 華麗なる賭け
《ネタバレ》 まず、ピアーズ・ブロスナン版トーマスクラウンアフェアのこれが「オリジナル」とは知らずに鑑賞、、、全く雰囲気が違うね!お金持ちの余裕感はむこうがあるかな~、マックイーンはいたずらっこな顔つきが特徴?だからあんましこういう役には合わないかも。F・ダナウェイ演じる保険調査員ビッキーの服装がいろいろ変わっていくのも、何かビッキーの心情をあらわしているようで興味深い。しかし、マックイーンとの長ーいチェスシーンは・・・スゴイね(感心) 印象的なラスト、バッドエンドにならなくて良かった~。独特のこの「男女」の駆け引きはなかなか見事でゴザイマシタ [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-26 13:21:47) |
59. 眼下の敵
《ネタバレ》 潜水艦映画の元祖にして最高傑作と誉れ高き本作、ご縁なりまして鑑賞致しました。米駆逐艦(ロバート・ミッチャム)と独潜水艦(クルト・ユンゲルス)の知力を尽くした戦いは、緊迫感に満ちて大変見ごたえがありますね。終戦後間もない制作年なのに、米・独の両国側のどちらにも公平に描いてる制作姿勢が素晴らしい。ラストの助け合いも戦争映画とは思えない爽快さがとっても良い! 実際の駆逐艦による機雷爆破の迫力と、観終わってよ~く考えたら女の人が全く出ていない!という硬派さに8点。 ※C・イーストウッドどこにいたんだろ?全然わかんなかったなー(笑 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-18 12:42:34) |
60. カサンドラ・クロス
《ネタバレ》 70年代パニック映画ブーム時代の作品だけど、冷静に観るといろいろ破綻してる。。。そもそもなんでこんな状況になる?的なやや(かなりw)強引な設定。列車を監視するとこにたった3人だけだったり、ていうか高濃度な酸素?で消えた病原菌て…まぁいろいろと突っ込みどころ満載(笑)。でも、ここそこにある「ヨーロッパの香り」がする画面の雰囲気はいいですね~、70年代してる出演者(ソフィア、目バッチバチやw)も大変よろし。ミニチュア丸出しの転落シーンだけど、この当時ならしょうがないし、個人的には気になりませんね。それよりも、ちょっと言いたいのはタイトル。原題「The Cassandra・Crossing」をカサンドラ・クロスとした邦題担当者ナイス!。 とってもカッコイイタイトルにJ・ゴールドスミス御大のド派手なスコア、、、充分お腹いっぱいでゴザイマス [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-26 08:25:17) |