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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2265
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1.  スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 《ネタバレ》 
 かなり好きです。  プロの暗殺者とFBIが入り乱れるバトルロワイアル的展開にずっと興奮しっぱなし。  暗殺者の紹介シーンも良かった。  『最高の二人組みだ。ある組織を壊滅させている。』に始まり、『破壊屋』の異名をもつアコスタ。北斗の拳から出張してきたかのようなトレモア兄弟。変装の達人で天才暗殺者ラズロ・スート。  どいつもこいつも個性的でイカしたキャラばかりです。  対するはFBI捜査官のメスナー(ライアン・レイノルズ)とカラザーズ(レイ・リオッタ)とその他大勢。  どちらかというとサイコパスなイメージのあるレイ・リオッタが、あえて真面目な捜査官。レイ・リオッタがわりと早く退場しちゃうのがもったいなかったけれど、エレベーター内での激闘は個人的に名シーン。アコスタと同乗したときに、まだ戦わないだろうと思っていたら、突然始まる殺し合い。この出し惜しみの無い容赦の無い感じがたまらないです。  トレモア兄弟が海辺で三人組を瞬殺するシーンも凄い。  この2つのシーンで、いつ誰が殺されてもおかしくないという緊張感ができあがったように思います。  レズッけのある女スナイパーの長距離射撃も見所。まじでかっこいいです。なにせ撃たれた人間がふっとびます。  いろいろ批判のあるストーリーですが、個人的には好きでした。  暗殺者たちのバトルに気をとられて深く考えずに見ていたので、まさかそんなからくりがあったとは驚きです。  まず息子ということにも驚きですが、息子の心臓を手に入れて自分に移植するためだったとは。心臓が欲しいとは、言葉通りの意味だったのですね。  そしてスパラッザの正体に二度びっくり。  殺し屋とFBIによる殺し合いだけでも十分面白いのに、それに加えてストーリー的面白さも用意されている。  ストーリーもアクションも全く手を抜かず、面白さを追求した極上のエンターテイメントです。
[DVD(字幕)] 9点(2021-07-25 16:46:16)
2.  ズートピア 《ネタバレ》 
 警官にあこがれる子供時代。警察学校での奮闘日記。ズートピアへの初上陸。初勤務。初逮捕。  『モンスターズ・ユニバーシティ』でも感じたことですが、ディズニーはこの『初めて』の描き方が最高に良い。私達が最も胸躍る『初めての瞬間』というものを、ここまで希望に溢れたタッチで描いてくれるのはディズニーだけかもしれません。  中盤からは次第にサスペンスタッチに。ディズニーらしからぬ緊張感。ホラー演出あり。陰謀あり。また、『刑事もの』『バディもの』としても非常によくできています。前半が『わくわく』の面白さなら、中盤以降は『ハラハラドキドキ』の面白さと言えそうです。  それは同時に、前半の良さが後半ではすっかり影を潜めてしまったとも言えます。特に、『夜のシーン』や『暗いシーン』が多くなりすぎたことで、せっかくの色彩豊かな美の世界が、後半ではほとんど見られないのが寂しい。これには、ジュディがズートピアに初めて訪れたときの、あまりにも美しすぎる世界の風景が、反動として効いているのもあると思います。要は、『もっとこの世界を見たい』と思わせておきながら、あまり見せてくれないことへの不満ですね。  序盤で肉食のキツネにいじめられるジュディ。かたや、ニックは子供の頃複数の草食動物から迫害を受けています。ライオン市長から虐げられているように見える羊の副市長が、実は全体の1割しかいない肉食動物をズートピアから排除しようと考えてます。マジョリティのマイノリティに対する在り方の危険性を痛烈に批判。子供のイジメはわかりやすい『数の暴力』。その延長線上に、大人の世界での迫害、ひいては虐殺があるのかもしれません。  更には、『人種』『宗教』『多種多様な価値観』、ズートピアはグローバル化の進んだ現在の世界を感じさせます。  『勇敢なウサギ』『正義感のあるキツネ』『支配欲が強い羊』『スピードをだしまくるナマケモノ』。あらゆる偏見に対する問いかけを、これだけソフトにわかりやすく教えてくれるエンターテイメント作品。まさに名作です。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2017-06-18 22:57:42)(良:1票)
