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コメント数 885
性別 女性

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21.  ジュリエットからの手紙 《ネタバレ》 
「ロミ&ジュリ」の舞台ヴェローナから、ジュリエットへの半世紀前の手紙(邦題が「への」ではなく「からの」になったのは、その方が字面がよいからでしょう)がもたらしたイタリア・シエナへの旅。 アマンダ・サイフリッドは「マンマ・ミーア!」と同じソフィという名で、明るい南国の光の中にいるのが似合います。 2人の男性のうち婚約者の方が名の知れた俳優で、最初感じわるい英国人チャーリー(おっきな瞳のソフィと一緒にいると目が小さく見える~)は伏兵にしたいようですが、ソフィの心移りも自然に感じるほど後半の彼の軟化は好ましい。 「ロミ&ジュリ」のような一目ボレとちがい、当初イガみあっていたのが友人となり、そして…という彼らの時間をかけた関係は信頼ぬきでは成り立たない友情で裏打ちされ、婚約者との情熱だけの関係より確かなものに。 もう一人のヒロイン、クレアの恋の方が「ロミ&ジュリ」的ですが、彼らの関係は時間に侵食されなかったよう。 ヴァネッサ・レッドグレーヴは、娘の一人ナターシャ・リチャードソン(リーアム・ニーソン夫人)を亡くした直後とは思えないほど明るく穏やかな表情が魅力的ですが、持ち前の気丈さに加え仕事にうちこんだ方が悲しみを忘れられると思ったのでしょうか。 イタリアの輝く黄金色の陽光を存分に浴び、若い俳優からエネルギーをもらい、イタリア人パートナー(白馬の王子様はあの人!)とも共演できて、無理を押して今作に出たことでレッドグレーヴ自身も大きな力を与えられたのかもしれません。 見た人を幸せな気持ちにし、観客だけでなく演じる人たちも同じように至福だったのでは、と思える作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-02 07:00:04)(良:2票)
22.  ジェーン・エア(2011)
新しい「ジェーン・エア」。 最初にブロンテ姉妹の小説のダイジェスト版を読んだ時は、「嵐が丘」よりこちらの方が親しみやすかった。 エキセントリックなあちらより、子供でも理解しやすい内容だからでしょうか。 共に不運を背負わされた彼らの物語の要素をうまく配分してゼフィレッリ版より好印象。 「闇の列車、光の旅」の日系監督フクナガの第二作としても上々では。 ミア・ワシコウスカは「アリス・イン・ワンダーランド」とは別人のようなヒロインを若いながら堅実に演じ、素顔風のメイク、地味な衣装に包まれながら意志の強さは散見されるジェーン。 美男美女ではないと言う設定なので、マイケル・ファスベンダーはロチェスターには魅力的すぎるかもしれませんが、傲慢さの陰の孤独、あるものにつながれている苦悩は伝わります。 フラッシュバックのローウッドより後半を重視しており、「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルが神に仕える自分に添うことを求める牧師セント・ジョンになり、ジェーンを呼ぶロチェスターの声が空間をこえて彼女にとどくのが、ジョンが求婚した刹那なのが映画向きな脚色。 家政婦フェアファックス夫人役のジュディ・デンチが風格あり、ジェーンの恋敵ブランシュの母親役で「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」のソフィー・ワードも出演しており、20年前の「嵐が丘」ではイザベラ役だったので、ブロンテ姉妹の両方の映画に出た女優さんということになると思います。
[映画館(字幕)] 7点(2012-07-06 06:59:58)(良:1票)
23.  シュレック フォーエバー
ついに完結! タイトル(原題)もよいね。 「4」にはしないで、フォー+エバー・アフター(めでたしめでたし)= FOREVER AFTER。 エバー・アフターの強調にもなるし。 内容は(「コナンが一番」さんがおっしゃるように)あの映画に似たパラレル・ワールド、「失ってみて初めてその価値がわかる」パターン。 フィオナは2・3作目とはちょっとイメチェンして野性味あるヒロインに、シュレックが彼女との愛をとりもどせるかがポイント。 太ってブタネコになった長靴猫の必殺技もみがかれて三連発、進化してる・・・☆ 「3」より活気がありますが、画的に物足りないのはキレイどころが少ないせいか。 エンドクレジットは二部構成、一部はスティービー・ワンダーの"FOR ONCE IN MY LIFE"にのってキャラクター総出演、チャーミング王子はこっちに♪ 楽しいけれど、これでホントに終わりかと思うとシンミリしてしまったりも。 (でも長靴猫のスピンオフがありますね。 一番のスターかもだ) 「トイ」も好きだけど優等生なピクサーとちがってイタズラっ気のあるのがこのシリーズの魅力だったけれど、「美女と野獣」な1作目がやっぱり一番よかったかな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-08 07:00:09)(良:1票)
