1. JAWS/ジョーズ
公開当時を思い返して、あの音楽、あのポスター、あのブーム。 いろいろ思い返してみるとほんとに忘れられない名作です。 9点(2003-12-01 17:09:48) |
2. 幸福の黄色いハンカチ
すみません、こんなベタな映画なのに結構好きです。 見せ場はやはりあの黄色いハンカチのシーンなわけですが、これ以上ないほどベタなシーンだし観ていてもちろんそうなるだろうと予想はついてるんだけど、やっぱりあのシーンには猛烈なカタルシスがあります。 黄色という色と枚数と音楽の相乗効果で「やったぜ健さん..」とつぶやいてしまうのです。 8点(2003-12-12 14:24:47) |
3. 新幹線大爆破(1975)
日本サスペンス映画の傑作。邦画が海外でも金を稼げることを証明した最初の映画(だよね?) 「時間切れまで後何分」系の映画は、そのタイムアップまでを観客に知らせるにあたり、 単なる数字でしか表現できていない(典型的なのが時限爆弾のタイマー表示)ものが多いのですが、この映画では 新幹線の路線図という、日本地理という基本的な知識として観客の頭にはいっている上に、その途中途中に「何々駅」というわかりやすいマイルストーンがあるものを舞台にする事で、 観客にとってはタイムアップまでの進捗状況をわかりやすいグラフでしめされているような感じになっており、 非常にうまく緊迫感を盛り上げることができています。(「あ、岡山だ」「もう広島だ!」みたいな。) もともと、当時開業したばかりの山陽新幹線をネタに映画を一本作ろう..くらいの 安直な企画だったと思うのですが、その設定を最大限に生かした 「新幹線をネタにつかうことに最大限の必然性をもたせた映画」に仕上げたスタッフに拍手。 8点(2003-12-11 12:53:43)(良:3票) |
4. 料理長(シェフ)殿、ご用心
小粋なグルメ系サスペンス映画。適度にラブありサスペンスありの佳作でジャクリーンビセットの魅力全開映画。と、書いてみると、めっちゃ大雑把に言えば「シャレード」系映画と言えますね。 (シャレード系ってなんだよという突っ込みはあるかと思いますが) 映画の内容は原題の「誰かがヨーロッパのすごいシェフを殺そうとしている」がまさにそのものドンピシャリの内容で、当時と違ってグルメな食事に慣れた今の日本人が見たほうが面白いかもしれません。 (この映画が公開された頃、ロブスターを実際に食べたことある日本人ってほとんどいなかったと思います) 私らの世代は「なんちゃら洋画劇場」で1回や2回は必ず見てる..と思うくらいにしょっちゅうテレビ放送されてた映画なんですが、どうやらDVD化されてないらしいので、今は見るのが困難なのかもしれませんね。 こういう映画こそ、映画のジェネレーションギャップを測るのにふさわしい映画なのかもしれません。 ま、そんなもん測ってどうするのかがわからないんですが。 [地上波(吹替)] 6点(2004-01-14 11:46:45) |
5. 地獄の黙示録
もちろんこの映画は見ました...が、結局何が言いたいのかわけわからん。映画の後半というか話の主題のカーツ(だっけ)大佐の帝国話は何なの?何が言いたかったの?(ヌーっと出てこられてもなぁ..) 有名すぎるワルキューレに乗せてのヘリによる戦闘シーンは戦 争映画史に残る名シーンだと思うけど、結局この映画で覚えてるのはそこだけだ、というのが正直なところです、はい。 5点(2003-12-19 22:12:45) |
6. 白い肌の異常な夜
だれがこんな邦題つけたのか..でも、意外とある意味映画の内容を表現してると思うけどな..まぁタイトルだけしか知らなくて内容見たら 「なんじゃこらー」なんですが。いや内容しってても「なんじゃこらー」ですが。結局どういう話なのかよくわからない怪作。 5点(2003-12-12 16:55:17) |
7. JAWS/ジョーズ2
《ネタバレ》 ジョーズ3あたりのレビューは書いてたのにこの2のレビューは書いてませんでした。 興業としては大ヒットした2ですがその内容はグダグダ。 そもそもオリジナルのジョーズは「サメがなかなか出ない」その緊張感と見せかたで傑作となった映画です。 ところが2ではその手法が使えません。そりゃ1でもうサメが出ちゃってるんだから当たり前ですが、じゃぁ2ではどうするか…というと何もない。冒頭のサメに襲われるシーン、サメ目線でシーンが描かれサメの姿は出ない演出なんですが…いやどうせ1で観たようなサメですよね?この演出に意味ないですよね? とはいえこのサメ目線カメラはこの映画のがんばりどころだったらしくちょいちょい出てきます。まぁここは苦肉の策を「がんばったね」と褒めてあげるのが大人の姿勢と言えるかもしれません。 それから1作目のトラウマで頭おかしくなってしまっている署長も見てられません。 魚群を見て「サメだぁぁぁ」と叫びながら銃を乱射して暴れる署長の姿は涙無しでは観られないのですが、おそらく人間のトラウマ等について時代を先取りして深く描いてみたかったのかもしれません。わかんないけど。 そして後半子供を助けようと無策で飛び出してしまうあたり(そして無策だから役にたたない)、やはり観ていてキツイものがあります。 人間、自分が署長で前作のような事を経験してれば次に同じような事態があった時の事を想定してるものじゃないんでしょうか?トラウマから目をそらしてるだけじゃだめだぞ?だからお前は3で出番なくなるんだよ!と署長に対しては強く説教しておきたいところです。 あとサメもサメです。 クライマックスにかけてボートから子供がばんばん落ちるのに全然食べません。 いや、もっと喰えよ!いけるだろ?無駄に沢山子供いるんだからさ! てかそういう映画じゃないのか?? お前も皆と同じでダメな子なのか? と思ってたんですが、しかしヘリを襲うシーンだけは秀逸です。 よし、お前はよくがんばったぞ!とここは褒めておきましょう。 「ヘリがやられるシーンだけはいい」←ジョーズ2の感想を書けば、つまりはそういう事です。 ところで2を見直すまで忘れていたのですが、「サメの敵討ち」という馬鹿な言動、ジョーズ3のオリジナルかと思っていたんですが、なんとこの2ですでに署長が「サメの敵討ち」と言っています。この馬鹿発言は2から3への引き続きネタだったんですか…しかも夫婦で言ってるとか。似たもの夫婦! [地上波(吹替)] 4点(2021-06-21 14:12:37)(笑:1票) |