3.  推手 《ネタバレ》 
 中国語と英語の両方が話せるアレックスとジェレミー。  中国語しか話せないアレックスの父、朱。  英語しか話せないアレックスの妻、マーサ。  昼間一緒にいるのは朱とマーサの二人だけ・・・・。  言葉の壁って思っていたより大きいんですね。  マーサは良い人です。もちろん朱も良い人です。  ですが言葉が通じないことと、文化がまるで違うことが、二人に、とりわけマーサにとっては大きな負担になってしまったんですね。  二人の間に立たされつづけるアレックスも、知らないうちにストレスをためこんでしまって。アレックスは本当に家族思いの良い夫、良い父、良い息子なのに。切ないです。  んー。アレックスの決断はやはり仕方がないのかもしれません。  思い切った勇気ある決断だったと思います。  暗くなっちゃいそうなストーリーですが、モラル、倫理感、思いやりのある人達ばかりなので、とても爽やかな仕上がりになっている良い映画です。  笑えるシーン、感動するシーン、泣けるシーン、すべてあります。  特にアレックスが、留置所の父を迎えに行ったときのシーン。  個人的に一番の見所です。きっと泣いちゃいますよ!
[DVD(字幕)] 9点(2012-06-10 10:03:07)
4.  スペースキャンプ 《ネタバレ》 
 理屈抜きで楽しめる映画は良いですね。実際に起こるわけがないことを、さも起こりそうな感じで実際に起こしちゃうのが映画の良いところだと思います。  実際に宇宙に出るまで40分以上かかります。多少のだらだら感はあるものの、それなりに楽しめます。上戸彩主演の「アテンション・プリーズ」に雰囲気が近いです。  そして一見無駄なこの40分があるからこそ、日常離れした後半が盛り上がるのだと思います。  宇宙に出るところからは見所ばかりですが、一番盛り上がったのは、モールス信号に気付くところですね。このときのロボットジンクス君の働きがすばらしい。ジンクスがマックスのためにいろいろ考えるシーンが大好きです。  チャラ男君がここぞというところでリーダー気質を見せるシーンも良かったです。  名シーンが多いので、子供向けではありますが、大人も楽しめる貴重な作品ではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 9点(2012-04-14 12:43:04)
5.  スプラッシュ 《ネタバレ》 
 久しぶりにファンタジーを見ました。ファンタジーは、発想や設定に頼って、脚本やストーリーがずさんになるものもありますが、これは全然違いました。  回転ドアや、箱自体をプレゼントと勘違いするシーンなど、笑いの演出は最高に好きです。ロブスターまるかじりも良かったです。  単なるコメディ、ファンタジーだけでなく、正体がばれてしまうシーンはちょっとしたサスペンスです。それからの周囲の対応も素早く、展開も速く、ストーリーのバランスが最高に良くて楽しめます。  27年前の作品ですが、古さをほとんど感じません。古臭さを感じるであろうまったりファンタジーを予想していたので、良い意味で期待を裏切られました。良い映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2011-11-13 14:57:47)(良:1票)
6.  スパルタンX
めっちゃ好き。元気でる。
[DVD(字幕)] 9点(2011-07-06 21:39:14)(良:2票)
7.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 
 とっても厳しいご意見が多いなか、旧シリーズを知らない私はおおいに楽しめました。  前作のように、カークがなし崩し的船長になっちゃうような不自然な流れはありません。  カークはもうすでにキャプテンで、仲間たちとある星を救うところから物語は始まります。このオープニングから見所満載。火山の迫力、それが一瞬で凍り付くシーン、そんなクライマックスのような見せ場を惜しげもなく導入部分で見せちゃう。最近の娯楽映画のよいところが出ているように感じました。  星を救い、仲間を救ったが、干渉するのは重大なルール違反。船長の任を解かれ、スポックとは離れ離れに。あーあと思いましたが、ここで新たな脅威襲来。だれも気付いていないなか、カーク一人だけがこの罠に気づいている展開が何気にアツい。  そう、今作はストーリーがイケています。マーカスとハリソン(カーン)という二大悪を用意。更にはその二大悪同士が敵同士という設定。マーカスもハリソンもそれぞれ陰謀があるから、ストーリーが二転三転して面白い。前作とは違い、中盤以降はとにかく目が離せません。  アクションシーンで好きなのは、ハリソンがグリンゴン相手に無双するシーン。  正直ここでのハリソンはかっちょよく、そしてなんか理性を感じ、そんなハリソンが仲間なのかと思わせるほどにマーカス提督は極悪。でもマーカス提督が極悪にならざるをえないほどハリソンは超危険人物で。  旧作のスター・トレックを知らない身としては今作単体での評価とはなりますが、非常に面白かったデス。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-07-10 01:04:03)(良:1票)
8.  スリーデイズ 《ネタバレ》 
 昔見た『逃亡者』の家族バージョンみたいな印象。  「自分」+「妻」+「子供」なので、逃亡の難易度としてはこちらのほうが高い。  冤罪ものっていうのはよほど上手に作ってくれないと、フラストレーションのほうがはるかに勝っちゃって楽しめるもんも楽しめなくなっちゃいます。  最後は無事ベネズエラに逃亡できるわけですが、妻は完全に潔白。にも関わらず、家、仕事、財産、祖国を失い、異国の地で家族3人再出発をしなければならない、これはハッピーエンドなんでしょうか。私は腹が立ちます。  最後にベテラン刑事がもう一度現場で真相をつかみそうになるのですが、あと一歩のところでちぎれたボタンに気づかず。いや、そこは気付いてくれても良かったのではないかな。再捜査が始まる終わり方にしてくれれば希望も持てるし溜飲も下がるってものです。  よってオチ、着地点は気に入らない部分が大いにあるのですが、逃亡劇が始まる中盤~ラスト、ここがとにかく面白い。  緊張感は終始途切れず、それでいて準備段階では失敗ばかりだったラッセル・クロウ演じる父親のスーパーマンぶりに否が応にもテンションが上がります。  見知らぬ老夫婦を同乗させることで見事検問を突破したり、あえて警察に見つかりそうなところに不正解の証拠(ゴミ袋)を配置してミスリードしたり、とにかくその頭の良さにしびれます。  それにしても他の映画でとにかく無能に描かれがちな警察が、こーゆー映画になるとやたら優秀になっちゃうのが嫌になりますね。そんなに簡単に見つかるかいっていうくらい、人込みの中何度も遠目でジョンを見つけてしまう黒人刑事。これは逆ご都合主義の典型的な悪い例と言っていいんじゃないでしょうか。ここまで警察有利に事が運ぶとハラハラよりイライラが勝ってそこはマイナス。  最後に、お金を手に入れるために人を殺しちゃったのは残念です。たとえ相手が悪党でもそこは人を殺さずにスマートに資金を調達してほしかった。奥さんの殺人容疑の冤罪を信じる夫が殺人を犯すってのがちょっとね・・・
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-11-30 20:56:58)(良:1票)
9.  スカイ・ハイ(2005) 《ネタバレ》 
 こーゆー学園ヒーローもの、大好きなんですよ。よって採点はかなり甘め。  わかりやすいながらも、道徳性を含んだストーリー。この辺りはさすがディズニー。  汎用性の高い能力を持った『ヒーロー組』。マニアックな能力の『サイドキック組』。個人の性格や人格、努力が入り込む余地は無く、『才能』のみで『勝ち組』と『負け組』に二分される社会。スーパーヒーローである主人公の父親でさえ、その社会通念に支配されています。それに対し、主人公や幼馴染の女の子は、『力』がありながらも、その決まりきった慣習に疑問を投げかけるわけです。『本当にそれは正しいことなのか。』『そもそもヒーローとは。』ってね。  最終的にこの作品では、『力を持つもの=ヒーロー』という図式を崩していきます。ヒーローとしての資質は、その心のあり方が大事なのだと。そして終盤の戦いでは、サイド・キック組が一見役に立ちそうにない能力で活躍します。つまり、どんな才能を持っているかより、持っている才能をどう活かすかが大事だと教えてくれているんですね。そーゆー結論を押し付けがましくない程度に、エンタメにポップに表現しちゃうディズニーはやっぱイイ。  まあいろいろ言いましたが、こーゆー作品はもう難しいこと抜き。『楽しい』か『楽しくない』か。それが大事。そーいった意味では、『スカイ・ハイ』は間違いなく楽しい。見ていてずっとわくわくします。色彩豊かでバラエティに富んだ極上のエンターテイメント作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-07-22 04:08:06)(良:1票)
