41. コメディー・男たちのバッカ野郎
《ネタバレ》 確かに「男たちの挽歌」のパロディですが、それが出てくるのは最初と最後だけなので、期待して観るとがっかりすると思う。中盤なんて挽歌とは全く関係の無い恋愛ものだから。ちょくちょく笑えるシーンはあるが、そんなに面白いものではなかった。 [DVD(字幕)] 2点(2007-09-01 09:27:19) |
42. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 これほどまでに圧倒感のある映画はそう無いと思う。そして、映画の構成も良く最後まで飽きることなく観れるのも監督の腕だな。序盤でマーロン・ブランドがこれでもかというほど存在感を見せ付けてくる。そして、悲壮感漂う音楽がマフィアたちの殺し合いを一層リアルに盛り立てる。その後、老いていくマーロン・ブランドに代わり、トップに立ったアル・パチーノが、マーロン・ブランドに消されないくらいの存在感を見せつけ、成長していく様を見事に好演していた。本当に脚本、構成、キャスト、音楽などかなり完成度の高い作品に仕上がっている。 [DVD(字幕)] 9点(2007-04-23 00:08:16) |
43. コンタクト
《ネタバレ》 ○2回目の観賞。いかにも撮り方良い意味で映画的でSF映画の面白さを十分伝えようとしていた。○ストーリー展開として大筋は良いのだが、無駄な恋愛要素、結果を見せてから実はこうでした的な映像の出し方はいまいち。あと、勧善懲悪というか主人公に対しての悪の描き方が極端。あたかも全否定みたいな立場では深みは出ない。○ただ、奮闘する主人公の姿、父親との対面など感動的であった。冒頭での母との対面はどんなアンテナでも困難だと言っているシーンがあったが非常後に活かされたシーンだ。○役者陣の演技が素晴らしい。ジョディ・フォスターもそうだが、デヴィッド・モース。少ない出演時間だったが、非常に素晴らしい存在感。多作ではないが、まだまだ彼の作品も追いたい。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-12 11:09:21) |
44. 交渉人 真下正義
《ネタバレ》 ○脚本家は途中で仕事を投げ出したのだろうかと言うべくひどい出来。行き当たりばったりで、最後は犯人の自滅て。○ユースケ・サンタマリアはこんなに出来ない俳優だっけ?セリフのほとんどが棒読み。やはりタレントだな。 [地上波(邦画)] 1点(2006-10-18 17:41:35) |
45. この森で、天使はバスを降りた
《ネタバレ》 まあ良い話だったとは思います。音楽もジェームズ・ホーナーと言うだけあって、良かったです。ただ、ドラマの部分がちょっと弱いかなぁと思いました。登場人物の掘り下げをもう少しして欲しかったです。パーシーも別に死ななくても良かったんじゃないかとも思います。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-01 15:07:51) |
46. コヨーテ・アグリー
こういう女性メイン映画を観ているとそういう時代なんだと感じるところもあるが、この映画には面白みがない。本当にエピソードの数珠繋ぎで話が飛び過ぎ。登場人物への掘り下げも浅く、全く感動しない。題材が良いだけにもったいない。 [DVD(字幕)] 3点(2006-09-23 23:42:15)(良:1票) |
47. コン・エアー
《ネタバレ》 ○とにかくドンパチ楽しみたけりゃそれでいいのか。「コン・エアー」というタイトルの割に陸上戦だったり、車使ったアクションだったりであんまりタイトル関係ないやんと。○そのアクションも必然性が感じられず、とりあえずアイデア出して取り入れてみました程度。特にラストで急に工場へ行き頭を潰されるところは観客も?だったと思う。○本題にすぐに入ろうとする心意気は感じたが、冒頭のポーが殺してしまうシーンにまず無理がある。絡んでくる奴も絡んでくる奴だが。○コン・エアー内でそれあなりに登場人物の紹介こそあったものの、後半以降その紹介に意味はあったのかと思うほどの存在感の薄さ。スティーヴ・ブシェミやジョン・キューザック辺りは登場する必要がなかったと感じるレベル。あの少女とのやり取りは意味不明。○主題歌は良かった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-09-02 13:11:37) |
