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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  きっと、うまくいく
もの凄く久しぶりに劇場リピしてしまった作品。なんなんでしょう、この見終わった後の幸福感&昂揚感・・・! こんなの味わえる映画、一体何年ぶりに見たかしら・・・。よくよく考えると、割と予定調和な部分もあり、キャラもそんなに斬新とはいえない。でもでも!! この圧倒的な爽快さとユーモア、ちょっとミステリアスでロマンスもあり、そして、一貫した人生讃歌。これぞ、映画でしょう。そして、コメディ映画としても、三谷映画なんて足元にも及ばぬ精緻で素晴らしい完成度です(三谷ファンの皆さん、すみません)。張りめぐらせた伏線は、終わりまでに見事にかつ鮮やかに、残らず回収してくれます、それも爆笑付きで。こういうアジアや中欧映画にありがちな「登場人物の顔の見分けがつかない」ということもありません。トビー・マグワイヤ似のランチョー、岡田准一みたいなラージュー、デストラーデ(20年くらい前に西武ライオンズにいた外国人選手です)そっくりのファルハーンと、主役3人はいずれも個性的かつ魅力的。大学生のランチョーを演じたアーミル・カーンは、なんと私より歳上・・・(驚愕)。また、敵役の学長や秀才“サイレンサー”の演技も素晴らしい。お約束の歌と踊りも少しあります。もちろん音楽もgood(サントラ買おうと思ったら売り切れ・・・!!)。インドの理系偏重熱については、最近、某全国紙の記者がコラムであまりにも度が過ぎ、若者の自殺の多さにつながっており不条理でさえある、という内容のことを書いていて、その記事を読んでいたのもあって、本作を見ると、それにまつわる悲劇も少なからず描写され、身につまされます。そして、学ぶことの本質とは何か、生きるとはどういうことか、自分にとって大切なことは何なのか、ということも、決して説教臭くなく、押しつけがましくなく見ている者に問いかけてきます。奥の深さを持ちながらも、思いっ切りエンタメ要素もてんこ盛りで、世界各地で大ヒットも納得です。あまり押しつけがましいレビューを書くのはポリシーに反するのですが、本作は「見て損はない」ではなく、やっぱり「見ないと損」と言いたい数少ない作品の一つとなりました。書きたいことは他にも山ほどあるのですが容量越えです。・・・点数は、9.8点というのが偽らざるところですが、my10点作品との兼ね合いを考えると、やはり10点をつけるのには若干のためらいがあり・・・、この点数で。
[映画館(字幕)] 9点(2013-06-29 01:25:39)(良:3票)
2.  恐怖の報酬(1953)
序盤はちょっと退屈なのだが、中盤から一気に展開が緊迫し、エンドマークまでアッと言う間。ラストでは、あーーっ、と心の中で叫びました。人生ってそんなものなのかも、と思う反面、そりゃないよ、と言いたくもなる。高額の現金と、このラストの結末と、クルーゾー監督はどちらを「報酬」と考えたのだろう・・・?
[ビデオ(吹替)] 9点(2007-08-01 16:03:46)
3.  きつねと私の12か月 《ネタバレ》 
印象深いシーンがたくさんあります。なにより、映像の美しさだけでも一見の価値アリ、という気がします。きつねの棲む森の美しさ、素晴らしさに息を呑みます。動物の主役はタイトルどおりきつねですが、他にもイロイロ出てきます。これも面白い。なかでも、きつねと大山猫の大立ち回りは見ものです。どうやって撮影したんだろ・・・、と、驚きの映像の連続。きつねが不自然にキレイ過ぎに撮られていないのもgoodです(毛がボサボサだったりね)。一方、人間の主役リラはそばかすだらけで、非常に愛嬌のある少女(また着ているもののセンスがすごくいい。さすがフランス!)。ラストシーンまで少女のリラしか人間は出て来ません。この子がとにかくスゴイの何の。急流の岩場も、真っ暗な洞窟へも臆せずずんずん冒険していきます。見ているほうがヒヤヒヤするくらい。もちろん、きつねが一緒だから、なんですけどね・・・。でも、単なる「子どもと動物の触れ合い感動話」で終わっておらず、厳しい結末が用意されています。このオハナシは監督の幼い頃の体験談がベースだそうです。後で調べれば、あの『皇帝ペンギン』(未見)の監督だったのですね。きつねは、人間界では小賢しくあまり良い扱いはされていないけれど、この映像を見るとリラがあそこまできつねに肩入れした気持ちが分かる気がして来ます。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-24 10:47:11)(良:2票)
4.  宮廷画家ゴヤは見た 《ネタバレ》 
