Menu
 > レビュワー
 > MAHITO さんの口コミ一覧
MAHITOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  去年マリエンバートで
開始早々、五分で深い眠りへと誘ってくれる睡眠薬のような映画。 絵画的、幻想的、抽象的、前衛的、幾何学的、無機質、怠惰、ミステリアス、サスペンス・・・。 男と女の心理ドラマを卓抜な演出で描いており、まるで難解なパズルを解いているよう。 過去と現在の時系列さえバラバラという手の込みようだが、服と背景で判別できるように、 取っ掛かりはちゃんと用意されてます。知恵を絞っても、真相は霧の向こうにあるがごとく。 脳みそを嫌というほど刺激してくれる作品だが、睡眠をたっぷり取ってからの鑑賞は必須。
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-08-05 01:49:02)
2.  禁じられた遊び(1952)
戦争孤児になった少女の目を通し、戦争の悲惨な現実と残酷さを描いた作品。 子供たちの"禁じられた遊び"そのものが、テーマになっているのはわかるんだけど、 その中には戦争に直接関係のないものも含まれていて、ちょっと首を捻る部分も。 恐らく観る人によって捉え方が違うのだろうし、もっと深い意味があるのかもしれない。 そういった点では多少想像力を使う作品だが、逆にラストはストレートな演出で、 哀愁感たっぷりのメロディーとともに、心にずっしりと響いてくる。 主役の小さな女の子は全編ほとんど出ずっぱりだが、いったいどうやって演技指導したのか?  とにかくうまくてびっくりした。若い人にぜひ観てほしい作品だが、ちょっと難しいかな。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-28 12:59:07)
3.  ギャラクシー・クエスト
シナリオのよく出来たSFコメディー。アイデアが愉快で面白い。 演出は多少ヘボいところがあるけど、 有名なSFドラマのパロディということで、わざとそうしている節がある。 (単に制作費の関係かも) キャスティングも皆個性的でいいんだけど、 一番笑ったのは、いつも気難しい顔をしているトカゲ頭の役者さん。 欲を言えば、コメディー部分とシリアス部分のメリハリが もっとあったほうがより楽しめたかな。 お薦めのB級コメディー映画。
[DVD(字幕)] 8点(2011-07-12 12:14:34)
4.  危険な情事
怖い。怖過ぎる。未熟な女性なら「男ってバカね。アホなお話」、 のひと言で終わってしまうのだろうが、男ならすぐに感情移入することができる。 単純なストーリーを盛り上げさせる、定番の演出方法に物の見事にはまってしまい、 ラストは思わず背筋が凍ってしまった。サスペンス映画じゃなく、まるでホラー映画である。 ヒロイン役の女性が、普通っぽくてとてもリアル。男性にはお薦めの一本。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-11-01 02:35:56)
5.  木靴の樹
貧しさの中、生きることの厳しさを描いた作品。厳しい、ホントに厳しい。 ドキュメントタッチで、農民たちの日常生活の姿を淡々と描きながらも、 バッハの音楽が厳かな雰囲気を醸し出し、映像演出は秀逸な出来映え。 出演者たちは実際にロケ地に住んでいる人らしく、素人さんを使ってこんな映画を作るなんて、 驚きのひと言。難をあげれば、四家族に焦点を当てているため、誰がどの家族の人なのか、 ちょっとわかりづらかった。「木靴の樹」のエピソードはそのままオチへと繋がるのだが、 そのラストシーンは強烈なインパクトとして印象に残っている。名作というよりは、 やはり秀作という言葉がぴったりの逸品。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-08 05:37:35)(良:1票)
6.  恐怖の報酬(1953)
タイトル通りの映画。150分と時間が長く、最初の1時間ぐらいは退屈だったのだが、 中盤からは緊張感とスリルで手に汗を握ってしまった。 序盤は状況設定の描写に終始しているが、やはりちょっと物足りない。 登場人物達のキャラをもっと掘り下げるなり、何かしらのドラマ性を持たせるなりしていれば、 作品の出来はさらに良くなったと思う。ラストのオチは読めるが、全般的に演出のいい作品。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-14 17:33:49)
7.  奇跡の人(1962)
御存知ヘレンケラー女史と、家庭教師サリバンの苦闘を描いたドラマ。 実話を映画化した作品ということで、やはり事実とは違う脚色もあるようだが、 三重苦という想像を絶する状況だけに、さすがに鑑賞前からこちらの気構えも違う。 作品の方は106分と短く、サリバンの人物描写にも時間を割いているので、 苦闘のエピソードは削られているという感は否めない。 それでも主役二人の演技はとても素晴らしく、目を離せないほどの見応えがあった。 作品の完成度も決して低くはないが、出来がどうというより、やはり一度は観ておくべき映画。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-31 05:24:49)
8.  キング・オブ・コメディ(1982)
コミカルタッチで描いているけど、純粋なコメディー映画ではなく、一応ストーリー映画。 デニーロ扮するコメディアンのキャラが、とにかく最高に面白くて、しかもキレている。 下手なコメディー映画よりも大笑いさせてもらった。ホントにこの役者さんはうまい。 雰囲気はテレビ映画のような感じだが、ラストは実際に起こりそうな顛末で、妙にスカッとした。 久しぶりに後味のいい映画を観たな、ということで、お薦め。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-24 17:51:21)
9.  恐怖の岬
二大俳優グレゴリー・ペックとロバート・ミッチャムを配したサスペンスドラマで、 ロバート・デ・ニーロ主演「ケープ・フィアー」のオリジナル版。 細かい設定やエピソードはリメイクのほうが凝っているが、大方のストーリーはほとんど変わらず、狡猾な復讐男がじわじわと迫り来る展開はやはり見応えがある。 本作ではあくまでペックが主人公なのだが、復讐鬼を演じるミッチャムも飄々としていて不気味な雰囲気を醸し出し、デ・ニーロとはひと味違った悪役ぶりを見せてくれる。 モノクロ映像は、ラストの対決がちょっと暗くて観づらかったのが残念。 オリジナルもリメイクも甲乙つけがたい出来映えで、見比べてみるのも面白いかも。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-26 05:42:26)
10.  霧の旗(1965)
山田洋次監督にしては、珍しいサスペンス作品。 松本清張原作ということで殺人は絡んでくるが、人間ドラマの色合いが濃い。 倍賞千恵子がヒロイン役を好演。地味で真面目なキャラが本作の役柄にピタリとはまり、 それが終盤からラストにかけての展開に、より痛快さを与えている。 女性の情念の深さとともに、人生訓を思わせる裏テーマがストレートに伝わる良作。
[DVD(邦画)] 6点(2012-09-17 07:52:53)
11.  鬼龍院花子の生涯
仲代達也の独壇場ともいうべき映画。任侠の世界を舞台にしているとはいえ、 女たちの生き様を描いた内容だと思うのだが、仲代さん最初から最後まで出ずっぱり。 アクの強いキャラを、こめかみの血管が今にもぶち切れそうな演技で見せてくれます。 夏目雅子もその迫力に引っ張られたのか、役になりきってがんばっているんだけど、 全体的に女優陣の影は薄いかな。仲代の演技を見ているだけで、息吐く暇もない作品だった。
[DVD(邦画)] 6点(2012-08-17 06:29:47)
12.  Kids Return キッズ・リターン
対照的な二人の少年を主役に、ご都合主義をいっさい排したシナリオの完成度が光る作品。 どちらのタイプでも感情移入ができるという点では、鑑賞者の立場に立った映画作り、 また監督自身の若いときの挫折体験も窺い知れる。ラストシーンからタイトルを顧みれば・・・ う~ん、うまい。監督のメッセージが明確に伝わってくる。
[DVD(邦画)] 6点(2012-05-11 02:43:58)(良:1票)
13.  キャット・ピープル(1942)
クラシック怪奇映画。40年代の作品ということで、 さすがに凝った変身シーンなどはないけれど、モノクロの効果をうまく使って、 こちらの恐怖心やスリルを煽ってくれるなかなかうまい演出。 ヒロインの苦悩や切ない心情もよく表現されていて、妙に物悲しい作品に仕上がってます。 古い怪奇映画の中では一番好きな映画かも。
[DVD(字幕)] 6点(2011-12-30 04:43:49)
14.  キンダガートン・コップ
キンダガートンの意味を知らなかったので、最初はアクション映画のつもりで鑑賞。 途中からストーリー展開が変わり、突然コメディー調に。コメディーと言っても、 ストーリーはしっかりと繋がっており、単なるドタバタ劇ではないので十分楽しめる。 アイデアもいいけど、筋肉隆々のシュワちゃんが見せるギャップが実に面白く、 パワーある子供たちに悪戦苦闘する姿が笑わせてくれる。いつの間にかお話に引き込まれ、 最後はほのぼのとさせてくれたコメディー作品だった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2011-09-28 08:07:03)
