1. シコふんじゃった。
ちょっと甘いけど・・・。でも、何度観ても寅さん以降の大傑作喜劇としたい。周防・矢口・三木の現代喜劇三巨匠にはもっともっと映画を撮らせてあげたいと心から思うのだが。 [地上波(邦画)] 10点(2010-01-04 23:38:24) |
2. 七人の侍
本当に言葉がない。昔はいかに凄い映画なのかをあたりかまわず唾を飛ばして叫んでいたものだ。今回ハタと気づいたが、自分の拙い語彙力では感動、賛辞、他の作品を俎上にあげての比較論的こき下ろし、等々・・何一つ不可能で無意味であったことを。 「残るは十三騎・・・勝負はこの一撃で決まる」のセリフから涙が吹き出すのだけは変わらないなあ。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2008-09-08 00:02:50) |
3. 情婦
どうもこの邦題に近寄らせないものがあったのだが、なかなかどうしてとても良いネーミングなのではないだろうか。時の流れの端折り方に少々違和感を覚える部分もあったが、見事な原作、役者を差し引いても余りある傑作。個人的には特段の美人と思えないディートリッヒだがその存在感と共に魅力的だし、チャールズ・ロートンという名優に出会えたことに単純に感動した。感謝。ただ、邦題が違ったら倍の支持は得られただろう。 [DVD(字幕)] 10点(2006-05-31 01:46:30) |
4. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 最後のロングショット、ハンカチの下、カバンを手渡し上を見上げる健さん、 そして涙でうつむく倍賞さん。セリフ、顔の表情などまったく必要としない、作品を一気に名作に押し上げたシーンなのではないでしょうか。 [地上波(字幕)] 9点(2005-04-17 22:08:46)(良:2票) |
5. シックス・センス
《ネタバレ》 2度目、この手の映画の結末を知って観るということは、どうしても初回では分からなかった部分の整合性を確認していくことになる。十分だと思った。この流れ、粗を探して観るということはとても損なことだ。癖はなかなか治らないだろうが。 [地上波(吹替)] 8点(2007-07-08 10:39:15) |
6. シムソンズ
好感。思わず「別にこれでいいんだよな」。恐ろしいくらいのベタな話を奇を衒わずに正攻法のみで作った成功例。 [DVD(邦画)] 8点(2006-08-07 21:55:10) |
7. Shall we ダンス?(1995)
自分に才覚があったなら、何の迷いもなくもっともっと周防監督に映画を撮らせるが。 [地上波(字幕)] 8点(2005-05-08 01:45:24) |
8. しゃべれども しゃべれども
売れない落語家なんて、もっと悲惨に違いない。とても環境に恵まれた主人公なのだが、話としては好感。偶然志ん朝の火焔太鼓を聴いた後だったので、劇中の落語の出来など比べようもないが、太一君好演。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-30 01:39:10) |
9. シービスケット
《ネタバレ》 急いで原作を読んでから見た。前半が退屈という意見には頷けるのだが、不可欠な部分でいたしかたないと思う。多少競馬を知り、原作を読んだ者にとって映画の中の観客と同時にイマイチ感情移入がうまくできなかったのは、他馬にハンデを与えながら過酷なレースを勝ち上がっていくという競馬独特のシステムを描く余地が無かったことかも知れない。それにより全米を熱狂させたという過程が薄く、突然名馬になってしまったような感じがしてしまったのは残念だった。 7点(2004-01-25 23:52:30)(良:1票) |
10. 幸福のスイッチ
題名でネタバレをさせているわけで、何か釈然としないスイッチであった。 [DVD(邦画)] 6点(2007-04-19 00:24:07) |
11. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 有罪・無罪の移り変わりはよく練られた話にはなっている。が、芝居じゃあないんだ。演出かも知れないがあのセリフまわし、大仰な演技ちょっと辟易。自分は芝居が余り得意ではないのだが、やはり映画には必要のない味付けだと思う。 6点(2004-11-29 00:48:50) |
12. 新幹線大爆破
《ネタバレ》 群衆シーンなどひと昔前のテレビ怪獣ドラマ並、いい役者を揃えているからいいなあと思うシーンもところどころあるが、脚本、演出などまったくの並または並以下。キャストは嬉しいがそれ以上のことはなく、射殺されるラストシーンで一気に興醒め。日本映画界の現況にこの映画のような意気込みを感じないのは残念だが、作品的には同じ犯罪捜査物「天国と地獄」とは天と地の差。 6点(2004-10-16 02:09:36) |
13. 11人のカウボーイ
アメリカ映画でただ存在するだけで良いという役者の最たる物がジョン・ウエインなのだろう。この人ほど小賢しさ、難解、捻り等と対極に位置されると本当に清々しい。展開を予想しながら鑑賞する映画にチョットでも疲れたとき、良い意味でどうでもいいこういう映画を見ないといけないかな。 6点(2004-05-07 01:07:56) |
14. ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
ジャックリーチャーシリーズ第2弾。前作があることを今ここで知ったわけで、前を観ていれば、もっとわくわくできたのか、質が落ちたと感じたのか、とりあえずどちらでもたいした関係ないかと思う程度の作品ということで。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-09-17 12:34:23) |
15. 6デイズ/7ナイツ
暇つぶしにはなる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-11 21:57:33) |
16. 地獄門
ヒッチコックにサイコスリラー的に作ってもらいたかった。変かな?確実に言えることは是非「羅生門」と続けての鑑賞をお薦め。京マチ子が良く分かる。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-03-11 00:36:56) |
17. シャッター アイランド
なぜ構えさせるのだろうか?脳が錯覚を起こす映像とお決まりの衝撃のラストは言わないで!これを見せられてから映画を観るのだが、あきらかに逆効果。鈍感な自分には後で膝を打つようなヒントを見出すことは出来なかった。でも別にいいかな。この手の宣伝文句を受け封切り直後に来る観客はある意味狡猾だと思う。口コミでのヒットは無理か。ラストを誰かに言いたくなるような高揚感がないもの。 [映画館(吹替)] 5点(2010-04-11 23:00:51) |
18. 小説吉田学校
《ネタバレ》 吉田茂の歴史を大急ぎでなぞる映画であるから、深みはないが話は分かりやすい。しかし、余りに現在の政治家に気を遣い、どうでもいいところで名前のクレジットとともに登場させすぎる。本当にその場にいたかどうかが疑わしいものも多し。話が闘争の歴史であるのに映画は全くの逆を行くことに興醒め。 [DVD(邦画)] 5点(2008-12-23 17:08:59) |
19. 新・日本の首領2
何事も無い感じ。でも飽きずに観てしまった。やっぱ得意分野ではないが。 [インターネット(字幕)] 5点(2007-12-12 00:18:50) |
20. 新・日本の首領
《ネタバレ》 最初から何話かつくる予定で製作されているのだろうから、ここは登場人物の紹介に終始し内容はほとんど無い。ただ、この豪華キャストの分、妙に飽きなかった。自分の興味の無い分野なのだが。 [インターネット(字幕)] 5点(2007-12-12 00:16:09) |