41. キートンの鍛冶屋
《ネタバレ》 キートンがひたすら馬や車を汚したり壊したりする展開に終始ニヤリとさせられます。 派手な作品を期待するとあまりそうでもないのでちょっと期待外れですが、風船浮かせて車を支える、とか、追いかけっこの最中に車がどんどん犠牲になっていく、とかはなかなか面白かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2021-07-30 01:10:05) |
42. キングコング対ゴジラ
《ネタバレ》 キングコングの顔が本家に比べてかなりブサイクというのがものすごく気になる所ですが、これはアメリカからの指示だそうで、ならばもう仕方ないと諦めるしかないです。 ただ、キングコングもゴジラも単体で出てる時はかっこいいのに何故か2人が戦い始めるとコミカルというか可愛く見えてしまいました。 特に、はじめて2人が戦う時にゴジラの熱線を見て「ちょっとビーム撃てるとか反則じゃない!?」みたいなコングの顔や、いちいちやり返して「やーいやーい」と両手をパタパタさせるゴジラのなんとも可愛いこと(笑) とか思ってるといきなり尻尾攻撃だったり蹴りだったり、背負い投げなどとやたらすごい技を出してきたり。どうやら↓の方も仰ってる通りスーツアクターの人がそっち系の人で、やたら見応えがあるのも頷けます。 特撮についても、ミニチュアやコマ送り、合成などふんだんに使われており、今のCGのような滑らかさはないにしろどれも見応え十分。最後の城の破壊シーンなどは流石と言った感じです。 人間のドラマパートが今の視点から見ると「笑いの視点」が違うこともあってちょっと乗れない部分もありますが、2大怪獣のドリームマッチを純粋に楽しむ映画としては十分だと思います。 ラストは決着がつかず不完全燃焼ですが、いくら怪獣王といえども怪獣の元祖を軽んじるわけにはいかないのでこれはこれでアリ。 点数ですが、一部の人間パートがいらないかなーと思ったのと、二度目の対決までの流れがもう少し自然な流れだったらなーと思った点、それからコングの顔がやっぱり似てないなーと思ってしまったので、6点ということで。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-02 01:37:04) |
43. 恐怖ノ白魔人
《ネタバレ》 みんな大好き「恐怖ノ」色シリーズ作品。って、そんなわけないのですが、例によって例のごとく無理やり関連付けた似非シリーズ。 のっけからの残虐描写で掴みはOK。あとは終盤まで劣化版「スタンド・バイ・ミー」というか「イット」に「サランドラ」を混ぜたような作品。 雰囲気やスコアはなかなかいいのですが、途中、いい所で場面が切り替わってしまうフラストレーションや「少年たちの証言の信ぴょう性を失わせるため」だけに挿入されたような納屋放火の場面はちょっといらないかなと思ったり。 ただ、前半と後半の暴虐の数々はなかなか気合入っているのと、中盤の、携帯電話の場面、そして「隣にいたのは夫じゃなかった!?」の場面など、ところどころで良い味を出している描写が数か所あったので、今回は6点ということで。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-25 19:32:36) |
44. キャットウーマン
《ネタバレ》 ラジー賞総なめの作品ということですが、何人かの皆さんが仰っているように僕もそれほど酷い作品ではないと思います。CGやアクションはもう既に他の作品でいやというほど見せられているようなものですが、普通に見る分にはなかなか見ごたえがあると思いますし、ストーリーも変に複雑なものではなく単純な展開なので比較的誰でも楽しめる作りをしていると思います。ラストのシャロン・ストーンとの戦いは、片っ方は超人ではないので迫力に欠けるというのが欠点ですが、まあ綺麗なので良しとしましょう(笑)。決して手放しに褒められる作品ではありませんが、それでもなかなか面白いと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-23 01:17:22) |
45. CUBE2
《ネタバレ》 前作のような、次の部屋(キューブ)に移動する時の緊張感がまるで無かったり、大して謎解きも無かったりと、前作の良い所は見事に消えうせてしまったけど、結果的にはなかなかな出来をしていると思う。特に今回目を見張るのが、前作にも増して難解になったキューブの構造。前作はまだ3次元の立方体だったのに対し今回は4次元立方体(超立方体)つまり時間と空間が入り乱れた構造になっているところ。重力の向きが全く異なったり、時間の流れが違ったり、果ては平行宇宙(パラレル・ワールド)までの概念が存在したりと、正に某映画の宣伝文句「驚異の超立体ホラーシステム、キュービック・ショック」である。しかし、本作が前作に及んでいない点はやはり、脱出後の無駄なストーリーを用意してしまった事である。ここに来て今まで積み上げてきたものがすべて崩れ去っていく感じである。こういう描き方をするなら、観客全員が納得するストーリーを用意するか、最初から描かないで欲しいものである。 6点(2004-07-05 19:26:04) |
46. ギブリーズ episode 2
《ネタバレ》 うひゃーーー評価低いのねぇこれ。ま、猫の恩返しと一緒に見た人の気持ちも判らなくも無いけど、僕はそれなりに面白かったですよ。カレーのエピソードとか、宇宙までぶっ飛ぶ辛さってどんなのか一回体験してみたいし、初恋のエピソードも、あの木造の校舎がなんとも古きよき時代の“淡い思い出”感を出していていいと思うなぁ。でも、「つづく」ってどこまで続くんだろう…? 6点(2004-06-23 19:00:11) |
47. キャッツ&ドッグス
『あなたは猫派?それとも犬派?』ぶっちゃけ猫派ですが、犬も好きです。そうなのかぁ。古代エジプトではバテスト女神とかが人間を支配してたのかぁいや、新しい解釈をありがとうございます(笑)彼らは我々の知らないところで本当に最終戦争を(彼らなりに)繰り広げてるのかもしれませんね(笑)犬が正義で猫が悪って設定はどーだかなーとも思いましたけど、それでもどちらも憎めない。犬は主人想いの面で憎めないし、猫は猫でワルだけどどこか愛嬌があって憎めない。特に猫族の総帥、ミスター・ティンクルズが。そうですねぇ、この二種族の対立にはあえて中立という立場を取らせて頂きます。 6点(2004-02-15 20:13:54) |
48. キング・オブ・キングス(1961)
同題材の【ナザレのイエス】での圧倒的な長丁場を体験した後(製作年はこちらが先)での3時間弱というのは物凄く短く感じる。ま、向うは6時間強もある大長編なので当然といえば当然なのだけど、そのせいなのか、いささかこの作品には説得力が欠けるような気がする。物語上比較的重要でない部分はオーソン・ウェルズのナレーションによってすぐに次のシーンに飛ぶが、やはりマリアがイエスを授かるまでの奇跡やイエスがペテロを弟子にするシーン、ユダが裏切りに対して苦悩を覚えるシーン、そしてペテロが3度“イエスを知らない”というシーンの経過をもう少し細かく撮って欲しかったし、ロバート・パウエルのイエスに慣れてるせいかどうもジェフリー・ハンターのイエスがしっくり来ない(というかトム・クルーズに見える…)のもイタイ。ま、元々が違う監督の作品だし比べてもしょうがないし、この作品も同年代に作られた史劇スペクタクルと比べても水準点は超えてると思います。 6点(2004-01-21 01:53:41) |
49. KYOKO
幼い頃にダンスを教わったGIを訪ねにアメリカへ渡り、そこで数々の人と出会うヒューマンストーリー。軽快なラテン音楽が作品の雰囲気をより引き立てているし、軽薄な人や人情深い人など、登場人物も様々で、人との出会いによって主人公も少しずつ変わっていく様子がとても良い。 6点(2003-12-26 02:30:41) |
50. キス・オブ・ザ・ドラゴン
ストーリーはあるようでほとんど無いようなものなので、その分アクションに重点をおいて見られる。そのアクションも、最近の作品のようにワイヤーで誤魔化しているようなものではなく、ジェット・リーの体を張った格闘戦が見られるので久々に骨のあるものを見た気がする。印象に残るシーンとしては、胴着を着た警官たちと戦うシーンと、黒幕の側近の部下たちと戦うシーンが一番見ごたえがある。(彼らはもっと早くに気づくべきだった。そう、本家本元にかなうはずは無いんだよ…) 6点(2003-09-19 02:03:04)(良:1票) |
51. 忌怪島/きかいじま
《ネタバレ》 怪異とVRというのは個人的に相性があまり良くないと思いました。 振り向いたらそこに!とか過去回想の私刑シーンなどなかなかいいなと思うシーンもありましたが、日本の頭脳を結集させた研究チームがどう見ても大学サークル連中にしか見えないのがいまいちでした。 それなりに楽しめたのだけど、呪いの伝播にしてはこぢんまりとしすぎてるし個人的にはもっと島中が阿鼻叫喚の地獄絵図になった方が見応えあったかなーという感じでした。 [映画館(邦画)] 5点(2023-07-01 23:35:06) |
52. CUBE 一度入ったら、最後
《ネタバレ》 なんで今更?という感じですが、ここ最近の作品は20年前だろうが30年前だろうがリメイクが平然とできているので、まあそれはよしとします。 で、肝心の中身。「俺たちのCUBEを返せ!」とまでは言わないまでも「そうじゃねーんだよ」とは言いたいです。 本作の顔?ともいうべき冒頭の「元祖サイコロステーキ先輩」はブロックステーキ先輩みたいな感じでショックシーンが劣化していますし、トラップで死ぬのも多くない、そして「余計な人間ドラマ入れるんだったらもっと上映時間短くしてくれない?」と思ってしまいます。 まあ、見方によっては、ストーリーなんてほぼないに等しいオリジナルよりはちょっと重たいテーマを題材に選んでいるので、その分は見られるかな?という感じですが、それにしては主人公?の弟の自殺の件はやたらフォーカスされるのに他のメンツの背景はほぼ語られず、という感じでちょっとアンバランス。ぶっちゃけ観客は「いかにCUBEから脱出するか/グロテスクに死んでいくか」を楽しみに見にきている(はず)なのに人間ドラマ語られては興醒めもいいところ。 せっかく途中サイコパスな感じに変容したのに肝心おショックシーンも描かれておらずフラストレーションが溜まる一方でした。(終盤の)演技自体はなかなかよかったと思いますが。 まあ色々ありますが、すんげえ駄作、という感じではないけど、気の抜けたコーラ、またはぬるいビール、みたいな印象を受けてしまいました。 最後に、主題歌ですが、個人的にはこれはこれでアリだと思いました。 [映画館(邦画)] 5点(2021-10-22 22:08:14)(良:1票) |
53. キートンの酋長
《ネタバレ》 本作も非常にアクロバティックな演出が多い作品。ですが皆さん指摘しているようにあれってやはりマネキンなのでしょうか? 個人的にキートンはそうした特撮に頼らずに生身でいてほしかったのでさすがにあれはやり過ぎかな、と思ってしまいました。 ただ時間が短いので楽しんで観ることはできました。 あと、ラストの2年後って、あれやっぱり2年間もずっとキスしてたってことなんでしょうか?(笑) [DVD(字幕)] 5点(2021-07-30 01:16:25) |
54. 奇跡のシンフォニー
《ネタバレ》 ん、初めてギター触ったのに、オーバーネックとかエイトフィンガーとかできるのか。どんだけ才能に恵まれてるんだ。 この手の映画には重要な素材なはずのBGMがなんかパッとしないぞ? 最終的にジュリアートに入学。いろんな音を採譜するばかりかオケ用の譜面も書いちゃうのか。 そうかこれはスティーヴ・ヴァイの伝記映画なんだな?(違う) ミュージシャン受けするように改名しろって?エヴァン・ヘイレンでいんじゃね? [映画館(字幕)] 5点(2008-07-13 00:48:57) |
55. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