10.  スコア 《ネタバレ》 
 地味で爽快感には欠けるが、中盤からクライマックスにかけての緊張感がたまらない作品。  映画のほとんどがロバート・デ・ニーロとエドワード・ノートンのやりとりで進められます。  エドワード・ノートン演じるジャックがニック(ロバート・デ・ニーロ)を裏切るのは予想がつきますが、それを含めても面白いです。  ストーリーは真新しいものではありません。  金庫破りのプロが、マックスからの依頼で、得体の知れないやつと組まされ、三千万ドル相当の品を盗み出します。  ジャックは警備システム全般を担当、ニックが潜入+強奪を担当。シンプルかつ簡潔。フィールドも限定的です。  だからこそわかりやすく、緊張感がひしひしと伝わってきます。  ジャックは知的障害の清掃員を装っているため、職員からはまるで警戒されず動き放題。そのジャックの面倒を見ているダニーおじいさん。このダニーに、作戦の準備をしているジャックの姿を見られそうになるたびに、緊張がはしります。  この辺りの演出、そしてエドワード・ノートンの演技が抜群にうまいのです。  新感覚、新しいジャンルの映画が次々と創作されていく中で、こういう手堅くて硬派、でもエンターテイメントとして見応えのある作品に出会えるのは得した気分になります。  『隠れた名作』って言ってもいいんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 8点(2016-11-11 01:35:00)(良:1票)
11.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 《ネタバレ》 
 Ⅳより好きです。Ⅳより好きな理由として、  ①ストーリー展開が速く、緊張感がある。  ②AT-ATという歩行型兵器といい、ヨーダの住む惑星ダゴバといい、空中都市といい、ヴィジュアルがかなりアツイ。  ③ファルコンが隠れていたのは、実はモンスターの腹の中だった。とか、ランドについていったら、そこにいたのはダースベイダーだった。とか、サプライズが多い。  ④なんかスターウォーズっぽい。  といったことが挙げられます。  ドラマ性が強く、プロットがしっかりしていて、大変見ごたえがあります。  また、前作ではチャンバラのシーンで中だるみを感じてしまったのですが、本作ではチャンバラのキレとスピードが格段に良くなっています。  ただちょっとびっくりする部分も。皆を助けに来たはずのルークを置いてけぼりにして、レイア姫たちが脱出しちゃったのはいささかひきました。  それと、これは完全に自分が悪いのですが、  『オビ・ワンから父親のことを聞いていないのか。』  『お前が殺した。』  『違う。私がお前の父親だ。』  のシーンを見たとき、Ⅰ~Ⅲを先に見てしまったことを死ぬほど後悔しました。
[DVD(字幕)] 8点(2016-01-23 06:30:41)(良:1票)
12.  スモール・ソルジャーズ 《ネタバレ》 
 かなり好きです。何が良いのかと聞かれたら、『とにかくこんなんが好き』としか答えようがない面白さなんです。はっきり言っていろいろ考えずに、ただこのヴィジュアルとノリを楽しみました。  まあ、少し欲を言うならば、ゴーゴーナイトとコマンドー達の戦いをもう少し見てみたかったというのはあります。それぐらいゴーゴーナイトのキャラデザインと個性は光っています。もっと見せてほしかった。もちろん、『人間対おもちゃ』の図式も、それはそれで随分面白かったのですが。  それにしても、ゴーゴーナイトの『私達は負けるようにプログラムされている』という台詞がなんとも切ないですね。そしてすぐに隠れるゴーゴーナイト。いいなあ。  人間という立場から見ると、『コマンドー=悪』『ゴーゴーナイト=善』という図式がはっきり見てとれますが、本来のコンセプトは逆。そう考えると、主観的になった場合、なにが善で何が悪かってのは、誰にもわからないもんかもしれません。  ただのエンターテイメントに終わらない素晴らしいエンターテイメント作品ですね。
