41. 幸せへのキセキ
《ネタバレ》 ○どこか良い意味で古臭さを感じさせる作品。クラシックで言うと「素晴らしきかな、人生!」、少し新し目で言うと「フィールド・オブ・ドリームス」のような感じ。○大げさなお涙頂戴もなく爽やか手好印象。○マット・デイモン他キャストがいい味出している。○脇のスカーレット・ヨハンソンも色気は隠しきれない様子だった。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-06 23:28:30) |
42. 小説家を見つけたら
《ネタバレ》 ○地味だが、佳作。○途中まではどうかなと思ったが、徐々に引き込まれ、観終わった後にじーんとくる。○ショーン・コネリーはどの映画でも最後にいいとこ持って行って、スクリーンアウトしていくのが様になるね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-30 19:42:36) |
43. ジャンゴ 繋がれざる者
《ネタバレ》 ○西部劇好きのタランティーノらしく、いかにも西部劇らしいズームアップや設定の数々。すべてのオマージュは分からないが、見ていて楽しいし、オマージュ元の映画も観てみようと感じた。 [映画館(字幕)] 7点(2013-03-30 18:11:47) |
44. 市民ケーン
《ネタバレ》 ○大学の映画の講義でも絶対に名前を聞いた作品だが、ようやく観賞。様々な期待を基に観賞したものの、その期待に応えるものは特になく終了してしまった。普通に観ていられたというと語弊があるかもしれないが、やはり当時に出ないと感じられない要素なんだろうか。過去の名作というのは難しいものがあるなあ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-07 00:45:12) |
45. シンドラーのリスト
《ネタバレ》 ○話で聞いていても、やはり映像化されたものを観ると凄まじい。また観たいとまでは思わないが、経験として観て良かったと思う。○一つ難点としては、シンドラーの心境変化があまり描かれていないこと。最後の最後までユダヤ人を助けようとしていたと感じられなかった。そこまで描くとなると、もっと長い尺にはなっただろうが。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-18 20:14:17) |
46. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル
《ネタバレ》 ○何とも酷い事件だ。話も割とサクサク進むのだが、いまひとつ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-17 15:03:40) |
47. 16歳の合衆国
《ネタバレ》 ○何とも消化不良な印象を受ける一作。投げかけに対して少し考えさせられるが、もう一歩踏み込みがほしいと感じる。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-17 14:54:58) |
48. J・エドガー
《ネタバレ》 ○イーストウッド監督、ディカプリオ主演といくらでも話題作りできそうなのに、もう1日1上映しかしていない映画館で観賞。客の入りも悪く、そんなに不評なのかと思いながら観賞。いや、面白かった。映画途中で大々的に宣伝しなかった理由が分かった。○何とも酷い人生だが、最後に人間愛を入れてくるあたりイーストウッドらしい。○現代と過去をうまくリンクさせながら進んでいくストーリーはとても気持ち良かった。○メイク技術も素晴らしく、違和感なく入っていける。メイク後のディカプリオはまるでジャック・ニコルソンを彷彿とさせ、着実に良い役者へ成長しているのが分かる。 [映画館(字幕)] 8点(2012-02-19 17:24:19) |
49. 純喫茶磯辺
《ネタバレ》 ○俳優の良さと監督の悪ふざけが印象に残る作品。○内容としてはそこまでのものこそ感じないが、人間がよく描けていると感じた。○麻生久美子ファンとしてはコスプレシーンがあるだけでこの映画の存在価値があります。笑 [DVD(邦画)] 7点(2012-02-05 00:00:25) |
50. ジュリア
《ネタバレ》 ○こちらでの評判が良かったため鑑賞したが、自分が未熟なのかほとんど何も伝わってこなかった。展開に起伏もなく、最後まで見るのがなかなかきつかった。 [DVD(字幕)] 3点(2012-01-07 22:26:57) |
51. ショウほど素敵な商売はない
《ネタバレ》 ○ミュージカルとはこういうものだろうが、歌とストーリーの絡み合いがあまりにもなさすぎる。7割がミュージカルシーンとあり、ストーリーの進展はあるときは突然、あるときはストップである。○「雨に唄えば」でも拝見したドナルド・オコナーのソロシーンは突出している。残念ながら他のシーンはどれがどれだか区別できるほどのものではない。 [映画館(字幕)] 3点(2010-04-30 23:57:28) |
52. 女囚701号 さそり
《ネタバレ》 ○日本国旗で始まるあたりなかなか期待したが、内容は極めて安易な反体制映画。肩透かしだった。○突然ホラーになったりツッコミどころが満載である。○そんな映画だが、梶芽衣子が素晴らしすぎる。美しくて、目力があり、とても良い女優だ。彼女を楽しむためだけに観ても良い映画だ。 [DVD(邦画)] 5点(2010-01-05 09:29:14) |
53. 仕立て屋の恋
《ネタバレ》 ○ヨーロッパの乾いた雰囲気、マイケル・ナイマンの素晴らしいスコア、ミシェル・ブランの異色の存在感など雰囲気作りはハリウッドにないものに完成している。覗きシーンの音楽が神がかっている。○僕自身がこういう切なさを映画に求めていないからか、あまり共感できなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-01 11:29:26) |
54. ジャスティス(1979)
《ネタバレ》 ○正義と言う大枠ではあるが、何に主題を置きたいのか見えづらい作品だった。○相棒の話や、無実の罪で捕まった男の話、同業界の彼女、そして主題であったはずの権力と正義の間に立たされる主人公…エピソードを詰め込みすぎた。その割りに何が言いたいのか分からないヘリコプターのシーンはあるし。でも2時間以内という上映時間。○主要キャスト3人はさすがの存在感。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-29 23:36:20) |
55. シッコ
《ネタバレ》 ○一方の悪いところと他方の良いところを見せるというやり方はあまり好きではないが、こういった問題提示を分かりやすく見せている点からしてあえての演出だろう。○いつものムーア映画に比べると大人しい印象だった。○アメリカの医療がここまで崩壊しているとは思ってなかった。それでもこれは氷山の一角なんだろうな。いずれは日本もこんな風になるんだろうか。 [DVD(字幕)] 8点(2009-08-26 11:21:34) |
56. ジャッキー・ブラウン
《ネタバレ》 ○どうしても前作と比べてしまうのだが、やはり肩透かしと言う印象。○前作とほぼ同じ上映時間で、長さをそれほど感じなかったが、前作のそれとはまた違う感じだった。○前作では魅力的なキャスティングも今作ではほとんどなし。サミュエル・L・ジャクソンの髪型はまた面白かった。○「ACROSS 110TH STREET」はカッコよかった。 [DVD(字幕)] 4点(2009-07-10 11:09:58) |
57. 重力ピエロ
《ネタバレ》 ○原作既読。○「アヒルと鴨~」でも感じたことだが、ネタがないからこの原作を元に映画化しましたって感じの映画。原作の上っ面だけをなぞった映画。○俳優の力量もあるが、原作内での春の異彩さがまるでない。○小日向文世のカツラ姿は貴重。○金賞を取った春に対して、意地悪を言う少年が見た目もセリフもステレオタイプすぎて笑った。 [映画館(邦画)] 3点(2009-06-27 10:38:34) |
58. ジェラシー(1970)
《ネタバレ》 話は昼ドラのようなどろどろしたもの。出演者がカメラに語りかけるような独特な演出に、コメディっぽいシーンもあるが、乾いた空気観はイタリア映画らしい。主要キャストが好演。マストロヤンニはちょっと老けてるが、哀愁漂う狂人役が様になっている。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-11 23:24:46) |
59. ジョンQ-最後の決断-
《ネタバレ》 ○主人公の気持は分からなくもないが、さすがにそれはしちゃいけないと思う。病院ジャックをしたことでどれだけの公費が使われることか。これを契機に国が動いてしまったら、それこそ全てがボランティアになってしまう。○死ぬと覚悟しておいてあんな奇跡は起こさなくて良い。あんな結末になるくらいなら主人公が死ぬ方が理に適っている。○裁判の判決も甘いし。こういう人たちを味方した映画と言えども、方法論が極端すぎる。○ジョンQを引き立たせるためとは言え、悪役の警察署長にレイ・リオッタを起用することもない。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 22:16:49) |
60. 地雷を踏んだらサヨウナラ
《ネタバレ》 こういう現実を伝えるのに映画というメディアは必要なのだろうが、この映画は描写不足があまりに多過ぎる。これで生涯を描いたというには本人に失礼ではないか。なぜ戦地へ出向いてまで写真を撮るのかは絶対描かないとダメだろう。他にもシーンが飛びすぎ。そして、テーマ性は良いが、ぬるい。 [DVD(邦画)] 3点(2008-09-14 13:42:18) |