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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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21.  キングコングの逆襲 《ネタバレ》 
東宝特撮映画の中でも、お気に入りの部類。本作では善悪役柄がはっきりしているのですが、どちらかというと悪役のドクター・フーとマダム・ピラニアが魅力的。2人の駆け引きが面白く、善玉は押され気味。特に浜美枝は出てくるたびに衣装を替えていて、こうした映画では異例の凝りよう。マダム・ピラニアは某国のエージェントですし、当時人気の007シリーズに影響されているようです。特撮の方では、ゴロザウルスとメカニコングがの出色のできで、やはり悪役の方に魅力があります。こうしたところが、全体的に大人っぽい雰囲気をかもし出しているのかもしれません。最後にマダム・ピラニアが裏切るのが弱いのですが、かなり楽しめました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-05 17:14:13)(良:2票)
22.  祇園の姉妹(1936) 《ネタバレ》 
まずは、テーマ曲のモダンさに度肝を抜かれた。続いて冒頭の横移動長回しにびっくり。なかなかすごいです。一方お話はというと、おもちゃに共感できません。男に対抗しようとして男と同じことをする。フェミニストと称する方たちが、「男女同権」を叫んで同じことを主張していました。しかしそれこそが、「世の中は男中心である」という前提に立っているのではないかと思われます。結局おもちゃは、「女には持てない、男ならではのもの」によって報復を受けるわけですが、それは男の猿真似をした報いではないかと感じました。 さて最後、一見すると芸者批判というか、こうした職業に対する問題提起をしているようですが、少なくとも本作では、そういうことでまとめていいものかどうか。梅吉が捨てられたのも、古沢本人は梅吉のためを思って離れていったのに、梅吉が未練たらしくしたという経緯があるだけに、素直に同情できません。それは芸妓ということに関係ない、男女間の問題を含んでいると思います。ですが、本作でそれが意識されたかどうかは、疑問が残ります。 ということで不満はありますが、溝口監督の演出テクニックは見ごたえがありました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-16 21:40:28)
23.  紀ノ川 《ネタバレ》 
NHKの朝のドラマにあるような「女の一代記」なので、映画で見るのは少々つらいか。実際、花の子供は都合何人いるのかよくわからなかったり、娘の反発と和解はもう少しじっくり見せてほしかったとか、不満はあります。しかし、二時間半を越える長尺で明治・大正・昭和に渡る一家の歴史、女の半生だけでなく、時代の推移やそれに伴う地主階級の栄枯盛衰を描いたことは、評価できましょう。それになんといっても司葉子がすばらしい。20代から70代まで、それぞれにふさわしい演技で、賞賛されるのも納得です。岩下志麻も我の強いところがそれらしくてよかった。男性では田村高廣よりも、本音で生きている丹波哲郎の弟に魅力を感じます。自然や田舎の家屋を美しく撮った撮影もみごとでした。ただ、武満徹はあまりやる気が感じられませんでしたが(笑)。 製作当時はテレビが普及してきていて、それに対抗しようと作られた大作らしいですが、最初に書いたように題材としてはテレビドラマ向けなので、かえってテレビのよさを認識させる結果になったのは皮肉です。とはいえ、日本の古きよき伝統も描いた、力のこもった良作と感じました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-02-28 20:08:23)(良:1票)
24.  キリング・フィールド 《ネタバレ》 
よくやったと思います。実話を元にしているということで映画もドキュメンタリー・タッチ。大量のエキストラや大道具・小道具を動員しての同時進行撮影は、見ごたえがありました。内容としては、前半シドニーとプランの友情を軸に進行しているのですが、2人が別れてからは主にプランの見聞したカンボジアの情勢が中心となります。このため友情物語という側面は薄くなり、せっかく最後に再会しても、付け足しという感じになってしまいました。「イマジン」を使ったのは失笑もの。 そのカンボジアでのクメール・ルージュの残虐行為についてはしっかり描かれ迫力もありましたが、一方アメリカ批判の方は出てくるものの、時間的に少ないし訴えるものも少ない。これは、アメリカ批判が言葉だけで語られることが多いのに対し、クメール・ルージュの行いは画で見せることもあるのでしょう。当時のカンボジアでの行為を明らかにしたとはいえ、この点不満が残ります。物語の展開も含め、全体としてバランスがよくないと感じました。しかし見るべき点も多く、良作であることは間違いないでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-29 20:55:03)
25.  吸血鬼ノスフェラトゥ(1922) 《ネタバレ》 
