1. スズメバチ
《ネタバレ》 仏ノワール物の変形にしては、かなり激しい銃撃戦で楽しめました。東欧マフイアのノクト・ビジョンを装備した軍隊モドキの攻撃は、執拗で恐怖感を煽ってくれました。▼珍しい装備が一杯出てきました。重要犯罪人護送に装甲車なみの護送車を使用する、鉄で出来た面靤、3つ目のノクト・ビジョンなどです。▼そのマフィアのボスの凄みも圧倒的で、指を食い込ませて頚動脈を切り裂き隊員を殺してしまうなどあっけにとられました。しかし、か細い女性にOOを潰されてしまい、苦悶の表情を浮かべたときには、其れまでの悪行の報いであると少しスッキリとしました。▼何がスズメバチかは分からずじまいでしたが、こんな映画も米国映画とは一味違って面白かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-02 20:10:07) |
2. スターダスト(2007)
《ネタバレ》 まさか、あのデ・ニーロが女装して踊る映画があったとは!それにしてもあの笑顔は「ワンス・アポンナタイム・イン・アメリカ」の最後の阿片窟で見せた恍愡たる 笑顔と同じでした。ミッシエル・ファイファーの誉れ高い美女が、あそこまでの醜悪な 魔法使いを演じるとは!ピィター・オトゥールが出てくるは、ナレーションがサー・イアン・マッケランであるは、この製作者のふとっぱらなのには、驚き呆れました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-12 00:58:59) |
3. スパイ・バウンド
《ネタバレ》 これだけの俳優をそろえた、最近のフレンチ・ノワールだと思って観たら、唯〃移動シーンばっかりの映画で、まったく題名が泣きます。まあ、あちこちにロケをした観光映画だと割り切って見ていました。しかし、フランスもつまらない映画を作るように成り下がってしまったのが残念です。 [DVD(字幕)] 2点(2008-03-05 00:12:42) |
4. ステップフォード・ワイフ(2004)
《ネタバレ》 わざわざ映画化するほどの題材とも思えない下らない映画と感じました。セレブな米国住宅地域のたわいない話で、その地域に入るのに門番がいた意味が判りました。そんな地域が本当にあるような気はします。脳内に埋め込まれたチップがあんなに簡単に溶解してしまうのは納得いきません。どうせなら感染者を全て奴隷化するウイルスでも作成してしまえば、良かったような・・・。美人が一杯だったので、3点計上です。 [DVD(字幕)] 3点(2007-12-21 00:41:38) |
5. ステルス
《ネタバレ》 新型ステルス戦闘機・超深部侵入機「エディ」が中心の映画でした。あるミリタリ雑誌に以下のような文が掲載された事がありました。「米国国民はベトナム戦争以後、強度の地上戦アレルギーに冒されてしまっている。そのため、以後のアフガン、ユーゴ、イラクでの戦争で完全勝利をものに出来ていない。空爆だけでは戦争に勝利することはできない。地上戦に巻き込まれても安全という保障が必要である。そのためには、日本アニメが原点のガンダム様戦闘ロボットが必要である」。この映画はその空爆だけの戦争の極致を表しているような気がしました。▼北朝鮮に墜落してもあんなに簡単に脱出できたり、シベリアの民間飛行基地に武器が隠匿されていたり、筋はまったくのしっちゃかめっちゃかでしたが、本当の黒幕にかなりの政府高官がからんでいたのは、どの国でも同じ事なのですね。まあ、こんな映画は、余り深く考えず、ただ画面の凄さを観ていれば良い映画なのでしょう。▼エンドロール終了後のスペシャル画面で、特攻で粉々になったはずのエディの電子頭脳部分のコア部分が赤く光り出したのは、「ターミネーター」で観たような・・・?続編を作るつもりか? [DVD(字幕)] 5点(2007-12-19 18:49:33) |
6. 300 <スリーハンドレッド>
《ネタバレ》 色々な観方、意見があるとは思いますが、これはアメコミの実写版と私は考えました。明らかに人物以外はCGが多用されている事は、アメコミのバックが日本の劇画とは異なり粗い事と重なるものだと思います。歌舞伎や能のようにけれんみたっぷりな所作・会話が多いのも仕方の無いことだと思われました。▼俳優さん達の肉体の鎧は、よくぞここまで作ったものだとあきれました。血飛沫が画面から飛んでくるような迫力は、初めてで新鮮に感じました。これら新しい映像は、それなりに評価できると考えます。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-28 10:00:32) |