《ネタバレ》 国際線の機内にて鑑賞。 ガンダムをちゃんと見るのはこれが初めてです。って、なぜ今まで見ることのなかった物を見る気になったかと云えば、06年のストーンズ来日コンサート時のオープニング・アクターでリッチーコッツェンが哀戦士を歌ったんで興味を持った、ってのが理由です。 ですんで、僕の中ではいつ哀戦士が流れるかとワクワクしていた、という状況でした。 ま、その話は置いといて、哀戦士、というサブタイトルだけあり、死んでいく人々のエピソード、特に兄弟たちを養うためにスパイ活動をする姉ちゃんやランバ・ラルの最期など、考えさせられるあるいは切なくさせるエピソードが結構ありましたが、全体を見るとどうもテンポが悪く、消化不良な感じを受けました。 まあ、3部作の中間作品だけを見ればこんな感想になっても仕方ないのかもしれないのですが…。 [DVD(邦画)] 5点(2008-03-14 03:05:26) |
56. CUBE IQ
ワタクシはこういう作品を好き好んで見る性質なので、憤慨はしませんでした。面白さは別にしてプロットだけで見れば、ストーリーなんて殆どなかった「CUBE」よりはストーリーが存在してますから、まあいいほうでしょう。しかし、やはり穴はあります。主人公含む大学の級友(いじめっ子)や教授のやってることが小学生レベル。その時点で既に終わってます(笑)。まあ、それほど“すんげぇ駄作”という訳ではなかったので、この辺が妥当かと思います。 5点(2005-03-20 23:01:52) |
57. キャッスル・フリーク
ゴードンとコムズって、なんかいつもつるんでるような気がするんですが…大ゲテモノ大会をやらかした初監督作品の「ZOMBIO/死霊のしたたり」よりは大人しめで、「ドールズ」のようなオカルトみたいな作りで、魔女のような老婆が蝋燭を持って薄気味悪い地下に降りていくところで、ゴードンにしては、ちゃんとホラーに取り組んでるな、と思ったものの、その後いきなり怪物の姿(というか正体)が映し出されたときは「あぁ、やっぱり真面目なものを期待した俺が馬鹿だった…」と思ってしまいました。せっかく設定とかは良かったのに、ちょっと怪物(ジョルジョっていう名前)を出すタイミングに失敗してると思います。それと、実はこれもラヴクラフトが原作(ほんの少しだけらしい)なんだそうですが、死霊のしたたりといいフロム・ビヨンドといいこの人って本当にラヴクラフトが好きなんですね(笑) 5点(2004-06-20 03:05:08) |
58. ギャング・オブ・ニューヨーク
南北戦争の時期にニューヨークを支配してたギャングと、以前そのボスに父親を殺された男が復讐するっていうお話でござんすな。金がかかってる分、町並などはうまく再現されてますけど、いい映画か?ときかれれば、内容がギャング同士の抗争を描いたもんなんで、残酷なシーンやエロいシーンもあったりと万人には薦められないですな。それに3時間近くある映画なんで、長い映画に慣れてない人にも少しつらいかも。 5点(2003-09-24 02:38:24) |
59. キャビン・フィーバー(2002)
《ネタバレ》 題名を見た時点で「なんだかちっとやべぇ雰囲気の映画だなぁ」と思い、しかし“ホラー映画の未来”だとか何とか言うコピーがつけられていたので、半信半疑で見てみましたが…題名どおり、よく判らん映画でした。あの病気の正体とか、別にそんなもんはわかんなくてもいいんですけど、何故に「パンケーキ!パンケーキ!」と叫びながら少年は飛び蹴りをかましてくるのか、あのラストは一体なんだったのか等々…。流石に、感染者がいきなり血をブシーブシーと噴出して絶命するのはこのご時世によく作ってくれたなぁとも思いますが、物語そっちのけでそう云うところに力を注がれても見てるこっちは困るのですが…。やるならやるでもう少しコメディに走るとか、違う方面に持っていってからやってください。 [DVD(字幕)] 4点(2005-10-31 02:32:12) |
60. キラーコンドーム
なんかもう、避妊具じゃなくて去勢具だよね、これ…。 3点(2004-06-28 15:08:58)(笑:1票) |