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1.  シャッター(2008) 《ネタバレ》 
日本が舞台だとアジアを妙に強調した映像になりがちだが、この作品はフラットに日本を撮っていて不自然さがないなぁ…と思ったら、ハリウッド映画だけど監督・撮影は日本人でした。なあんだ。 一点だけ不自然さを上げるとしたら……それは奥菜恵の服装だ。胸元リボン&小花柄のワンピース…昭和だ!! もうちょっと何とかならなかったもんか。  ストーリーは、どーしょーもないチャラ男ダメンズたちが徒党を組んで女の子を弄んで、現実でもよく起きる性犯罪で、胸くそ悪い。 弱い者いじめをする男同士の連帯ほど、醜悪なものはない。立ち去ったヒロインは正しい。 怨念系のホラー作品というのは、救われなさすぎる被害者を救うためのストーリーなのかもしれない、と思う。  ともあれ、幽霊と謎を上手に使っていて、よくできているのだが、いかんせん、あんまり怖くないなぁ。 これ、日本人も米国人も怖くないんじゃないだろうか。怖くないホラーって、失敗かと思うんですが、どうでしょうか。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-06-10 13:12:00)
2.  シャッターラビリンス
映像がいい。音楽もいい。役者の演技もいい。イマイチと思ったのは、脚本だ。真正面から素直にストーリーを作って撮りました、なので捻りとか驚きを期待しないでください、という作品に見える。 だが、ヒロインの妄想と願望と哀しみと苦しみの表現は凝っていて、とてもいい。彼女の苦悩を映像化した作品として観るなら、淡々と進むストーリーも捻りや驚きのなさも納得できる。それゆえの捻りのない脚本なのだろう、とわかる。淡々と進む場面が積み重なり、ただ一つの山場のラストへと繋がっていく。 娯楽作品を求める方にはまったく向かないが、とても良心的でいい映画であることは間違いない。この世で一番愛する子どもを喪失した母親の、魂の放浪を描いた作品だ。
[DVD(吹替)] 6点(2016-04-25 20:31:43)
3.  シェルター 《ネタバレ》 
サイコ・サスペンスかと思ったら、オカルトものでした…。脚本家が「アイデンティティ」のマイケル・クーニーなので期待したのですが、残念です。 この監督は、多重人格モノが好きなんですね。で、今回は多重人格とオカルトをミックスさせてみよう!という試みでしょうか。そこそこ成功していると思いますが、ストーリーに破たんは多いし後味は悪いしで、なんだかなぁ。 大体この神父とオババはなぜ年を取らないんでしょうか。神父が不信心者を殺して回る呪いはオババがかけたんでしょうが、それってすでに復讐ではない気がします‥明らかにオババのやりすぎです。やりすぎのオババに、神の鉄槌はくだらないんでしょうか。おかしいだろ。今神様を信じてなくとも、少女なら改悛の見込みもあるだろうに、オババは救うどころか「大丈夫。一人じゃないからさびしくない」ときましたよ。なんなんだ、そのなぐさめ。神様の代理人のつもりかい。 オババの目的がいまいちわからないので、神父の存在理由もいまいち釈然とせず、そんな神父に殺されてしまった皆さんが大変お気の毒です。せめて後味がよければ、少しはマシだったかも。俳優陣が皆さんとても頑張っていたので、いろいろ残念です。
[DVD(字幕)] 4点(2016-04-21 16:02:42)
4.  Jの悲劇 《ネタバレ》 
序盤の気球事故の場面がすごくいい。 すべての物語のはじまり、の象徴のような映像だった。  主役のジョーは著名な科学ジャーナリストらしいのだが、どうもそんな感じがしない。 学生への講義や友人とのホームパーティーで「種の保存への欲求が恋愛の欲求であり、愛とは…」等々、すでに手垢つき気味の生物学的理論を語っているわりに、実生活では若い恋人と住んでいるという、なんとなくバランスの悪い人物。  そのバランスの悪さを思いっきりひっくり返してメチャクチャにしてくれたのが、ゲイのストーカーですが、この「被愛妄想」のストーカー、とてもいい味出してました。  彼にとっての「愛」「神」は、すべて自分に都合のいい思い込みであり、妄想。 その妄想を「受け入れろ」と迫ってくる様は、ジョーだけではく観客にも強い苛立ちと恐怖を感じさせる。 観客は、気球事故での罪悪感から混乱してストーキングにうまく対処できないジョーにも苛立ち、ジョーを癒すどころか信じない恋人のクレアにも苛立ち。  クレアは、知的に見えて実は頭の中は結婚願望でいっぱいで、自分の願望を満たさないジョーに不信感を持っている。それゆえのジョーへの冷たい態度なのだろうが、すべての登場人物たちの大混乱ぶりを観ていて、観客は「愛ってナニ?」と考えるどころか、「この話はどこへ行きつくのかな~」と、ちょっと途方に暮れたりして。  「愛を信じることが神を信じることなのだ」というストーカー君の主張は、いかにもキリスト教的。 日本人はジョーに近い感覚(科学・理論を偏重する)と思うので、クレアの「あなたはおかしい」という主張の方に、違和感を感じたり。  最後にジョーは愛の存在を認めるが、成就はしない。 ストーカー君の愛も、当然ながら成就しない。  成就するかどうかと愛は別物なんだ、という事はわかりました。  あらすじを話すとつまらん映画のように聞こえますが、なんというか観客に色々な問いを投げかけてくる映画でした。よかったです。  蛇足ですが、夕食シーンの照明が暗くて暗くて。イギリスでは毎日あんな暗い中で食事してるのでしょうか。年を取ったらナイフとフォークを間違えそうです。
[インターネット(字幕)] 5点(2013-11-07 20:22:51)
5.  ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》 
人間を材料にしてお裁縫するのが大好きな、アーティスティックなモンスターのお話です。  お好みは匂いで決めるらしく、気に入った匂いの材料は、どこまでも追っかけます。 そこらじゅうに材料があっても、気に入ったもの以外はキッパリ無視、です。 車で轢かれようと、銃で撃たれようと、気に入った材料以外は目に入りません。 せっかく集めてきた材料でも、一番のお気に入り以外は、とりあえず簀巻きにして穴に放り込んでおいたりと、けっこう粗末に扱います。 お裁縫する時はいつも同じレコードをかけ、鼻歌を歌いながら楽しそうです。 お片づけはしません。  楽しそうなモンスターさんなんですが、なぜそんなに裁縫好きなのか。 ただの趣味か。趣味って言って悪ければ、生きがいか。 23年おきに目覚めて、23日間だけお裁縫。 そんなモンスターって…怖いのかなぁ。  よく、わからん………。   
[DVD(字幕)] 5点(2012-12-13 13:37:03)
6.  11:46 《ネタバレ》 
カナダ映画って、アイデアや全体の作りは悪くないのに、細かいところが雑ですね。 先にレビューしている方達と同じで、一回観ただけでは、真相に気付きませんでしたよ…。 どんでん返しの伏線を最初にはってあるんですが、もっと丁寧にはってくれなくちゃ~わっかんないよ。狙ったけど雑ってこと?それともワザと雑に?(苦笑)  まあ、伏線に気付かないとしっくりこないままで疑問がいっぱい残るので (悪魔が実際にご登場って事は、カルト教団の世迷言が正しかったってコト?そんな乱暴なラストあり?) (彼女たちが食べてるあのマフィンは何だったの?) (味方の彼と話していた通り、ラストでヒロインが目を見開くけど、その結果は?見せないまま終わり?) (そういえば、ヒロインの肩の傷って…?)ナド等、 もう一回見て、それで「ああ、そうだったのか!」と、疑問が解け、全ての平仄が合い、真相に気付く。という流れになるのでしょうねぇ。でもそれじゃ、映画館で観た人は、気づけないですよ…。  わかりやすい映画ばかりでなくともいいのですが、もうちょっとだけわかるようにしてほしかった。まあ、こーゆうのも面白いですが。  あと、役者さんたちが、ハリウッド製よりもなんか日本人に近い感じがしました。 自殺したビビアンちゃんが履いているのは厚底靴だ。容姿もファッションも、日本よりちょっと派手?程度で、違和感がないので、外国の話って感じがあまりしない。 地下鉄のホームは汚すぎるけど、確かに古くて汚い地下鉄ホームもありますし。そういう意味では、恐怖を身近に感じられて、よかったかも。  にしても、カルトって怖い。 それが言いたかったのなら、間違いなく伝わりました。カルト、宗教、狂信者。実はあなたの身近に、意外に大勢いたりするんですよって。 携帯じゃなくてポケベルってのも、なんだか怖い小道具で、ホラーにピッタリでした。  目新しさはないけど、面白かった。しかし、この邦題はナシですね(苦笑)
[DVD(字幕)] 6点(2012-11-01 15:08:32)
7.  地獄の黙示録 特別完全版
ビデオで観ました。ワルキューレの騎行が流れるヘリの攻撃シーンの時、隣で相棒くんが「これはマズイだろ‥」とポツッとつぶやきました。その通りです。私は、ある意味自虐的な映画だと受け取ったけれど、このシーンを見てカッコイイと思う馬鹿も多いのではないか。公開当時は衝撃的だったのかもしれないが、いま観ると、戦争で壊れる人間を型どおりに描いているように感じた。なので戦争映画としての目新しさはない(当然か)けれど、なんとも魅力的な映像美があり、ストーリーの流れも滑らかで少々もったいぶった所もいい。その意味では純粋に戦争がテーマなのではなく、人間の持つ狂気を描いている。しかし、人間を深く描くつもりが映画としての完成美にこだわったため、どっちつかずになってしまった感じがする。個人的にはオリジナルでも充分な気がした。
8点(2004-05-20 16:53:02)
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