[DVD(字幕)] 8点(2014-06-24 15:19:58)
13.  スクリーマーズ 《ネタバレ》 
 これってやはり『B級』になっちゃうんですね。個人的には『A級』レベルの魅力を放つ作品でした。  この世界観、臨場感。娯楽作品でありながら、SFでありながら、この世界と真剣に向き合えるだけのクオリティが備わっていることが素晴らしいじゃありませんか。  近代的かつ退廃的。絶望的な世界の中に存在する、まるで明るい未来を予感させてくれるような脱出用シャトルの造形美。こういうコントラストの効いた作品ってかなり好きです。  アクション・ホラー・SFの良い点をバランス良くミックスさせたような作品で、個人的には『ブレードランナー』や『エイリアン』よりかはこちらのほうが好きです。  お約束ながら、自分の留守中に基地が全滅させられるっていうのは、この手のタイプのホラーでは一番アツイ展開ですね!  この作品ってシリーズ化はされていないんですか?だとしたらもったいないなー。  私の一番好きなスクリーマーは、タイプ1でもなければ、2でも3でも4でもない、地面の中を突き進むやつです。あいつは最高です。
[DVD(字幕)] 8点(2014-05-03 21:42:13)
14.  スクリーム(1996) 《ネタバレ》 
 なんかコメディと思い込んでしまっていたので、導入の本格さに本気でびびりました。なんてこった。まじめか!しかも殺人鬼が窓破って飛び込んでくるシーンと、連れがドアをバーンて開けて入ってくるミラクルが偶然重なって、鼻から心臓飛び出すかと思いました。  このタイプの映画で犯人探しなんてきっと意味ないから、はなから探す気なんてなかったんですけどね。気付いたら犯人探しやっちゃってますね(笑)2人いるとは思わんかったな・・・。最初、何故かテイタム(ローズ・マッゴーワン)が怪しいと思っていました。  スピード感、テンポ、ノリ、恐怖演出、どれも過剰すぎず適度なバランスで非常に見やすく楽しいです。怖がらせ、惑わせ、ちょいちょい笑わせ、映画トークで「にやっ」とさせる、こーゆー映画は理屈抜きにほんと好きです。続編も楽しみです。  ってゆーか、あまりに有名な映画すぎて見たことある気になっていたのですが、全く見たことがなかったです。その点が一番驚きでした。ジェイソン並に有名な衣装ですから、勝手に見た気になっていたんでしょうね。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-04-13 22:24:10)(良:2票)
15.  推定無罪 《ネタバレ》 
 原作未読です。  落ち着いた雰囲気の中にも、異常に感情的な一面を出すことがあるハリソンフォードの演技は個人的にはかなり好きです。仕事では冷静かつやり手でも、プライベートになると情けないキャラが非常によく描けていたと思います。特に、キャロラインがラスティを誘惑するまでと、ラスティに出世欲がないとわかってから、キャロラインとラスティの主導権が逆転していく様子は凄くわかりやすかった。微妙な心理の変化を、誰が見てもわかるように伝えようとする映画にはとても好感が持てます。  「誰が真犯人なのか?」というミステリーを内包しながら進んでいく裁判もなかなか良かったと思います。証拠となる物証が多すぎるうえに、通話記録を隠すようにうっかり頼んでしまうというミスを犯していて、ラスティにとって圧倒的に不利な裁判であったにもかかわらず、凄腕弁護士とだめだめ検事のパワーバランスを利用して裁判を好転させていく様子はなかなか見ごたえがありました。特に、Bファイルを裁判で何度も持ち出し、Bファイルに関する賄賂の汚職があったラレン判事に密かに圧力をかけていく反則技は見事でした。今までの伏線がまさかそんな形で活きてくるとは・・・!  動揺した様子を見せようとしないまま、早々に裁判を切り上げようとするラスティ判事もリアリティがあってナイスです。  ラストには賛否両論あるようですが、僕も血の着いたハンマーを見つけた時点、もしくは洗っているところでエンドロール、としていれば、この映画の評価はまた違ったものになったと思います。余韻は大事。説明しすぎは蛇足です。 