やはりサイレント映画はちょっとキツイです。エレンは夢遊病のようですが、吸血鬼と関係があるのかわからない。単にサスペンスを盛り上げるためでしょうか。ノックがノスフェラトゥを師と仰いでいますが、この人も吸血鬼なのか? 普通に生活していたようですが。といった細かい疑問はありますが、全体としては面白いです。特にフッターがトランシルヴァニアに赴いて伯爵と会見するあたりは大変な見もの。その後少々ダレますが、第3幕後半あたりから盛り返してきます。  映像的には、ノスフェラトゥのデザインが秀逸。ストーカーの原作通りだそうですが。あと、光と影を使った演出、巧みな場面転換(編集がうまい!)、小道具の使い方など、派手さはありませんが効果を上げています。今回、オリジナルの復元を試みた90分を越える版で見られたのは幸いでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-04 09:52:40)
26.  奇跡(1955) 《ネタバレ》 
これは舞台劇の映画化なのでしょうか? 主な舞台は室内、長回しでリアルタイムに芝居を見せる手法が、舞台を彷彿とさせます。個人的には好みに合っています。 信心のない人間としては、真の信仰というのは“あっち側”の人間にならないと得られないのか、などと思ってしまいました。気の触れたヨハネスが、それを象徴しているような。劇中「何が正常で何が異常なのかわからない」という台詞もありましたが、こちらでは異常と思われることが、信仰の世界では正常となるのかもしれません。 あと印象深かったのは、聖書にあるキリストの奇跡は信じるのに、目の前の奇跡は信じないというアイロニー。科学万能の考え方に対するアンチ・テーゼともとれます。いろいろと奥深い作品のようですが、それを味わえたかどうかはともかく、飽きずに見ることはできました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-14 21:44:54)
27.  きな子~見習い警察犬の物語~
実は題名に偽りありで、見習い警察犬ではなく、見習い警察犬訓練士のお話。要は若者の成長物語で、黄金パターンの展開。まったく予想通りの筋で、意外性はまったくありません。ここまでパターン通りだと、ある意味あっぱれ。しかし、番場ファミリーはなかなかいい味を出しています。この一家を含め出演者はそれぞれ好演ですが、肝心の夏帆ちゃんにはもっと頑張ってほしかったところ。また、終盤を除いてむりやり盛り上げようとするところがなかったのも、好感が持てます。主人公が熱血していないところが今風でしょうか。警察犬の訓練士を取り上げたところは新しいと思いますが、訓練の場面があまりなかったのは残念でした(差し障りがあるのかも?)。私が見たときは家族連れや高齢者が多かったのですが、ファミリー向けでしょう。
[映画館(邦画)] 7点(2010-09-08 18:19:55)
28.  恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 
これはもう演出がバツグンによくて、締まったサスペンスになっています。今見ると常套的な部分もありますし、次から次へと難関が待ち受けるというのは、話ができすぎという気もしますが。それと、序盤が退屈。これはあらかじめ「ニトログリセリンを運ぶ話」だということを知っていて、なかなかそこまでたどり着かないこともあったかと思います。内容的にも、後半への伏線として必要だとは思いますが(特にマリオとジョーの関係)、退屈だったものは仕方がない。ここはかなりのマイナス。それ以外はよくできた映画だと思いますが、どうも個人的な好みではないですね。どこがどうと具体的に指摘できないのですが、あまり高い点数をつけようという気にはならないです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-29 16:15:28)
29.  喜劇 駅前競馬 《ネタバレ》 
脚本が藤本義一ということでどうかと思ったのですが、『駅前弁当』よりはまとまっていたでしょうか。藤田まこと演ずる馬太郎が引っかき回し役で、口八丁手八丁で森繁らをだましていくのが前半。相方の野川由美子が鹿子(2人合わせて馬鹿)というのは気が利いています。  このシリーズ、森繁・フランキー・伴淳のトリオが主役のはずですが、今回は駅前町内会のメンバーに三木のり平が加わっていて、伴淳は牧場主として後半合流するというのが変わっています。これだけで見ればそうかという感じですが、シリーズを通して見てみれば、変化球になっているのかもしれません。純朴な田舎ものの伴淳・町内会のお調子者ののり平という配役も、合っていると思います。  3人組の奥方が淡島千景・乙羽信子・大空真弓と壮観で、3人揃ってラーメンをすすっているところなど、そうそう見られないかも。しかも亭主に子作りをせがむという設定で、興味深いものがあります。本作は、こうした出演者の掛け合いが見どころで、お話の方はそれほどでもありません。掛け合いといっても、コメディとしてはやはり古色蒼然としていてそれほどおかしいわけではないですが、顔ぶれを眺めているだけでそれなりに満足してしまえる作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-06-05 18:27:08)
30.  ギターを持った渡り鳥 《ネタバレ》 
