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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  5つの銅貨
良い映画だった。この映画は実在のコルネット奏者の伝記物であり音楽ものなのだが、娘ドロシーが生まれてからの物語はファミリーものと言っても差し支えないだろう。娘を寄宿舎に入れ顧みなかったばかりに、娘の病気はレッドにとっては相当なものだったろう。命より大切にしていたトランペットを河に投げ捨てるシーンは私の胸に強烈に響いた。なおこの映画は名作であることは随分前から知っていたのだが、私がジャズや金管楽器が好きでないばかりに見るのが延び延びになってしまっていた。ところで皆さんはトランペットとコルネットの違いがすぐにわかりますか? 丸みがある方がコルネットです。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-15 08:53:30)
2.  異母兄弟
当時30代のバリバリの若手だった三國連太郎が大女優田中絹代と共演、老け役を演じるため上下の歯を10本抜いた話は有名。それほどまで役に対する意気込みは強く、軍国主義の権化のような鬼頭範太郎を堂々と演じた。対する田中絹代は女中の身から後妻に収まった故、辛抱に辛抱を重ねた生活を送り、ようやく本心が言えたのは戦後になった幕際。あまりに悲惨と言えば悲惨。高千穂ひづるの明るい歌声も一瞬のものだったのか。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-04 10:11:49)
3.  生きものの記録
米ソ冷戦の時代、両国は広島長崎の数十倍から数百倍の威力をもつ原水爆実験を競い合うように行った。それはもはや地球の全都市を破壊してしまうほどのものであり、死の灰とか黒い雨など放射能汚染の恐怖もさかんに論じられていた。だからこういう映画ができても当然なのだが、いかんせんこの映画ではエゴと狂人に焦点が当てられ、社会派映画にはどうもという感じに思える。三船敏郎の老け役には驚くばかりだが・・・。ところで何でブラジルが安全という理由はないだろう。当時はブラジル移民の数が多かったし、単に新天地開拓と結びつけただけではなかろうか。
[DVD(邦画)] 5点(2013-07-16 17:21:01)
4.  生きとし生けるもの(1955)
主人公の三國連太郎がどうもすっきりしないサラリーマンを演じている。会計課の女性菅沼民子に真相を言えず、ずるずると愛し合うような仲になるのも妙な話なのだが・・・。 それに比べると北原美枝の社長秘書は明るく快活で気持ちがよい。 さてさてこの映画のテーマはよくわからずじまいだった。紀貫之の歌など持ってきても、私にはさっぱり。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-09-26 12:29:51)
5.  居酒屋(1956)
前半は原作に忠実というか、原作以上のすばらしい演出。ジェルヴェーズを初めとして周囲の人物もリアルに描かれていて名作の予感。 だが後半の転落ぶりは、悲惨さだけが目につき、じっくりと描かれていない。原作をつまみ食いし、駆け足でストーリーを追っているだけのように思える。 この物語の続編として、娘のナナが娼婦となるわけだが、予感させるようなところで終わるのが印象的。
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-14 21:14:25)
6.  稲妻(1952)
ある人が成瀬監督の映画を、どこから始まってもどこで終わってもおかしくない映画と言っていたのを思い出す。この映画にしてもしかり、父親が違う姉妹と兄という環境に至った経緯にさほど深入りすることもなく始まり、この映画の中で起こったいろいろなことの結末が描かれないうちに終わる。淡々としていて平凡ではなく、一見どろどろとしているようであっさり描かれる。それが魅力の成瀬映画、大変好きだ。 中北千枝子演じる愛人が出るところに出てと言っていたが、どうなったのだろう。清子さんの引っ越し先の隣人香川京子の兄を演じる根上淳とどうなっていくのだろう。などの余韻を残しながら終わるのが実に良い。 ところで2階に住んでいた娘さんが聴いていたレコードの曲と隣人の兄妹が弾いていたピアノの曲は同じに聞こえるが何という曲だろう。映画のBGMとしても流れてロマンティックな雰囲気を醸し出している。実に印象的。
[DVD(字幕)] 8点(2011-08-05 11:15:45)
7.  イヴの総て
とにかくやたら会話が多い、他の映画の倍もしかしたら3倍くらいあるのではないか。 しかも演劇に関するものがほとんどで、前のが未消化のうちに次々と新しい会話が出てくるので、理解力不足の私はなかなかついて行けなかった。 たぶん名作なのだろうとはわかるが、どこがどう名作なのかは私には説明できない。蛇足だが、コロンボに出てきたバクスターとイヴの総てのバクスターが未だに同一人物に思えない。
[DVD(字幕)] 5点(2011-07-11 20:29:05)
8.  伊豆の踊子(1954) 《ネタバレ》 
川端康成の「伊豆の踊子」は小説といっても短いものであり、一気に読むことができる。しかもストーリーも断片的で会話の部分も少ない。したがって映画化するにしても、踊り子と学生が惹かれあう様を上手に演出しなければならないし、原作にないエピソードも、雰囲気を阻害しないようにしてうまく入れ込む必要があると思う。 その点この映画は良くできている。冒頭の馬車と自動車の競争は、明治初めの時代風景描写として見事である。また学生がなぜ旅に出たのか、大島まで一緒に行くと言っていたのをどうして下田で別れてしまったのかも、よくわかるような気がする。 ただ私は「十七、八に見えていたけど、やっぱり子どもだったのだ」という学生の思い違いの部分が、原作の一つのポイントと思うのだが、美空ひばりは逆に大人びて見えて違和感を覚えた。 忘れていたが、音楽と歌は雰囲気にあっていて、すばらしいと思う。 
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-02 20:04:10)
9.  いつか来た道(1959)
子どもの頃に見たのだが、記憶にしっかり残っている映画である。山本富士子さんの美しさは当時から相当の評判であり、それは何にもたとえようがなかった。 映画は、ウィーン少年合唱団と若い(私と同年代)二人のヴァイオリニストとの交流を通し、家族のふれあいを描く、実に心温まる映画であった。 
[映画館(邦画)] 7点(2011-05-21 09:29:34)
10.  生きる
昔見た時は大変感動した映画だったのだが、今改めて見るとどこにどう感動したのか、自分でもよくわからない。 画面も雰囲気も全体的に暗いし、第一志村喬のぼそぼそ声が何を言っているのか聞き取れない。これでは若い人の共感を得るには難しいと思う。
[ビデオ(邦画)] 5点(2011-03-06 11:13:27)
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