1. シュレック2
《ネタバレ》 あとで日本語吹き替えの予告編を見て、字幕で見て良かった!と思いました。キャラクターも最高なら音楽の使い方も最高です。シュレックたちが姫の両親のところへ行ったあとに、留守番をまかされるクッキーマンたちといっしょに「おしゃれフリーク」を踊りたくなったのは自分だけじゃないと思います。ケーキマンもピノキオも長靴をはいた猫も、幸せな気持ちにしてくれました。【追】またCSで見てしまいました。1回目に見たときより、さらに気に入ってしまいました。1点UPしました。クッキーマンが看板に描かれたスターバックスのコーヒーを飲もうとして、飾りだったと気がついて怒るシーンや、両手をもがれて水の上に倒れたままで他のキャラと合わせて一緒に歌を歌うシーンなど、めちゃくちゃ大好きです。 [映画館(字幕)] 9点(2004-07-24 12:22:49) |
2. 潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ
《ネタバレ》 優しくてほのぼのとしていて一抹の寂しさを感じさせるひげそりのシーン。心に残りました。窓の外の青さと部屋のオレンジの絵画のようなコントラストも秀逸です。ロバート・デュヴァルとリチャード・ハリスが「マグノリアの花たち」のシャーリー・マックレーンとオリンピア・デュカキスのようで楽しかったです。シャーリー・マクレーン、 サンドラ・ブロックも人間味があふれていたし、つんとしたパイパー・ローリーも素敵でした。ただ、お年寄りたちが主人公なので最後に死で終わらなければいいなあと思っていたのですが・・・。楽しかった夏休みが終わるのを淋しがる子供のように、近づく人生の終わりを名残惜しんでいるような映画でした。辛い人生を楽しく生き抜き、こんな風に逝けたら幸せなのかもしれないと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-11-24 20:32:22)(良:1票) |
3. JUNO/ジュノ
どこかで乾いているのにホット、そんな映画でした。恋愛と家族の繋がりをさらりと描いていてホッとします。ここ数年、気持ち悪くなるくらい恋愛中心に会いにいってしまうような、ベタベタな思いこみ映画が多かったので、このライトさ加減は心地よかったです。ジュノ、エレン・ペイジの不思議感はアメリとはひと味違って、甲乙つけがたく味があります。 [試写会(字幕)] 8点(2008-05-29 04:47:01) |
4. 淑女は何を忘れたか
《ネタバレ》 この映画で改めて小津は和風でなくハイカラだったんだと再認識しました。斎藤達雄は和服を着てもバタ臭くかっこいいし、キュートなモを演じる桑野通子はバンプっぽくもあり魅力的です。印象的なシーンも多く、子供達が渡辺はま子のヒット曲「とんがらがっちゃ駄目よ」を歌いながら地球儀をまわして遊ぶシーンに当時の時代が見える気がします。あと栗島すみ子、吉川満子、飯田蝶子の女3人集まれば的な会話のシーン。原節子と淡島千景のやりとり同様に小津の楽しさ全開でした。ばか、かば、ばかと言い合う吉川満子、飯田蝶子、かわいくて大好きです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-07 06:18:17) |
5. ショート・カッツ
いろいろな人間が勝手に動いていて、それが世の中なんだなあと思ってしまう映画でした。昨日まで笑っていて明日は三面記事の主役になっているかもしれない、そんな現実を感じさせます。アルトマンの群像劇はどれも大好きですが、これも良かったです。 8点(2003-07-27 03:16:25) |
6. シェルブールの雨傘
最高のメロドラマです。色とりどりの傘の花、美しすぎるミッシェル・ルグランの音楽、美しすぎる雪の日のラストシーン。最後の偶然の出会い、後に残る現実。静かに寝かしたまま忘れていたワインを思い出して口にしたような極上の後味です。 8点(2003-07-23 23:18:21) |
7. ジゴロ・イン・ニューヨーク