48. コマンドー
《ネタバレ》 島に乗り込むまでは良かったと思います。テンポも良かったし、アクションや笑わせる所、面白いセリフなどもあって面白いです。特に電話ボックスを投げ飛ばすシーンは爆笑でした。肝心の島に乗り込んでからは相手が極端に弱すぎて白けました。シュワが無敵なのはわかるけど、敵がすごく弱かったし、同じアクションの繰り返しだったので最後の最後に盛り下がりました。 [地上波(吹替)] 6点(2006-08-31 22:48:36) |
49. コラテラル
《ネタバレ》 ○マックスとヴィンセントの設定の妙が素晴らしく、その二つが激しく交錯する場面には感動すら覚える。○ヴィンセントの殺人に巻き込まれた可哀想なマックスとして話は始まるが、徐々にマックスが慎重で、見栄っ張りな人間であると分かるようになってから話は面白くなってくる。○一方ヴィンセントは人の心を持っていないが、仕事(殺人はもちろん良くないが)に対しては真面目に取り組む男である。○これが同じ職場の上司と部下ではなく、タクシー運転手と殺人犯であるところが面白く、マックスはヴィンセントに勝手に教育され成長してく。特にフェリックスへバックアップを貰いに行くシーンは素晴らしい。やればできるんだと自信がついた頃、マックスがヴィンセントに一般論や人の心をもって説教するが、叶わぬ夢や女性に及び腰のマックスへヴィンセントが叱咤すると、マックスはもう怖いものなし状態へ突入。○彼の象徴であったタクシーを破壊し、数時間前に出合った女性を殺人犯から救い、ヴィンセントを冒頭の地下鉄の話そのままに全員が他人のロスに走る無人運転の地下鉄へ眠るようにやっつける。○終盤にかけてうまくいきすぎな向きもあるが、エンターテイメントとしてもマイケル・マンが得意の銃撃戦も盛り込み、見事な夜景とおしゃれな音楽をバックに盛り上がる。○個人的には、ジャズの即興の良さをヴィンセントがマックスへ教えるシーンの後に、マックスが「今夜のように?」と言っている場面があったが、あれはセリフ化しなくても、ジャズバーに来たってだけで十分だったかな。○にしても夜中に定期的に観たくなる中毒性がこの映画にはある。 [映画館(字幕)] 10点(2006-08-31 15:34:41) |
50. コブラ
《ネタバレ》 ○久しぶりの鑑賞。斧と斧を頭の上でカンカン叩くシーン以外覚えていなかった。○指摘するまでもないかもしれないが、ダーティハリーやマッドマックス、ターミネーターなどスタローンの憧れやライバルが相当意識された作品。○細かい部分も良くも悪くも80年代らしく大味。終盤数十台のバイクで押し寄せるも、スタローンの前に全員やられるシーンはなかなか酷いが、ある種の爽快感が得られるのでは。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-30 13:14:29) |
51. 交渉人(1998)
《ネタバレ》 ○こういう警察裏モノが好きなので楽しめた。○途中までの出来は完璧だったが、黒幕の登場は伏線なしとは残念な限り。小ネタがラストへの伏線として効いていたのは良かったが。○サミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーの掛け合いは見もの。ケヴィン・スペイシーのファーストシーンで奥さんは手なずけられないというのは面白かった。脇のデヴィッド・モース、J・T・ウォルシュも良い味出してる。ウォルシュは遺作とは残念な限り。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-30 10:28:40) |
52. 告発
俳優たちの演技がとても楽しめる上、アルカトラズの勉強にもなる良作。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-29 20:22:27) |