61. Shall we ダンス?(1995)
《ネタバレ》 初見時より、本作のことを思うたびに、心に浮かぶのは原日出子さん。十数年ぶりに再見。本作のネガの部分を一手に引き受け、ポジである竹中直人氏、渡辺えりこさん、草村礼子さんらの輝きを一層強く引き出している原さんの素晴らしい演技を再認識。そして、本作はおしゃれで、切ない。つつましやかで、かわいらしい。しかも、爆笑パートもある良質コメディ。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2011-12-05 21:08:59) |
62. 新・刑事コロンボ/死を呼ぶジグソー<TVM>
《ネタバレ》 異色作というか、「コロンボ外伝」を作りたかったのかも知れませんが、観客はそんなものは求めていないわけです。精細のない、コロンボもどきのピーターフォークがなんか頼りないおじいさんに見えてしまい、気の毒でした。 [CS・衛星(吹替)] 2点(2011-11-09 22:10:13) |
63. 情婦
《ネタバレ》 邦題で損しているという意見に一票。私なら、せめて「情夫」。巧すぎるタイロン・パワーのおかげで、オチに向けた「アヤ」が見えないんですもの。三谷幸喜氏が絶対好きな作品ですね。 [DVD(吹替)] 8点(2011-08-20 16:49:24) |
64. 新・刑事コロンボ/大当たりの死<TVM>
《ネタバレ》 う。カメラの絞りの目盛りと3000万ドルの当選番号が同じって、そんな偶然あり?ラストシーン。お猿の指紋はブラフで、元妻を連れて行ったら、あんなやりとりの末、自白することを仕組んでいたというコロンボ一流のアブない引っかけだった、ってのはどうでしょうか? [DVD(邦画)] 3点(2011-05-01 17:42:16) |
65. 新・刑事コロンボ/犯罪警報<TVM>
《ネタバレ》 やっぱ、コロンボは倒叙形式。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-05-01 10:39:58)(良:1票) |
66. 新・刑事コロンボ/死者のギャンブル<TVM>
《ネタバレ》 途中で主人公(犯人)が入れ替わる展開はよかったかな。油断させておいて、したたかなドロレス。「構想の死角」の商店のおかみさんを彷彿させます。でも、もっと上手(うわて)。「だから、無茶なことしないでって、言ったのに」。あんた、最初っからその気だったのかよ、っていうか、ホントにその通りだよな、ってラストも好きですね。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-05-01 06:57:48) |
67. 知らなすぎた男
《ネタバレ》 うーん。いわゆる「外国人のジョーク」を聞かされているような感じでしたね。いや、文字通り、その通りなんですけど。気が利いている風なんだけど、なんかしゃらくさい。ラスト近くには勘違いの連鎖に気づき、冷や汗かきつつも、しらばっくれてうまいことやる、みたいな展開の方が好きですね。 [DVD(吹替)] 4点(2011-04-19 21:25:40) |
68. シンプル・プラン
《ネタバレ》 あの町の中だけでドラマが完結していたら、もっと胸をせり上げるような後味悪さになっていたはず。だから「ニセFBI」という正真正銘の悪人の登場が、鑑賞後のワタシを妙に救ってくれたようにすら思う。なんちゅうもんを見せてくれてんだ、サム・ライミ! [DVD(字幕)] 8点(2011-03-31 00:02:09)(良:1票) |
69. 新・刑事コロンボ/初夜に消えた花嫁<TVM>
《ネタバレ》 これが、あの海外ドラマ「ロス警察93分署」シリーズのひとつで、しかも主役級のアンディ刑事の結婚というスペシャルなエピソードなので、特別ゲストとして、あの「コロンボ警部」が出演した!っていうなら、コロンボファンも大喜び、といったところなのですが。でも、残念ながら、そんなテレビシリーズはないわけです。 [CS・衛星(吹替)] 2点(2011-01-12 20:00:25) |
70. 真空地帯
《ネタバレ》 ラストシーンに野間宏氏の小説の一節と思われるものが映し出されるが、冒頭に持ってきた方が、観客に親切ではなかったか。タイトルの意味することを、がっちりつかんだ上で鑑賞できたと思うので。會田一等兵の「はきだめの中の善人」だか、むしろ「たき付け役の悪人」なのか分からないところや、最後の木谷一等兵の暴走が、金子班長に向かず、もしや木谷同様、被害者かもしれない林中尉に向かうところなど、営舎内の理不尽、混沌さ加減が伝わってくる。しかし、聞き取りにくい。できれば、DVD(字幕)で見たかったところ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-12-19 11:37:26) |
71. 新・刑事コロンボ/殺意のキャンバス<TVM>
《ネタバレ》 「紅の豚」で拝見して以来、森山周一郎氏のファンのつもりでしたが、イタリア人の放蕩画家の吹き替えをさせてしまうと、なんかこういうふうになってしまうのですね。途中から殺しがあったことすら忘れてしまいそうになるくらい、濃いキャラクター。これは、さずがにキツイ。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-12-14 19:30:30) |
72. 新・刑事コロンボ/かみさんよ、安らかに<TVM>
《ネタバレ》 コロンボシリーズでは珍しく、邦題で失敗してるんじゃないでしょうか?なんぼなんでも、あざとすぎる。ワタシ的には同情の余地のある犯人でしたので、うそのお葬式なんて大げさな芝居抜きで、自白させてやりたかったですね。ラストシーンのビンタは、今までのたくさんの犯人が、みんなやりたかったことだと思いますが、初老のコロンボにはイタ過ぎます。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-12-12 23:13:45) |
73. 新・刑事コロンボ/華麗なる罠<TVM>
《ネタバレ》 「華麗なる罠」って、ラストシーンの「博打」のことでしょうか。これだけ、甘々な犯人に、あんな危ない橋渡る必要があったんでしょうか。現場検証の際に、物証のマッチを警察官がポケットから出すところから、ありえない。いかにも、「コロンボ的」なストーリー展開でしたが、まるでピーター・フォークのそっくりさんが、「刑事コロンボ」の物まねをしているようにさえ思える。薄い話でした。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-11-30 00:01:24) |
74. 新・刑事コロンボ/殺人講義<TVM>
《ネタバレ》 そうですね。本作の犯人とその親、及び脚本家の方に、「こちらにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くもロス警察は殺人課、コロンボ警部にあらせられるぞ。」と言ってやりたくなりますね。最初はなめてたコロンボに、真綿で首を絞められるように押さえつけられていく犯人の様が面白いシリーズなのに、最後まで油断しきってるんだもん。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2010-11-22 15:20:42) |
75. 新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ<TVM>
普通、自己紹介するとき、「コロンボ警部です」っていうかなぁ。旧作じゃあ、「ロス警察のコロンボです」って言ってたと思うんだがなぁ、とかね。ファンとしては、気になるところはあるんですけど。でも、見る、コロンボ。次っ! [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-11-21 21:11:45) |
76. 新・刑事コロンボ/マリブビーチ殺人事件<TVM>
《ネタバレ》 新シリーズの制作陣は、旧シリーズとの無言の戦いを強いられていたはず。そのため、力が入りすぎてか、妙にあざとい犯人(ニセ超能力者やセックス・カウンセラーとか)や演出(80年代の軽すぎるポップスとか)を用いては、失敗を繰り返していました(と思う)。でも、本作については、ほぼ旧シリーズのフォーマット。落ち着いた音楽に、いい感じのユーモア。しかも、旧作に負けないラスト。さすが、「二枚のドガの絵」を書いたジャクソン・ギリス氏の脚本です。これは、おすすめ! [CS・衛星(吹替)] 9点(2010-11-21 18:00:25)(良:2票) |
77. ジャージの二人
《ネタバレ》 避暑に来た、というより、軽く隠とん生活を送りに来たという風情の二人です。娘に友達がいないことを心配するようには、とても見えない鮎川誠の父親ぶりなわけですが、しかし。ワタシ、この鮎川父の醸し出す雰囲気がかなり好きで、見終わった後、ちょっと真似してみたりしました。 [DVD(邦画)] 7点(2010-11-14 20:45:06) |
78. 新・刑事コロンボ/迷子の兵隊<TVM>
《ネタバレ》 最後のあのフィギュアは欲しいなあ。DVDボックスのおまけに付いたら、グラッとくるかも。 [地上波(吹替)] 5点(2010-10-28 23:42:18) |
79. ジャガーノート
《ネタバレ》 ひとりのヒーローががむしゃらに戦って非常事態を回避する、ってパターンが、最近の映画では多いように思います。そんな中、プロ集団が、地味に爆弾を解体していく様をじっくり見せてくれたところは良かったかと思います。そうなんですか、「赤か、青か」の元祖なんですか。このフォーマットが、延々と踏襲されるのは、不思議ですよね。もっとたくさんダミーのリードを出せば、犯人の勝率上がりそうなんですけど。 [DVD(字幕)] 4点(2010-10-25 18:18:41) |
80. しんぼる
《ネタバレ》 うーん。せめて、世の中の悪意を司るモノとして再生したら、どうだったんでしょうかねぇ。いや、もう「せめて」って感じなんですけど。 [DVD(邦画)] 1点(2010-07-31 20:02:37) |