21. キャノンボール
《ネタバレ》 映画としてはそんなに面白くないけど、当時の映画スターが全部出てくるあたりに受ける要素があったんでしょう。日本で受けないと思う。 が、ロジャームーアが大好きなら笑えるかもしれない。私は小躍りした。ロジャームーアが自分のことをロジャームーアと勘違いしている財閥の御曹司って言うのが受ける。ウレシー!ショーンコネリーの助手席に座ってるわー!みたいに言われてこっちまでがっくり来る。ウケる。 [地上波(吹替)] 6点(2010-04-19 00:45:25) |
22. 機動戦士ガンダムF91
《ネタバレ》 子供の頃に見てそこそこ面白かった。 急展開であったり、巻き込まれ系だったりと土台は結構しっかりしているから子供にはこのくらいでちょうど良いのだろうか。でも、子供にゃどうせ分かりゃしないだろ、っていう感じの作りなんだろうか。とにかく何で?と思う。 よく分からない団体の実態を説明しないのは手法だと言えば通じそうなぎりぎりの所か。けど、このお話の情報量って二時間弱で足らない量じゃない。はしょったようでいて、実際は詳しいことはテレビシリーズ見てねなんだと思う。けど、そっちはどうでも良い。 ドッグファイトの最中に敵とのんびりおしゃべりしたり、説得したり、必殺技のポーズを決める余裕が十二分にあるのだから、詰め込まなくてもまだまだいくらでも入る。 [ビデオ(邦画)] 6点(2010-01-04 19:06:07) |
23. キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2
《ネタバレ》 普通に面白かったが、一作目のような迫真さがなく残念。 仲間が増えていき、冒険もあり、活躍もするが何のためにどうして何と戦うのかが場当たり的になってしまったからか、日本製のRPGのようなかなり無茶なストーリーになってしまったのかもしれない。 コミカルな要素と、前作でのコナンという複雑な事情と性格を抱えたキャラを柔らかくしすぎてしまったのが一番問題だったのかもしれない。すっかり子供向けの話になってしまい、大人に対する説得力が無いため、子供が観ても大人になってからDVDをかって大切にしようという気になるかどうかと言うと疑わしい。 それでも決戦シーンや決闘は迫力が増し、シュワルツェネッガーもカッコイイという点では気晴らしには良いのかもしれない。あらぬ方向に行ってしまった [DVD(吹替)] 6点(2009-05-31 02:04:55) |
24. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
《ネタバレ》 普通に面白かった。 戦闘の攻防バランスもよくて臨場感もあったと思う。 けどさ、白鳥がパアーット!みたいなシーン?アレの意図するところが全然解らない。 というか解ろうと思えない。 この人たちが超能力で考えてることがお互い解って、それがどうした?的な。 仕事とか教育でお互いの考えをのぞき見してなんか役に立ちますか?と思った。 終盤は作ってる側がそれに気づいたのか超能力の定義を少し変更したのか。 超人的な反射をそれに置き換えて、最後の攻防を盛り上げてたと思う。 でもまた最後の最後は超能力だもんなぁ・・・とにかく超能力でものすごく話がぶれたと思う。 大昔の日本のアニメは共産圏みたいな愛とかみんなが一つの思想がとにかくうるさい。 それを超能力と結びつけるから本当にやっかいだ。 せっかく官僚主義的な腐敗国家とテロリストの戦争のなかの少年少女達っていう面白げなテーマだったのに、 数人の超能力少年を広告塔にした、変な思想の映画になっちゃった。 [DVD(邦画)] 6点(2009-02-15 15:40:46) |
25. Kids Return キッズ・リターン
その男の次にちゃんとしてると思う。 そんなにつまらなくないと思うし、雰囲気もあるけれど、雰囲気とか映像とかそう言う事で絶賛されるのってなんか違うように思う。 大昔の前衛的な作家が、メチャクチャな作風で変な世界観を作り出した小説群があるけれど、それを文芸界が内輪受けしているような雰囲気。 そう言う、普通の人にあまり伝わらない部分がなぜか普通の人に浸透している奇妙さが心配。 北野映画は普通の人の映画観を浸食しているような気がする。 だけど、浸食されている間はなぜか心地良いから困ったものだ。 [地上波(邦画)] 6点(2009-01-04 02:39:32)(良:1票) |
26. キングコング(1976)
《ネタバレ》 今見たら駄目なんだと思う。 子供の頃、着ぐるみだとか、大人の事情だとか、映画会社の思惑とか、そう言う部分が全く頭になかったがため面白く見ることが出来た。 大きな動物を単純に現代に持ってきてしまったあたりが70年代的な発想なんだろうなぁ。 現代でリメイクするなら、時代設定を変えないで現代の技術をつぎ込むか、他の生物やその他の何かを持ってきて共通するのは骨格やプロットだけにしてしまうだろうから。 [地上波(吹替)] 6点(2009-01-04 02:26:33) |