24.  ジュラシック・パークIII 《ネタバレ》 
93分とシリーズ中最も短い第3作。 監督はジョー・ジョンストン、「遠い空の向こうに」も撮っているが元々SFの人。 ジョン・ウィリアムズの音楽も今回はテーマ曲だけだが残酷描写は少なく、殺伐として戦場のようだった2作目より好きだという人は多い。 冒頭のグラント博士とエリーは1作目のラストを考慮してのファン・サービスか、観客に一瞬夢を見せるための。 パラグライダーが効果的に使われ、緑あざやかな森の湿った空気、フォギーで深度浅く陰影ある撮影が美しく、新たにスピノサウルスとプテラノドンが登場。 パステルカラーの衣装の紅一点、ティア・レオーニも金髪であるためか髪を茶色く染めたウィリアム・H・メイシーと元妻の息子がいるのがよく、冒険には少女より少年が似合う。 最後に恐竜に卵を返すのが象徴的で、不用意に自然に手を触れるなといっているかのごとく。
[映画館(字幕)] 7点(2011-10-14 07:00:07)
25.  人生万歳! 《ネタバレ》 
ウディ・アレンが70年代に書いた脚本に舞台もニューヨーク、アレンの昔の作品の雰囲気。 厭世的な学者くずれのボリスはアレンの分身。 言ってることの半分は正しいと思いつつ、カメラ目線でずーっとしゃべってるのは「カンペ見てんのかな?」と思うくらいウルサイけど、それを受けとめてくれる同居人が帰ってこないと心配でだまりこんでしまう可愛さもある人。 南部育ちの若いメロディはそんなボリスを包みこんでうまくいってたのに、お決まりの心変わりにはガックリ。(この時ばかりは、ヘンリー・カヴィルがいい役とは思えなくて、恋盗人) 最後はうまーくまとまってみんな幸せになれたからいいようなものの、ボリスが再婚した女性ってどんな人だったか記憶にない。 映画のチラシをしばらく冷蔵庫にはってあったので、ボリスとメロディは今でも一緒にいるような気がするのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-04 07:00:01)
26.  シンデレラマン
30年代の雰囲気もよく色調も落ち着いていて丁寧な作り。 そして小ギレイで優等生的でもある。 それがロン・ハワードの作風なんだろうからいけないとは思わないけれど、映画よりも良質のテレビドラマ風。 でも真摯ないい作品で、「ロッキー」とはまた違うアプローチ。 かつてのチャンピオン、ジム・ブラドックは家族を取り戻すため誇りも捨てなくてはならない時もある。 試合前に出してもらったハッシュをフォークもなしでパクつく場面は、彼がロクに食えてないのをうまく見せていた。 対戦相手マックス・ベアの不遜なキャラクターは映画向きに脚色してあるそうだけど試合後はちゃんと健闘を称え、いい時も悪い時も支えるジアマッティのジョーはよき友。 教会で実況ラジオを聴かせるなんて、粋な神父。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-08 07:00:04)
27.  白い家の少女
ほかにはない雰囲気のある作品、自分で自分を守る少女のピンと張りつめた美しさ。 この年はジョディ・フォスターの第1黄金期、輝くトライアングルの一角をなす。 ロングの金髪は多分カツラ? この時だけ長くて髪質も違うので。(後ろ向きで服を脱ぐシーンはお姉さんのダブルですが、同じカツラをつけているのでバレないのだと思いマス) マーティン・シーンもまだ若くて息子たちにソックリ、アーモンド食べると思い出される映画。
[地上波(吹替)] 7点(2010-09-05 00:00:08)
28.  シャーロック・ホームズ(2009)
