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1.  スカーフェイス
どこまでも熱い、第一級の娯楽大作。“成り上がり”の光と影が、約3時間に凝縮されている。アル・パチーノが、もっともアル・パチーノしている映画だと思います。
10点(2004-01-21 15:10:57)
2.  すばらしき世界
ストーリーがすばらしい。よくある勧善懲悪ものとは明らかに一線を画し、たしかに現実にありそうな話を、ものすごく自然に、少々の毒や皮肉を込めて描いている感じ。しかも主人公はけっして特異な存在ではなく、誰もが大なり小なり似たような要素を持っていて、生きづらさみたいなものを感じているんじゃないですか、と問われているような気がします。 しかしストーリーもさることながら、私がもっともグッと来たのは、前半と中盤に1回ずつあった役所広司が泣くシーン。前半は橋爪功夫婦と食卓を囲みながら、中盤は子どもたちとサッカーに興じた後で。演出なのか演技なのかわかりませんが、大の大人が堪え切れなくなって人目も憚らずに嗚咽するというのは、まさにこんな感じだろうと。仮に前後を切り離してこのシーンだけ見たとしても、私はきっともらい泣きしたと思います。
[インターネット(邦画)] 9点(2024-02-02 02:02:51)(良:1票)
3.  スポットライト 世紀のスクープ
これこそ本来の新聞記者や弁護士の仕事という感じ。まったく地味だし、まさに「闇の中を歩き回る」ような不安な日々だろうし、場合によっては多くの敵を作ることにもなります。特に最終盤、マイケル・キートンの「俺たちはどうなんだ?」以降のやりとりにはシビれました。こういう真摯な姿勢から良質な記事は生まれるんだろうなという気がします。憶測やイデオロギーありきだったり、取材対象者の発言の意図を捻じ曲げたり、まして間違いを指摘されてもロクに訂正も反省もしないような新聞では、読者の信頼を失うだけですよね。どこのこととは言いませんが。 まったく余談ながら、スタンリー・トゥッチに髪の毛があることに驚き。ジェイソン・ステイサムに次ぐ「世界で2番目にカッコいいハゲ」と思っていたのですが。もともと生えてたんでしょうか、それともズラ? 全編にわたって地味な作品ですが、彼の初登場シーンには衝撃を受けました。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-05-16 07:00:43)
4.  砂の器 《ネタバレ》 
超久しぶりに再見。やはり大傑作だと思います。かつて原作も読みましたが、この作品は小説より映画のほうが圧倒的にクオリティが高いと思います。(小説における和賀は、超音波で殺人を試みるとかいう、超絶奇人変人として描かれていてドン引きした覚えがあります。) たしかに、前半でたまたま加藤剛と同じ列車に乗り合わせるとか、島田陽子が列車から布片を捨てる様子をたまたま乗り合わせた記者が記事にして、それをたまたま読んだ森田健作が鋭すぎる直感を働かせるとか、「たまたま」が過ぎる場面もあります。 しかし秀逸なのはやはり終盤、「宿命」の叙情的な音楽とともに展開する父子の旅の場面でしょう。日本の美しい四季の風景と、その中で見せられる人間の醜さと、文字どおり掃き溜めに鶴のように現れる緒形拳。そして最終盤にトドメのような加藤嘉の嗚咽。もう涙なしには見られません。これらの場面さえあれば、「たまたま」が多くても、ストーリーが少々強引でも許せる感じがします。結局、主役はあくまでも丹波哲郎ですが、終盤にしか登場しない加藤嘉と緒形拳の印象ばかりが残っています。 とは言うものの、和賀はこれだけ父親の愛情と駐在さんの善意を注がれながら、なぜか冷徹で残忍な大人に成長してしまったわけで。物語としては少々納得しにくいかな。あの純朴な少年はどこへ行ったんだと。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2024-04-27 03:20:41)
5.  頭上の敵機
他の方も指摘しているとおり、戦争というよりリーダーシップがテーマでした。毅然としたグレゴリー・ペックは見応えがあります。古今東西を問わず、管理職は孤独で辛いもんだなぁと。また優秀なリーダーが組織にとっていかに貴重なものか、後継者の育成がいかに大変かということも、あらためてよくわかります。 本題はこれくらいにして、個人的に印象に残っているのは、後半に爆撃機の帰還を待つ地上勤務の面々を描いたシーン。なんとなく空を気にしながら適当に時間をやり過ごすわけですが、さぞかし「無事に帰ってきてほしい」と祈るような気持ちだっただろうと思います。 そして帰還が始まると、一斉にそれぞれ持ち場に散って職務を全うするんですよね。本筋とはあまり関係ありませんが、また戦争映画で描かれることも滅多にないですが、こういうリーダーでもエリートでもないバックオフィスの姿は本当にカッコいい。私自身が社会の一兵卒に過ぎないせいか、ついつい共感してしまします。 しかし、この邦題は意味不明。一応「直訳」なのかな。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-05-27 02:38:20)
6.  ストレンジャー・ザン・パラダイス
予備知識ゼロで見たのですが、喜劇だったんですね。ラストの飛行機が勢いよく飛び立つシーンは、今でも思い出すだけで笑えます。それに最後まで引き込まれたのは、ひとえにヒロインが魅力的だったから。単に美人なだけじゃなく、寡黙ながらも芯が強そうで、サバサバしていて少し薄幸そう。旅立った彼女がどうなったかを見届けたい(もしくは見守りたい)と思うのは、おそらく主役の彼だけではないでしょう。というわけで、おおいに楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-27 22:25:48)
7.  スコア
単純におもしろかった。けっこうハラハラドキドキしたし。それに、この手の話にしては珍しく、一滴の血も流れなかったところがいい。よくできた痛快娯楽映画といったところでしょうか。
8点(2004-03-01 01:09:42)
8.  すばらしき映画音楽たち
さらりとメロディを聞くだけで、映像や世界観をパッとイメージできるのが映画音楽の魅力。あるいは見ていない映画でも音楽を聞いて「見てみたい」と思うこともあるし、たとえ陳腐なストーリーでもつい音楽に引っ張られて見てしまうこともあります。その意味では、間違いなく〝主役〟でしょう。 で、学者さんが出てきて潜在意識云々と説明するのも面白かった。たしかに単なる好みの問題ではなく、音楽と結びついた映像には人の意識を先導もしくは洗脳する力があるように思います。 そして何より、映画音楽界のビッグネームの話にはそれぞれ含蓄があります。どれほど「天才」とか「売れっ子」とか呼ばれている作曲家でも、けっしてサラサラっと曲が書けるわけではなく、多大なプレッシャーを感じながらいろいろチャレンジしているんだなということがよくわかります。日々の我が身の仕事ぶりを恥じ入るばかりです。 ただし構成上仕方がないのですが、テロップと字幕が同時に出る上にテンポが早いので、ついて行くのがなかなか大変でした。とても音楽に浸るどころではない感じ。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-26 23:44:05)
9.  助太刀屋助六
仲代達矢の凛とした佇まいと、真田広之の溌剌とした立ち居振る舞いが印象的。お二方とも体幹がしっかりしているのでしょう。別にセリフがなくても、いるだけで絵になる感じです。岸部一徳とか村田勝浩とか本田博太郎とか、20年前も今も役どころがまったく変わっていなくて笑えます。これはこれですごいことなんじゃないかと。一方でオロオロする岸田今日子は新鮮でした。 要するに痛快娯楽時代劇ということで、日本映画にしては珍しいほどテンポよく、サラッと見れます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-17 23:39:23)
10.  スパイ・ゲーム(2001)
CIA工作員の話と考えると遠い世界が舞台ようですが、何度となく繰り返されるトカゲのシッポ切りの話と考えると、俄然親近感が湧いてきます。組織を守るため、もしくは不祥事を包み隠すために、外部の協力者や下っ端に責任をなすりつけるのはよくある話。ロバート・レッドフォードのような幹部または上司が現れることは滅多にありません。しかしちょっとカッコよすぎか。この作品を見るかぎり、もしかすると自分はある意味でCIA工作員よりもっと過酷な環境で働いているのではないかと、ちょっと背筋が寒くなりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-09-23 23:19:22)
11.  スター・トレック(1979)
トランプ大統領が誕生したら、きっとアメリカ人はクリンゴン人になってしまうんでしょうね。なかなか見応えがありました。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-02-28 03:00:37)
12.  スラムドッグ$ミリオネア
けっこうシリアスにまとめていますが、コメディにもなりそう。リアリティを追求するようでいて、実はかなり奇跡的なストーリーなので。あのクイズ番組がこれほど絶大な人気を誇っているというのも、ちょっと違和感があります。とはいえ「ラティカ」という名まえと、ラストのいかにも〝インド映画風〟なダンスシーンが妙に印象に残っています。 
[インターネット(字幕)] 7点(2015-04-13 04:10:43)
13.  スーパーマン(1978)
たぶん超久しぶりに再見。だけどまったく覚えていませんでした。 とにかく、最初の50分がやたら長い。みんな知ってるスーパーマンの生い立ちなんかどうでもいいから、とっとと新聞社で活躍するところを見せてくれと。その後の活躍はさすがに人知を超えています。まあスーパーですから。 個人的なツボはジーン・ハックマン。カリフォルニアを海に沈めれば、その奥の砂漠地帯が海岸線になって地価が上がるという、いかにもアメリカンな短絡発想がすごい。こちらのほうが、よほどスーパーでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-09-02 22:59:58)
14.  ストリート・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 
うんと若いころに見ていたら、単純に主人公とヒロインに憧れていたかもしれません。しかしそこそこ年齢を重ねてくると、ウィレム・デフォーはあの大組織をどうやって束ねたんだろうとか、その大勢の手下たちの前でボコボコにされて、今後の運営は大丈夫なんだろうかとか、あるいはあのマネージャー氏は相当の敏腕なんじゃないかとか、そして実社会では元ソルジャーの女性のほうがヒロインより絶対にモテるだろなとか、自分ももし出会えるなら元ソルジャーのほうがいいなとか、つい雑念混じりに見てしまいます。それはそれで面白いんですが。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-04-20 01:51:00)
15.  スティーブ・ジョブズ(2015)
プレゼン前しか扱わないという切り口も、グチャグチャな時間軸も、早口でまくし立てるセリフ回しも、きわめて技巧的。「どう? 気が利いてるでしょ、アタマいいでしょ」というインテリ臭(またはインテリ・コンプレックス?)が漂います。このあたりは、好き嫌いが分かれるところでしょう。個人的には、少々ツンと来ました。いずれにしても、スティーブ・ジョブズについての予備知識がないと、かなりわかりにくいんじゃないでしょうか。2013年版のほうが、ずっと丁寧で親切でした。 それよりショックだったのは、ファンだったはずのケイト・ウィンスレットが、まったくウィンスレットに見えなかったこと。前半はメガネのせいかと思っていましたが、後半にメガネを外してからも「こんな顔だったっけ?」という感じ。太られたのか、老けられたのか、それとも私の錯覚か。 それはともかく、ジョブズ作品が相次いで2本も作られたわけですが、いずれも描いているのは前半生までです。壮絶な後半生をテーマにした作品も、きっとこれから何本も作られるのでしょう。
[インターネット(字幕)] 6点(2017-05-13 02:04:34)
16.  スクープ・悪意の不在
こういうことは日常的にありそうです。現実の「スクープ」は、もっと悪意と私欲にまみれている気がしますが。P・ニューマンのように反撃に出る人も稀で、ほとんど泣き寝入りするしかないでしょう。そう思いつつ見ていたのですが、逆転劇にあまりカタルシスはなし。なんとなくまぁーるく収まったという感じ。ちょっと残念です。 余談ながら、S・フィールドといえばドラマ「ER」の中盤に登場した狂気の母親役が強く印象に残っています。本当に狂気の人なんじゃないかと心配になるほどでした。それだけ芸達者ということですが、若かりし頃はふつうの役も演じていたんですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-11 13:04:52)
17.  スティーブ・ジョブズ(2013)
主役その他の〝そっくり度〟に驚き。ガレージで起業した当時の雰囲気なども含め、再現度はかなり高いように思います。しかし、見どころはそれだけ。おそらくウォルター・アイザックソンのベストセラー『Steve Jobs』を下敷きにしていると思われますが、その断片を切り取ってつなげただけという感じ。同書を読んでいないと、各シーンの意味がよくわからないんじゃないでしょうか。その意味で、同書の〝宣材映像〟としてはよく出来ています。「1」だけで完結しているのも、尻切れトンボな印象ですね。Appleに復帰後の「2」こそいろいろあるように思うのですが。 とはいえ、「すり合わせだ」「コンセンサスだ」「社内コミュニケーションだ」という一般的な経営学より、たった1人の「完璧主義者」「激情家」のほうが、よほど「世界を変える」力を持っているんだなということはよくわかります。
[インターネット(字幕)] 6点(2015-10-26 15:27:58)
18.  スワロウテイル
音楽はすばらしい。挿入歌もBGMもいい感じです。それに英語・中国語・日本語のチャンポンも、いい雰囲気を作っていました。 しかしストーリーは、部屋いっぱいにオモチャを散らかした印象。妙に多い出演者の1人当たり出演時間は短めなので、あまり感情移入もできず。特に友情出演的な有名女優さんたちは、いずれも“取って付けた感”があって浮きまくっていました。こんなことをされると、映像が一気に安っぽく見えるだけなんですけど。 そしてもう1つ。90年代のごく普通の東京の街と、「円都」と称するエキゾチックな貧民街と、「あおぞら」のある荒野が比較的至近距離に立地しているとは、当方な貧困な頭ではとてもイメージできませんでした。三上博史の熱演は良かったけどね。
[インターネット(字幕)] 6点(2014-09-09 23:40:06)
19.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
「その発想はなかったわ」という感じ。ご説ごもっともで、秀作であることは間違いありません。とはいえ野暮ながら疑問に思ったのは、「地域にここまで愛される金融機関とは何か」ということ。「貧しい人にも住宅を」という意味では、かのサブプライムローンと変わりません。しかしバブルがはじけてリーマンその他の金融機関がバタバタ潰れたとき、地域住民が金を持ち寄って救ったという話は杳として聞きません(当然ですが)。 では、両者の違いは何なのか。お金に色はありませんから、突き詰めればそれは「金利」でしょう。おそらくベイリーの店では、地域住民の直近の幸福を追求して、できるだけ高利で借り受け、できるだけ低利で貸し付けていたものと思われます。しかしものは考えようで、もう少し利鞘を追求していれば、店の業務も拡大でき、もっと多くの人に資金提供し、もっと多くの住宅を建てられたかもしれません。それは地域住民の中長期的な幸福につながったはず。だとすれば、ポッター&ゲッコー&リーマンの「強欲は善」にも一理あるわけで…。結局、何が「正義」かはなかなかわからないということです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-20 01:39:32)
20.  スパルタンX
郷に入っても郷に従う必要はない、ということか。さすが中華思想です。それにしても、なぜ舞台がスペインなのか、当のスペインの人はこの映画にどんな感想を持つのか、興味は尽きません。その違和感がおもしろいのですが…。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-23 17:59:47)
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