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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2008
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 
役者にとって、”当たり役”とは嬉しい半面、やっかいなことでもあるんでしょうな。そのキャラクターであることを常に周囲から期待され続けるなんてけっこうキビシイ。まさにその呪縛にかかったSFシリーズ物の面々、いやおかしいやら同情するやら。A・リックマンの「俺は名優なんだ。リチャード三世を演ったんだ」の叫びもS・ウィーバーの「指示を繰り返すのがアタシの唯一の仕事なの。文句つけないで」のキレ具合もすんごくリアル。そうでしょうなあ。 フェイクを知らない異星人とのギャップの中、元ネタのシリーズをいじりながら(でも愛を込めて)展開するヒューマニズムあふれるお話(?)。なんでかちょっと泣けたりもします。 でもって、この作品、ちゃんとコアなファンのことも一緒に愛してくれているのが素晴らしい。「これは現実だ!」と俳優ではなく、”船長”から告げられた時の喜び、生き甲斐はとても理解できる。良かったな! 私は現在BBC制作の某ドラマシリーズにぞっこんなのですが、役を担う生身の彼らが必要以上に役者の幅を狭めることの無いよう願ったり、といろんなことを感じ入る作品でありました。
[DVD(字幕)] 8点(2016-06-23 00:11:13)(良:1票)
2.  奇人たちの晩餐会 《ネタバレ》 
本作の前にUSA版を観たので、観てしまったので、本家がどうなっているのか興味本位で観賞。良かった。ここに辿り着いたのだから、USA版にも存在意義はあったのだな。 舞台劇さながらの本作はフランス風ボケと突っ込みの応酬に行間が活きていて、面白いほど日本人的。観客の目線になって笑いを誘導する友人の役回りが心憎い。ボケ役のおじさんは最後まで天然炸裂、ラストは見事にオトシてくれました。“お前が取るな”。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-29 00:57:34)
3.  Kids Return キッズ・リターン
なんでこう青春って傷つくんだろう愚かなんだろう、社会って容赦ないんだろう。でも絶望からは遠いラストに胸がぎゅーっとなった。うん、とりあえずカラダが元気ならまあいいじゃないか。みんなまだまだこれからだ。
[地上波(邦画)] 8点(2012-04-17 15:14:57)
4.  CUBE 《ネタバレ》 
徹底したザ・不条理映画。登場人物が何故こんな目にあうのか、そもそもこの施設は誰が何のために作ったのか一切の答は示されない。制作者だって考えちゃいないんだろうな。これは意味無く与えられる苦痛に耐えられるか、作品と客の一本勝負。私は全然耐えられなかったね。いやー、無理だね。数学苦手だし統率能力も無いし脱獄経験だって無いや。牛乳パックを5秒で展開できるぐらいだ。こんなことがこの環境で役立つとは全く思えん。 あーきついあーつらいとぼやきながら観続けて、それであのラスト。ああ気が晴れないったら。こんな気分になっちゃうことこそ制作サイドの思うツボなんだろうな。完敗でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-06 00:03:15)
5.  菊次郎の夏
暑い日が続くと思い出す一本。日本の夏をくっきりと焼き付けたような降り注ぐ蝉の声と濃い影、緑。男の子が、成長する過程で心の中から母親を切り離さなきゃならないその季節に夏ってのはまたぴったりだったりする。正男くんにとってなかなかキツイ試練だったけれど、誰もが通るその道をダメとデブとハゲが賑やかに彩ってくれる。なんという優しさ。菊次郎の照れ隠しのバカヤローが連発され、でもって観てるこちらは「ばかはあんただよ」と岸本加代子姐さんの気持ちで突っ込みつつ、何かほのぼのしてしまうのだ。 でも、やっぱりたけしを見てきた日本人としては“だるまさんが転んだ”にしても“ターザンごっこ”にしても、次のショットでハゲが絶対全裸で出てくる、と分かっちゃうわけで、このあたりのたけしギャグはもっと新鮮な気持ちで呆れ笑いをしたかったなあとちょっと残念ではある。
[ビデオ(邦画)] 7点(2013-09-19 00:58:58)
6.  ギルバート・グレイプ
重いテーマを、淡々と描くなあ 相変わらずこの監督は。裏返すと束縛にもなる家族愛、放り出したくてもできないしんどさ。おまけに人間関係の狭い田舎ときては苦しい苦しい。にも関わらず、この映画ミントキャンディーみたいな後味なのは、ひとえに役者さんの力なのかなあ。誠実に人生と向き合うJ・デップが淡々と日常をこなし、弟のディカプリオは痛々しいというよりは、そこはかとなく可笑しみのある存在感を放つ。そして芯の強い可憐な野の花のようなJ・ルイス。三者の透明感と、音楽の力でこの作品はしみじみとした叙情を獲得した・・んだと思う。あまり得意じゃない監督さんなのだけど、ハッカ味が爽やかだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2012-11-05 23:46:00)
7.  木と市長と文化会館/または七つの偶然 《ネタバレ》 
ロメールが恋バナから離れた珍しい一本。好いた惚れたでなく、政治信条が今作人物らをして熱く語らせるテーマ。 ネタは違えど「人間というのはこういうもの」と遠巻きに眺めるようなロメール視線は相変わらずです。批判もせず絶望もせず。正直で雄弁なのはいつも通り。まあ今作も皆よくしゃべります。それ受け答えになってるの?と思うような自己意識中心なディベートっぷり。フランス人てめんどくさいな。 田舎の街での箱もの建設を廻って賛成派と反対派の主張が繰り広げられるけれど、この手につきもののリベート・汚職とかの生臭さは皆無。長々と論争してもケンカにはならない。そこはフランスの大人の流儀でしょうか。市長、記事に不満だったのに当事者の美人記者と仲良くなってるし笑。 いかんせん政治の話なのでいつものロメール恋愛譚の軽快さが無いのはやっぱりちょっと物足りなく感じます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-23 11:48:19)
8.  キカ
うーん 変態監督と呼ばれようと気にしないアルモドバルの肝の太さは感じるけど、個人の好みと合うかどうかはまた別の話で。色彩もヌードも性行為もどぎつくて、面白いと思ってるのは作ってる側だけなんじゃないかな。警官二人で強姦犯を引っ剥がそうとする画なんか最たるもので、上から精液がぽとり、とかこういうのを笑う感性は私には無いや。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-11-28 23:57:28)
9.  Q&A
扱った事件が大きすぎて歯が立たない、と人物に言わせてますが、まんま制作サイドの言い訳みたい。謎のイタリア人組織やら情報屋やら人殺しのオカマ連中やらいかにも怪しげな連中をばらばら配置したけど風呂敷広げすぎて収拾つかなくなってる。T・ハットン演じる善良な検事が「まだ闘う意志がある」という終わり方は良いとは思うけど、そのための足固めにまず元カノをしつこく追っかけるのには脱力する。そんなに要る?そのひと。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-19 15:08:04)
10.  キャプテン・スーパーマーケット
なんでこんなB級作のレビュワー数が多いのかなと思ったら、「死霊のはらわたⅢ」の位置づけだったのですね。知らなかった。平均点が高いのも、死霊ファンの贔屓目なのかな。 はらわた1作目のガチホラーを繰り返してもしょうがないと思ったのかどうか、全くベクトル違いの冗談路線の本作。ギャグセンスが合わなくてそんなに笑えなかった。安っぽさが逆に味わい深いといったカルト作でもないし。シンプルに、つまんないB級作の評価が妥当と思う。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-11-11 00:50:02)
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