シドニー・パジェットの挿絵から抜け出たようなオーセンティックなシャーロック・ホームズはグラナダTV版があるので作る必要はないし、好かないガイ・リッチーがホームズ・エレメンツを使って暴れてる感じですが、まずまずなエンタメ・ホームズ? グラナダ版にも出演経験のあるジュードのワトスンには大方の観客がOKをだすでしょうが、ダウニーJr.のホームズは英国英語発音もふくめてちょっとな~~(ヤク漬けのイメージ合致はともかく、戦う社長トニー・スタークの方があってない?) 2人の女性キャラ、アイリーン・アドラー(ボヘミア国王と別離後結婚した夫と離婚? 峰不二子キャラはヤだな)、メアリー・モースタン(この中では「四つの署名」は存在しないようですね)も魅力薄。 リッチーは「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」をジュブナイルでも同じホームズ物のバリエーションとして意識していたでしょうし、似た印象をもつものになっています。(まがまがしい秘密結社的な邪教集団、モリアーティの影) 高名な人物の落し胤であるブラックウッド卿の出自は「プライオリ・スクール」的かな。 クライマックスの建設中のタワーブリッジ(1894年完成)は今の技術でないと見られない光景。 ヴィクトリア朝のロンドンを小綺麗でなく生々しく描いたのはいいし、「ワトスンに冷たくされるとサミシイ」ホームズはやはり観客のツボ♪♪♪ 正統派ミステリーファンはホメない映画でしょうけど、仕方ないかな。 フィッシュ&チップスはああいう風に食べてるとおいしそうに見えます。
[映画館(字幕)] 7点(2010-03-21 13:11:06)(良:1票)
29.  十二夜(1996) 《ネタバレ》 
キリリとしたイモジェン・スタッブスは「サマーストーリー」のミーガンより男装の麗人ヴァイオラ=シザーリオがそれらしく、双子の兄セバスチャンとも似た面差し。 シザーリオに恋してしまうオリヴィア(ヘレナ・ボナム・カーター)は恋路つっぱしる令嬢。 シェイクスピアは物語をまとめるため人物をチェスの駒やオセロの石のように使うのだけど、「十二夜」でもヴァイオラの苦しい恋が実るのはよいとして、オーシーノやオリヴィア、セバスチャンのあっけない恋のおさまりは、やはり舞台劇のためのキャラクターと見ゆ。 道化フェステ(キングズレー)の陽気な謡にはじまりおわり、侍女マライア(スタウントン)の悪知恵に踊らされし執事マルヴォーリオ(ホーソーン)はおかしくもやがて哀しき。
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-03 07:02:22)
30.  幸せの1ページ 《ネタバレ》 
ウェンディ・オルーの児童文学「秘密の島のニム」(NIM’S ISLAND)の映画化。 主人公はアビゲイル・ブレスリン演じるニムなんだけど、日本では「ジョディ・フォスター主演」にしちゃったのが失敗。 「十五少年漂流記」「ロビンソン・クルーソー」は子供の頃愛読書だったし、「キングコング」「青い珊瑚礁」が好きなのもそのへんの理由からで、孤島には憧れがあるのです。 あのツリーハウスなんて「うわぁ♪」と思っちゃう。 アビーやパパ役のジェラルド・バトラーは楽しかったみたいだし、ジョディもサスペンスで同じような役柄が続いてコミカルな役がやりたかったのかも。 ペーパークラフト風のオープニング・エンディングもきれいで、最後にかかるU2の"BEAUTIFUL DAY"もハマってました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-25 01:34:09)(良:1票)
31.  ジキル&ハイド
才気ある変人アーティストの傍らに共鳴する女使用人がかしずく構図(「真珠の耳飾りの少女」「クイルズ」「敬愛なるヴェートーベン」etc)は好みのテイスト。 スティーブンソンのオリジナルでは外部の弁護士のものであった視点を内部の人間であるメイドに変え、身近に「2人」を観察できるようにしている。 霧深きロンドンを徘徊する分裂した魂と、心身ともに古傷の疼きが癒えぬメアリーの組み合わせは魅力あるもの。 隠れた放蕩者であるジキルが、人目を気にすることなく忌まわしい遊びに耽溺するため解放したはずだったハイドに凌駕されていくのは興味深く、「変身」はグロテスクでも斬新な試み。 正規な「ジキルとハイド」からは外れるが、これはこれで非常に面白いと思う。 マルコヴィッチとロバーツもそれぞれ役に嵌っており、階段教室のセットが舞台装置に似た雰囲気を醸し出す。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-04 05:56:15)
32.  シャンプー台のむこうに
まずキースリーの町の古びた趣きある佇まいがよい。ヘアスタイルのコンペティションなんて楽しいし、その裏には複雑な人間模様も。TVホームズの「ぶなの木屋敷」がデビューのナターシャ・リチャードソンは久々に見たけど、お母さんのレッドグレーブによく似ています、ジョシュのママには若い気がするけど。ビル・ナイってお年でも美形なんでこの手のスカした役が多いですが貴重ですね。でもやっぱりリックマンの仏頂面の勝ち!すべてが解決しなくても、やっと前に進み始めた彼らの人生に幸あれ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-07 08:28:03)
33.  シュレック2 《ネタバレ》 