27. 機動警察パトレイバー
《ネタバレ》 脚本や筋は時代的に非常に良くできているんですが、絵が、特に人物がふざけてんのか?っていうクオリティで残念。 80年代のアニメ然とした雰囲気が出ちゃっていて異様に感じてしまいました。 押井作品だからということで見てみましたが、雇われ監督のような時代なのでしょうか。後の作品のような見せ方もあるんですが、それ以外の部分との温度差がちぐはぐでした。 押井作品を見てみたいというような、直球勝負の目的があるひとはちょっと異様に感じるかも知れませんが、テレビでたまたまやっていたのを偶然見たとか、アニメも好きで勧められてみたというようなシチュエーションで見ればすごく面白い映画だと思います。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-19 23:29:38) |
28. CUBE
《ネタバレ》 友人たちにおすすめされた映画は、少しでも面白がろうと思ってみるんですが、本作はアレレという感じでした。 なんか、普通じゃないですか? 雰囲気がハリウッドっぽくないって言うだけでものすごく普通なんですよ。どこかでみたような感じで。 なんて言うかハリウッドを凄く意識するあまり微妙な味わいが出ちゃってる英国ホラーみたいな、そういうものを感じました。 ラストのアリもしないけど何となく絵的に希望がありそうなエンディングももんのすごく普通なんですけど、やっぱり雰囲気と口コミの勝利じゃないかなぁ・・・とか変な脳内フィルタがかかってしまいました。 90年代末期の不条理サスペンスホラーって聞いただけで変なフィルターかけちゃって、ちょっとお金がもったいなかった。 誰しも時給換算すると、映画は非常に高価な娯楽なので少し後悔してます。 それにしたって非ハリウッドの90年代って、微妙な味わい出し過ぎ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-07 00:20:46) |
29. 機動戦士ガンダムUC/episode 5 黒いユニコーン
《ネタバレ》 このガンダムって言うアニメは、テロリストに寛容すぎる。 「視点によって正義は変わる、誰が正しいとは断言できない」 ガンダムとか言うテロリストまるだしな嘘を、コミュニケーションに癖のある人間をターゲットにしてわざと書いてるでしょ?信じるから止めなさい、と思う。 今作は特にヒドイ。この間までテロリストだった人がその罪や間違った思想をすっかり忘れている。贖罪の観念が無い事がこのアニメの最大の難点だ。 モデリングとモーションのしっかりしたアニメが今までに無い絵的説得力を押し出してると思う。技術は高いけど、信じやすい人には毒。 [DVD(邦画)] 5点(2015-04-13 00:27:29) |
30. 銀河鉄道999
《ネタバレ》 可もなく不可もなく。話自体は粗いし、大人の事情に笑えてしまったりするが、ゴダイゴのテーマが良い。何回きいても良い。ゴダイゴの歌が聴ければ別に本編は最後だけ教えてもらえれば後はいらなかったのかもしれない。 [地上波(邦画)] 5点(2011-09-01 01:54:23) |
31. キャスパー
可もなく不可もなく。という感じ。 宝物がアレだったというひねりがあって、ちゃんと物語として一本筋も通ってるのに何でだろう。そのうち完全に記憶から消えてしまうような気がする。大昔見たときはそれなりに感激したが、数年前見たときにはすっかり不感症になっていた。 キャスパーがかわいく見えるかどうかと、CGの使い方が正しいのかどうかということで言うと、アニメ的な造形物を実像として人間と同時に同じ空間においてしまうと言うのは何らかの象徴としての機能はするのかもしれないが、このように普通に物語の表現方法そのものとして使うにはまだまだ押さえなければいけないところが多いのだろう。 そのせいで何かこう、不完全でないところまで不完全に感じてしまう。 [地上波(吹替)] 5点(2010-03-06 14:53:54) |
32. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
《ネタバレ》 話が盛り上がって参りました。 ロボットがかっこわるいということをのぞけばもしかしたらいけるか、っていうかんじで 最後まで飽きなかった。 印象は薄い。 [DVD(邦画)] 5点(2009-02-15 15:26:13) |
33. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
