101. 昭和残侠伝 唐獅子仁義
《ネタバレ》 藤純子の誘いを断る健さんはまるで寅さんみたいだ。「義理に負けた」重吉だが、最終的には「妻への愛」で殴りこみ。まあまあの出来なんですが、待田京介は余計だし(特に最後の「やった!」って台詞は折角の殴りこみの緊張感を台無しにしているよ)、殴りこみの前に着流し脱いで刺青見せちゃう健さんも過剰演出で「オイオイそこまでしなくても・・・」って感じ。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-11 01:34:45)(良:1票) |
102. ショウタイム
デニーロがシャツを無地に変えてしまうところがなんともオカシイ。 [ビデオ(吹替)] 6点(2007-02-12 16:44:11) |
103. ジョー、満月の島へ行く
《ネタバレ》 ラブコメ・ファンタジーなんだから、まあ滅茶苦茶でいいんじゃないの? [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-06 04:03:29) |
104. 下町の太陽
んー言いたい事はわかるんだけどね。なんか粗削りな感じがするね。基本的にはサラリーマン否定が軸なんだろうけど。サラリーマンの最大の関心事は出世であり、それを否定したらどうにもならない。世間の大半は道夫のような側面を持っていると思う。皆自分がかわいいし。工場の労働者を擁護したい気持ちもわかるが、その多くは自分の仕事に満足しているとは思えず、設定がやや極端というか無理があるような。時代背景もあるだろうけど。でもサラリーマンとして組織の歯車となって終わりなき日常を繰り返すのが今の庶民感覚なんだよね。時代劇もいいけど、サラリーマンものに取り組んで欲しいな。 まあ「つりバカ」がそうなのかもしれないけどね。 [ビデオ(邦画)] 5点(2006-09-11 18:01:43)(良:1票) |
105. G.I.ジェーン
《ネタバレ》 戦場では命が掛かってるわけですから、一番大切なのは仲間を信頼できるか否かでしょう。で、問題は「戦場で女を信用できるか?」なわけです。戦場では兵士は殺人マシーンという機械というかロボットにならなければなわないわけで、ある種のジェンダーフリーが必要とされるのは当然です。それにデミ・ムーアが挑むというのがひとつの見所なわけですが、厳しい訓練に耐えて仲間の信頼を得ていく過程は、根性モノとしてそれはそれで見ごたえがあります。ただ、女性議員とのイザコザはなんか余計な気もするし、隊長とのシコリをなくすために、衛星拾いに他国に潜入して、オマケにぶっ放すというのはチトやりすぎかと思います。ちょっと疑問が残るのは隊長がデミを救うために狙撃してしまって、自ら窮地に立ってしまうところ。デミが「自分で殺す」と言っているのに、結局はデミが信用できなかったのか?それともデミが心配で自分が犠牲になったのか?でも最終的には狙撃により自軍の存在を一気に知らしめて、危機に陥ってしまうわけで、隊長の判断としてはどうなのかな?という疑問が残る。 [地上波(字幕)] 6点(2006-06-12 01:23:43) |
106. シビル・アクション
《ネタバレ》 アンビリーバボーで内容を知ってしまったので、ストーリー的な興味は無く、役者が実話をどのように演じるか?が関心対象になるのだが、主人公の心情変化がどうもつかめない。アンビリーバボーの方が事の背景・経緯の説明が詳しくて、面白い。それなりの金をかけた映画より、TVの1時間の企画モノの方が面白いという事はやはり映画としては失敗なのだろうか?何も知らないで見たらそれなりに面白いのかもしれないが・・ [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-10 22:52:27) |
107. 下妻物語
なんとなく新しさもあって、テンポがよくて見ていて飽きないんだけれども、女子高生の友情物語というのは中年の私にはあまり響くものがないというか、ストーリー自体は少年ジャンプもどきの「努力・根性・友情」がベースになっていて、ありきたりと言えばありきたりかな? 中年が見て感動する青春映画ってのは、「懐かしさ」なんだよね。世代を超えてオーバーラップする何かがあるっていうか。自分との共通点があるっていうか。これにはそれが全く無いんだよね。 [地上波(吹替)] 6点(2006-06-10 03:21:38) |
108. ジュラシック・パークIII
ティア・レオーニがいつもと違う役どころなんだけど、こういうのもいけるんだねえ。 [地上波(吹替)] 6点(2006-03-18 03:11:47) |