2作連続受賞は逃したものの、そんな事は些細に思える程出来は素晴らしい。(F4ネタのファミリー物より劣るとは思えないのだが。米国歴代3位が災い?)姑息なゾロ猫も加わり、一秒たりとも退屈させない鉄壁の作り。ダイレクト・パロディは飾りに過ぎず、インダイレクトな俗物愚弄に真骨頂を見る。仮初めの姿を得ての見栄も微笑ましく、娘に理想の相手を求め続けた「王様の秘密」が泣かせる。ラスト、一瞬「もったいない・・・」と感じてしまうのが所詮は美に惹かれる人間の心の弱さか。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2005-11-20 14:50:05)
34.  ショーガール
とてもお上品とはいえないが、正直な感じがして嫌いにはなれない。稼いだお金でヴェルサーチのドレスを買って「ヴェルセイスよ」と自慢してしまうノエミを笑ったりできない。こういう業界によくいそうな自堕落なカイルも嫌いじゃない。彼女がGODDESSの前にいたストリップ小屋の主人で、粗野ではあるが内心可愛がっていた「ウチの看板娘」を引き抜かれ、落胆を味わっても訪ねて励ますロバート・ダヴィも好き。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-12 09:49:30)
35.  ジェーン・エア(1944)
有名な44年版はジョーン・フォンテインのキャスティングに難あり。 美人すぎるうえにキャラもかけはなれ、とてもジェーンとは思えなくて。 オーソン・ウェルズのロチェスターはまだしもですが、自分のイメージとはちがい。 怪奇色を打ち出しておきながら、バーサの出番があれだけなのも拍子抜け。 よかったのは3人の子役たち、友人ヘレンのエリザベス・テイラーはすでに色香があり、ジェーンの教え子アデールは若草物語(49)のマーガレット・オブライエン、原作ではブランシュに小猿と呼ばれる彼女だけど、動くお人形の可愛さ。 少女時代に力を入れ後半はあっさりカット、セント・ジョン・リヴァースはローウッド学院付きの中年牧師にすげかえる工夫のあとが見られつつ、44年の作品にしては作りが古く感じました。 27本の映像化の中では、ティモシー・ダルトンのがよさそう。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-05 07:00:00)
36.  6デイズ/7ナイツ
ハリソン・フォードの無人島ムービーは、アドベンチャーというよりもロマンティック・コメディなのでちょっとがっかり、せっかく美しい島が舞台でも十分に生かされてない感じ。 オンボロ飛行機を操る自由な男クインのキャラは、ハン・ソロに少し似てる? ハリソンのぼさぼさの外見は、「エアフォース・ワン」の大統領イメージを一掃するためかな。(飛行機に乗ってるのは同じだけど、ずいぶんちっちゃくなりました~) 住む世界がちがう男女の孤島シチュエーションは「流されて…」(「スウェプト・アウェイ」のオリジナル)という映画も先にあり、その手のフィジカルなのは彼らのお相手カップルにまかせて、華奢でかわいらしいアン・ヘッシュを主人公といがみあう勝気なヒロインにし、品をおとさずメンタル重視のソフトな映画にしてある。 ちょこっとサバイバルしたり海賊に襲われたりとそれなりに楽しくはあるけど、あくまでライトでもうちょっと何かあったらよかったなと。 (海岸に大きな穴がある岩壁があり、「キングコング」(76)や「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」でも見た気がするんだけど、見なれた無人島ってのもね…)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-07 07:00:07)
37.  ジョン・カーター
ターザンで有名なエドガー・ライス・バローズの火星シリーズ。 原作は100年前のスペース・オペラで、高校生の時「火星のプリンセス」読んだ時点ですでに古めかしい気はしましたが、映画も昔のSFアートの雰囲気でレトロ。 過去のSFファンタジー映画でイイトコドリされてるし新鮮味はありませんけど、原点を鑑賞するつもりで見ればいいんじゃないでしょうか。 巨費をかけながら、キャストもスターは緑色人サーク族の声優にまわり、顔出しで有名な人はマーク・ストロングくらいなのが不思議。 火星では重力の違いにより超人になるカーター(テイラー・キッチュ、映画もキッチュだね!)のジャスーム(地球)からバルスーム(火星)への移動は、本よりももっともらしく。 ヘリウムの王女デジャー・ソリスは、日本版の武部氏のカバーアート(紫の衣のデジャーが美麗)のイメージがあって、赤色人なのでネイティヴな感じのリン・コリンズになったのかもしれないけど、実写版ディズニーのお姫さまは個性派美女ばかり? 全11作を三部作にする気らしいですが、あまりパッとせずコケたのでできるのか不明。 ディズニーの実写映画って人畜無害であまり面白味は少ないし。 原作ではカーターは作者バローズの謎めいた知りあいということになっていますが、映画ではバローズは甥になり「スパイキッズ」の男の子が演じています。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-03 06:59:59)(良:1票)
