41. 情婦
《ネタバレ》 法廷モノの傑作。演出、テンポの良さ、登場人物の魅力など素晴らしいものが満載。ただ、最後の展開は、意表を突くとはいえ少し行き過ぎなのでは。皆さんの評価が以上に高いだけに、期待して見たのだけれど、7点どまり。 7点(2004-12-08 17:00:31) |
42. シュレック
なんや、なかなかおもろいやんけ。吹き替えで見とったら、浜ちゃんのおかしな関西弁が移ってまうわ、ほんま。ところで続編はどないなっとんのやろ? 7点(2004-11-17 13:21:38) |
43. ショコラ(2000)
《ネタバレ》 久々にあらためて見てなかなか良かった。 終始静かでおちついた独特の雰囲気があって、なおかつ気品があると思う。 古い体質とか戒律を重視しすぎる厳格な人物を登場させて、中世のキリスト教社会を想起させるにはじゅうぶんの設定。 そこへ赤いマントをはおって母娘がやってくる。この真っ赤さは何かを表しているんだろう。 やがて持ち前の魅力で、やってくる人々をとりこにする過程が無理なく描かれていて素晴らしい。 途中から海賊のジョニーデップがでてくる。 アクセントになってていいという意見が多かったけれど、個人的にはシンプルにばっさり削って短くするのもありだった。 男性陣はキャラが濃すぎる人が多いので、中和したかったのだろう⁉︎ (旧コメント)最初は、ほんわかした夢のあるお話かと思っていたけれど、中盤あたりから古い因習がどうのこうの、人間関係がどうのこうのと、やたら現実的で退屈な映画だった。期待しただけに残念。でも自分に合ったチョコレート、一口でいいから食べてみたい! [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-09-11 10:59:41) |
44. シックス・センス
《ネタバレ》 全体的な感想は可もなく不可もなくといったところ。ホラーはあんまり好きではないが、泣かせる話もあったりしてちょびっと感動。 でもなあ、無理があるよ、あのオチは。期待しすぎたせいか、また見たいとは思わなかった。ただ、ラストのオチへの伏線を再確認するために、完全版のDVDを見るのもまた一興かと。 (2020.5再鑑賞。私の好きなアンブレイカブルに共通する監督の雰囲気は同じで、静かでセリフも抑揚がない。主人公が正義に目覚めて生きる目的を発見するのも同じだが、こちらは盛り上がりに欠けるうえにホラーシーンも出てきて趣味が悪い。ラストに向けてポジティブな方向へ収束していくのはさすがの手腕だけど、ホラー好きじゃないかぎりおすすめしません。) [地上波(字幕)] 5点(2004-07-31 17:32:31) |
45. 12人の優しい日本人
思ったより面白かった。日本が陪審制度を導入したらこんな風になるんだというのがよく分かる。最後までおどおどして自分の意見を言わない人とかありがち。やはり日本人には、陪審員制度より裁判員制度のほうが合っているのがよく分かる。 二転三転するストーリーもよく出来ていて面白い。 (2020年9月再鑑賞。7点→8点へアップ。) やはり面白い。改めてみると、ものすごくよく出来た脚本なのが分かる。それを演じる俳優さんたちの演技も、演技と感じられないほどの出来栄え。こういうのってすごく難しいことなんだけど、この作品では見事にこなしていて素晴らしい。 各キャラクターはいささか誇張されすぎているが、日本人の特徴をよくぞ描いており感心させられる。人の意見を聞く→自分の意見を言う→妥協点を見出して解決に導くという大事な、しかし当たり前の訓練を、学校や社会で学んでこなかったツケの象徴のような人々が出てくる。対話拒否やらメンツやらでぐちゃぐちゃになってしまうところを、奇跡的にうまくまとめている。しかも笑えるコメディー要素もふんだんに出てくる。傑作。 [地上波(邦画)] 8点(2004-07-29 22:56:43) |
46. Shall we ダンス?(1995)
さえない中年オヤジが、ダンスに夢中になるというストーリーの着眼点がまずいい。それに加えて、ときどきにいちいち笑いを誘うコメディチックなところもよい。 7点(2004-06-27 14:40:57) |
47. 勝利への旅立ち
確かに、これはスポ根モノの佳作。全体的に地味な作品なのだけれど、安心して最後まで楽しめる。これを観て熱くならない男はねえぞお、みたいな気持ちにさせてくれる作品。熱血監督を含めて登場人物の台詞が心地良い。シンプルだけど余韻をもたらすラストも秀逸。 8点(2004-06-19 08:44:48) |
48. G.I.ジェーン
《ネタバレ》 女性から見ると、主人公は男勝りでかっこいい、となるのかもしれないが、個人的には剃髪シーンやしごき等々女性が散々な目にあうような映画は好きではない。ましてや、「ゴースト」ヒロインのイメージが定着しているデミ・ムーアの、男勝りの振る舞いなど見ていたくない。体を張ったことは評価に値するが。 3点(2004-06-18 17:10:27) |
49. 深呼吸の必要
《ネタバレ》 企画が岡田恵和だけに、見たあとに本当に深呼吸したくなるような映画。下手にラブストーリーを絡めず眈々と進むが、大きな癒しをくれる。それは自然との一体感であったり、汗水垂らして働くことの大切さであったりする。 極力きび狩りのシーンを多くし、余計な説明やセリフを省くことで、見ている人は自分もきび狩り隊の一員となって働いている気分になる。 「なんくるないさぁ」というおじぃとおばぁが良い。過去を含めてすべてを受け止めてくれる大きな存在があってこそ、この家のきび狩り隊は安心して働ける。最初は不協和音ばかりだったストーリーも、弾けるような笑顔あふれる大きな調和に向かってぐんぐん魅力を増していくのもこの作品の特徴。 これ映画ではなく、連続ドラマだったなら、それぞれの登場人物のキャラが立っているだけに、申し分のないドラマになったはず。5人とそれを取り囲む登場人物達の変わりようを背景からじっくり見たかった。 明るく見えるひなみも何か裏にありそうだし、池永ももう少し医者としての過去をじっくり掘り下げる。西村と田所の確執がどう溶けていくのか?悦子や加奈子もまだまだこれからどうなる?美鈴も産まれてくる子供とともに歩むドラマがあるはず。 [映画館(邦画)] 8点(2004-06-11 10:42:33) |
50. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 巨大サメが漁師を飲み込むところなど、かなりリアルなパニック娯楽映画。ズンズンズン・・・という効果音が恐怖心を掻き立てるスピルバーグの傑作、といいたいところだが。193【poppo】さんの仰る通り、パニックかつサスペンスフルな前半はいいとして、海洋アクションの後半はいただけない。3人の男の、傲慢で独り善がりな態度はどうしたことか。彼らを見ているだけで頭に来るのは私だけなのか。いがみ合わず、お互いに協調していれば船が沈むことは無かった。エンディング、仲間が無残に殺されたというのに、何が「アッハッハ」だ。台無しになっている。 5点(2004-05-14 00:16:46) |
51. 60セカンズ
車にまったく興味がない人間にとっては、訳がわからないシーン多数。期待していたカーアクションも取りたてて挙げるものはない。決して悪い映画だというつもりはないが・・・「♪Some things hurt more much more than cars and girls...」 3点(2004-05-08 12:00:18) |
52. ジュマンジ
警官がらみのコメディは笑えたものの、肝心のサイコロゲームがどうもピンと来なかった。動物がドシンドシンと行進って、笑えるけどあまり迫力はなかった。どうせなら実際のゲームみたく、マイナスのイベントだけでなくプラスのイベントもあっていいんじゃない? 5点(2004-04-05 00:42:09) |
53. シザーハンズ
《ネタバレ》 いやー、いい映画でしたね~。前半でエドワードがハサミでベッドに穴を開けてしまうところなんか、おかしくて笑ってられるんですけど、後半はけっこうシリアスな話になっていくんですね。この映画、メルヘンチックですけど、エドワードの複雑な想いがたくさん詰まっているんですよ。結局、人間社会に馴染めなくて城へ帰ってしまったのは残念だけど、彼にとってはそれで幸せだったのかもしれないですね。現実ってやつは、なかなか手強いからね~。でも、ヒロインに、そして引いては私たちに大切な思い出を残してくれたことは確かです。 7点(2004-02-28 00:38:46) |
54. シービスケット
前半の登場人物がややこしい。3人も主人公にして、それぞれの背景を描こうとするものだから、話がぶつ切りになってしまった。ジェフ・ブリッジスが女性と知り合ってから数分で結婚するところなど。シービスケットが初めて姿を見せるのは、映画が始まって50分過ぎてから。そこからは迫力ある映像で、魅力は一気に増す。実話というのが、泣かせる。全体のトーンが重いので、決して大衆娯楽の映画ではないが、見終わったあとはきっと胸が熱くなることだろう。 7点(2004-02-20 10:12:39)(良:1票) |
55. 6デイズ/7ナイツ
中途半端なシーンが多く、最後まで感情移入することができなかった。無人島の景色も美しいし、崖から飛び降りるシーン等アクションも頑張っていたのに、残念。「なんでやねん」というツッコミシーン満載だが、一度見たらもう充分と言う感じ。 4点(2004-02-07 09:16:09) |
56. シュリ
実在する国名をあからさまに出すところなど、生々しい朝鮮半島の危機感をよく現していた。初見だったので主演と相棒の区別がつかず、やや銃撃戦が冗長だったこともあって中盤が間延びしてしまった感はあったが、ラブストーリーをうまくからめてまとめるあたりは評価できる。何よりハリウッド映画と比べても遜色ない出来の演出は、日本のそれと比べても見ごたえがあった。どこまでも続く水平線を見渡す丘で終わるラストは良い。終わりよければすべてよし。マイナス点は登場人物が多く、ごちゃごちゃしているイメージがあったことぐらい。 7点(2004-01-19 20:48:30) |
57. 修羅雪姫(2001)
せりふは聞き取りづらいし、ストーリーは何がなんだかわからないけど、アクションシーンはよく出来てるし、風景も美しくて独特の雰囲気があった。釈由美子が頑張ってよくあそこまでやったと思う。 6点(2003-12-14 16:50:35) |
58. ジングル・オール・ザ・ウェイ
なかなか面白かった。特に間違えてロボットの主役を演じるところなんかありえないけど、コメディと割り切って見ればそれもいい。いつか子供と一緒に見たい。 [映画館(字幕)] 6点(2003-12-14 16:48:40) |
59. 七人の侍
セリフが聴きづらい、白黒、異常に長いと悪い点ばかり目に付きました。 あと何年経ってまた観たら評価が変わるのかも? (2018年追記)久々に見て展開を覚えていなかったので楽しめた。 かなり長いが、各キャラクターの個性がちゃんとあるのが良い。 昔の日本人の考え方とか暮らしなどをこの映画から読み取れると面白い。 リマスター版ではないのでセリフが聞きづらく、字幕がないとかなり分からないのが難点。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2003-12-07 20:34:07) |
60. 少林サッカー
面白い。お腹を抱えて笑える映画。「よくぞお帰りになられました」以降の変身っぷりといったらもう!ホントに、少林最高(笑)女の子が最後に元の饅頭作りに戻ると思いきや、期待を裏切られたのがひっかかる。 7点(2003-12-07 20:25:05) |