109. ジョゼと虎と魚たち(2003)
ラストの男の泣き崩れで「道」を思い出したのは私だけだろうか?「道」は不可解であったが、これは理解できる。私は仕事柄障害者との付き合いがが過去に幾つかあったが、彼らは健常者よりも非常に傲慢で・ワガママだった。別に卑屈になる事も無いと思うが、逆にその反動が出ているような気がした。西脇はそれを上手く表現していたと思う。ラストの気丈さは女のの強さではなく、障害者の強さに思える。ツマブキはは単純に食欲・性欲で彼女に惹かれたんでしょう。(自分でスパゲティー作る事や、ヤラセナイでもったいぶる相手に嫌気が差してたと思われる)ただし、それらの欲が満たされると、相手が障害者という事が段々面倒になってくる。これは普通といえば普通なのかもしれないが、障害者から逃げたというワダカマリというかシコリというか複雑な心境も残っているんでしょう。(ただし、女の前で泣き崩れる事もないと思うが。) [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-14 23:23:27)(良:2票) |
110. シベリア超特急
最後の登場人物のその後みたいな説明が流れて、「これって実話なの?」と一瞬でも思ってしまった私は人間失格でしょうか???で、楽しみな2回のどんでん返し。「お疲れさまぁ~」という水野氏の笑顔で1回でしょ?かたせ梨乃が死んで2回でしょ?と思ったら、かたせ梨乃が生き返って3回でしょ?最後に水野氏が観客・関係者に死んでお詫びするのかと思ったら、笑顔でENDして4回でしょ?アレレ・・・。 [地上波(字幕)] 0点(2006-01-09 17:57:24) |
111. 死ぬまでにしたい10のこと
余命数ヶ月になったら時には「残された時間をどのように過ごすのか」が重要なわけですが、子供ほったらかしで不倫に走るというのはちょっと淋しいなと思います。結局家族と過ごす事より、不倫する事に時間を使うわけでしょ?普通は限られた時間をイチバン大事に思う人と過ごしたいと思うはずで、別に恋愛ではなく、興味本位でどうしても他人とヤってみたいなら事務的に処理すればいいだけで、そうはならずにズルズルと続いてしまった事は残念。そもそも彼女はダンナ以外とSEXしたいだけで、恋愛したかったわけではないでしょう(字幕は fall in love ではなく、make loveだし)。まあ10個もリストアップするからしなくてもいい余計な事もしてしまって、3つぐらいにしておけば、書き出し順の「愛してると言う、新ママ探し、テープ作成」に収まったのに。これが彼女にとって優先度の高い項目なんだと思いますが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-20 21:48:18) |
112. 勝利への脱出
スタローンアクションの痛快脱出劇を期待したのだが、ちょっと拍子抜け。悪くはないですが。最後の脱出劇に期待したのだが、あんな結末になるとは・・・。それにしてもスポーツが政治の道具に使われるのは世の常ですねえ。まあ国際試合には国と国の交流が含まれるので、必ず政治が付きまとうのは仕方ない事なのかもしれないけど。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-12 13:51:30) |
113. 白い巨塔
《ネタバレ》 田宮二郎と言えば、財前教授というよりはクイズタイムショックの司会の人という世代ですが(小学生は白い巨塔は見ないから)、拳銃自殺した時はそれはもう本当にビックリで、生きていた人が突然この世から消えるという、自殺というモノがあるという事を実感として教えてくれた最初の人だと思います。その後、旧ドラマを見て、新ドラマと見て、そしてこの映画という順番です。やはり最初にドラマを見てしまうとダイジェスト版という感じもしないでもないですが、ドラマも多少冗長なところがあり(特に新ドラマ)、これはこれでまとまっているのかな?という気もします。ドラマが放映されている時は飲み屋のアチコチでサラリーマンが、自分は財前か?里見か?なんて話がされていたようですが(ちなみに私はとある女性から「仕事は里見だけど、私生活は財前だね」といわれました・・・なんのコッチャ?)、サラリーマンの殆どは財前でしょう(能力ではなく、気持ち的には)。組織というところは多かれ少なかれ権力闘争をする場であり、組織に所属している以上逃れられないものです。