38.  娼婦ベロニカ
「恋におちたシェイクスピア」の姉妹篇なのだとか、こちらはフィクションではなく史実に基いているそう。 16世紀後半のヴェネチア、後ろ盾がなく母と同じ高級娼婦(コーティザン)に転身する娘ベロニカ。 青年貴族と結婚する道を絶たれた彼女が美しく教養あるコーティザンになったとたん、身分の高い男たちが群がるのは皮肉でもあります。 ヴェネチアをトルコの侵略から守るため、フランス国王アンリ3世とも同衾するベロニカに降りかかる運命は辛いものですが、結果的に彼女を救うのは彼女のしてきたこと? ジウリアの涙は一人の娼婦と夫を奪われた妻たちの和解を意味するものでしょうか。 キャサリン・マコーミックは美女だけど少し華がないようで、ルーファス・シーウェルが形だけの妻を娶りながらベロニカを忘れられないマルコ。 ジウリアのナオミ・ワッツはノーメイク風で気ずかず、母親パオラ役のジャクリーン・ビセットはお年を召してもさすがの美しさ。(「お前より私の方がキレイ」っていうのはアレだけど~) 「恋におちた…」より内容はいいと思うのですが、アメリカ製ヨーロッパらしくライトでキンキラなとこはあってまずまず。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-08 07:00:04)(良:1票)
39.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム 《ネタバレ》 
2作目で兄マイクロフトとモリアーティ教授を出すのは順当なところ。 スティーブン・フライのマイクロフトは、過去にオスカー・ワイルド(ジュード・ロウが恋人役)をやっただけある変態ブリでよいけど、モリアーティ(ジャレッド・ハリス)は小物っぽくて全然怖くないんですけど! レイチェル・マクアダムスにアイリーン・アドラーを名のらせながらキャラ的に?だったので、開始早々退場なのはイイけれど死んだと見せかけて次で出す?(「アタシはそう簡単には死なないわヨ、血染めのハンカチ大事にしてくれてアリガト」なんてね、ホームズ唯一の女を消去するかな) 逆に出番がふえたメアリー・モースタン嬢はついにワトソンと結婚、寂しげに見つめるホームズがラブリー♪(「リバティーン」の娼婦ケリー・ライリーが貞淑な新妻のギャップ) ストーリーは密度が濃いけれど、観客に十分伝わっているのかどうかは疑問、VFXもさらに進歩したものの、視覚+音響効果でガンガンいくのは品がなく思えるんですが。 スイスの滝はライヘンバッハのつもりらしく、復活も早々と。(ダウニー君のカメレオンごっこはこのためだったのねん★) 1作目はリッチーズ・ホームズに物珍しさもあったけど、やはり彼の作風は自分向きではないなーと。 スゴイ美女を出さないのは、美しいジュードとアイアンマンの微妙な関係をアピールするためですよネ。 メアリーを追い出したコンパートメントでのBLっぽいカラミは何? (今日からBBCの「SHERLOCK/シャーロック」の再放送があります、こちらも参考にどうぞ)
[映画館(字幕)] 6点(2012-07-05 07:00:00)
40.  シュレック3
シリーズの中では一番地味になってしまった「3」。 ファンならそれなりに楽しめると思うけど。 サラサラ髪のプリンス・チャーミングが悪役で、対するはアーティと呼ばれる若きアーサー王。(マーリンやグウィネヴィアもいます) 往生際のわるいカエルの王様の葬送の歌は007の「死ぬのは奴らだ」。 クッキーマンの「走馬灯」は両足を再生する「600万ドルの男」ネタにウケた♪ ディズニー・プリンセスたちが花を添えているものの、1作目のフィオナほどは可愛くないネ。 プレイボーイぶりを発揮した長靴猫の濡れネズミならぬ「濡れネコ」がよかったけど、彼とドンキーの入れ替わりはわかりにくいし、主人公シュレックとフィオナの存在感はそう強くないよう。 シリーズものは3部作が多いと思いますが、次も作られたのは最後を飾る作品としては少しショボかったということでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-07 07:00:02)
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