小林旭が若い頃の映画を見るのは、たしか初めてだと思います。なにかヌーボーとした感じで、あまり腕っ節が強く見えません。一応、格好をつけてもそれなりに決まっていますが。対する宍戸錠もなんだかもっさりして見えます。「無国籍アクション」なんて言われますが、意外とバタ臭くないキャスティングは面白いです。 始まっていきなり滝と外国人船員との殴り合い。そのままアクションのつるべ打ちかと思ったら、普通のドラマになってしまいました。ジョーが登場した後半からは主に拳銃の撃ち合いで、個人的には好みではありません。しかし、やはり小林旭では、腕にものをいわせるのは合っていなかったということでしょうか。あと、金子信雄の親分は、実は娘思いという一面を出すのかと思ったら、そこは強調されず腹黒親父になってしまいました。そのためか娘のポジションが今ひとつ決まらなかったような気がします。 本作でいちばんの見どころは、函館の風景でしょう。いやまったく、絵になる場所ばかり。ぜひとも行ってみたくなりますが、今の函館はどんな様子なんでしょうか。とにかく、撮影はたいへんすばらしかったです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-04 19:38:30)
31.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
本作における「飢餓」は「貧困」とも言い換えられるでしょう。犬飼にしろ八重にしろ、偶然大金を手に入れたことから、貧困から抜け出すことになった。それはいいのですが、それ以前の貧困、飢餓ぶりが言葉で語られるだけなので、観ているこちらには実感が湧かず、空々しい感じしかしません。特に八重は、金をもらったことを十年間も感謝し続けるわけです。それほどまでに嬉しいことだったのでしょうが、以前の八重に対してこちらは特に思い入れがないものですから、その態度が過剰で、ある種偏執狂的にさえ思えてきます。製作当時の観客にとってはある程度想像できたのでしょうが、現代人にはかなり困難でしょう。現代でも若者の貧困など問題になったりしますが、やはり本作で描かれているものとは質的に異なると思います。題材となった洞爺丸事故や岩内大火を、時代を戻して利用したわけですが、結果として「その時代ならでは」というのが強くなりすぎたと思います。 もう一つ疑問なのは、三国連太郎が演じた人物は何者なのか。最初は犬飼多吉と名乗るので、それが本名かと思ったら、のちに樽見京一郎という名で登場する。しかも樽見という人物は実在していて、母親もちゃんといるらしい。では樽見が本名で、犬飼は偽名だったのか。それならば、どういういきさつで偽名を名乗っていたのか。このあたりがまったく説明されていません。八重に対して「犬飼」と名乗った以上、これが本名か否かは、八重との関係を考える上で重要になってくるはずです。それが不明というのは、納得がいきません。 結論としては、本作では筋を追うのに手一杯で、主要人物の掘り下げが浅く、結果として不十分な内容となったように思われます。感情的に怒鳴り散らす味村刑事も、全体の雰囲気から浮いてしまっています。まあ、ああいう人物も必要だと考えたんでしょうけど。もっともよかったのは、伴淳の弓坂刑事。この人だけは、首尾一貫して魅力を感じられました。
[映画館(邦画)] 6点(2014-06-28 20:57:40)(良:1票)
32.  銀座の恋の物語 《ネタバレ》 
一応恋愛ものですが、夢をめざす青春ものの要素もあり、そのコンビネーションはよかったと思います。トランペットを吹く青年も、ありがちですが効果的でした。ただ、後半ジェリー藤尾の行動がややご都合主義的になったのは残念。あくまで青春ものはおまけの要素ということでしょうか。さらにそのおまけとしてついてくる(?)江利チエミの使い方は少々もったいないかも。だいたいこの映画、脇役に味のある人をそろえていますが、正直そんなたいそうな映画かいな、とも思います。ラブロマンスとしては、後半の記憶喪失が少々強引ですが、記憶が戻るきっかけが気が利いていてよかったです。これまで見た蔵原監督の作品では一番見られましたが、どれもいまいちまとまりがないのは、この監督の好みなんでしょうか。 それはともかく、いちばんの見どころは、メガネをかけてハツラツとした和泉雅子だったりして。あと、浅丘ルリ子の髪型がサザエさんにしか見えないんですが、これはやっぱり江利チエミが出ているからでしょうねぇ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-20 19:28:44)(良:1票)
33.  キューティ・ブロンド/ハッピーMAX 《ネタバレ》 
ワシントンの政界へと舞台を移してグレードアップした結果、おバカ映画となってしまいました(笑) そういう視点では、それなりに楽しめました。友愛会全員集合による大行進とか、研修生がいきなり踊り出すとか、呆れつつ笑ってしまいます。一番うけたのは友愛会のあいさつで、まじめにバカやってるな~ってのがわかって面白い。しかし最後の演説でもっともらしい話になり、果ては「アメリカ万歳」になってしまったのでは、それまでとトーンが違いすぎてついて行けません。どうせならアメリカ議会や国そのものをしゃれのめす余裕がほしかったところ。それとアメリカで法案を通す手順は最後まで理解できませんでした。そのあたりもあくまでアメリカ人向けの作りになっていて、残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-14 21:57:40)
