1. こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
《ネタバレ》 戦後の文化・芸能史を描くだけにとどまらず、 こまどり姉妹を通じて、戦前・戦後日本人はどう生きてきたかについても描いたドキュメンタリー [DVD(邦画)] 7点(2014-05-01 21:07:44) |
2. ゴモラ
《ネタバレ》 なんと言うか、マフィアがその土地に根付いている(というかその土地を支配している)難しさを感じましたね。そして、先進国と言われるイタリアでこのような現実があることに衝撃を受けました。イタリアの南北格差は話には聞いていましたが、その一端にこういうマフィアの影響力の問題が少なからず影響しているのかなと感じましたね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-07-25 23:22:33) |
3. 恋するショコラ
《ネタバレ》 メリル・ストリープ主演の「恋するベーカリー」に便乗して出されたとしか思えない邦題になっています。おまけにジャケットには登場人物の女性の写真だけが出ていて、説明も彼女が主役のラブ・ストーリーであるかのように書かれています。 しかし!実際の内容は全然違っていて、彼女はあくまでも脇役で主役は金のためなら何でもやる建設会社の経営者の男性です。しかも、いろいろな事があってエジプト人の中年パティシエの代わりにチョコレート作りの学校へ通わなくてはならなくなったことで様々な問題が起きる・・・・という結構コテコテなコメディ映画です。 恋愛を描いたと言うよりは、移民に扮してチョコレートの学校へ通う中で起こるいろいろな出来事を通して一人の男性が成長していく姿を描いていく中のひとつのエピソードの中の一つとして恋愛があるという感じでしたね。 まあ、騙されるのも映画の醍醐味の一つではありますので、個人的にはこういう商法は嫌いではないです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-28 15:03:57) |
4. (500)日のサマー
《ネタバレ》 男が惹き込まれ共感してしまうリアルな恋愛映画でしたね(ありそうで中々無いんですよね・・・)。ミュージック・ビデオ製作を多く手がけた監督の作品だけあって音楽のセレクト・使い方も巧みでしたね。まあ、悶々とした男心に満ち溢れた世界を、時系列をシャッフルしたり期待と現実を同時進行させるなどの見せ方の工夫をこらしてちょっと洒落た雰囲気に変えているのも見事でした(21世紀の「アニー・ホール」という印象も受けました)。 最後の結論もオチもバシっと決まっていて、本当に面白い作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-16 16:56:47)(良:1票) |
5. GOAL!2
《ネタバレ》 「ゴール2」というよりはドラマ版「レアル ザ・ムービー」と言った方がしっくりときますね。華やかな日常を過ごしているように思われている銀河系集団も実は厳しい環境の中に置かれていることが良くわかりました。 ストーリーはややテキトーな感じになっていてイマイチですが、FIFA公認だけあって全体的にリアルな作りで面白かったです。 [地上波(吹替)] 7点(2010-06-26 21:16:36) |
6. 恋するレストラン
《ネタバレ》 民族の壁、親の呪縛等の問題を何とか克服しようと悩み奮闘する若者の姿を、明るく軽快に描いていて非常に楽しく観賞することが出来ました。ただ、移民への差別や偏見を描いたシーンが結構あって、オランダにおける移民問題の根深さを感じましたね。まあ、コメディなので湿っぽさはそれ程ありませんでしたけどね。 しかしまあ、この厨房のメンバーは中々いい奴が揃ってはいますけど、客として食事はしたくないですねw [DVD(字幕)] 8点(2009-02-12 19:14:39) |
7. 光州5・18
《ネタバレ》 何というか、やり場のない怒りが湧き上がってきますね。なぜこのような悲劇が現実に起きてしまったのか・・・・・。 当時、光州でどのような事が起こっていたかを描いている前半部分は本当に興味深く観ることができました。文章では伝わらない弾圧の状況が映像によってストレートに伝わってきました。ただ、後半部分は人間ドラマと派手な戦闘シーンがメインになってしまい、どのようにして事件が収束していったのかが良くわからないまま終わってしまったのがちょっと残念でした。 [DVD(吹替)] 8点(2008-12-29 21:08:04) |
8. コントロール(2007)
《ネタバレ》 自殺という結末はわかっているだけに、そこに至るまでの道程を見ていくのは辛いものがありました。ただ、好きなバンドの話だけに、知ることができてよかったですが・・・・。 しかしこの映画、ジョイ・ディビジョンやニュー・オーダーを知らない人が見ても重苦しさを感じるだけではないでしょうかね。伝説のロッカーであるイアン・カーティスを一人の悩める若者として等身大に描いているところに意味があるわけですから。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-11 18:36:37) |
9. この自由な世界で
《ネタバレ》 この映画で取り上げられている、移民労働者・派遣労働者の問題は英国だけではなく日本においても問題となっているテーマですので、非常に興味深く観ることができました。とてもストーリーが良く出来ていますので、この手の問題に興味のある方は是非観てもらいたいですね。 自由は素晴らしいものであることは間違いないのですが、それ故に自由を悪用する輩が多いのも事実なんですよね・・・・・。 [映画館(字幕)] 8点(2008-09-11 14:01:13) |
10. コウノトリの歌
《ネタバレ》 ベトナム(北ベトナム)側からベトナム戦争を描いた作品は、あまり見る機会が無かったので非常に新鮮でした。 ベトコンの兵士達もアメリカ映画ではショッカーの戦闘員のような描かれ方しかされていませんが、この映画を見る限り恋の悩みを抱えていたり、戦闘への恐怖を感じていたりするような普通の若者たちなんですよね・・・・(まあ、当たり前なのかも知れませんが)。 また、この作品では内戦としてのベトナム戦争のエピソードも描かれていてそれも興味深かったです。 [地上波(字幕)] 7点(2008-03-15 21:25:37)(良:1票) |
