1. 死霊のえじき
《ネタバレ》 ○このシリーズではいかに人間が惨めであるかを見せつけてきたわけであるが、結局そのクオリティは1作目に及ばず。対立構造が必要だったとはいえローズ大尉があそこまで冷徹な人間である必要性はあったのか。酷いやられ方をしているので相殺はされているのだろうが。○基本的に人間同士がうだうだやっているだけなので中盤はやや退屈。○やや面白さを取り戻した終盤だったが、ラストのいい加減さでまたげんなり。予算がなかったのか、投げやりにも程がある。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-05-29 22:44:47) |
2. 7月4日に生まれて
《ネタバレ》 ○主人公が自分勝手という意見もあるが、戦争に行ったからこそ変わった考えも尊重すべきではないか。○戦争に行く前も、帰ってきてからも家族とは温度差がある。デモシーンの力強さは当時の公民権運動そのままなんだろうな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-11 21:51:37) |
3. 少林寺
《ネタバレ》 ○どうもアクションシーンが一辺倒。映画内で同じことを繰り返しているだけの印象。○倫理的にも笑えないところもあるし、ジェット・リーの若き日を見る意外に価値なし。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-10-13 21:21:06) |
4. 死霊のはらわた(1981)
《ネタバレ》 ○可もなく不可もなくといった印象で、そこまで怖くも、そこまで面白くも感じなかった。○荒い編集ではあるが、テンポの良さが救いかな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-06-02 22:16:40) |
5. 仕立て屋の恋
《ネタバレ》 ○ヨーロッパの乾いた雰囲気、マイケル・ナイマンの素晴らしいスコア、ミシェル・ブランの異色の存在感など雰囲気作りはハリウッドにないものに完成している。覗きシーンの音楽が神がかっている。○僕自身がこういう切なさを映画に求めていないからか、あまり共感できなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-01 11:29:26) |
6. 地獄の7人
《ネタバレ》 主人公たちの行動は賛否両論を呼びそうだな。自分たちが行動を起こさないと政府は何もしてくれない。でも、結局大量殺人を引き起こしてしまう。まぁ元を言えばベトナム戦争が起こらなければ良かったのだが。それでも、なかなか要所を押さえているので隠れた佳作映画と言える。B級の割りにアクションはまあまあ頑張っている(と言っても爆発する建物はみんな脆く作られているのが見え見えだが)し、救出しようとしていた息子は死んでいたと言う良い所を突いたオチに、ハックマンの男泣きには胸を打たれた。欲を言えば、訓練シーンでもっと個を前面に押し出した演出があれば後で活きたかと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-16 22:12:17) |
7. シルバラード
《ネタバレ》 西部劇が絶滅寸前だった80年代に伝統を踏襲しながらオールキャストで描いた意欲作。ブルース・ブロンソンの心地よいスコアをバックにベタなストーリーが展開するが、なかなか丁寧に作ってあり見応えがある。しかし、キャストにもう少しノリが感じられれば更に良かったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-12 11:09:04) |
8. 潮風のいたずら
この手の映画はそれほど好きではないが、全く嫌味がなく、観た後すっきりする。たまには観たい作品。 [DVD(字幕)] 9点(2007-05-14 00:32:53) |
9. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 思っていたほどではなかった。面白いなぁと感じさせる部分はあるもののまあまあ。ダイナミックな展開があればもっと面白くなったと思う。コックの話も消化不良だし、長い割に心理描写がいまいちだったり。まぁ随所にキューブリックらしさは垣間見れたのは良いと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-12 11:56:21) |