会社の不正を裁判で証言しようって人がどれぐらいいるか考えればわかります。殆どは自分の出世が大事なはず。よって私は別に財前を悪人だとは思わないです。財前も里見も自分の意志を貫くというか自分に正直に生きているという点では同じだと思います。権力や名誉を目指す人間と誠実さを求める人間の末路は、前者及びそれを取り巻く人間達の方が生き生きとしており、変に天罰が下らない、里見が左遷させられて終わる映画のラストは誠実に生きていく事の難しさを教えてくれるという点で、すっきりしているのかもしれません。ただし、そうは言っても人間は誠実でありたいという気持ちも持っているわけで、映画版では、柳原が発言を撤回しないところは不満ですけど。はじめから一本調子な財前や里見より心揺れ動く、柳原が人間らしくてイチバン共感できますね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-06 13:49:44) |
114. シンデレラマン
ボクシングで儲かって羽振りのいい生活をしていて、欲をかいて株とタクシー事業に全財産投資したら、恐慌が起きて無一文?バカな父親ですね。自業自得です。投資は余裕資金でやるもの。ボクサーという寿命の短い明日をも知れぬ仕事をしていて、かつ家族を抱えていれば数年分の生活費ぐらいは貯金しておくのが当たり前。全く同情の余地無しで、冒頭から呆れてしまいました。こんなバカ男を夫や父に持った家族が哀れでなりませんでした。まあ蒸発せずにナントカ家族を養ったというのは最低限の責任を果たしただけで、こんなんでは感動はできない。失業手当もらって練習続けながら、金メダルとった野口みずきの方が立派です。じゃあスポ根としてはどうか?元々実力あった選手が、まさに怪我の功名でチャンピオンになるというしょうもないストーリーで、これなら、昨今のスポーツニュースでよくやっている懸命なリハビリによる復活(ロッテのジョニーのような)の方が感動します。力のない人間が努力して強くなるというロッキーと比較するのは論外で、ロッキーに失礼です。 唯一よかったのはラッセルクロウの顔が以前のパンパン顔ではなかった事かな?役作りでもしたんでしょうか?まあ、食うのに困ってる人間がパンパン顔では困るんですが。 [映画館(字幕)] 4点(2005-10-24 01:22:02) |
115. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
男性は日本版を支持し、女性は米国版を支持するように思える。ストーリーは殆ど同じなのだが、日本版は男の目線で描かれており、米国版は女の目線で描かれている違いかな?と思ったが。 [映画館(字幕)] 6点(2005-05-06 02:31:02) |
116. 自転車泥棒
流石に生活苦で泥棒という時代ではないが、「生きてりゃなんとかなるさ」と強がってみても、自分の給料や稼ぎの勘定をしてしまい、明日以降の生活について考えてしまう庶民感覚は不変ですね。 7点(2004-10-18 04:25:25) |
117. ジャスティス(1979)
交換条件で判事の弁護を引き受けるわけだが(この時点で清濁併せ呑む人物と思える)、材料が無くなっので弁護を降りたとも受け取れ(純粋な正義感と言えるのか?)、交換条件の囚人が射殺されずに生き残っていたら果たしてどうなっていたのか?が気になる。ちょっとセルピコに似ているが、腑に落ちない部分が残る。 7点(2004-08-03 01:24:49) |
118. 勝利への旅立ち
高校スポ根は「タイタンズを忘れない」という名作があるのでやはり見劣りする。設定は1950年代のようだが、自チームがALL白人なのに対し、決勝の相手の名門チームは白人黒人混合チームというのが気になった。 5点(2004-06-13 03:11:51) |
119. JAWS/ジョーズ
作品・音楽に負けず劣らず、巨大ザメの上を水着の小さい女性が泳いでるポスターが印象的。 8点(2004-05-15 21:32:56) |
120. ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演)
《ネタバレ》 ブルース・ウィリスが骨太でカッコイイ。嘘つきのコリン・ファレルは士官であっても信用しない。敵とつるんで味方の情報を簡単にバラしそうな反逆者は容赦なく殺す。作戦遂行のために茶番も展開。そして見事に作戦実行し、最後はコリン・ファレルの自己犠牲に心打たれ、自分が自己犠牲。まるで、「走れメロス」のようです。いやそれ以上かな。 8点(2004-05-09 18:51:22) |