《ネタバレ》 戦闘シーンなんかはとても迫力があって面白かった。 話の導入なんかもいきなり感がとても考えられててすんごくよかったと思う。 で、なんでガンダムって超能力合戦なのかなぁ。 最初の3部作の3でなんか気持ち悪い方向に行っちゃったなと思ったけれど、次の3部作で とうとう絵的に超能力にしちゃった。 さいしょは超能力なんてあるかどうかわかんないしそれはどうでもいいし、機械で反射神経を戦争に使ってます。 位の割り切りで兵器がデザインされてんのかなってみてたらあなた。 ほんとに超能力じゃないですか。 もう台無し。 最後にゃ隕石さえ超能力で押し戻しちゃうし・・・なにそれ。 人間がわかり合えるかどうかなんて、そんなどうでもいいこと分かんなくったっていいのに 愛や理解は世界を一つにするみたいなペテンはなくすべきだったんじゃないのか。 相手を自分の好みに変えることを一つにすることだとか思ってないか?これ。 超能力で相手の考えが解ってしまうことを超能力者(ニュータイプ???) と呼んで重宝するっていうのがどうも。 いくら昔のロボットアニメ会社っていっても、反射神経とか運動能力とか、 そういう部分を超能力って定義するぎりぎりのところでぼかす位のことはできたんじゃないのかな。 [DVD(邦画)] 5点(2009-02-15 15:09:25) |
34. 機動戦士ガンダム
《ネタバレ》 最初のナレーションにグッと引き込まれましたが、その後アレレ??? やっぱりテレビ放送を編集しただけのアニメ映画ってこういうものなのか。 でもまぁエバンゲリオンとくらべたらちゃんとツタヤに金払ってみても良いかな、 くらいのおもしろさはあったんじゃないかと思う。 それにしても、ロボットが・・・かっこわるい。 なんでガンダムってあんな色合いなんだろ。関節がゴムみたいに動くのもちょっと。 [DVD(邦画)] 5点(2009-01-12 19:33:33) |
35. 機動戦士ZガンダムII 恋人たち
《ネタバレ》 Zガンダムが弱すぎるのと、女好きすぎるのと、女の人がみんな痛すぎること。 この三点でこのマンガがダメになっている。ストーリーがメチャクチャだ。 [DVD(邦画)] 4点(2012-12-01 18:32:26) |
36. 北の国から '89帰郷<TVM>
面白くない。 ただ人が堕ちていく。この映像に出てくる人物がただ一人として幸せと思えず、こうなったらどうしようと恐怖すら感じたのを覚えている。 金を金としてではなく、大切な思い出としての物質に置き換えた設定。これが凄く嫌いだ。私だったらその金を大切にとっておくことをしないで、まず真っ先に一生大事に使うかもしれない道具や、一生の知識になって欲しいと願う本や何かに換えて、毎日使うことを考える。というか親にもらった全く同じ意味合いのお金を私はそういう風に使った。 作り手の都合で純君が大事に現金のまま持たされた紙幣には、脚本家が泥をつけることで記号化の意図を込められているが、泥がついたからとか汗がついているからとか、そういうことを理由に大切にするかな。気持ちを大切にしたという設定なのに、何を授けて送り出したらいいのか分からなかった器用さに欠ける父親が、現金にどういう願いを込めたのかの部分を詰めなかったせいでこの話はグチャグチャの転落劇の様相を呈したのではないかと思う。 生きていくことがつらい、結構当たり前だとは思うがこの話では生きることがイコール無間地獄である。この作られた地獄を見ると、絶望感で息が詰まる。 [地上波(邦画)] 4点(2011-09-02 01:30:52) |
37. きかんしゃトーマス劇場版 魔法の線路
うわあああああ。もうね、俺たちのトーマスを返せと。 この実写パートが許せねえ。アレックボールドウィンの無駄遣いじゃねえか。 もっとトーマスを出せトーマス。 [地上波(吹替)] 3点(2012-04-29 19:42:48) |
38. 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
《ネタバレ》 かなり面白くない。 人型兵器が宇宙で戦う。この必然性を考えつかなかったのは演出の緻密さでいくらでも何とかなると思う。現実の戦闘機でも、最新型のドッグファイトを欧米の最高練度のパイロットがやっている動画なんて、映画には期待できない。だったらリアルに感じられて迫力があれば良い。 それだけなのだが。この映画にはそれがあんまりない。ロボットアニメの悪いところが目立つ。決めポーズはいらない、そういうところが観たかった。シャアが弱いのは分かったけど、作られた弱さがスゴく不自然だった。もっと迫力のある弱さというのは作れなかったものだろうか。 ともあれ全然面白くなかった。話自体ももっと何とかならなかったのだろうか。興亡モノではないし、架空戦記物としてはイマイチ作られていないし、ロボットモノとしてはあまりに迫力がない。もうわざわざガンダムを観てみようとは思わないかもしれない。 [DVD(邦画)] 3点(2010-07-29 00:33:47) |