11. コマンダンテ
《ネタバレ》 アメリカでは上映禁止になったようですが、まあ当然でしょうね・・・。これだけ、敵国の親分を魅力的に映し出しているんですから。ただ、人間的な魅力だけでなく、オリバー・ストーンの直球勝負的な質問の投げかけのあしらい方などを見ていると非常にしたたかさも感じられましたね。 アメリカとキューバの関係の裏話的なものも聞けて非常に興味深い作品でしたね。大国アメリカと対峙する小国であるキューバでなぜ50年近くも革命政権を維持し続けることが出来たのか、ほんの少しですが理解できたような気がしました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-15 19:13:07) |
12. こわれゆく世界の中で
《ネタバレ》 派手さもなく淡々とした映画ですが、じんわりと心に染みる佳作です。現代の世知辛い社会の中での人間関係のあり方についていろいろと考えさせられるところがありました。音楽も非常に良かったです。 しかしまあ、ジュード・ロウ演じる主人公の行動はちょっとどうなんだ?と思うところはありましたけど・・・・。最後も背中を押されてからじゃなくて自分の意思で助けに行けよ!と言いたいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-22 16:30:54) |
13. コースト・ガード
《ネタバレ》 イメージとしては、「フルメタル・ジャケット」や「キャッチ22」の韓国版というかキム・ギドク版という印象を受けました(内容等違いはありますが、あくまでイメージです)。それに加えて、ラストは往年の角川映画を思い出してしまいました(私だけですかね)。 軍隊という、ある種異空間に送り込まれ心理的に追い詰められた若者達の姿を、キム・ギドクの狂気をはらんだ不思議な美しさを持つ世界観で描いていて興味深かったです。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-05 12:42:46) |
14. コールド マウンテン
《ネタバレ》 オールスターキャストによるアメリカの時代劇という感じですね。まあ、基本的なストーリーラインは結構ベタなんですが、ところどころで生々しい描写があったりして、単なる恋愛ドラマでは終わっていません。 それと、レネー・ゼルウィガーの存在は大きいですね。彼女が登場してから、作品に何となく活気が出てきましたからね。 あとは、大画面で見たいと思わせる美しい自然の映像が印象に残りました。 [地上波(吹替)] 6点(2007-10-05 17:46:30) |
15. 恋に唄えば♪
何か80年代アイドル映画っぽい雰囲気の作品でしたね。後は、竹中直人のノリについていけるかどうかで、この作品の評価は分かれるでしょうね・・・・・。(個人的にはちょっと苦手です。) まあ、深夜にテレビで見る分にはそれなりに楽しめる作品でした。(金を払ってまで見たいとは思いませんが。) [地上波(邦画)] 6点(2007-03-15 18:45:10) |
16. コアラ課長
《ネタバレ》 はっきりいってくだらなさすぎる作品です、でも個人的には嫌いじゃないです。とにかく、普段は温厚そうなコアラがキレた時に赤く光る目が怖すぎて笑えます(本当にキレ具合はハンパじゃないです・・・・)。ていうかDVしてる時点でダメでしょw ストーリーは、まあしょうもないサスペンスなんですがコアラが主人公というだけで何となく面白く感じてしまうのは不思議ですw (夢オチ多すぎ!) しかし、コアラの格闘シーンは妙に様になっていて惹きこまれましたねw とにかく韓国古武術凄過ぎ! ラストシーンは、本当にまあ・・・(以下略 [DVD(邦画)] 6点(2006-12-24 21:25:06) |
17. GOAL! ゴール!
《ネタバレ》 はっきり言って、ストーリーはありきたりなスポーツ物なんですが、とにかく試合だけでなくイングランドのフットボールの雰囲気が味わえるのが素晴らしいです。正直、ベッカム、ラウル、ジダンの登場は何か客寄せぽくて余計だと感じました(まあ、2ではレアルに移籍するようなのでその伏線なのかもしれませんが)。セント・ジェームスパークの映像も実際 の試合時に撮られただけあって非常に臨場感を感じました。 まあ、サッカーが好きな人にはオススメです。 でも、イギリスってサッカー選手の就労ビザ取るの大変なんじゃなかったでしたっけ・・・?(確か代表にある程度入ってないと駄目かなんかで。三都主もそれでチャールトン移籍が無くなったような記憶が・・・) [DVD(字幕)] 8点(2006-11-22 13:55:36) |
18. 子猫をお願い
《ネタバレ》 ペ・ドゥナが抜群に可愛いかったですね。ストーリーはまあ良くある青春ドラマ(ラストはちょっと不満ですけど・・・もう少し方向性を示して欲しかったです。)だと思うんですが、そこから垣間見える韓国の社会の姿が結構興味深かったです(正直、隣の国なのに政治的な動き以外はほとんど知らないですからね・・・・・)。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-19 22:23:16) |
19. 珈琲時光
「生活感のある」東京の風景を上手く映し出している作品ですね。ストーリーも、その風景の一部分となっているような感じがしました。何というか我々が日常感じている「生活の空気」をそのまま映像表現していますね。 一青窈が好きな方には、お勧めの作品です。 [地上波(邦画)] 6点(2006-11-12 15:28:18) |
20. 恋の門
マンガみたいな映画だなと思ったら、原作はマンガなんですね。まあ、「王道からの暴走」というセリフが出てきますが、まさにそういう展開が多かったですねw(まあ、ちょっとついていけない部分もありましたが・・・・・) 松田龍平が、時折優作に見えてやはり親子なんだなあと思いましたね。酒井若菜はまさにはまり役といった感じでした。それ以外にも、結構出演陣が豪華なのでいろいろ楽しめました。 [DVD(邦画)] 6点(2006-10-09 17:10:34) |