15.  キャリー(1976)
ホラーと呼ぶにはちょっと違和感のある、異色のスリラー映画。 ストーリーは非常に単純なんだけど、その分判り易く、 ヒロインのキャラ描写が存分に描かれているので、すぐに感情移入ができる。 シシー・スペイセクは、他の映画でも端役で出演しているのを何度か見かけたことはあるのだが、 これ一作で顔と名前はずっと忘れなかったから、やはりハマリ役だったということでしょう。 脇役陣も、その後ブレイクしたジョン・トラボルタ、当時若手注目株のウィリアム・カットに ナンシー・アレン、演技派エイミー・アービングと、いいところを揃えてます。 演出は全般的にB級らしい作りといった感じだけど、ショッキングなドラマでありながらも、 何となく切なさを感じてしまう、狙い所の面白い作品だった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-28 13:44:25)
16.  ギルバート・グレイプ
一応家族の絆がテーマなのかな? 映画の出来自体は悪くないと思うのだが、個人的に内容に関しては今一つ入り込めなかった。 主人公や弟の描写はいいんだけど、姉や母の描写となると浅薄で多々疑問符が。 終盤の展開に関しても、単にお話をまとめるための強引さを感じてしまう。 目立ったところでは、弟役のディカプリオの演技が素晴らしかったことかな。 ヒューマンドラマというよりは、デップとディカプリオの共演、 彼らを観る映画という印象のほうが強い作品だった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-21 13:07:24)
17.  魚影の群れ
緒形拳を見る映画。頑固親父の漁師役を体当たり演技で、なりきり度がすごい。 映像は全体的にやや暗め。この頃の邦画は、みんなこんな感じだったかな。 まだ若いながらも、佐藤浩市の演技もいい。夏目雅子のキンキン声が多少辛かったのと、 ストーリー上では、十朱幸代の役柄があまり意味をなしてなかったのが残念。 とにもかくにも、改めて緒形拳の役者魂を見せつけられた作品だった。
[DVD(邦画)] 6点(2011-08-19 06:39:59)
18.  飢餓海峡
出演者の演技は素晴らしいよね。伴淳、左幸子、三国連太郎は特出している。 「砂の器」と同様、事件の裏にある人間ドラマを描いた作品で、 かなり重厚な雰囲気に仕上がっているんだけど、この作品にはシナリオに大きな欠点があり、 伴淳、左幸子の描写は全く問題ないのだが、三国の人物描写がしっかりと描かれていない。 そのため彼の一連の行動には、「なぜ? どうして?」という多くの疑問や謎が残ってしまう。 ラストもずさん過ぎてありえず、人間ドラマとしては物足りなさを感じてしまった。 これぞ役者!という演技を見るにはお薦めの作品。
[DVD(邦画)] 6点(2011-08-14 18:15:25)
19.  疑惑(1982)
松本清張原作の法廷ドラマ。 内容に関しては全体的にやや駆け足ぎみで、正直シナリオの完成度は高くない。 法廷シーンもTVドラマのセットのようで、あまり迫力がなかった。 本作の一番の見所は、やはり主演二人の女優対決。 桃井かおりの悪女はハマリ役だし、岩下志麻も安定感のある演技を見せてくれる。 清張原作の映画作品は長編ものが多いんだけど、どれも手堅くまとめていて、 こちらの作品もそこそこ楽しめるかと思う。
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-08-14 17:04:37)
20.  キッド(1921)
子役が出てくる映画はたくさん観てきたけど、 この子供はとてもかわいい。彼の姿を追っているだけでも楽しめる。 全体の作りとしてはコメディー要素が少なく、ストーリー色が強いのだが、 その分上映時間も短いので、集中力が途切れるということはまったくなかった。 ラストは定番の温かいシーンで、こちらの気持をほんわかとさせてくれる。 チャップリン映画の入門編としても手頃な作品。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-10 00:54:39)
070.37%
1623.25%
220310.64%
329315.36%
441921.97%
540621.29%
629915.68%
71467.66%
8462.41%
9170.89%
1090.47%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS