Menu
 > レビュワー
 > 鱗歌 さんの口コミ一覧。6ページ目
鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567
投稿日付順1234567
変更日付順1234567
>> カレンダー表示
>> 通常表示
101.  SPACE ADVENTURE コブラ
我ながらウッカリにも程がある、と思ったのですが、あのカズレーザーというタレントさんがコブラの恰好を真似しているということに今まで気づいていませんでした。すみません。しかし逆に言うと、金髪のムキムキがピチピチの赤い服を着たところで誰しもがコブラになれる訳ではない、ということで。 やっぱりこのコブラ、シャレてて、カッコいいですね。しかし声はテレビ版でお馴染みの野沢那智ではなく、愛のメモリーでお馴染みの松崎しげる。いや、松崎しげるっつうたら、やっぱりハン・ソロでしょ。という黒歴史はさておき。ニヒルなコブラには、意外にこのハスキーな声も、似合ってしまう。いい感じ。 この映画版というのは初めて見たのですが、映画版では左手が義手ではなく、直接、サイコガンに変化する、ってのはこれまで何となく知ってました。とすると、あの無敵のクリスタルボーイをどうやって(義手無しで)倒すんだ? 倒せないんじゃないか? ってのも何となく気になってました。いやこれはウソで、そんなに気になっていなかったけど、うっすらとイヤな予感が。 結局のところ、映画版、最後までもう一つ盛り上がらなかったですね。クライマックスの対決が、割と普通に終わっちゃった。 というのもありますが、それより、ストーリー自体が、何やら愛がどうのこうのと薄っぺらいことを言うばかり、何かと言えばとりあえずキスシーン、そりゃ盛り上がらん訳で。 とは言え、アクションシーンはやっぱりカッコいい。左手のサイコガンを構えるコブラの姿が、やっぱりカッコいい。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-10-09 07:50:54)
102.  素顔のままで
デミ・ムーアのストリップダンスを目当てに見てたら、意外や意外、思わぬ部分に見どころがあって、儲けもの・・・というパターンを期待してしまうのですが、さらにそのウラを行ってて、やっぱりストリップ以外に見どころが無いという・・・。 確かに、なかなか堂々たるダンスを披露してくれて、意気込みはしっかり感じさせてくれますが、そこに至る鍛錬とか、ストリッパーとしての矜持みたいなものはあまり見られなくって。むしろ目を引くのは裏方の男たちの情けないような微笑ましいような姿、の方かも。 なんか波乱が起こるだろうという期待に対して、もっともらしく殺人事件が起きたりもするもんだから、さらに始末が悪い。何がどうするわけでもなくウダウダとオハナシが続いた挙げ句、ラストで勝手に大団円みたいに締めくくられても、ねえ。 この上ない、置いてきぼりを食った感が。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-08-01 13:03:27)
103.  スクランブル(2017)
この主演俳優がクリント・イーストウッドの息子だなんて事は知らない方がいいですよもしイーストウッドの息子だなんて事を知ってたらどんな表情していてもああホントにイーストウッドそっくりだなあってな事が気になって気になって作品に集中できなくなっちゃうからだからシーストウッドの息子だなんて事は内緒にしておきましょう。私って、最低ですね。 冒頭の、走るトレーラーから高級車を強奪するシーン、飛び乗るぶら下がる飛びつく等々、体を張ったアクションがなかなかのカッチョよさで、映画の活きの良さを期待させます。 が、その後の展開はちょいと、もたついちゃう。次のターゲットのクルマは一体いつになったら盗み出すんだ、と、マフィアの親分ならずとも、思っちゃう。やたらと仲間が多い割に、彼らの存在感が薄いのも妙。かなり個性的な爆弾オタクですら、存在感が薄くって。中盤、もうちょっと彼らを物語に絡ませてあげたら、こんな薄味の作品にならなかった、かも。 クライマックスのカーチェイスにおけるCGの使い方にも一部、ちょっと残念なものはありますが、多少はクラッシュやら爆破やら、見せ場は作ってます。 そういや、この主演俳優、何だかヒュー・ジャックマンに似てますね・・・?