一粒で何度でも美味しい作品。まず、コスプレ。中近世の映画はこれがあるから見たくなります。そして、信仰心のまったくない人間にとっては宗教という不可解極まりない世界。ましてや今回は異端審問。これが陰惨さを演出しています。また、ストーリーも面白く展開も速い。それから、何といっても、オープニングとエンディングで流れる出血大サービス気味のゴヤの作品の数々。いわく付きの「巨人」も出ていましたね~。いやはや、もうフルコースでお腹一杯って感じです。ただ、作品中のゴヤの絵は、イマイチというか、かなり??ですね。もうちょっとゴヤっぽくして欲しかったなー。『ノーカントリー』ではほとんど喋らなかったハビエル・バルデムという俳優さんの笑顔まで見られて、この人笑うんだー、と当たり前のことにオドロキ。ロレンヅォ、捕まるまでほとんどサイテー野郎でしたが、そんな彼の遺体に手をつないで寄り添って歩いて行く狂ったイネスの姿が切な過ぎました。悲惨なオハナシなのに、エンタメ要素満載で、これぞ映画、って感じです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-26 15:55:08)(良:1票)
5.  危険な関係(1959)
ジェラール・フィリップもののレビューは書かないでおこうと思っていました。だって、好き過ぎるので。何書いてイイかさえ分からないくらい好きなので。・・・いや、好きというと、ちょっと違う気がする。なんつーか、あの類稀な品のある知性美に対する密かな嫉妬と、私が生まれた時には既にこの世にいなかったという絶望と、でもその嫉妬と絶望に抗えない憧れで、勝手に葛藤している、という感じですね。なので、冷静に書ける訳がないのです、レビューなど。・・・でも考えてみれば、どのレビューも冷静に書いているとは言い難く、それは単なる言い訳。ただただ、自分なんぞが触れてはいけないものとしていただけでした。ここは思い切って一つ書いてしまえ! そうすれば、他の作品も怒涛の如く書けるだろう(いや、別に書かなくてもいいんだけど)と、勇気を振り絞って書くことに致します。・・・と、前振りが長過ぎましたが、まずは彼の遺作となった本作から。いやもう、これはですね、おフランス版「光源氏」なのです、ジェラールが。ジャンヌ・モローは葵上や紫上とは程遠いキャラなんですが、そんなのどうでもいいんです。そう、源氏物語を中世フランス舞台に書き換えたら、間違いなく主演はジェラールです。はい。そう思わせる説得力がこの映画にはあるのです。・・・うー、やっぱりなんか頭がちゃんと回らないなー。ジェラールの磁力よ、恐るべし。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-08 11:59:47)
6.  機械じかけの小児病棟
それほど怖くはないのだが、ハラハラドキドキはします。ストーリー的にはよく出来ているし、映像も音楽もgood。イマイチなのは邦題。子どもの悲しいお話がベースのホラーは切ないです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-24 16:16:38)
7.  危険な情事 《ネタバレ》 
話題になりましたねー、当時。渋谷の映画館で見ましたよ、友人と。まだ学生でしたもの、怖かったぁ~。グレン・クローズの顔が脳裏に焼きつきました。ところで、この数年後、日本版『危険な情事』とでもいいますか、黒木瞳主演による『略奪愛』という映画がありましたよねぇ。しかも、日本版は実話ベース(こえェ~)。そこそこ話題になっていたと思うのですが、なんと登録がないのですね~、ビックリ。略奪女が狂っていくところといい、浴室でのラストといい、ソックリです。違うのは武器が銃でないことくらいです。ちなみに、マイケル・ダグラスの役回りをしていたのは、今は亡き古尾谷雅人さんでした。グレン・クローズの略奪女に、古尾谷雅人の浮気男、の方が、キャスティングとしてはしっくり来る気がするのは、やっぱり私だけでしょうね。だって、黒木瞳じゃ狂女にしては怖くなさ過ぎだし、マイケル・ダグラスじゃ浮気してもアタリマエ過ぎるんだもん。
[映画館(字幕)] 6点(2009-08-04 15:28:22)
8.  鬼畜
だいぶ前のことだけれど、TVのトーク番組か何かで岩下志麻さんがこの映画でのエピソードを語っていました。例の庄二の口に食べ物を突っ込むシーンですが、あの後、あのお子さんが志麻さんを遠くで見つけても泣き叫ぶようになったとか。志麻さんがどんなに変装していても見破り泣き出してしまったと。志麻さんが「今、思い出しても辛い」と言っていたのが印象的でした。並の精神レベルの女なら、火の車の印刷工場抱えて甲斐性なしの夫がいきなり3人も隠し子連れ込んだら、子どもに当たりたくもなりますよ。子どもに罪はないと言っても、そこで子どもに優しく出来る女性が世間に一体どれくらいいるのかしら。私なら、殺しはできないかも知れないが、罪がないからこそ子どもにイライラし、辛く当たるだろうなあ、と思いますね。原作未読なので、清張氏が何を指して「鬼畜」と書いたのか分かりませんが、お梅を「鬼畜」と言うのなら、それは違うと言っておきたいです。そういう状況に追い込んだ宗吉と菊代こそが「鬼畜」なのだと。「鬼畜」とは鬼と畜生のこと、「畜生」とは動物など人間以外の生き物の総称だが、宗吉みたいなバカ男の子どもを安易に3人も産んだ上に、そうすればどうなるか容易に分かるのにそれでも宗吉とお梅の所へ捨てた菊代は、畜生にも劣るまさに「鬼」でしょう。良子のその後が気になり、切ないです。
[DVD(邦画)] 6点(2009-05-18 16:54:42)(良:1票)
9.  巨人と玩具
なんだかなー、このハイテンション・・・。結局、最後までこっちは置いてけぼり状態。セリフ回しが早すぎて、所々、聞き取れないし。わ、わ、わ♪ わーるーどきゃらめる、わ、わ、わ♪ が頭の中をグ~ルグル。でも、これ50年代の作品なんだよね。それがスゴイ。やっぱり増村保造という監督、恐るべし。忘れられたオタマたちに合掌。
[DVD(邦画)] 5点(2008-12-09 15:24:35)
10.  嫌われ松子の一生
ま、“だめんず”の最たるお話ですね。傍から“幸せを絵に描いた様な人生”と思われる人でも、本人が“不幸だわ、私って・・・”と感じていればその人は不幸なわけで、この映画が一般的には“不幸な転落女の話”を、やけに明るく描ききっているのはそんな“客観評価”と“主観評価”の不一致を暗示しているのかな、などと勘繰ってみたりしました。少なくとも、TV版ドラマよりは、こっちの方が好きです。・・・でも、さほど感動もしなかったし、単純にエンタメとして見てそこそこ楽しめたので、この点数に。
[DVD(邦画)] 5点(2007-05-28 11:50:03)
11.  キサラギ
よく考えられた展開だとは思うが、よく出来たシナリオとまでは思えない。これは、「結」を先に考えれば、いくらでも作りこめてしまうネタばかりだからだと思う。ストーリーありきで、各人物の印象が押並べて薄い。全て、ストーリーを展開させるための「駒」扱いなんだよなあ。そこがこの作品の奥行きのなさの理由だと思う。もとが舞台の戯曲だったせいもあるだろうが、映画を見ていると言うより、やっぱり舞台を見ている印象で役者の演技も過剰気味。同じ戯曲なら、『笑ひの大学』の方が比べ物にならないくらい優れていると思うし(あちらも映画は失敗だったと思うが)、映画としてみたら尚更、底が浅い。こういう密室劇は、ネタバレしていても面白くなければ作品としてはダメだと思う。本作は、一度見てしまえばそれで十分。ラストシーンは完全に蛇足。
[DVD(邦画)] 4点(2008-10-16 12:00:43)
12.  記憶のはばたき
前半の少年少女時代の話はそこそこ見られる。が、肝心の、ヘレナが出てきてから、一気にハナシはグダグダに。ヘレナって、ホントにこういう駄作にシャラーッと出ちゃうんだよねえ。暇つぶし? まあ、玉石混淆で、それはそれで良いのだけど。ヘレナだから見ただけの話で。
[DVD(吹替)] 3点(2011-02-21 22:39:50)
13.  吸血の群れ 《ネタバレ》 
相方が職場の後輩にもらったとかいうDVDを一緒に見るハメに・・・。もう、オープニングの瞬間から見るに値しないと悟ったけれども、どれほど見るに値しないかは、やはり見ないと分からない。というわけで、最後まで90分間ご鑑賞、、、。で、この「ホラー」「パニックもの」というカテゴライズは、申し訳ないけど、ちょっと違うでしょう。人は一杯死ぬんですが、カエルに殺られたのは一人もいないんだもんね。皆、自滅です。勝手に「きゃー」とか「わー」とか叫んで死んで逝きます。ペンキ丸分かりの血もどきを見せて・・・。一番可哀相だったのは死んだ人間の一人ではなく、水面からちょっと顔を出しただけのワニですね。何にもしてないのに、猟銃で殺されちゃう。こんなことしてるから爬虫類たちに逆襲されるんでしょーが、と突っ込みたくなるが、逆襲にもなってないんだもんね。早送りしても100%問題ない盆踊りよりは、90%くらい問題ないだろう本作の方がまだマシってこと? レイ・ミランドがどういう気持ちであのラストシーンを撮ったのか、不思議。一応、オスカー俳優なのに、彼。世を儚んだ時などに見ると、却って元気出るかも。「こんなものでも存在価値があるのか!」と。
[DVD(字幕)] 1点(2011-01-12 22:25:39)
14.  CASSHERN
意欲作なのは分かる。でも、“自慰映画”は、見せられる方としては困る。見る人の気持ちも考えて作ってね。
[地上波(邦画)] 1点(2007-06-25 11:48:15)
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