34.  危険がいっぱい 《ネタバレ》 
どうもフランス製のサスペンスって、もっさりしてるんですねぇ。切れがないというか。アイデア自体は面白いし、自身がギャングに追われる原因とフランスでの事件が似ている(どちらも妻の浮気がらみ)というのもいいと思います。しかしどうにも怪しい雰囲気が感じられず、なんだかのんきな感じがします。なんかもったいないですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-21 11:20:52)
35.  君の名は(1953) 《ネタバレ》 
いやあ、相当イライラさせられました。主人公2人はたいして動かない代わり、まわりがうるさいことこの上なし。誰が主役かわからないくらいです。綾とか真知子の夫とか、目立ちすぎでしょう。 これはもしかしたら、映画化したのが間違いだったのかもしれません。ラジオの連続ドラマであれば、続きが気になってのめり込めるのかもしれません。しかし映画ではトントンと話が進むし、同じようなことをダラダラと続けているばかりで、飽きてしまいました。春樹の姉の話とか中途半端もいいところですが、あれは第二部以降に展開があるのでしょうね。まあ、別にどうでもいいですが……。 音楽(主題歌)がいいのと、円谷英二の特撮が見られたので、おまけで+1点。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-10 21:46:35)
36.  キャプテン アブ・ラーイド 《ネタバレ》 
DVとか貧困を扱っていますが、あまり掘り下げていないので、ドラマとしてはいまいちという感じ。ヌール機長も、結局あの結末のために出したのかと想像するので、少し残念です。アブ・ラーイドの家の屋上や、子どもたちの遊び場から見下ろす街の風景が限りなく美しい。また、子どもたちのまなざしがとても力強くて印象に残りました。アブ・ラーイドの思いを継いだかのような結末は、ありがちですがいい終わり方だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-12 21:40:10)
37.  恐怖の岬 《ネタバレ》 
おお、恐ろしい! こういう、リアリティのありすぎる恐怖映画は、正直苦手です。ロバート・ミッチャムのキャディも怖いのですが、それに対するボーデン弁護士。最初は法の範囲内で対処してるのですが、効果がないと見ると無法者を雇い、ついには相手を合法的に殺害するためにワナを仕掛ける。そうやって、やることが徐々に相手と同レベルになって行くのが恐ろしいです。挙げ句の果ては、「お前が言っていたように、殺さず刑務所で生かして苦しめてやる」ですからね。それにしても、あのにらみ合いのあとどうなったのか気になります。キャディは命が惜しくないと言っていましたから、逃げるなり飛びかかるなりしてわざと撃たれる手もありますが、この男なら裁判まで持ち込んでから、刑務所からの脱獄を図りそうです。とてもめでたしめでたしとは行きません。きっと原作(ジョン・D・マクドナルド)がしっかりしているのでしょう。最後にボートに乗っていた一家の表情も、心なしか複雑なような……。苦手なタイプの映画ですが、中身が深いのとバーナード・ハーマンの音楽が素晴らしいので、+1点。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-30 18:50:37)
38.  キー・ラーゴ
けっこう重いテーマを扱っているようですが、それを説教臭くなく自然に描いているところに好感が持てます。テンポはあまりよくないけれど、退屈だったり飽きたりすることはありませんでした。それとやっぱり、エドワード・G・ロビンソンがはまりすぎ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-29 11:00:16)
39.  喜劇 駅前弁当 《ネタバレ》 
このシリーズは初見ですが、「社長シリーズ」を見ていて予想したとおり、面白くない。そもそもストーリーがあるようなないような案配で、埒もない会話が延々と続いていくだけ。社長2人が目下の者をやたらとぞんざいに扱うとか、喜劇どころか見ていて不愉快です。最後の方はちょっと人情噺っぽくなってちゃんと納めていますが、それまではどうにもこうにもなりません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-06-04 17:17:42)
40.  キャット・バルー 《ネタバレ》 
コロムビアの自由の女神がアニメに替わり、銃を乱射するところでコメディ宣言しています。しかし、見てみるとまったく笑えないし、終始退屈。基本の話は所有地争いにからむ復讐譚なのですが、それとお笑いの要素が木に竹を接いだようでしっくり来ないんですね。要するにシリアスなのかコメディなのか中途半端。物語の説明をする2人の歌もうっとうしくて邪魔。どうもこの映画のセンスにはついて行けません。もちろん、緊張感なんてものはハナから期待しませんが。リー・マーヴィンは熱演すればするほど、見ていて白けました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-03 15:55:25)
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