[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-02-07 20:42:26)
104.  スターリングラード 史上最大の市街戦
冒頭、なぜか東日本大震災が描かれて、しかもどういう訳か、ロシアの救援隊が瓦礫の中からドイツ人を救出する。で、さらにどういう訳か、「五人の父親」というよくワカラン話を初めて、そこから本編に至るのですが、うん、やっぱりどうしてこんな構成なのか、よくワカラン。 それにしてもこの、デジタル時代に戦争映画をどう撮るか、という難しさ。CGが使える、使ってしまう。 スターリングラードにおける市街戦。映画における市街戦というと、破壊された、あるいは破壊されていく街、という、日常と非日常との接点。はたまた、画面上に配置された建物や瓦礫の中での銃撃における遠近感。とかいったものを、つい見どころとして期待してしまうのですが、それが、CGだと「多少は動く書き割り」みたいになってしまって、どうも雰囲気が出ない。気分が乗らない。 「五人の父親」などという話を冒頭でブチ上げた割には、この五人もさほど際立った印象を残す訳でもなく、少々厭戦的なドイツ側将校のエピソードの方が、むしろ印象的か。あくまで前者に比べれば、ですけれども。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-13 03:24:23)
105.  スクール・オブ・ロック
罪のない映画。いや、罪深く無いことは無いような気もするけど。まあ、硬いコトは抜きにして。 と言いたいところだけど、やっぱり、なあ。 主人公が身分を偽って、教師として名門小学校に潜りこみ、子供たちとロックバンドを組んで活き活きとしたクラスにしちゃう、というんですけれども。 子供たちに対しては「キミは才能がある!」の一点張り。実際、たまたま才能のある子供たちが多かったみたいなので運が良かったけど、もうちょっと子供たちの表情なり成長する姿なりをしっかり描いてもよかったのでは。なのに、何かというと、ジャック・ブラックの「顔芸」に頼ってしまう、安易な構成。まあ、彼が芸達者なことは、大変よくわかりましたけれども。 音楽の才能のある子はいいけど、才能の無い子はというと、今度は「裏方として才能がある」とか言っておだてて、その気にさせてしまう。 経営学を名乗るインチキ指南書とかに、こういうのが「指導者としての良い例」などと掲載されていそうな気がしてくる。そのくらい、インチキくさくって、感動にも笑いにも教訓にも繋がりません。登場人物全員がナットクしてハッピーエンド、なんだけど、わたしゃあんまりナットクいきませぬ。 もともとインチキな主人公に、インチキでもってドラマを引っ張らせ続け、最後までインチキなまま走らせてしまった印象。「真実がインチキを追い越す瞬間」というものを、本当は見たかったのだけど。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2020-08-13 14:07:34)(良:1票)
106.  スパイダーマン:ホームカミング
またもスパイダーマンの新シリーズ、大人の事情と言うべきか、それとも子供じみた事情と言うべきか。 また一からやるんなら、何か面白いこと思いついたんならまだしも、マーベル印だというだけで大して新味もなく、結局、「スパイダーマンの糸があわや、切れそう、剥がれそう」というサスペンス以外にこれといって見せ場がない、このマンネリ感。 今世紀に入って三度目のシリーズだから、「ピーター・パーカーがどうやってスパイダーマンになったかなんて、もうどうでもいいよね」とばかりに、適当なストーリー。 マイケル・キートンの特徴の薄い顔立ちも、悪役としてはちと弱い気が。
[DVD(吹替)] 5点(2019-11-14 21:12:16)
107.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス
J・J・エイブラムスという人は、スタートレックを撮ればスタートレックらしく撮るし、スターウォーズを撮ればスターウォーズらいく撮るし、器用な人なんでしょうね。って言ってもこの作品が本当に「スタートレックらしい」のかどうかは、とてつもなくスタートレックに詳しい人が世の中にはいますので、そういう人に訊いてみる必要がありますが、とりあえずこの、それなりにソレっぽく、それなりに散漫な感じが、まあ、こんなもんかな、と。 特にあの、カーク達が囚われの身となった絶体絶命のクライマックスから、まさかまさかの、クダラナイにもほどがあるというオチ。こんなのスタートレック以外では許されないでしょうなあ。 前作のスポックはかなりダメダメだったけど、相変わらず魅力がない。中途半端なんだね。とことん正直で、とことん変人でいてくれたら、それでいいのに。突き抜けた愚直さは、時に真実を映し出し、時に現実を批判し、時に感動を呼ぶ。日寄ちゃあダメよ。中途半端はダメ。 お、懐かしや、このヒトもしかしてピーター・ウェラーでは?と思ったら、やっぱりそうでした。こういうツマラナイこともホンのちょっとだけ、感動を呼んだりして。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-26 21:53:18)
108.  スター・トレック(2009)
この軽すぎるノリ、意識的にやってるのかも知れないけれど、すみません、ここまで軽いと、ついていけません。冒頭からカークの生い立ちを、お茶漬けのごとくサラサラと長し、エンタープライズ号の船長の座まで、一直線。一応は鼻つまみ者だったハズなんですけどね、何ぞ、転機らしいものがあってもよさそうなもんですが。 タイムスリップやら並行宇宙やら、SFっぽい道具立てとはいっても、骨董品の部類、並べ立てただけではさほど面白くもないし。果ては、宇宙からダイブする場面での無音の描写、別に何らの効果を狙った演出とも思えないけど、もしかして、「ちゃんと『科学』してます」ってか? コレ、2009年の映画でしょ、2001年宇宙の旅からもう8年も経ってるのに、じゃなかった、40年以上経ってるのに、ちと発想が古いのでは。 故郷を失った慟哭、なんてのも、およそ有って無いようなもの。 カークとスポックとの間の友情が、事情通のニモイ氏に「都合により仲良くしてもらわないと困るんです」みたいなコト言われて生まれる、ああ何てテキトーな。軽いノリもここまで来るとアッパレ、ちょっと感心してしまったのでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-05-07 10:20:50)(良:2票)
109.  スペース・カウボーイ
老人版『スペース・キャンプ』といった感じの作品。『アルマゲドン』などという、ポンコツどものくせに「オレ達が地球を救ってやる」みたいな作品には閉口しちゃうけど、本作みたいに軽いノリで宇宙に行っちゃうと、リアリティがどうのと突っ込む気も起らず、むしろやりたい放題の部分に痛快さを感じちゃう訳ですね。そこはいいと思う。ただ。宇宙に行っても「オレがイーストウッドだぜ」というノリを通し続けるのって、ちょっとついて行けない部分もあるのです。40年という歳月を肉体的にのみならず精神的にまでも簡単に埋めてしまう。宇宙に行ったらさすがにもっと感動しないのかい? 謙虚な気持ちにならないのかい? 多分このノリなら、死ぬときも軽いノリで天国に行って、「天国でもイーストウッドだぜ」とスカしてるんじゃなかろうか。と、そもそも本作、題材とノリとのギャップが、しっくりこない、だもんでなーんだか物足りないのです。「宇宙に行ってもイーストウッド」よりも、「宇宙に行ったらイーストウッドは?」っていう方に、興味があるのだけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-08-18 17:13:26)
110.  ステルス
そりゃまあ他国の扱いのヒドイ映画には違いないんだけど、この映画において一番扱いが悪く一番マヌケに描かれているのはアメリカ軍であるように感じてしまった。元々何も描いてないんじゃないの、と言われればそれまでだけれど。なにせこの作品のデタラメさ、こういうのを作れてしまうのは、つくづく勇気あるよなあと思う。
[地上波(吹替)] 5点(2011-07-06 22:52:20)
111.  300 <スリーハンドレッド>
脳味噌まで筋肉で出来ているような映画でした。
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-19 06:40:47)(良:1票)
112.  スパイ・ゲーム(2001)