[DVD(字幕)] 8点(2013-05-02 17:15:26)(良:1票)
16.  スリーメン&ベビー 《ネタバレ》 
 テンポがよく、笑いのつぼをよく押さえていて、ドラマとしてもきちんとまとまっている素晴らしい作品です。正直何で借りようと思ったのか忘れちゃったくらい、全く期待せずに観たもんだから、もう大満足です。  なにしろ大人3人が、ばたばたしながら少しずつメアリーに感情移入していくもんだから、その光景が微笑ましすぎてたまらんです。その男3人とメアリーをとりまく周りの人達の、あたたかく見守る優しいまなざしが、また良い。  ラストも個人的には最高のハッピーエンド。「四人で面倒見りゃいいじゃん。」と思っていたらその通りになったのでびっくり。  めでたし。めでたし。  いや、ほんと良かった。  ※少年は停止してよく見てみたのですが、何かの立て看板っぽい感じで、生きている感じはしなかったです。無機物っぽかった。ジャックの所有物かと思ってまったく気にせず最後まで観たので、みなさんのレビュー見てなんだか無性に怖くなりました。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-04 06:07:13)
17.  好きっていいなよ。 《ネタバレ》 
 原作を途中まで読んでいるので鑑賞してみました。  ここでの評価があまりに低かったものですから、もちろん期待はしていませんでしたが、なかなかどうして良かったです。  大和は原作に比べるとチャラチャラ、へらへらしすぎで魅力に欠けますね。  ですが大和以外のメンバーはかなり原作に近く作りこまれていたように思います。  肝心の原作が、たいして面白いエピソードもなければ大きな事件もないので、そもそも映画には不向きの題材かもしれません。  でもぼっちの主人公が次第に周囲の人たち溶け込んでいく原作の良さはしっかり出ていました。  個人的には原作でも映画でも、めいと愛子の関係性が結構好き。今作の愛子はかなり原作に近いキャラに仕上がっていて良かったです。愛子役の足立梨花は良い仕事をしたと思います。  まあ、基本この映画は主演ふたりのイチャイチャを延々と見るだけですから、万人向けとは言えないでしょう。  ただ冒頭15分でも川口春奈を魅力的に感じたならば、見る価値はあるかと思います。  私はこーゆーオーソドックスな恋愛ものは好きだし、川口春奈が終始かわいかったので、ずっとにこにこしながら見ていましたよ。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2024-04-05 03:20:07)
18.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 
 なーんか『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』みたいな映画ですねぇ。  個人的にはこーゆー寄せ集め集団が活躍するストーリーは大好きなので楽しめました。  1人1人は小粒でも、それぞれの個性を活かして活躍するっていうのが楽しいじゃないですか。  それに、悪人たちでチームを結成するというノリも好き。  毒を以って毒を制すというのが良いです。  ただ今作、その悪人ヒーローたちの敵っていうのが、スーサイド・スクワッドに入れようとしていたメンバーなんですよねー。エンチャントレスとかいう魔女?  「こいつだけめっちゃチートじゃん。他のメンバーとの実力差えげつなくない?」  って思っていたら、案の定あっさり裏切りラスボスに。  ・・・・え?じゃあこれって、最悪のマッチポンプ案件じゃん。  そーなってくると、気分的にちょっと盛り上がらないと言いますか・・・・。  それに相手が強力すぎて、最終決戦では炎を出す人以外、まるで戦力になっていないのが残念。  スーサイド・スクワッドのデビュー戦にしては、エンチャントレス姉弟はちょっと強すぎ。  もっと大規模なテロ集団とか、世界的な武器密輸グループとか、凶悪な犯罪者集団相手に無双させたほうが良かったのでは。  それに、この映画見る前は、もっと『ヒャッハー』な人たちを想像していたのですが、実際はそーでもなく、意外とまともな義理人情に動かされちゃう人たちばかり。もっとぶっとんだ悪人ヒーローを見たかったなぁ。  ただ、終始ワクワクして見られたし、中盤のザコ相手の戦いはとても楽しかったので、良しとしましょう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-12-24 22:16:26)(良:1票)
