1. シン・仮面ライダー
《ネタバレ》 最速上映にて観賞。当方仮面ライダーは全く通っておらずド素人の感想。 シン・ゴジラのように現代のものとして過去作を壊し再構築、アップデートしたものを望んでいたのだが、シン・ウルトラマンと同様原作を尊重しすぎている構造だったためあまりノれなかった。元々が映画とテレビシリーズという違いがあるため仕方ないと思われるが、思い入れの深さの差による違いでもあると思われる。世界観の根拠になる設定は細かく凝っているが、物語としての根拠にはとことん無関心でありそのため全然ストーリーにのめり込めない。 アクションとバイクに乗る姿、仮面ライダーとオーグメントたちのデザイン、綺麗な景色やカット割り等映像は抜群にかっこいいが、冒頭から造語のオンパレードだったり、オーグメントのアジト突き止められ過ぎでザル過ぎ、蠍オーグ銃でやられてる、ハチオーグのアジトから撤退後数時間後に再突入というカジュアルさがなんだか間抜けに感じられたりなど突っ込みどころ満載。シン・ゴジラのように市井の人々が脅かされている描写がなく仮面ライダーが何のために闘っているのかが??? ほぼ満席の劇場で途中退席者がいたが、気持ちが分かる…。 パンフレットには庵野監督の「自分がやりたいものより、観客が面白いと思えるものを目指した」という旨のコメントが載っており、それでコレなら監督がやりたいものをやった映画を観たかった。 [映画館(邦画)] 6点(2023-04-01 13:47:48) |
2. シャン・チー/テン・リングスの伝説
《ネタバレ》 MCU初のアジアンヒーロー、予告の時点ではなんかつまんなそうだな…と思ってたけど、Twitterやフィルマークスで絶賛の嵐だったので期待して鑑賞。予告で想像してた内容とは違っていたものの、やっぱつまんなかったな…。 さすがMCU、一定のクオリティを保っており駄作ってことはないけど、あまりに王道で捻りがないというか、DCEUでいうアクアマンくらい無難な出来で今までのMCUやDCEUを観てきた身としては、ちょっと退屈に感じた。 ストーリーもテンポの良さでごまかしてるけど数分に一回の頻度で荒さがすごい目立つし、幼なじみが弓で何かしら活躍するんだろうな~とは思ってたけどあれはやりすぎでは。終盤の中国神話×北欧神話みたいなファンタジー世界バトルが延々続いて一体何を見せられてるんだろうという気持ちになった。 主人公とヒロインの関係性も、女は男とくっつくことだけが幸せじゃない、みたいな、単純に男女の関係になる価値観を刷新したいディズニーの目論見が透けて見えて説教臭い。 父親母親伯母は美男美女なのに主人公もヒロインも妹もメインキャストがブサイクすぎやしませんか。 主人公のシムリウは初見だとガチムチオードリー若林だけどだんだんカッコ良く見えてくるからまだ良いとして、ヒロインのオークワフィナ、最初から最後まで椿鬼奴だしスタイルも普通のおばさんやん…。スター・ウォーズのローズといいディズニーがチョイスするアジア人ってよく分からんわ…。 [映画館(字幕)] 5点(2021-11-07 20:46:45)(良:1票) |
3. 新感染 ファイナル・エクスプレス
《ネタバレ》 濃いキャラとご都合展開のオンパレードだが、テンポとメリハリの良さでどんどんのめり込んでいってしまった。新幹線というシチュエーションと急速感染していく動ける元気なゾンビにはハラハラさせられたし、脚本も練りに練ったんだろうなと思えるほど登場人物たちの群像劇が見事。よもや最後に泣かされそうになるとは思わなかった。完成度の高いエンタメ作品だった。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-10-11 22:12:21) |
4. シン・ゴジラ
公開日に観に行ったけど、語るべきことが多すぎてレビューを書かないままだった。エヴァの庵野監督がゴジラを撮るということで公開前から期待大だったけど高く設定したハードルを軽く飛び越えて行った感じ。今までは平成ガメラシリーズが最高の怪獣映画で、ゴジラ派の自分としてはそれが悔しく、このレベルのクオリティでいつかゴジラを作ってほしい思っていたのだけど、平成ガメラを遥かに上回るリアルな怪獣映画、ゴジラ映画を観ることが出来て、長年の夢が叶ったというか、これこそずっと待ちに待っていた理想の怪獣映画だったのでとにかく最高だった。 [映画館(邦画)] 10点(2017-11-19 09:09:19) |
5. 新宿スワン
《ネタバレ》 園監督っぽさがほぼ無い。雇われ監督感が凄いと思ったら、やはり脚本は書いておらず、書いたのは鈴木おさむ……。この人の無難で意外性のない上部だけをなぞったような脚本って苦手なんだよな~。この出来に納得。 [地上波(邦画)] 4点(2017-09-02 09:31:48) |
6. 地獄でなぜ悪い
《ネタバレ》 映画愛とコメディに全てを振り切った思いきりの良い映画。ラストの血液ドバドバ首チョンパ残虐アクションシーンは痛快で、センスが爆発している。この作品から有名俳優をじゃんじゃん使い始めるが、作風が微動だにしないのは素晴らしい。今や人気者の星野源が演じるヨゴレ役も見所か。やはり園子温は良い。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-09-02 08:46:13) |
7. シング・ストリート 未来へのうた
《ネタバレ》 個人的に80年代の音楽もファッションもダサいのであまり好きでは無かったけど、やっぱ青春モノかつバンドモノときてこの監督であれば爽快感があるし演奏シーンはかなりグッと来た! が、展開がトントン拍子に上手く運び過ぎて許容範囲を越えたご都合主義に気持ちが冷めたのも事実。最後の船のシーンなんて普通に危ないし転覆するだろと思っておいおい笑って手を振ってる場合かと冷静に観てしまった。 リアルだとイケてないグループのバンドオリジナル曲の演奏は冷たい反応をされ罵声を浴びせられ、結局イケてるグループのバンドがヒット曲の下手くそなカバー演奏をし女の子たちがキャーキャー言って超盛り上がります。(体験談) [映画館(字幕)] 5点(2017-01-22 17:55:07) |
8. 女子ーズ
良くも悪くも今をときめく女優たちだけが見所。ゆるゆるなコメディのわりには、普通に山場とオチがあるので、そこがつまらなかった。まぁそれが福田作品なんだけど。もう少し突き抜けたことをやっても良さそうなので続編に期待します。(多分無理だろうけど笑) [DVD(邦画)] 5点(2016-10-30 14:27:14)(良:1票) |
9. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 「完全なミュージカル映画」と聞いて期待していたのだけど・・・有名なテーマ曲のところ以外はそんな無理して歌わなくてもいいんじゃない?っていうシーンばかりだった。 ミュージカルシーンは語りを挟んでこそ輝くものだということを実感。 原色を多用したスタイリッシュな色彩感覚やカトリーヌ・ドヌーヴの美しさは素晴らしい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-13 20:45:45) |
10. 女優霊(1996)
うわー怖いの来そう、来そう・・・あれ?来なかった・・・ うわっ次こそ来そう!うわー・・・ん?こんなもん? うわ・・・これすごいの来そう!やばそう!・・・あれ?こんなもんか・・・ えええっ!?終わり?え!? [DVD(邦画)] 4点(2011-08-31 13:10:09)(笑:1票) |
11. 十三人の刺客(2010)
《ネタバレ》 オリジナルの印象の弱いキャラが強烈になり、しょぼい乱闘シーンが血まみれ泥まみれのバイオレンスな乱闘シーンになっていてすごく良かった。やっぱ三池監督はこういうのが向いてるなあ。ゼブラーマンとかヤッターマンとか忍たま乱太郎を撮ってないで、こういう作品をたくさん撮ってほしい。 [DVD(邦画)] 8点(2011-06-29 18:43:50) |
12. 十三人の刺客(1963)
《ネタバレ》 ラストの大乱闘シーン見たさにそれまで退屈なのを我慢して観たけど・・・。正直しょぼい。そんなダラダラした迫力のない乱闘シーンを30分も見せられても困る。十三人のキャラも弱いし。 映像美を楽しめばよかったのだろうか。 [DVD(邦画)] 4点(2011-06-29 18:30:16) |
13. 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
《ネタバレ》 この映画を観るまで、あさま山荘事件といえば警察が鉄球?で山荘を壊したりカップヌードルが有名になったきっかけになった事件だ、ということくらいのイメージしかありませんでした。 僕には学がないので劇中赤軍や極左の連中が言っていることが難し過ぎて所々理解できませんでしたが、平成に生きるゆとりな若者である僕にとってこのようなことがわずか四十年ほど前に起きていたということはとても衝撃的でした。 確かに国に対する不満などは持ったことがありますが、実際に団結して革命を起こし、日本を変えるなんて発想はしませんでした。 この映画を観た後、文章には書き起こせないほどの感情や考えが頭の中を駆け巡りました。 多くの方に観ていただきたい作品です。特に僕と同年代くらいの方。 [DVD(邦画)] 9点(2011-06-11 18:51:20) |
14. 心中天網島
セットや演出が斬新で、観応えのある映像と明快なストーリーが見事にマッチしており、かなり満足! 岩下志麻が美しい・・・ [DVD(邦画)] 8点(2011-06-09 14:36:53)(良:1票) |
15. ジャーマン+雨
こ、これがゲージュツというやつなのかな・・・? ストーリーに起伏がないし、はっきり言って意味がわからないし退屈・・・ しかし世間ではそれなりに評価されているようだし、まだ自分には観るのが早すぎたのか [DVD(邦画)] 2点(2011-06-05 23:06:10) |
16. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 監督がガイ・リッチーということで複線回収に期待してたけど、残念ながら今回もロック&ストック~ほどの気持ちよさは感じなかった。 完全に問題が解決して話が終わらなかったので、モヤモヤが残る。続編作る気満々なんだろうな・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2011-01-23 18:12:35) |
17. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
この映画を観て何も感じない人は、たぶん幸せです。 [DVD(邦画)] 9点(2011-01-17 22:46:13) |
18. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 「十二人の怒れる男」にさらにもう一ひねり加えていて、本家を観ていても十分楽しめた。 ちょっとふざけすぎな気もするけど、コメディ映画なので気にする必要なし。 [DVD(邦画)] 8点(2011-01-15 19:34:17) |
19. ショーン・オブ・ザ・デッド
無駄がなく、テンポがいい。レコードなどの小ネタもおもしろい。 「ゾンビ映画」自体をパロディにしたような感じ。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-13 01:32:47) |
20. 仁義なき戦い 頂上作戦
《ネタバレ》 前作のクオリティを落とさず怒涛の展開をみせた本作。クサレ外道山守の死に様を楽しみにしていたのに、結局みんな捕まって終わり・・・。肩透かしをくらった。 [DVD(邦画)] 7点(2010-12-11 17:11:30) |