CIAをまさに引退しようとしている初老の男、演じるはレッドフォード・・・これがレッドフォード? そもそも、「初老である事」と「レッドフォードである事」は相容れないもの、彼は歳くっちゃいかんのだ。ってまあそれは無茶というもんだけど。さてこの映画。ブラピが中国にとっ捕まって、24時間以内に何とかせにゃ、死刑になっちまう、ってな設定なのに、大半はレッドフォードが延々と思い出話にふけり続けるだけ、という妙な内容。トニー・スコットも、さすがにこれは緊張感無さ過ぎるということだけは気づいたらしい。何とか盛り上げようと、もう映像テク満載にしております。これは結論から言うと、完全に裏目に出てると思います。本来、もっと静かに語られるべき映画じゃないんですか? 無意味なカット割りを始め、別段目新しくもないテクニックを際限なく連ねており、まあ確かにここまで徹底的に映像をいじるのはゴクロウサンなこっちゃ、とは思いますが・・・少々しつこいし、なんか映画全体がウソ臭くなっちゃったのよね。お陰で緊張感をさらに希薄なものにしてしまってます。この映画はせめて、もっとじっくり、ジワジワ盛り上げながら描かれるべきだったハズなのに。もしかして、トニー・スコットという人は、我慢の足りないヒトなのではないかと思ってしまいました。ゴメンね。
5点(2004-04-03 22:28:00)
113.  スーパー・マグナム
う~~~ん。と唸りたくもなるスーパーマンダムな作品。もともとエゲツないシリーズではあるのですが、こりゃアンタちょっとやりすぎ。これまでは一応、理不尽な暴力に立ち向かうポール・カージーの孤独な姿が、曲がりなりにも見所だったのですが、ここ3作目に至って、もう何もかもが理不尽で、ついていけませーん。アメリカってこんなに怖い国だったのー?まさかね。「Death Wishシリーズの邦題を製作年度順に述べよ」この問いが適性検査で出題されたら、仮に知っていても正解してはいけない。
5点(2003-11-08 01:37:45)
114.  スウィートホーム(1989)
特殊メイクをディック・スミスに依頼したとか、伊丹十三ロボットをせっかく作ったけど動きが悪いから惜しげもなくボツにしたとか、そういうメイキングにまつわる話が頻繁に紹介されましたが、いざ観てみると、全部言い訳みたいに聞こえちゃう。大体、話のキッカケからしてヒネリも何もなくしょうも無さ過ぎ、設定が悪いとさっぱり怖くない。だがしか~し。怒涛のように押し寄せる海外ホラーを、人ごとのように観てた当時の我々に、「日本人もこういうの作れるんだよ、作っていいんだよ」という、思いもよらない事を教えてくれた記念すべき映画、そのチャレンジ精神には拍手を送りましょう。
5点(2003-10-11 00:32:06)
115.  スティーヴン・キング/痩せゆく男
すごい!本当に痩せていてるみたいで、リアル!しかもそれだけ! こういうのって短編としてオムニバス映画にこっそり紛れ込んでると、印象に残るかもしれませんが、一人立ちする程のもんでは・・・。スティーヴン・キングがドラッグストア店主の役で何となく嬉しそうに出演。さすがに『日本沈没』に出てた小松左京ほどの喜色満面ではないね。
5点(2003-09-15 14:35:46)
116.  スーパーマン4/最強の敵
ニュークリアマン。最弱の敵だと思います。最期は人の役に立ってるしな。
5点(2003-05-31 13:53:07)
117.  スカイスクレイパー
アメプロはほとんど見ないからよくわからんのだけど、それでも勝手に想像すると、アメリカのプロレスファンは「攻める側」を見ていて、日本のプロレスファンは「攻められる側」を見てるのかな、と。「勝つ」プロレスか、それとも「負けない」プロレスか。そういう理解が正しい、という自信は無いけれど、自分の中ではその理解が一番しっくりくる。 ザ・ロック様ことドウェイン・ジョンソンが、どんな危機も持ち前の肉体で乗り越えてみせ、あまりに強すぎるので本作では、義足というハンディキャップを与えられているけれど、その設定は殆ど機能しておらず、見てるうちにそんな事忘れちゃう。むしろ、義足は外すと便利な道具にもなる、ってか。別に義足である必要も無さそうだけど。 ムキムキ男が苦も無く高所に登ってみせても、そりゃ登れるでしょう、としか思えなくって。さらには、何かと高所で宙ぶらりんになって見せる。でも、例えば高所で「不安な足元」でも見せられりゃ少しはヒヤリとするものを、こんな風に当たり前のように宙づりになって見せられると、正直、全く落ちそうな気がしない。こういうのも全く機能していない。 そもそも、肝心の舞台となる高層ビル、この程度の描写ではまるで愛着も思い入れも湧かず、最初から最後まで「見知らぬビル」でしかなくって。どの部分がどう燃えて、どう危機なのか。 ここまで淡泊だと、もしかして、カントクさんが意に沿わない映画作りを強いられ、しょうがないので一通りソレっぽいアクションを織り込んでプロデューサーの目を胡麻化しつつ、わざとトコトンつまらない作品として仕上げたのではないか。という理解が正しいという自信は皆無だけれど、自分の中ではその理解が一番しっくりくる、かも。