19.  スティング
 これはFBIが偽物だって気づいちゃうかどうかが重要。  私はFBIが出てきた時点で、「ああ、これも仕込みなんだろうな・・・」となんとなく勘付いちゃったせいで、ハラハラすべきところでハラハラできず、どんでん返しがどんでん返しになりませんでした。だから、「あ、もうここで終わり?」と、割とあっさり終わっちゃった印象です。映画そのものは終始楽しく見られたんですけどね。  裏社会の大物をみんなで騙しちゃおうってスタンスは好き。競馬の取引所?を作っちゃうっていうアイデアが大胆ですごい。大勢のエキストラを集めて、みんな楽しそうで、こっちも仲間になった気分でワクワクしちゃいます。  でも気になる点もいくつかあって・・・。  例えば、ロネガンが建物を出てからすぐに演技をやめちゃうみなさん。危なくない?「忘れ物をした」って、ガチャッてドア開けられたら終わりですよ?  それにロネガンはフッカーの顔を知らないとはいえ、手下の殺し屋グループはフッカーの住居を特定しているんですよね?ロネガンがフッカーを車で送ったときに、ロネガンがフッカーの正体に気づかないなんて変じゃない?自分がなんか見落としてんのかなぁ・・。  そんで、個人的には殺し屋のみなさまの存在が、なんとなくこの作品にはジャマだなぁって。前半のほうだけ出てくるならまだしも、結構ずっと出てくる。でも中盤以降は、ロネガンをいかに騙すかっていうストーリーで盛り上がっているんだから、殺し屋サスペンスは不純物じゃない?スナイダーだけで十分でしょ。  ついでに言うと、そもそもフッカーがロネガンの組織の人間から、売上金をだまし取ったことが事の発端。それで命を狙われるのは自業自得だし、ロネガンに復讐するっていうのは筋違いでは?  冒頭詐欺で稼いだ金も、バカみたいな賭博で一瞬でスッちゃって。どうもはじめのうちはフッカーという人物にあまり好感が持てなかったので、ちょっと気持ちが乗り遅れた感じはしました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-09-08 02:43:20)
20.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
 え?館長って挙手制なの?ってところで、「ああ、この映画は肩の力を抜いて気楽に見るものだ・・」と思いました。  オープニングがなかなかシリアスな入りでしたので、なんだかめっちゃ真面目な感じで見てました。  ちなみにオリジナルのスタートレックは未見。今作がスター・トレック初挑戦です。  スター・トレックを見たことがなかったので楽しめないんじゃないかと、正直あんまり期待はしていませんでした。ですが、初見の人でも楽しめるような作風で、予想以上に良かったです。オープニングでいきなりひきこまれました。  で、ストーリーはというと・・・やれやれ、また過去改変ものかと・・・。SFっていうだけで、やたら過去や未来をいったりきたりしがち。あまり好きではないんですよね。ただ、今作はかなりわかりやすいストーリーにしてありましたから、まだ見やすかったです。  要は未来のスポックがロミュラン人のネロから逆恨みされて母星を破壊されちゃうお話。で、ネロはそれだけだと腹の虫がおさまらず、連邦政府は皆殺しじゃ~、まずは地球からじゃ~っ、ブラックホールで全部消し去ってくれるわ~。って感じ。  で、まあそれを阻止しようと・・・。  それ以上にお話しが広がるわけではありませんので、決して面白いとかのめり込むタイプのストーリーではなく・・・。  ただ見方を変えれば、ストーリーが単純だからこそ、難しく考えず、迫力ある映像に没頭できるという良さもあります。  そう、この映画、見所は多い。  まずオープニング。ワープ後、待ち伏せされて襲撃されるとこ。氷の惑星で謎の生物に襲われるとこ。  どれも違った迫力、魅力があり、こーゆーアトラクション的楽しさを満喫できるのもSFの醍醐味のひとつだなぁ、と思う次第です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-07-02 13:34:28)
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