1. イグジステンズ
《ネタバレ》 内臓と云うか胎児と云うかを彷彿とさせるゲーム・ボードや骨製の拳銃と云った、なんだかよく判らない造詣の小道具が顕在、それでいて同題材のビデオドロームよりも幾分か判りやすいというか取っ付きやすくなっているという点では初心者向けなのかもしれません。 ジュード・ロウやウィレム・デフォーと云った今や大御所の出演も良いですが、以前の作品に比べるとインパクトと云うか、独特のアングラ感が薄れている気がします。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 02:12:36) |
2. イベント・ホライゾン
《ネタバレ》 【バイオハザード】でもう一度盛り返してきているようなポール・アンダーソン(ポール・トーマス・アンダーソンじゃあない)が作り上げたSFホラー。今をときめく(?)ローレンス・フィッシュバーンやサム・ニールといったBIGな顔ぶれも居ますけど作品の出来としてはイマイチ。というのも全編通して「どっかで見たことある」映像が満載なんですわ。例を挙げるとすればエイリアン、フラット・ライナーズ、シャイニング、ヘルレイザー等…さすがにオーメン3でダミアンを演じてるサム・ニールだけあって後半のピンヘッドもどになった時も抜群のはまり役ですが、見た後「凄いもの見たぞ~」ってな達成感を味わえるもんじゃありませんね。5点。 5点(2004-02-22 13:53:26)(良:1票) |
3. イレイザー(1996)
《ネタバレ》 シュワちゃんお得意のタフガイエージェント大活躍の巻。 前半はどちらかというと証人保護プログラムという設定上ほかの作品よりは少しおとなしめ?といった印象を受けますが中盤から一気にシュワちゃん節がさく裂してきます。 基本的に脳筋映画なのでドンパチありきで話は進んでいくのですが、二重スパイ疑惑や武器製造会社の潜入からのデータ操作などといったスパイ映画のような展開もあるので少しは頭も使う作り。 しかし最後はやっぱり力業。レールガン二挺で暴れまわる姿はこれぞ筋肉超人といったところでしょうか。 ラストも、悪は裁かれず、と思わせておいてのあの決着のつけ方もなかなかすがすがしいものがあって好きです。 全体的に面白い作品ではあるのですが、ほかの作品よりちょっとインパクトに欠ける感じがするので、今回は6点ということで。 余談ですが、あの緑のライトを当てて物体を透視するスコープのついたレールガンがどうしても、某FPSゲームのファーサイトという武器とかぶって仕方ありません。こっちのほうが早いんですけど(あと形状全然違いますけど)。 [地上波(吹替)] 6点(2003-09-19 01:33:11) |
4. IT/イット〈TVM〉
《ネタバレ》 前半はスタンド・バイ・ミーを彷彿とさせたり、そこに絶妙なファンタジー・ホラー要素が加わり観ていてなかなか面白いものがありますが、30年後の大人になった主人公たちのパートになると少々失速。 主人公たちが一名除き全員成功しているというのもなんか違和感を感じますし、ラスト近くに登場した精神科に入院している子ども時代の不良も、あっけなく退場してしまうし…。もう少し粘らせれば作品が面白くなったのではないかと思います。 そして、イットの存在が悪霊と化した巨大クモというのが、観ていて最大のがっかりポイントでしょうか。 恐怖の対象とは、姿が不明瞭だからこそ恐怖を感じるものですから。 総じて、前半6点、後半4点の平均5点が妥当な線でしょう。 [地上波(字幕)] 5点(2003-06-01 03:22:40) |
5. インデペンデンス・デイ
親父ぃ、俺はあんたを永遠に忘れないよぉぉぉぉ!! 6点(2003-02-24 01:55:06) |
6. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
今までになかったヴァンパイアの形。他のものの命を奪い生きていくことに罪悪感を抱くルイことブラピ。圧倒的な存在感を持っているレスタトことクルーズなど、他のヴァンパイア映画とは一味違う雰囲気を放っていると思う。二人の髪型もどこか品があっていい。GUNS'N ROSESの歌う“SYMPATHY FOR THE DEVIL”も最高 7点(2003-02-22 03:26:46) |