ジョン・タートゥーロがウディ・アレンが監督した映画のように遊んでいます。 ミック・ジャガーをちゃかした会話など、ウディ・アレン的です。 お金を持ってることだけが取り柄でコンプレックスの塊のようなウディ・アレンがお金がないさえない男を演じてる妙。魅力的です。 ウディ・アレンは最初はとても苦手だったけど、いつの間にか出てくるだけで微笑んでしまいまい、年をとるのも悪くないって思ってしまいます。 ジョン・タートゥーロがウディ・アレンの映画同様に、なんでこんなに女性にもてるっていうのも、音楽もNYの映像もリスペクトしてる感じで好きです。 ヴァネッサ・パラディが出てくるとフランス映画の雰囲気まで加味されてきて、それが良い味を出しています。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-01-01 17:34:21) |
8. シザーハンズ
このサイトで好みが近いレビュワー検索ができて、楽しみながらお勧め映画をチェックしたら、ほとんど見てしまったけど好きでもないので点数を入れてない映画でした。その中で唯一好きだったのがシザーハンズ。ジョニー・デップの中でも1,2を争うくらい夢があり、美しい映画だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-31 22:22:18) |
9. 白い恋人たち
《ネタバレ》 フランシス・レイの流麗で寒ささえ感じるような音楽に乗せて、言葉も少なく環境映画のような映像が流れていきます。ただ、それだけなのに酔えてしまいます。当時24800円も出してビデオを買ってしまいました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-24 05:08:05) |
10. 小説家を見つけたら
《ネタバレ》 話の節々に出てくる台詞に良いものが多い。ベタな感じはするけど心に残る。好きです。エンディングの「虹の彼方に~この素晴らしき世界」のマッシュメドレーが良かった。アンナ・パキンは、フラグが立ちそうで立たない、こういう微妙な役が上手。ガス・ヴァン・サントらしい映画だと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-17 18:09:00) |
11. ジョージ・マイケル 素顔の告白
《ネタバレ》 ジョージ・マイケルのファンはもちろんですが、80年代の洋楽ファン、特にUKファンには見る価値のある映画です。ジョージがゲイだというのを隠していた話は、すでに何度も語られていますが、「恋人がエイズにならなかったらソニーとの裁判を起こさなかったかも」とか、「新曲がチャートで上がらなかったけど、当時は恋していたので気にもならなかった」など、音楽より恋愛に喜びや幸せを感じているところが興味深かったです。 ワムの片割れアンドリューは、もちろん、マライヤ・キャリーや、フィル・ラモーン、エルトン・ジョン、ボーイ・ジョージなども出てきて意見を言っているのが面白いです。特にボーイ・ジョージの辛口ぶりは必見。エルトンが「ボーイ・ジョージはジョージ・マイケルの才能に嫉妬している」というコメントも笑えます。 40過ぎて、やっと自分の顔が嫌じゃなくなったという言葉は、シャイな彼らしいなあと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-25 04:47:24)(良:1票) |
12. シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛
《ネタバレ》 公開したばかりの頃に見ましたが、今でもモーリン・マクガバンの歌うYou're So Nice to Be Around と港の煙ったような雰囲気が印象的です。お尻に注射をうたれてしまうジェームズ・カーンも、自分の息子をおいたまま出て行ってしまう、どうしようもない売春婦マーシャ・メイスンも、とてもかわいいです。この時代、ダメな中年女性の自立と焦燥が入り交じった名作映画が多いと思います。グッバイ・ガールの時の女の子も、この映画の男の子も上手です。ベトナム戦争の影が残っているせいか、シングルの母親とませた子供、その母親と親密になる男性というシチュエーションが多かったけど、どの映画も面白いです。 [映画館(字幕)] 7点(2006-09-18 06:33:15) |
13. 幸せになるためのイタリア語講座
《ネタバレ》 前の方に書かれていた方がいましたが、私も最初の方は「ラブ・アクチュアリー」を思い浮かべて、ああいうご都合主義の映画だったら嫌だなあと思っていたのですが、こちらの映画は楽しめました。登場人物達が多少?痛い感じがしましたが、その人達をも温かい目で見守っているようなストーリーで、どのカップルも幸せになって欲しいと、素直に思えてしまう映画でした。映画を見終った後に少し幸せが感染しました。「フィッシャーキング」もそうですが、ぎこちない食事のシーン好きです。 ただ、どこでもセックスしてしまうのが気になりました。日本人の見方なのかな・・。 そんなこともないか、この前の夕方、公園の暗がりのベンチで高校生がセックスしていたから、国柄と言うより人によるのかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-29 02:51:54) |
14. しあわせな孤独
《ネタバレ》 淋しい映画でした。父親が浮気したのは浮気相手の恋人を車ではねる原因をつくった自分のせいでだと思いつつ、それでも父親の浮気相手を責めてしまう娘。交通事故で寝たきり状態なってしまい、誰を責められる訳でもないのに、恋人や看護婦にあたってしまう男性。妻が起こした交通事故の被害者の恋人を慰めるうちに本気で恋してしまう浮気はできない(本気になってしまう)真面目一筋だった医者。恋人が寝たきりになり心を閉ざしてしまったときに孤独に耐えられずに医師に頼ってしまう女性。みんな自分を責めながらも、どうしようもない感情に翻弄されてしまいます。交通事故の責任おしつけなどのどろどろな映画にならずに、自分を責めてしまう人たちが苦しむやり場のないけれど、人生なんてそんなものなんだと思わせる映画です。生きていくことは他人を責めることは出来ないんだと、相手を自由にすることも恋愛なんだと思っている人たちの映画です。凍える街の雰囲気、音楽もよかったです。 7点(2005-01-28 03:48:19)(良:1票) |
15. シュレック
不覚にもラストで泣きそうになりました。期待せずに見ていたのですが、途中からどんどん引き込まれていきました。スピルバーグっぱいなあ、ディズニーっぽくないなあと思っていたら、ディズニーじゃなかったんですね。きれいな映像で最期は悪い人以外は、みんな幸せになって。なんとも見終ったあとに嬉しくなる映画でした。 7点(2004-02-19 20:38:48) |
16. ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5
「ショートサーキット」のレビュー項目がないです(;´Д`)。この続編も大好きです。個人的にロボットとか人魚とかオバケとか宇宙人とか動物とかの愛情(恋愛?)ものの映画には、つい点数が甘くなってしまうので、目一杯きびしく採点しました。大好きな映画でお奨めです。人間くさいナンバー5もノリのいいテーマも最高です! 7点(2003-09-23 17:12:15) |
17. シンデレラ(1950)
かぼちゃの馬車、お姫様への変身、お城の階段、ガラスの靴が脱げてしまうシーンなど息をのむようです。これを見てシンデレラに憧れない女性は少ないでしょう。ディズニーだなあとつくづく思いました。 7点(2003-09-22 10:20:18) |
18. シコふんじゃった。
日本映画に限らずですが、デブが出てくると、その肉の緊張感のなさに反比例するように映画がしまってくる気がします。面白かった。 7点(2003-09-15 03:44:01) |
19. シェルタリング・スカイ
気の遠くなるような砂漠の乾きやほこりっぽさを感じました。いつの間にかのやりきれない倦怠感、見知らぬ土地での心細い孤独感、雰囲気だけでも酔えてしまいます。見終ったあとに色々考えさせてくれる映画でした。 7点(2003-09-14 06:14:04) |
20. ジュラシック・パーク
楽しかったです。こんな遊園地に行ってみたいなあと思ってしまいました。この映画をみてから琥珀に閉じ込められた虫を見ると感慨深くなりました。 7点(2003-08-04 06:41:14) |