[地上波(吹替)] 4点(2021-01-11 13:21:54)
118.  スマホを落としただけなのに 《ネタバレ》 
説明ゼリフ乱発で、演じている俳優さんたちも喋りづらそう、高橋メアリージュンは普通に演技がヘタなだけだと思うけど、他の皆さんについては、見ててちょっと気の毒にすらなってきます。テーマがテーマだけに、スマホ犯罪への心構えを説いた啓発ビデオを見ているような気分にも少しなってきちゃいますが。 そういった部分も含めてコレ、本当に、見ている人を怖がらせようという気があるんですかね?? ピントをワザと外してるんじゃないか、と思えてくるセリフと言動の数々。明らかに盗み撮りされた浮気(?)の映像を見て、相手をなじるのも結構だけど、そもそも盗撮が誰の仕業か気にならないのか? ストーカー疑惑をかけられたバカリズムが、自分は無実だと反発して腹立てるのも結構だけど、そもそも自分の成りすましが存在していることにそんな無頓着でいいのか? これではまるで、登場人物全員が、犯人の存在を知りつつも、わざとそれを無視しているかのような。 しまいにゃ、犯人と対峙するクライマックスで、犯人とは無関係な、自身の身の上話をトクトクと語り始める北川景子、ここまで犯人を無視してくれれば、もはやアッパレです。しかもこの時間稼ぎのお陰で、警察も易々と到着が間に合ってしまう、という展開、もはや「コワイ映画」にしようという気は、全く無さそうですね。 普通の映画ならヒロインが怯えるところであろう、遊園地における犯人との対峙シーンで、北川景子は途轍もなくキツく冷たい視線を犯人に投げかけ、この時点で犯人の存在感は半分以上無くなっちゃってます。母親に「私の人生を返せ」と言われ続けてきた犯人と、行きがかりとは言え結果的に他人の人生を奪った形となった主人公との差、みたいなもんでしょうか。犯人も、屋内で貞子スタイルをしている時にはそれなりに不気味でそれなりに存在感を出すけれど、女装が解けるとどうも調子が出ないようで。 だからこれは女性の映画なんだ、とか何とか、私も本気でそんなことを思っている訳じゃないのに、何となく中田秀夫監督というところから逆算してそんなことを書こうとしてしまう自分が、ヤだなあ、などと思ったり。
[地上波(邦画)] 4点(2020-03-01 15:12:03)(良:1票)
119.  スノーホワイト(2012)
白雪姫をアクション映画にアレンジしまくった作品ですが、いやはや、「毒リンゴ食ったら、メッチャ強くなりました」ってのは、予想外も予想外。 毒リンゴで死んだのか気絶したのか、あっという間に生還した白雪姫はさっそくジャンヌ・ダルクに変貌。そりゃカッコいいけどさ、この展開に繋がるべきものが何もないので、いかにも唐突で、盛り上がりに欠けます。 っていうか、この作品、全体的に散漫で、すべてがその場その場の場当たり的、どこでどう気分を盛り上げていいのやら。カットしちゃって良さそうな場面がどこまでも続いて、長い長い2時間でした。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2016-10-08 10:59:54)(良:1票)
120.  スピーシーズ2
内容的には『スピーシーズ』の続編ですが、作らずもがなの続編をわざわざ作っちゃった点では、『ザ・フライ2』あたりの精神を引き継いでます。もし『スペースバンパイア』に続編が出来て、続編ではマチルダ・メイが人間になついてたら、やっぱりイヤだよね。というわけで本作は、設定の段階ですでに低空飛行が約束されていたのではないかと思われマス。
4点(2003-09-20 23:09:30)
030.08%
1190.49%
2411.06%
3731.89%
41614.16%
53619.33%
663116.30%
7122131.55%
888522.87%
93749.66%
101012.61%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS